Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

相手の策を破れず(10/31大分対浦和)

2020-10-31 17:47:05 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ大分戦は、0-0の引き分けに終わりました。大分は予想通りの3-6-1でしたが、前半の入り方は浦和の長所を消しに行くものでした。自陣に5-4-1でブロックを引き、浦和のボール回しを自陣側に限定させながら、隙を見つけて攻めに行くやり方でした。この手を浦和は破れませんでした。特に前半の内容は悪く、パスの出しどころがなくてバックパスが続く、じりじりする展開でした。

特に前半の大分が良かったのは、セカンドボールの回収でした。大分ボールのCKやFKは何度かありましたが、それを浦和がクリアした後の回収がことごとく大分ボールで、たまたま相手の決定力不足に救われたものの、前半の内容だけ見ていれば負け試合の内容でした。GK西川が、何度かピンチを止めてくれたことが希望でした。

また、大分はチーム全体の運動量を多くしており、浦和のエベルトンや長澤がボールを持っているところで、FWの知念まで守備に参加させてボールを奪っていました。そういう、局面でのボールの奪い方は片野坂サッカーのノウハウのようで、浦和のスルーパスに対してうまく体を入れて守るなどは戦術が消化できている印象を受けました。

このままではじり貧と見た浦和は、後半流れを変えてきました。前半は思うように使えていなかった右MFのマルティノスのところにボールが入るようになってきました。彼の個人技次第ではチャンスもありましたが、大分のCBが高さで興梠や武藤にボールを入れさせず、浦和はやむなく2トップをレオナルドと杉本に入れ替えてきます。

後半の浦和は、あれほど苦しんだ前半が嘘のように、ボールを回しセカンドボールも拾えるようになってきました。大分の運動量が落ちたことも理由でしょうが、相手FW野村のシュートがクロスバーをヒットした大ピンチもありました。最後は、杉本の頭に合わせるロングボールでパワープレーも見せた浦和ですが、ゴールはならず0-0の引き分けに終わりました。

この試合は勝ち点1こそ確保しましたが、相手に引かれたときの対応に課題を残しました。浦和のサッカーは縦へのスピードを生かしたいので、スペースがないときにどう崩すかのバリエーションは欲しいところです。この日、エベルトンや山中がミドルシュートを狙ったものの大きく外した場面もあり、そういうシュートを枠に飛ばすのも課題でしょう。
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清武弘嗣の記憶

2020-10-30 23:03:49 | 他チーム
セレッソ大阪が相手ということで、何とか写真を狙いたかったのは、写真のMF清武弘嗣選手です。今はC大阪に在籍する普通のMFという印象ですが、海外でも活躍し一時はスペインリーグの名門、セビージャにも在籍したことがあります。セビージャといえば前園が行くつもりでいたものの移籍が流れたというチームなので、日本人初のセビージャ在籍で前園越えを果たした印象です。

清武弘嗣といえば、大分で頭角を現した選手の一人です。当時の大分は若手育成で成果を出しており、ユースから昇格した清武弘嗣にも出番が与えられ、入団2年目の2009年には23試合出場3得点と主力選手になります。もっとも、当時の大分が財政難で主力選手を放出せざるを得なかったこともあって、C大阪に移籍加入してきます。

その後はC大阪で、当時ドイツのドルトムントに移籍した香川真司の穴を埋める活躍を見せ、背番号も13からチームのレジェンドである森島がつけていた8番に変わります。もっとも、C大阪では8番をつけると移籍するという「ジンクス?」があり、五輪代表での活躍で価値が高騰したこともあって、ドイツのニュルンベルクに移籍します。

海外ではニュルンベルク、ハノーファー、セビージャに在籍しました。この頃が清武弘嗣の全盛期で、私が清武弘嗣のプレーで最も覚えているのは2016年11月のロシアW杯最終予選のサウジアラビア戦です。当時、4-3-3のシステムを引くハリル監督時代の日本でトップ下で先発した清武弘嗣ですが、彼のミドルシュートが相手のハンドとなりPKを得て、これを清武弘嗣自身が決めて、このW杯の大一番を勝利に導く原動力となりました。

ポジションはトップ下かサイドハーフです。代表でのプレーを見た記憶ではトップ下の方がいい印象で、シュートレンジが長いので点に絡めるMFとしての強みがありました。代表では43試合5得点と、主力選手としてプレーしましたが、ロシアW杯への出場は叶いませんでした。今はC大阪で左のサイドハーフに入っています。

C大阪に呼び戻したときに、セビージャに払った移籍金が6億円だったことが異例でした。それだけC大阪が、自チームから海外に出て行った選手は戻ってきて欲しいと、誠意を見せた移籍でした。まだ30歳で、これからのサッカー人生が良いものであるよう願っています。
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高木俊幸の記憶

2020-10-29 22:09:02 | 他チーム
先日のC大阪戦、相手選手で写真に収めておきたかったのは、元浦和FW高木俊幸選手でした。一時は4-4-2のサイドハーフでポジションを確保していた彼ですが、今は山形から加入の坂元の台頭もあってベンチスタートが多くなっています。ちょうど思い出すきっかけになったので、高木俊幸選手の記憶を書きます。

高木俊幸は、ユース時代を東京Vで過ごします。弟二人もプロサッカー選手というスポーツ一家で、元大洋ホエールズの内野手だった高木豊氏を父に持ちます。父の現役時代は覚えていないという高木俊幸ですが、プロ選手としての心構えは父から聞いたと、テレビ埼玉の番組でコメントしていました。

高木俊幸のブレイクは、東京Vから清水への移籍でした。当時、清水に元イラン代表監督のゴトビ監督が就任するタイミングで、4-3-3の左サイドのFWに抜擢されたことでスターダムにのし上がりました。彼の持っているスピードを生かしながら突破で点に絡む、ウイングとしての活躍ぶりは評価されていました。

浦和移籍は2015年です。当時の浦和はミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ)監督が率いており、3-6-1のシャドーとしての期待でした。移籍1年目はポジションをつかめませんでしたが、2年目のシーズンが彼の二度目のブレイクになります。ちょうど、興梠のリオデジャネイロ五輪出場で攻撃的な位置が一つ空いていたタイミングで、守備にも走れる運動量を生かしてシャドーに定着し、ルヴァン杯優勝に大きく貢献します。

しかし、翌2017年は苦いシーズンになりました。キャンプで足の指の骨折で出遅れ、治った頃にミシャが解任され、彼の得意なシャドーというポジションがなくなるという逆風が吹きました。4-1-4-1を基本にした堀監督は、サイドのウイングには武藤とラファエル・シルバを固定し、高木俊幸の出番はほとんどなくなることになります。

そのシーズン限りでC大阪に去り、浦和在籍はわずか3年でした。もっとも、浦和でも主力選手だった時期もあるなど、浦和に貢献してくれた思い出は十分です。彼の残りのサッカー人生が良いものであるよう、願わずにはいられません。
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気合で投げる(浜屋将太)

2020-10-28 22:35:34 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、先発浜屋が6回途中まで1失点と粘り、木村の2ランと栗山の2点タイムリー2塁打の4点を守り切って、楽天に4-3と辛くも逃げ切りました。勝ちパターンの継投の、平良と増田がソロ本塁打で失点という、課題も出た試合ですが、今日は先発して3勝目を挙げたドラフト2位ルーキー、浜屋将太投手を取り上げます。

浜屋は鹿児島県の出身で、地元の樟南高校で甲子園出場の経歴があります。決勝戦で6回から10イニングをロングリリーフして、無失点に抑えて再試合に持ち込み、その再試合を勝っての甲子園出場でした。高校卒業後に社会人の三菱日立パワーシステムズに進み、2年目から戦力になり、都市対抗野球でも2度先発してチームのベスト8に貢献しています。

彼は平日の試合で先発するので、その投球をじっくり見る機会は少なかったですが、今日見て感じるのは「気合で投げる投手だ」という印象です。左腕という有利さはありますが、ストレートの球速は140km台半ばと、今のプロ野球ではそれほど速い部類ではありません。それでも、強気にストレートを投げ込んで空振りを取りに行く、勝負度胸はプロ向きです。

彼の投げ方は、昔広島カープにいた大野豊投手を思い出すようなフォームで、体を目いっぱい使って投げ込みます。左腕なので牽制球が上手いという特徴もあり、今日の試合では俊足の小深田を牽制球で誘い出してアウトにしています。今日はピンチも多かったものの、気合で勝ったようで、フライを打たせてピンチをしのいでいました。

課題としては、無駄な四死球を減らすことでしょう。まだまだ、6回あたりになって体力が落ちてくるとコントロールが乱れます。今日は二死一三塁のピンチでリリーフの宮川哲が後続を断ってくれたので勝ち投手になれましたが、まだまだ一年間ローテーションを守るには向上が必要です。それでも、先発投手陣が崩壊状態だった西武投手陣に現れた救世主の一人で、来年もローテーションに入って勝ちを計算できる投手になれるよう、期待しています。
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大分戦プレビュー

2020-10-27 22:14:49 | 浦和レッズ
今度の土曜日、浦和はアウェイの昭和電工ドーム大分で、大分トリニータと対戦します。大分は前回の埼スタでの対戦では3-6-1で来ており、前節のG大阪戦のメンバーを見る限りではその布陣の継続と思われます。前回対戦では1トップの伊佐は目立たなかったものの、シャドーから出てくる三平と小塚の動きが捕まえにくく、嫌な相手でした。

また、前回対戦で左サイドに起点を作られた、香川勇気選手は練習中に半月板損傷の重傷を負い、この浦和戦には出場しません。もっとも、前回対戦では途中出場の田中達也選手(元浦和の田中達也とは同姓同名の別人)も左サイドで機能しており、サイドとシャドーをバランス良く使ってくる大分の良さは出てくると思われます。

浦和としては、久しぶりに3バックの相手です。浦和の好調のマルティノスと汰木に数的優位を確保するために、アウトサイドが自陣に引いて5バック気味に戦う可能性もあります。4バックの相手とは違って、逆サイドにロングボールを蹴ってサイドハーフを走らせても、3バックのアウトサイドの位置に相手がいれば間に合います。

浦和との前回対戦では、2-1で浦和が勝利しています。もっとも、内容を見るとやりたいサッカーを見せたのは大分の方で、浦和は数少ないチャンスで、大分の一瞬の隙にうまくつけこめたからの勝利です。そのときとはチーム状態も違い、浦和は今が絶好調というタイミングなので、不用意なカウンターを受けないように気を付けながら、攻めての勝利を期待したいです。

大分には、去年ホーム、アウェイともに敗れています。ちょうどACLの試合の前後で、浦和のチームコンディションが悪かったタイミングでしたが、嫌な相手という思いは持っています。それを払拭するような、いい内容で勝利して、混戦になっている中位グループの中で少しでも上に行ければと願っています。
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関口訓充の記憶

2020-10-26 22:49:05 | 他チーム
先日のベガルタ仙台戦で、相手で写真を撮りたかった選手がいました。写真のMF関口訓充選手です。サブ組が目の前でボールを回していたので、これほどのアップを撮ることができました。35歳とベテランの関口ですが、一時浦和にも在籍していたことがあるので、ちょっと思い入れがありました。

関口はJ2時代からベガルタ仙台で右MFを務めていました。当時の仙台は右MFに関口、左MFに梁勇基を置いていてJ2では一目置かれていて、天皇杯で敵地Nack5スタジアムで当時J1の大宮を破った試合を見ていました。関口はJ1昇格後も仙台でプレーしますが、2013年にACLを控えて右アウトサイド候補を探していた浦和が完全移籍で獲得します。

当時の浦和の右アウトサイドは平川がレギュラーでした。体力型で守備の強い平川と違うタイプが欲しかったミシャの意図は理解でき、関口は攻撃力を生かすアウトサイドという期待でした。もともと攻撃的MFなので、クロスの精度は高く、2013年のルヴァン杯準決勝の川崎戦で興梠の頭に合わせる絶妙なクロスを上げる活躍をしています。

もっとも、アウトサイドは攻守両面で効く必要のあるポジションです。関口にとって苦手だったのは守備でした。翌2014年はその守備面での弱点を狙われ、空けたスペースを相手に使われる場面も見られて出番を減らすことになります。この年限りで浦和を去った関口は、4-4-2でサイドハーフを置く、仙台時代と同じ戦術のC大阪に移籍することになります。

C大阪では、サイドハーフとして起用されていましたが、チームのJ2降格など苦難も味わいます。C大阪を戦力外になり、古巣仙台に最後の活躍の場を求めますが、攻撃面で切れのある走りができる能力は今でも維持しています。先日の浦和戦でも途中出場ながら出番もあり、点も取れる攻撃的MFとして、もう一花を期待したいです。
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秋晴れの彩湖

2020-10-25 19:48:43 | 埼玉
午前中寝ているという、ヘタレ状態の私でしたが、午後に彩湖周辺の散歩に行ってきました。カメラ片手に、秋の風物詩を探しに、7km近い距離を歩いてきました。歩き回るにはちょうど良い気候で、公園も家族連れでにぎわっていました。



























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C大阪戦マニアック分析

2020-10-25 14:22:02 | 浦和レッズ
ビハインドになったC大阪が攻めに出たことで、後半のゲームは攻め合いの様相となります。C大阪がCKを何本か取って攻めますが、浦和もFW武藤の攻撃力を生かしてシュートを放ちます。58分の武藤のヘディングシュートは惜しくも外れますが、浦和としては攻めながら時間を経過させる、悪くない戦いぶりです。

先に動いたのはC大阪で、DFの瀬古を下げてボランチの藤田を入れ、木本をCBに下げてきます。この交代は1枚イエローカードをもらっている瀬古を下げるという意味のほかに、藤田のロングスローを使いたいという意図もあります。さらに、この日はあまり効いていなかったFWの奥埜を下げてFWにブルーノ・メンデスを入れてきます。Bメンデスの高さを使いたい様子で、68分にヘディングシュートも出ています。

浦和は69分、2トップをそっくり入れ替え、FWにレオナルドと杉本を入れてきます。相手が前に出てくるタイミングで、ポジショニングの良いレオナルドを入れると効くのは、前節の仙台戦を見てもよくわかります。レオナルドはいきなり汰木のドリブル突破からゴール前でフリーになっており、強烈なシュートを放ち、GKが止めたところにマルティノスが詰めて浦和に3点目が入ります。

この失点を受けて、C大阪は残りの交代枠をすべて使い、MF西川、MF高木俊幸、DF小池を入れて、Bメンデスの1トップの4-1-4-1に布陣を変更してきました。しかし、この交代は当たりませんでした。浦和としては、右サイドを仕掛けていた坂元と、ドリブルのある豊川がいなくなったのはありがたく、C大阪がボールを持つもののどう出していいか迷っているように見えました。

浦和はしっかり2ラインを引いて守りながら、レオナルドを生かしたカウンターを仕掛ければよく、レオナルドが何度か抜け出して好機を作ります。結果的には決まらなかったものの、攻撃で時間を使うのはリードする側にとっては良く、危なげない展開に持ち込んで逃げ切り、試合は3-1でホーム浦和の勝利に終わりました。

この勝利は大きく、仙台戦で見せた攻撃がこの日も機能しました。サイドの汰木、マルティノスが効いている、浦和としては理想的な展開です。少し試合の間隔が空いてくるので、この攻撃はこれからも使えそうで、今後の浦和の戦いを楽しみにしています。









































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裏狙いの成功(10/24浦和対C大阪)

2020-10-24 23:37:05 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。夜遅いので、とりあえず写真だけ貼っておきます。

以下翌日追記

開始から様子を見ると、浦和は仙台戦で成功したように、縦パスにマルティノスや汰木を走らせる攻めを見せてきました。これに対し、C大阪はさすがJ1で2位の強豪で、右MFの坂元にボールを集めてドリブルで仕掛けてきました。この攻めで、浦和の左SBの山中は持ち味の攻撃参加を控え、坂元のマークに付かざるを得なくなります。

FKを何度も与え、ピンチが続いた浦和でしたが、先制点はC大阪に入ります。浦和が攻めのときに使う常套手段である、西川のロングボールを橋岡の頭に合わせる攻めを狙われました。C大阪はCBもこなせる木本をボランチで起用しており、木本が橋岡にヘディングで勝ったことによってカウンターになり、FW豊川が岩波のマークを振り切ってC大阪に先制点が入りました。

浦和としては、C大阪が得意にしている2ラインを引いて守る攻めを崩して、早めに同点に追いついておくことが必要になってきました。この日の浦和は汰木やマルティノスにボールが入ったときのフォローが早く、攻めに人数をかけて攻撃を完結することができていました。29分に山中のクロスにマルティノスが珍しいヘディングシュートで反撃すると、32分に汰木のドリブルを相手DF瀬古がファウルしてPKになります。

このPKは興梠が蹴り、GKキム・ジンヒョンにコースを読まれながらもゴール左に決めて、浦和は1-1の同点に追いつきます。その後はC大阪が攻め、CKを何本か取って攻めてきますが、浦和は興梠も守備に参加させるゾーン守備で防ぎます。均衡が破れたのは43分、マルティノスの左クロスがクリアされたところにフォローした山中のロングシュートが、相手DF瀬古に当たってコースが変わってゴールになります。

このゴールで流れは変わり、その後2分あった前半のロスタイムは浦和が攻め、マルティノスの個人技で仕掛けてCKを取り、そのCKはクリアされたものの岩波が再度クロスを入れ、槙野とGKが競ったもののGKが処理して、前半は2-1と浦和のリードで折り返します。浦和としては、坂元のドリブルを抑えながら縦パス主体の攻めでボールを持て、セカンドボールも拾えていい内容の前半でした。

後半についてはマニアック分析で補足します。

























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C大阪戦プレビュー

2020-10-22 22:11:40 | 浦和レッズ
明後日の土曜日、浦和はホーム埼玉スタジアムで、セレッソ大阪と対戦します。C大阪は今季2位と好調の相手で、前節は横浜FMを4-1で破っています。スペイン人のロティーナ監督が、チームに守備の意識を徹底したことで守備が安定し、今季の好調につなげています。若手の瀬古と、ヨニッチで固めているCBは強いと思われます。

また、今季のC大阪はJ2山形から移籍の右MF坂元がレギュラーに定着しています。彼の活躍で、元浦和FWの高木俊幸がベンチに回されるほどで、点の取れるMFとして今季はブレイクしています。また、仙台時代はボランチだった奥埜をFWにコンバートして、奥埜のゴールが増えるなどロティーナ監督の手は成功しています。

浦和との対戦は、ヤンマースタジアム長居で3-0でC大阪が勝っています。前半は0-0でしのいだものの、後半頭に都倉のヘディングで失点し流れを止められませんでした。もっとも、C大阪というチームは前からプレッシャーに来る相手ではなく、自陣に2ラインを引く戦い方という浦和と似ている4-4-2なので、少ない攻めの機会でどちらの守備が先に破れるかという勝負になると思います。

それでも、C大阪にリードを許してしまうと、この相手はFWまで守備に参加して粘れるチームなので逃げ切る可能性は高いと思われます。浦和としては、前回の対戦でも得られたCKが勝負のポイントでしょう。また、仙台戦で成功したように、長いボールを相手DFラインの裏へ出して汰木やマルティノスを走らせる攻めも考えられます。

ようやく、仙台戦で6-0という会心の勝利を得て勢いに乗りかけている浦和ですが、この相手は難敵でしょう。それを突破することがあれば、順位表の5位までは勝ち点5差と混戦なので、上に行く可能性も出てきます。サポーターとしては勝利を期待して、埼玉スタジアムのスタンドに座っている予定です。
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