Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

CBの穴(7/18G大阪対浦和)

2010-07-18 22:00:56 | 浦和レッズ
この試合は、山田暢久にとっては踏んだり蹴ったりの試合になりました。G大阪の2点目のオウンゴールでは遠藤の縦回転のボールの軌道を読みきれず、頭の後ろに当ててしまう痛恨のミスを犯した上、最後は一発退場で次節出場停止です。やはり坪井と山田暢久のCBでは1年持たないのではと思っていた開幕前の不安が当たってしまった格好です。

しかし、山田暢久を「戦犯」にしないよう、チームメイト達は頑張りました。いつものワンタッチゴールながら、エジミウソンの先制ゴールはポンテのパスに走り込んだ平川からいいクロスが上がった練習通りの形ですし、最後の同点ゴールも柏木のCKにエジミウソンがあわせた、これも狙い通りの形です。

そういう積み重ねがありながら、この試合が勝ち点0に終わったことはどうも釈然としません。テレビなので、エジミウソンのゴールが決まってから遠藤の決勝点の間にリプレーが入っていたので、何が起こったかわからないのが残念ですが、浦和はどうやら同点にしたことで勝ち点1を狙いに行ったと思います。その判断は正しいと思います。

その根拠は阿部勇樹を最終ラインに入れて4バック気味に戻していたことから推測できますが、それまで前がかっていた最終ラインの意識が急には変わらなかったらしく、相手左サイドに進出した武井に楽にボールキープをされています。結果的には遠藤云々よりこの武井へのプレスの甘さが敗因になり、いいサッカーはするが戦い方はうまくないというフィンケサッカーの「伝統?」が出てしまった格好です。

ただ、それでも0-1で負けるよりはずっと得るものはあった敗戦で、田中達也もサイドのスペースをうまく使っていましたし、エジミウソンも守備にまで奮戦しています。サッカーのリーグ戦はトータルで見ればだいたい幸運と不運は同等の確率で起きますから、次は内容が悪くても勝てるかもしれません。

テレビ観戦の上、自分自身の体調もベストではないという状況(まさかNACK5スタジアムへ大宮駅から歩く程度が堪えるとは思いませんでした)だったので、正直これだけで今の浦和を論じきることはできないと思っています。次に埼スタに来たときの内容で、フィンケ監督が少しは中断期間中にチーム状態を上げることができたか、判断したいと思います。
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G大阪戦プレビュー

2010-07-18 15:34:21 | 浦和レッズ
既にW杯明けの試合を消化しているチームもありますが、浦和にとっては今日のG大阪戦が中断明け最初の試合です。浦和は中断期間中は意欲的にオーストリアキャンプで東欧のチームと練習試合を行い、新布陣の4-1-4-1を試したとの報道です。

しかし、PSMの草津戦の敗戦、水原(韓国)戦のスコアレスドローを見る限り、あまり成果は出ていないと見るべきでしょう。代表帰りの阿部勇樹が入ることで、どれだけチームが変わるかが一つのポイントです。

また、埼玉新聞の情報によれば柏木がコンディション不良でしばらく練習を休んでいたようです。遠征には帯同しますが、スタメンはなさそうです。どうやらフィンケ監督の構想だった4-1-4-1は単純に割り切ると細貝に替えて山田直輝を入れる攻撃的布陣のようです。

しかし、インサイドハーフの候補だった柏木の離脱が事実なら、普通に細貝を戻してダブルボランチが予想できます。楽しみなのはやはり山田直輝のプレーで、昨年見せてくれた広い範囲を動き回る運動量が戻っているかに期待しています。

対戦相手のG大阪は、現時点での順位こそ暫定12位と下位にいますが、まったく侮ることはできません。磐田からイ・グノを補強して、平井も得点ランキング2位の活躍です。これまでのG大阪の強さの要因だった「FW王国」は健在とみています。

播戸、山崎が抜けたため、ベンチに置いて流れを変えられる選手が、今のメンバーでは佐々木くらいですが、Jリーグ最長期間の指揮を執る名将西野監督が、このままずるずると行くとは思えません。

遠藤はW杯の疲労を考慮されて前節の京都戦を欠場しましたが、浦和戦は出場の予定という話です。W杯のデンマーク戦で決めた伝説のFKが、今日は出ないように願っています。
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