昨日のU-20女子代表の準々決勝の韓国戦、トップ下にさばくタイプの田中陽子ではなく、ドリブラーの柴田を入れていた吉田監督の采配が的中しました。柴田は上背こそ低いものの相手DFに思い切って仕掛けるのが売り物で、ヤングなでしこはまた別のオプションも用意していたかと感心しています。
また、柴田はスペースへの飛び出しとミドルで2点取ったこともすばらしかったですが、前半は守備でも効いていました。体力面を考えると、U-20の女子に男子のフル代表と同じ面積のフィールドはやはり厳しく、後半はどうしても間延びして韓国にカウンターを浴びましたが、前半韓国の攻めを抑えていたのは柴田を中心とした前からのチェックでした。
ヤングなでしこの持ち味である、ペナルティエリアに人数を掛けてニアで一人潰れてファーサイドの選手が決める形も田中陽子の3点目で見ることができました。切れ込んだ高木、潰れた西川、決めた田中陽子それぞれが役割を果たした練習通りのゴールだったと思います。
ヤングなでしこの課題はカウンターに対する弱さです。後半、4-2-3-1の布陣を引くヤングなでしこはボランチの「2」と攻撃的MFの「3」のところが空きました。これだと「3」の両サイドがボールを奪われるとカウンターの餌食になります。韓国が2ラインをコンパクトに引くサッカーをしていたので、このサッカーは縦に速く攻められることにヤングなでしこサイドは早く気づくべきでした。
しかし、横山や道上をベンチスタートにできるほど選手層が厚くなっているヤングなでしこの今後の戦いは楽しみです。ここまで来たら優勝はもちろん期待していて、地元開催の利を生かして欲しいと思います。
また、柴田はスペースへの飛び出しとミドルで2点取ったこともすばらしかったですが、前半は守備でも効いていました。体力面を考えると、U-20の女子に男子のフル代表と同じ面積のフィールドはやはり厳しく、後半はどうしても間延びして韓国にカウンターを浴びましたが、前半韓国の攻めを抑えていたのは柴田を中心とした前からのチェックでした。
ヤングなでしこの持ち味である、ペナルティエリアに人数を掛けてニアで一人潰れてファーサイドの選手が決める形も田中陽子の3点目で見ることができました。切れ込んだ高木、潰れた西川、決めた田中陽子それぞれが役割を果たした練習通りのゴールだったと思います。
ヤングなでしこの課題はカウンターに対する弱さです。後半、4-2-3-1の布陣を引くヤングなでしこはボランチの「2」と攻撃的MFの「3」のところが空きました。これだと「3」の両サイドがボールを奪われるとカウンターの餌食になります。韓国が2ラインをコンパクトに引くサッカーをしていたので、このサッカーは縦に速く攻められることにヤングなでしこサイドは早く気づくべきでした。
しかし、横山や道上をベンチスタートにできるほど選手層が厚くなっているヤングなでしこの今後の戦いは楽しみです。ここまで来たら優勝はもちろん期待していて、地元開催の利を生かして欲しいと思います。