Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

小回りが効いたトップ下(U-20日本対韓国)

2012-08-31 22:01:26 | レディース
昨日のU-20女子代表の準々決勝の韓国戦、トップ下にさばくタイプの田中陽子ではなく、ドリブラーの柴田を入れていた吉田監督の采配が的中しました。柴田は上背こそ低いものの相手DFに思い切って仕掛けるのが売り物で、ヤングなでしこはまた別のオプションも用意していたかと感心しています。

また、柴田はスペースへの飛び出しとミドルで2点取ったこともすばらしかったですが、前半は守備でも効いていました。体力面を考えると、U-20の女子に男子のフル代表と同じ面積のフィールドはやはり厳しく、後半はどうしても間延びして韓国にカウンターを浴びましたが、前半韓国の攻めを抑えていたのは柴田を中心とした前からのチェックでした。

ヤングなでしこの持ち味である、ペナルティエリアに人数を掛けてニアで一人潰れてファーサイドの選手が決める形も田中陽子の3点目で見ることができました。切れ込んだ高木、潰れた西川、決めた田中陽子それぞれが役割を果たした練習通りのゴールだったと思います。

ヤングなでしこの課題はカウンターに対する弱さです。後半、4-2-3-1の布陣を引くヤングなでしこはボランチの「2」と攻撃的MFの「3」のところが空きました。これだと「3」の両サイドがボールを奪われるとカウンターの餌食になります。韓国が2ラインをコンパクトに引くサッカーをしていたので、このサッカーは縦に速く攻められることにヤングなでしこサイドは早く気づくべきでした。

しかし、横山や道上をベンチスタートにできるほど選手層が厚くなっているヤングなでしこの今後の戦いは楽しみです。ここまで来たら優勝はもちろん期待していて、地元開催の利を生かして欲しいと思います。
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関塚監督退任

2012-08-31 18:16:05 | ワールドサッカー
今日は、穴埋めネタで今日日本協会から退任が発表になった五輪代表監督の関塚隆氏の思い出です。関塚監督はザッケローニ監督率いるA代表のコーチも兼任していたので、コーチで残る可能性もありましたが、関塚氏がクラブチームの監督に意欲を示しているので退任になりました。

関塚監督といえば川崎FをJ2から育て上げ、J1でも屈指の強豪にした手腕は確かです。名監督には育成型と用兵型の二通りがありますが、関塚監督の場合両方ともできる監督だと思います。中村憲剛を代表レベルに育て上げたり、ジュニーニョをJ2とJ1の両方で得点王にしたのも関塚監督の手腕だと思います。

五輪代表監督としては、J1の選手が呼べずJ2と大学生の混成チームだった広州アジア大会で優勝したのも光っています。適材適所という意味では課題があった反町監督時代とは違って、関塚監督はスピード型ながらウイングに不向きな永井を1トップで起用して結果を出したのは評価しています。

また、東も関塚監督が育てた選手の一人だと思います。広州アジア大会当時はJ2大分所属の選手でしたが、トップ下の位置でボールが持てるセカンドストライカー的な長所を見抜いた関塚監督が起用して、本大会までトップ下のポジションを守る活躍ぶりでした。

また、五輪本大会の初戦で当たるスペインに対し、本気で勝つつもりで準備していたことも評価しています。今回は欧州選手権の優勝メンバーをオーバーエージで3人入れていたスペインは優勝候補でしたが、以前アテネ五輪でCロナウドを入れて優勝を狙ったポルトガルが1次リーグで敗退したように、欧州選手権と五輪の両立は難しいものです。

相手が日本を甘く見ていて、永井のスピードを知らなかったのがスペインのマルティネスの退場につながった事情はあるにせよ、オーバーエージで吉田と徳永を入れて最終ラインを固めていたのは見事成功しました。

五輪のような、既にプロという同世代の選手たちと、6試合も実戦をこなせたのはメダルこそ取れなかったとはいえ大きな成果で、再度Jの監督になるなら高額のオファーが届くでしょう。川崎時代に健康面で一度監督を辞任しているのはネックになるかもしれませんが、攻守の切り替えの速さでいいチームを作った関塚采配はまたどこかのチームで見てみたいです。
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大宮戦プレビュー

2012-08-29 18:43:33 | 浦和レッズ
今日はネタがないので、少し早いですが今週末の大宮戦のプレビュー記事を書きます。前回のNACK5スタジアムでの大宮戦は0-2で敗れており、去年の埼玉スタジアムでも0-1で敗れている苦手です。ただ、この2連敗は鈴木前監督時代のものです。

今回、大宮の監督は以前千葉を躍進させたこともあるスロベニア人のベルデニック監督で、新外国人にスロベニア人のズラタンとノバコビッチを加えています。ズラタンは南アフリカW杯で1得点を決めており、ノバコビッチもドイツの名門1FCケルンでプレーしていたなど実績は十分ですが、コンディションが十分ではないらしくベンチスタートが続いています。

浦和としてはこの両スロベニア人を恐れるより、高い能力を持っていたラファエルがブラジルに帰国した戦力ダウンを喜んだ方がいいかもしれません。ベルデニック態勢になってからの大宮は見ていませんが、チョ・ヨンチョル、東と能力の高いMFはいるので、FW次第のチームと思います。

また、大宮で注目するとすればカルリーニョスの飛距離の長いキックも楽しみです。ボランチで起用されるかサイドハーフかはわかりませんが、長い距離を正確に通せる能力は高いと思います。

浦和としては、この大宮戦を勝てば他力ながら首位に立てる可能性がある大事な試合です。上位チームが思うように勝てないので、今季のJリーグは混戦になっており、昨年ぎりぎりで残留した浦和にこんなチャンスが巡ってくるとは思っていませんでした。

浦和の攻守の切り替えで4-1-5気味にするサッカーは既に他チームには覚えられているでしょう。この切り替えでミスをしないことが重要で、しっかり4-1-5を作ってしまえば、相手は意外と前からは来ません。

そうすれば、両アウトサイドが空いてマークしにくい浦和のサッカーが機能する可能性が高くなります。柏木が出られるかは情報がありませんが、梅崎のシャドーや宇賀神のアウトサイドも機能しているので、楽しみにしています。
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打った瞬間わかる(カブレラ)

2012-08-28 18:44:15 | 他スポーツ
この夏場の時期は全試合ナイトゲームなので、浦和戦1試合しか見られないので、サッカーネタは砂漠の状態です。そのため、穴埋めネタで野球から昔話を引っ張ってきます。西武ライオンズの4番を長く務めた長距離砲のアレックス・カブレラ選手の思い出です。

カブレラは来日前はアリゾナ・ダイヤモンドバックスのマイナーリーグに所属していましたが、当時から打球の飛距離には絶対の自信がある選手でした。当時のチームメイトも「あいつなら日本で成功できるだろうね」と太鼓判を押していました。

カブレラの打球の特徴はそのスピードです。45度の角度でトップスピードで飛んでいく打球は、スタンドを確認しなくてもホームランとわかるほどでした。年間50本のホームランを期待できたカブレラは、女性のウエスト並みと言われた太い腕を豪快に振り回すフルスイングが売り物でした。

また、当時の西武には5番にも長距離砲の和田一浩がいたのもいい影響がありました。カブレラを歩かせてしまうと和田にいいところで打たれてしまうので、このカブレラと和田のコンビは長く西武の中軸を張っていました。

ただ、カブレラは年俸が毎年のように上がり続け、ピーク時は5億円に達していました。それと同時にホームランの数が減っていき、30本台まで落ちてしまいました。これくらいの成績なら3Aから連れてきた4番でも可能だろうと判断されてカブレラはオリックスに移籍しました。

それでも、西武ドームにカブレラ地蔵が立つなど人気選手だったのは間違いなく、中南米の国際大会で並み居るメジャーリーガーを押し退けてベネズエラの4番を打つなど、実力も国際レベルでした。

そのフルスイングゆえに三振も多かったですが、あれだけのライナーホームランを打ってくれればそんなイメージは消え、カブレラのホームランを見に西武ドームに通ったファンも多かったでしょう。

その系図は中村剛也に受け継がれ、今のファンは中村剛也のホームランが見たいと西武ドームに通っているでしょう。カブレラと比べると打率が低いですが、ホームランの魅力は十分あります。
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猶本光る(U-20日本対スイス)

2012-08-27 19:51:26 | レディース
この試合は、FKで2点取った田中陽子の活躍が大きかったですが、ボランチの猶本の活躍も重要でした。この試合は普段組んでいる藤田が体調不良で欠場して、本来攻撃的MFの田中陽子とダブルボランチを組んでいたので、猶本に守備的な仕事が多くなると予想していました。

スイスは2連敗で既に敗退が決まっていましたが、日本相手にカウンターで点を取ろうとして、中盤の5人を真横に並べる布陣で取ったら縦に速く攻めようという意図は感じました。そのカウンターを止めたのが体はさほど大きくない猶本で、フィジカルより技術でボールを奪えるのはスケールの大きさを感じます。

この猶本の活躍が効いて、スイスの攻めはつながらず日本の一方的なゲームになりました。田中陽子のFKが決まるまでには30分ほどかかっていますが、横山や田中美南の両サイドハーフも攻撃に絡んでおり、負ける気はまったくしない試合でした。

猶本自身はU-20代表に行ったら身体能力では勝負できないので、よほど努力しないと代表には定着できないと危機感を持っているコメントをしていますが、4点目のPKは猶本自身の個人技で取ったものですし、セットプレーを蹴る田中陽子の方が目立つとはいえ、猶本の技術もなかなかのものです。

この試合は最終ラインの選手にとっては比較的楽な試合になりました。スイスが攻撃を1枚しか残しておらず、日本が比較的苦手にしているサイドチェンジのボールも蹴ってきませんでした。NZ戦でファーサイドの選手が空く課題もうまく修正できたと思います。

次の相手は韓国になりました。韓国は女子W杯の出場権を逃すなど、強豪ひしめく東アジア地域では遅れた存在と思っていましたが、U-17W杯で日本に勝って優勝するなど、この年代では強豪です。

技術は高いが戦い方があまりうまくないヤングなでしこにとっては比較的やりにくい相手だと思います。優勝を目指すには最初の壁だと思いますが、是非突破を期待したいです。
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縦に強いMF(梅崎司)

2012-08-26 15:44:07 | 浦和レッズ
昨日の清水戦のMOMは1得点1PK奪取の梅崎司選手で間違いないと思います。浦和に来てからは負傷がちだったので、体力面は不安視していましたが、夏場になっても運動量は落ちず、体力も結構あるところを見せています。

梅崎は大分のユースの出身で、10代の頃から大分で試合に出ていたのでベテランのようなイメージがありますが、1987年生まれとまだ若い選手です。浦和に移籍してきたときは靭帯断裂で離脱していたポンテの代役としての期待でしたが、生粋のゲームメーカーのポンテとサイドアタッカーの梅崎ではタイプが違い、オジェック監督は梅崎を使わず2試合で解任されています。

後任のエンゲルス監督は梅崎の長所を見抜いていたのでチャンスでした。トップ下に置いてはいましたが、梅崎は左右どちらのサイドも仕掛けられて、左右両足でクロスを上げられるので、サイドに流れる自由を与えたら持ち味が出ました。

しかし、ポンテ復帰後の柏戦で失点につながるミスをしたことで外され、しばらく浦和のトップ下はポンテのものでした。その後の梅崎は負傷がちになり、昨年堀監督がサイドアタッカーで起用したのは久々の輝きでした。たぶん、梅崎が好調だったので、残留争いを勝ち抜くため堀監督が起用した「梅崎システム」だったと思います。

今季は3バックのミシャが就任したので、梅崎を入れるなら柏木や山田直輝、ポポら候補者がたくさんいる2シャドーの一角かと予想していました。しかし、ミシャは早い時期から戦術練習を始めたので、右アウトサイド平川、左アウトサイド梅崎はキャンプ二日目から現在に至るまでほとんど固定されていました。

攻撃力が売り物の梅崎とバランスを取るため、右を守備力のある平川にしているのはミシャの工夫ですが、梅崎がここまでアウトサイドで機能するとは想像以上でした。浦和のサッカーが4バックの相手に対しマークしにくいという事実が明らかになったので、アウトサイドの梅崎の攻撃力は浦和の売り物の一つになっています。

クロスを上げるだけでなく、スピードでフリーになるのも梅崎の売り物の一つで、縦に出されたパスには喜んで駆け上がっていきます。その後の決定力には課題もありますが、今季このままの調子を維持すればミシャサッカーで成長した選手の代表格に挙げられると思います。
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縦に速く(8/25清水対浦和)

2012-08-26 12:51:06 | 浦和レッズ
この試合は浦和のいいところが存分に発揮された試合です。先制点も相手ボールのCKのこぼれ球を奪ってから縦に速く攻めて、梅崎からサイドの平川にロングボールを通して折り返しを再び梅崎が詰めた理想的な形です。

相手のDFのヨンアピンと李記帝が出場停止で急造最終ラインだった事情はありますが、浦和の勝ちパターンの2シャドーに入れるカウンターを機能させられたことは自信になると思います。

梅崎はシャドーで出たときに以前はアウトサイドの癖が出てサイドに開いていることがありました。しかし、どうやらシャドーに慣れてきたらしく、真ん中にポジションを取ることができるようになっています。ただ、キープする柏木やマルシオとはタイプが違い、梅崎はスペースに反応するタイプなので、劣勢の展開で引かれたら苦しいかもしれませんが、梅崎なりのシャドーの動きはできてきたと思います。

夏場の暑さ対策としては、ミシャはアウトサイドが特にきついと思っているようです。今回、平川を最初に野田と替えたのは攻撃も守備もやるアウトサイドの負担を考慮したものでしょう。

課題もあります。それは後半の戦いぶりです。相手が後半の頭から高原を入れてから、高原にトップ下気味の位置でキープされたことです。今季の浦和は守備のときは5バックにしてもいいことになっていますが、少し引いた位置にはスペースがあり、そこを利用するあたりはさすがベテランの高原です。

結果的にはシュート数では清水が上回り、浦和の後半のシュートは1本だけでした。清水は高木俊幸が意欲的にシュートを放ち効いていましたが、強引に遠目から打つことが多く、後半の苦戦を考えても浦和の勝利は必然だったと思います。

これで黒ユニで未勝利だった嫌なジンクスも断ち切ることができて、首位とも勝ち点2差に縮める勝利になりました。難敵清水から勝ち点6を取れたのも嬉しく、しばらく喜んでいようと思います。
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やってみるもの(吉田麻也)

2012-08-25 17:07:11 | ワールドサッカー
吉田麻也選手はザッケローニ率いる日本代表では不動のCBですが、現在の所属チームはオランダリーグでも1部残留がやっとのVVVフェンロで、正直ここでプレーしていてもトップレベルのチームからのオファーは期待できそうもないと思っていました。

中村俊輔がスコットランドのトップチームのセルティックに移籍できたのは、日本代表のコンフェデレーション杯を当時のストラカン監督が見ていたからで、吉田も代表で活躍するしかトップチームのオファーを引き出す方法はないと思っていました。そう思っていたら、関塚ジャパンの五輪代表のオーバーエージという意外な道がありました。

男子の五輪代表なら、活躍次第でオファーも期待できますし、特に今回は欧州のスカウトが行きやすい英国ですから、吉田の名前はスカウトの印象に残ったはずです。それが効いたのか、今回オファーが届いたのはプレミアリーグに昇格したサウサンプトンでした。移籍が実現すれば李忠成と同僚になります。

吉田本人も移籍には前向きで、イングランドということになれば対戦相手はルーニー(イングランド代表)やバロテッリ(イタリア代表)ですから、このあたりを抑えればイングランドでもトップレベルからオファーが来てもおかしくはありません。五輪代表での吉田はすっかりディフェンスリーダーの出来だったので、あのレベルのプレーができればサウサンプトンでポジションを確保することはできそうに思えます。

吉田には点が取れるというもう一つの長所もあるので、得意のセットプレーで活躍できればインパクトを残せるかもしれません。アジアの代表戦よりはサウサンプトンの方がスカウトも見ていますから、ついにここまで来たかという思いもあります。体格的に日本人には不利なDFで世界トップレベルにのしあがれば、代表の底上げにもつながりますし、期待しています。
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清水戦プレビュー

2012-08-24 18:39:36 | 浦和レッズ
最近、夏場の移籍市場で動くチームが多くなったので戦力がわかりにくくなっています。清水も韓国人のFWを補強していますが、プレースタイルはわかりません。ユースから昇格した石毛もスタメンで起用されていました。逆にCBの岩下をG大阪に引き抜かれるなど、だいぶ戦力的には変化しています。

この試合は浦和にとっては苦手の日本平ではなくエコパの開催で、静岡ダービーなら別ですが、浦和戦なら満員にはならないので、相手の応援に気圧される心配はなさそうです。清水といえば小野伸二を見たい気持ちはありますが、最近はベンチスタートが多くなっています。

浦和は前節の鹿島戦で柏木に代わってデスポトビッチが投入されたのが謎の交代という印象を受けましたが、どうやら負傷交代だったらしく、清水戦の出場は微妙という報道です。最初はアウトサイドの癖が残っていた梅崎が次第に2シャドーに慣れてきたので、夏場は梅崎のシャドー、宇賀神のアウトサイドでしのぐ試合が多くなりそうです。

しかし、梅崎も宇賀神も体は切れているので、前節宇賀神がミドルを決めたような一撃が決まれば、浦和優位にゲームを運べます。今季の浦和は苦しくなって5バック気味になって押し込まれる時間も目に付きますが、カウンターでうまく時間を使えれば逆に得点機になりますし、そういうときが浦和の2シャドーが生きる時間だと思います。

浦和で気になるのは累積警告で、今節は梅崎と鈴木啓太がリーチです。今のところ柏木とマルシオの出場停止は同じ試合になりませんでしたが、梅崎と鈴木啓太が同じ試合で出場停止になると浦和は苦しいです。イエローカードは必死の守備でなってしまうので、なるなといってももらうときはもらってしまいますが、何とかそうならないように気をつけて欲しいと思います。
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ユースレベルの戦い(U-20日本対ニュージーランド)

2012-08-23 20:21:57 | レディース
昨日のヤングなでしこの戦い、思わぬ苦戦を強いられました。結果は引き分けで勝ち点1を取っておきましたから、最悪の結果ではありませんでしたが、やはりユース代表だけに、A代表のなでしこに比べると戦い方はうまくないことを実感せざるを得ません。

昨日注目選手に挙げた道上は得意のヘディングで同点ゴールを決めましたが、序盤に何度か決定機を外しているので、手放しでは評価できません。内容を見れば4-0くらいで勝てそうな試合だっただけに、ヤングなでしこの戦い方のまずさはどうしても印象に残ってしまいます。

特に戦い方のまずさを感じたのは2点目の失点の場面です。セカンドボールをNZに奪われて17番にカウンターを食らいますが、ヤングなでしこの守備は4枚残っていました。しかし、2枚ついていたはずの相手17番にどちらが当たるか意識が徹底しておらず、13番一枚しか残していないNZのFWにぴったり合う絶妙なクロスを上げられています。

この後で13番のシュートを止めていれば危なかったで済みますが、この13番にもCB2枚ついていながら、どちらが当たるか徹底せず、シュートを打たれてしまいます。

この2点目はヤングなでしこを苦しくしたのは間違いなく、NZが引いてくることを計算して、クロスを上げるタイプの仲田を下げてドリブラーの西川を入れる交代を前半のうちから行わざるを得なかったのは日本ベンチの誤算だったでしょう。

しかし、ヤングなでしこは前半のうちに田中陽子のゴールで1点返しておきました。サイドを突破してペナルティエリアの中に人数をかけるのはヤングなでしこの得点パターンで、引いて守っていたNZの守備から1点取っておいたことは後で効いてきます。

この人数をかけるヤングなでしこの得点パターンは、カウンターのピンチと表裏一体の関係で、確実にセカンドボールを拾えればいいですが、NZが拾って決定機という場面もありました。そのあたりもユースレベルの戦い方のまずさでもあります。

しかし、この引き分けで最終戦のスイス戦に勝てば決勝トーナメントという状況にできました。内容的には決して悪くないので、U-17で準優勝したのに続く快進撃を期待したいです。
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