Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

動けなかった浦和(6/30大分対浦和)

2019-06-30 22:32:20 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ大分戦は、0-2という完敗に終わりました。理由はやはりコンディション面が大きいです。もちろん、大槻監督もそれは理解しており、アウェイの韓国でスタメン出場している選手は西川、マウリシオ、槙野のみで、あとは思い切ってメンバーを入れ替えたスタメンで臨みました。それでも、今回のACLベスト16のレギュレーションを見ると、この大分戦が最もきつい試合になるのは予想できました。

しかし、今の浦和で、3-6-1で2シャドーを置くシステムを目指すには、シャドー候補が足りないという課題があります。今回は2シャドーにマルティノス、ナバウトを起用してきましたが、彼らはサイドからの崩しにこだわってしまい、1トップでポストプレーをする杉本からボールを受けてさばくという発想が足りなかった印象を受けます。

それでも、浦和は前半を0-0で折り返すことはできました。運動量なら持っているナバウトと、スピードのあるマルティノスで行けるところまで行って、どこかでベンチに置いている武藤と興梠を出して勝負しようというのが大槻監督の発想だったでしょう。しかし、その計算は後半6分の藤本のゴールで狂うことになります。

この場面、相手FW藤本はマウリシオの後ろに回り込むことに成功しており、DFライン裏へ見えない位置から走り込んでいました。ゴール前ではまったくのフリーで、彼の持っているトラップの技術からのシュートで、GK西川はノーチャンスのシュートでした。これで、大槻監督はすぐさま、マルティノスout武藤inの交代を打たざるを得なくなります。

この日の大分は雨模様で、湿度の高い厳しいコンディションでした。それも浦和の体力を奪ったのでしょう。後半半ばにあった飲水タイムの直後から、浦和の運動量ががっくりと落ちてきました。負けているから前から行きたいFW陣に対し、後ろの選手たちが高いラインをキープできなくなり、中盤のスペースが空いてきました。

その中盤の間延びが、決定的な2失点目につながりました。中盤で仕掛けた小林成豪に対し、浦和はDF4枚しか残っておらずチェックが遅れ、芸術的とも言えるミドルシュートを食らってしまいました。残念な結果ですが、この試合は一番きつい試合で、拾うのは難しい試合だったと振り返ざるを得ません。次にどんな試合をするかです。
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西武対オリックス、ギャラリー

2019-06-30 17:25:20 | 他スポーツ
昨日のオリックス戦で撮ってきた写真を貼っておきます。文章で書くことは書きましたが、平日でネタがないときに、選手ネタで紹介すると思います。


























金子侑司選手のホームランです。












意外にも見られた増井投手です。
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西武対オリックス11回戦

2019-06-29 23:00:57 | 他スポーツ
西武ドームに野球観戦に出かけていました。試合のレポートは明日書きますが、撮った写真を貼っておきます。

以下翌日追記

土曜日の西武ドームに出かけていました。西武先発は本田圭佑、オリックス先発は榊原と、どちらも見たことのない投手でした。そのため、立ち上がりは両投手がどういう持ち味があるかをチェックしました。本田圭佑はストレートは140kmちょうどくらいと、今のプロ野球界では決して速くないボールです。しかし、球速を3種類変えられる2種類のチェンジアップを持っており、ストレートを待っている相手にチェンジアップを投げてタイミングを外すのが狙いです。

130km台前後の速いチェンジアップと、110km前後の遅いチェンジアップの使い分け次第の投手なので、この投手をリードする森次第とも言えますが、この日はストレートのコントロールが非常に良かったと感じます。3ボールになっても、ストレートでカウントを整えられるので、四球で崩れることはなく、オリックス打線に凡打を打たせる彼の持ち味は出ました。

これに対し、オリックス先発榊原はストレートは145kmほど出ます。しかし、榊原はスライダーが高めに抜けることが多く、リズムに乗る前の1回に秋山翔吾に安打を打たれると、源田、外崎と続けて高めのスライダーを長打されていきなり2点を失う立ち上がりになります。この2点で、本田の投球にもいい影響があり、遅いチェンジアップこそ制球に苦しんだものの、速いチェンジアップはうまく決まっていました。

1回に1,2塁から中村剛也の併殺打でダメ押しができなかったので、試合は接戦になりそうな展開でした。3回に、ストレートを打った森のタイムリーで3点目を入れ、試合は3-0で5回まで進みます。西武優位ではあるものの、まだわからない展開です。勝負の分かれ目は6回の攻防でした。本田は少し疲れが見え、四球と安打で1死1,2塁のピンチを招きますが、スライダーを振らせて後続を断ちます。

これに対し、オリックスベンチは榊原を交代させ、リリーフに元ロッテのエース、成瀬を送ってきます。ロングリリーフを意図した交代のようでしたが、成瀬はストレートが最速138kmと球威が落ちており、中村剛也の2塁打をきっかけに愛斗のタイムリー、金子侑司の本塁打で6-0となり、試合は決まりました。

本田はこれで3勝目です。過去3年間一軍勝利がなかったので、3勝で十分ブレイクです。もちろん、本人は「現状維持ではダメ」と言うようにまだ成長意欲は持っており、今年7勝くらいできれば先発ローテーション定着もあると思います。














































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大分戦プレビュー

2019-06-29 22:35:44 | 浦和レッズ
明日、浦和はアウェイの昭和電工ドーム大分で、大分トリニータと対戦します。大分は去年のJ2で2位に入って昇格してきたチームで、開幕前は補強が地味だったことから多くの評論家が下位に予想していましたが、JFLから上がってきたエースストライカーの藤本ら、予想されていなかった選手が活躍して現在6位と上位につけています。

もっとも、浦和はこの相手に対し、一つアドバンテージを持っています。それは、大分のシャドーに入っているオナイウ阿道が、浦和からのレンタルという理由で浦和戦に出場できない契約になっているからです。ゴールも量産しているオナイウの不在は、大分にとっては相当痛い戦力ダウンのはずです。

戦術的には、映像を見ていないので不明ですが、選手の名前を見る限りでは3-6-1のようです。1トップにスピードのある藤本を置いて、彼のスピードを生かそうとするサッカーをしていると予想しています。浦和としては、ACLの韓国遠征帰りということでチームの疲労感は隠せない試合になると思うので、大分にできるだけいい形で走られないことが大事です。

もっとも、開幕戦のアウェイ鹿島戦で勝利し、旋風を起こしてきた大分ですが、リーグ戦では5戦勝ちなしと一時の勢いは止まってきています。浦和としては、どこまで仕掛けるかのさじ加減が難しく、カウンター対策に気を付けながらの試合になると思われます。シュートともクロスともつかないプレーが、最もやってはいけないプレーです。

浦和はMF関根の復帰が発表になっていますが、欧州ではオフの時期なので今は試合に出られる状態ではないと予想しています。大槻監督が得意とするチームコンディションを維持した走れるチームで、大分に対して走り勝って勝利することを期待したいです。
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別所沼公園の睡蓮

2019-06-28 21:51:05 | 埼玉
今日はブログを書く元気が出ないので、別所沼公園でみかけた写真の睡蓮を貼っておきます。梅雨も後半戦、さすがに少しばててきました。明日こそ、いい日でありますように。
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ショートパスの日本(なでしこ対オランダ前半)

2019-06-27 22:50:33 | レディース
今更な感はありますが、女子W杯の決勝トーナメント1回戦、なでしこジャパン対オランダの映像を前半だけ見ました。オランダは4-3-3の布陣で、男子のオランダ代表とよく似た3トップのウイングサッカーを見せてきました。最近の女子サッカーは欧州勢の台頭が目立ち、オランダもこれまでは女子はあまり強くなかった地域ですが、前回のW杯でもベスト16で日本と対戦しています。

昔の女子サッカー強豪国は、単純に縦に蹴ってFWの個人技か高さで勝負する、比較的ラフなスタイルでした。これに風穴を開けたのが2011年のなでしこジャパンの優勝で、これ以降多くの国がパスを回すスタイルを取り入れるようになってきました。今回のオランダも、長い距離のパスを通せる技術を身に着けていました。

オランダの男子代表は、高さも個人技もスピードもバランス良く持っているのが売りですが、今回の女子代表にもそういうところは感じました。オランダの前からのプレスになでしこは苦しみ、相手の瞬間的に速いスピードの前にボールを奪われて苦戦しました。アーリークロスでもFWに合いそうなボールを蹴れる強さもありました。

しかし、なでしこが強豪国に勝つときは、大抵相手のスピードに最初苦しんでから、次第に慣れてパスが回せるようになってきます。今回の試合もまさにそういう試合になりました。オランダのような長い距離のパスはつながらなくても、選手間の距離を寄せて短いパスを回すことでチャンスも作れるようになってきました。

オランダにCKで先制点は取られたものの、なでしこが中央でダイレクトプレーを見せてからの岩渕のパスで、相手最終ラインのギャップを突いた長谷川唯のゴールでなでしこは同点に追いつきます。これがなでしこの真骨頂と、売り物を発揮できた同点ゴールでした。

後半を見たら印象が変わるかもしれませんが、それは明日以降に見られたら書きます。
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豪雨の中の奇跡(6/26蔚山現代対浦和)

2019-06-26 22:15:41 | 浦和レッズ
今日のACLベスト16、アウェイの蔚山現代戦は3-0で浦和の勝利に終わり、見事逆転で8強進出を決めました。それを生んだ要因としては浦和がうまく前から圧力をかけたことだと思います。蔚山現代の戦い方は注目でしたが、自陣にしっかり2ラインを引き、浦和にボールを支配されるのは覚悟で、0-1で負けても(まだ突破なので)いいという考え方だったようです。

もちろん、蔚山現代の得意な形であるカウンターは常に狙われていました。それでも、初戦に比べるとカウンターの処理はうまくなっており、時によってはGK西川もうまく使いながら、蔚山現代のカウンターからの決定機を許しませんでした。それでも、この試合はえげつない時間稼ぎもやってくる韓国のアウェイ戦なので、早めに1点取っておくことが必要でした。

最低でも後半15分までと思っていたトータルでの同点ゴールですが、前半41分に入りました。この日は右アウトサイドで先発した宇賀神が絶妙なクロスを上げて、ファーサイドの興梠がうまく相手DFから逃げる動きをしてフリーになりました。そのヘディングシュートで、浦和としてはあと1点取れば勝てる状況にしました。

ここで蔚山現代が戦い方を変えてくる可能性がありました。1点取って試合を終わらせに来る可能性もありましたが、蔚山現代はそのまま守り切る方を選択し、途中出場のキム・ボギョンやファン・イルスには守備的なタスクを課していました。これが、この試合を分けたポイントでした。守りを選んだ蔚山現代の動きが次第に止まってきたからです。

この試合は豪雨の中で行われた試合でした。浦和にとっても厳しい気候ですが相手にとってもそうだったようです。浦和が数多くのCKから攻撃を見せ、わずかに相手DFに当たる攻めが続くと、後半35分にマウリシオのクロスから興梠が相手DFの前に入り込む絶妙な動きでボールを頭で受けて勝ち越し点を入れました。

こうなるともう蔚山現代に攻める余力は残っていませんでした。浦和も一時4バックにして勝負していた布陣を、森脇を入れて再び3バックに戻し安全運転を狙います。最後はカウンターからエベルトンが決めて、浦和は3-0でこのアウェイ戦を制しました。これでまた8強の戦いです。ここまで来たらどこが来ても強いですが、楽しみに準々決勝を見たいものです。
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将来有望な先発型投手(松本航)

2019-06-25 21:57:12 | 他スポーツ
エクアドル戦は映像を見ていないので分析は後日に回し、先日の交流戦の阪神戦で3勝目を挙げた右腕、松本航選手を取り上げます。松本航は日体大からドラフト1位で入団した新人で、首都大学野球で通算30勝を誇る先発投手ですが、昨年のドラフトは根尾、藤原と高卒選手に人気が集まったので、西武は無競争でこの先発投手を採ることができました。

今回、初めてじっくりと松本航の投球を見ましたが、売り物は低めにコントロールされたストレートだと思います。まだコントロールミスもあり、真ん中に入ると打たれますが、それでも高さだけはあまり間違えない信頼性は得ています。変化球にはスライダーとスプリットがあり、低めに行けば空振りも取れますが、ストレートを決め球に使うことが多いです。

そのため、今の松本航は投球数が多くなるという課題があります。ストレートを決め球に使いたいので、相手に待たれやすく、ファウルで粘られてしまうのでどうしても投球数が多くなります。そのため、今季3勝は挙げているものの、すべて6回まで投げ切れていない勝利です。つまり中継ぎ投手に助けてもらった勝利です。

それでも、オープン戦でローテーション候補だったところを肺炎で離脱する残念なアクシデントに見舞われたところから、よくここまで戻してきました。まだ、防御率も4.88と決して中心選手の成績ではないですが、ローテーションの谷間には松本航を投げさせても、ある程度は試合を作ってくれるところまでは信頼を得ました。

今後はやはり長いイニングを投げることを期待したいです。今のままでは、中継ぎ投手が打たれると勝ち星が消えるので、そうは星を稼げないでしょう。7回くらいまで投げて、平井、増田で最後をまとめられるよう、ローテーション投手としての一本立ちができるように期待したいです。
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蔚山現代戦(A)プレビュー

2019-06-24 21:47:40 | 浦和レッズ
今度の水曜日、浦和はアウェイの韓国で、蔚山現代戦を迎えます。皆さんご存知の通り、初戦は埼スタで1-2と敗れており、アウェイで2点差以上の勝利が求められる、相当苦しい展開になっています。過去には何度か、ACLで奇跡を起こしたこともありますが、それらは第二戦が埼スタだったケースで、今回は相当厳しい試合になります。

蔚山現代は韓国らしくない、堅守速攻が武器のチームです。サイドに一人、フリーマンを置いておいて、浦和ボールのCKはチャンスとばかりにそのフリーマンに送り込むカウンター狙いが機能しています。浦和としては、蔚山現代ボールのカウンターは可能な限り減らしたいところです。後ろ向きに走らされたことが、最後の失点につながったと言ってもいいです。

元ガンバ大阪FWイ・グノもいますが、彼といえど決して特別な存在ではなく、カウンターで相手より一人でも多く走れば勝ちというスタイルを実現する一人です。浦和としては、前にかかって攻めたいところですが、相手のカウンターにも警戒を払わなければならない、難しいさじ加減を強いられます。

浦和には大槻監督がいます。オリベイラ監督時代にポジションが固定気味だった弊害がありましたが、大槻監督になってからチーム内が競争原理で活気が出てきています。今のレッズは、誰が出るか直前までわからない、いい意味での競争が常にチームの中で展開されています。もちろん、今回は外国でのアウェイ戦なので、遠征メンバーの都合上スタメンはほぼ決まっているでしょう。

今回の試合では、相手のカウンターを確実につぶせる試合を見たいです。同じ手にやられては日本サッカーの名が泣くので、結果としてたとえ勝てなくても、前回の試合から進歩したところが見たいです。そうやって、次の試合に希望が持てるようなレッズを期待したいです。
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エクアドル戦プレビュー

2019-06-23 21:26:36 | ワールドサッカー
日本代表は日本時間で火曜日の午前中、南米選手権のグループリーグ最終戦でエクアドル代表と対戦します。エクアドルはアンデス山脈にある高地の国で、エクアドルとは赤道を意味しますが高地なので決して灼熱の国ではないです。長い間、南米では弱小国でしたが、次第に強化が実を結んでW杯にも何度か出られる国になってきました。

もっとも、エクアドルが予選を通過できるのは、南米予選が総当たりの10チームのホームアンドアウエーの戦いで4位以内が通過というルールが大きいです。エクアドルは高地であるホームのキトでの強さに自信を持っているチームで、アウェイではほとんど勝てなくても、ホームで全勝に近い成績なら4位以内に入ることもあるからです。

それを考えると、高地でない中立地ブラジルでの対戦ですから、エクアドルの強さは出しにくい環境です。それでも、エクアドルは初出場が2002年日韓大会、2006年に初めてのベスト16進出と、日本とよく似た成長曲線をたどっている相手です。もちろん、エクアドルとしても日本が勝てる相手という目論見はしているでしょう。

エクアドルのメンバーを見ると、半分くらいが国内組、海外でプレーする選手もアメリカMLSやメキシコリーグが主体です。有名な選手はマンチェスターUのAバレンシア、W杯でも活躍したEバレンシアがいます。もっとも、クラブW杯で来日したエクアドルのクラブチームLDUキトの監督が「エクアドルにスターはいない」と発言したことからも推測できるように、個人に頼ったチームは決して作らない相手です。

W杯でのプレースタイルを思い出すと、エクアドルは2トップに瞬間的なスピードがあるので、速いクロスをDFラインの裏に出す攻撃を多く用いてきました。2014年ブラジル大会では決勝トーナメント進出はならなかったものの、スピードで勝負するというチームとしてのスタイルは出せた戦いだったと思います。

日本としては、思い切って自分たちの良さを出すことで勝負して欲しいです。力的には互角の相手ですから、戦略ミスなどのもったいない負け方だけはしないで、南米まで出かけて良かったと思える戦いを期待します。
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