Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

今年一年を振り返る

2018-12-31 17:23:35 | 雑記
今年最後の投稿です。今年はどんな年だったかと振り返ると、いろいろアクティブに活動できた一年だったと思います。スポーツ観戦はいつもの私の趣味ですが、サッカー23試合、野球6試合、相撲2日間、ラグビー2試合を見られました。これについては誕生日の記事で書いたので省略し、それ以外にもいろいろ楽しめた年でした。

大きなことは、10kmマラソンで2度ベストタイムを更新できたことがあります。3月の中野ランニングフェスタで5秒、11月の戸田マラソンin彩湖で28秒更新し、目標としてきた10km60分切りまであと一歩まで来ました。60分切りはここのところ、目標に据えられながらなかなか達成できていませんが、それでも少しずつでもこの目標に近づいていることは前向きに考えています。

もちろん、マラソンで目標を達成するためにはそれなりの練習が必要なので、桜環境センターのトレーニングを中心にいろいろやっています。今年は少し疲れが取れにくくなった、夏場のあまりの暑さでトレーニングの量が減ったというマイナス面も出ましたが、それでも1年で33回トレーニングできたのですから、少しずつでも進歩したと思っています。

また、最近の趣味になっている花めぐりもいろんなところに行けました。最大のものは、3月の満開の桜の時期に、伊豆の河津へ行けたことです。東京発8時の特急で河津に行き、河津滞在は4時間ほどという強行日程でしたが、それでも春を先取りして、暖かいところへ行きたいという夢が、叶ったのは嬉しかったです。

また、武蔵丘陵森林公園には5月、6月、10月、11月と4度行くことができました。珍しい花が見られるので、季節ごとにいろいろ変わっていく花を観賞することができました。特に、ルピナスやアリウム・ギガンチウムは初めて目にした花で、一日休みを利用して出かけて良かったと思っています。森林公園には季節ごとにどんな見どころがあるか、冬以外の四季を見られました。

そんな、楽しめた年は終わりですが、来年もまだまだやりたいことはたくさんあります。何となく考えているのは、寝台特急のサンライズ瀬戸で人生初の四国訪問ができればいいなと思っています。いろいろアクティブにやれれば、それで満足できる一年にできることでしょう。
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ユベントス対ローマ

2018-12-31 17:14:19 | ワールドサッカー
セリエAのユベントス対ローマのビデオを見ました。結果の1-0ユベントス勝利は知っていましたが、マニアックに戦術的なところを見ることが目的でした。ユベントスはいつもの4-3-3で、ロナウドを左FWに置いています。この日はロナウドがうまくローマ守備陣の薄いところを見極めてポジションを取っており、何本もシュートを放ついいときのロナウドでしたが、結果だけがノーゴールとついてきませんでした。

そういう、ロナウドの前への「残り」を許す理由はマンジュキッチの守備です。ユベントスは守勢に回ったときに、マンジュキッチをMFのラインまで下げて2ラインを引いて守るオプションがあります。マンジュキッチは相手のSBに対してもマークに行ける守備力があるので、ロナウドが多少守備をしなくても問題ないチームバランスを保てます。

また、マンジュキッチがかわされても、MFにいるマチュイディに信頼が置けます。ローマボールのカウンターを、マチュイディが回収してピンチを未然に防いだ回数は多く、長い距離のカウンターを許さない組織は完成しています。ローマのチャンスになったのは、FWシックがDFキエリーニにプレスに行って取ったときだけでした。

ローマは4-2-3-1の布陣でした。ロシアW杯で、フランス代表の逃げ切りのオプションだったボランチのエンゾンジを補強しています。このエンゾンジはアンカー気味に後ろに残って、もう一枚のボランチのクリスタンテが攻撃のタクトを振るいます。また、トップ下に抜擢された若手のザニオーロがボールを引き出して持つことができていました。

それでも、得点はユベントスに入りました。右からのクロスをファーサイドで合わせたマンジュキッチのヘディングシュートでした。ローマは左MFのフロレンツィがユベントスの攻撃に押し込まれてSBのようになっていたので、そこに元オランダ代表FW、パトリック・クライファートの息子であるジャスティン・クライファートを後半頭から投入してきました。

それでも、ゲームはユベントスが支配し、ローマにはチャンスはあまり訪れず、最後はFWにベンチスタートだったジェコを投入して勝負しましたが試合はそのまま1-0でユベントスの勝利に終わりました。1-0の割には内容に差があり、そういうところはイタリアらしい、逃げ切りの文化なのかもしれません。
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年納め別所沼公園トレーニング

2018-12-31 16:23:36 | 他スポーツ
今年の走り納めで、別所沼公園までトレーニングに出かけていました。行きはゆっくり歩いて公園に着き、そこからストレッチで体を動かしてからスタートするいつものルーティンでスタートしました。今回は10km走ることが目標なので、多少遅くても構わないと思っていましたが、ネックウォーマーが落ちて取りに戻るアクシデントがあったとはいえ、最初の1周が6:51なのは少し心が落ちかけました。

しかし、これはあくまで練習です。常にすべての練習で60分切りを狙うのは無理があります。そのため、途中でペットボトルのお茶を飲むために3km過ぎで少し止まり、さらに5km地点でトイレに行くために止まり、2度休憩を挟んでいます。以前の私だと、このトイレ休憩で折れていたでしょうが、今日は「休んだのだからきっと走れる」と前を向いて進めました。

ペース的には6分半を超えるラップを出すなど、レースペースからは遠い結果になってしまいました。それでも、今までは練習で当たり前に10kmを完走できていませんでした。それが、これまでのレースの終盤の失速の原因なのは間違いないので、多少情けないラップを出してもいいからとにかく10kmを走ろうと自分を奮い立たせて完走できました。

ゴールしてタイムを見ると、そんなに悪くないタイムが出ています。それだけ、レースで終盤失速することが大きくタイムを落としていることを実感します。こんな走りでも64分出るのですから、終盤に落ちない走りができれば、目標の10km60分切りはそんなに遠い目標ではないと感じています。一年の終わり、自分自身の成長も感じたトレーニングでした。

S→1km 6:51
1→2km 6:18
2→3km 6:17
3→4km 6:39
4→5km 6:33
5→6km 6:31
6→7km 6:11
7→8km 6:22
8→9km 6:25
9→10km 6:33
total 64:43



















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チェルシー対レスター

2018-12-30 17:54:07 | ワールドサッカー
イングランドプレミアリーグ、チェルシー対レスターのビデオを見ました。レスターには岡崎慎司がいますが、ベンチ入りこそしたものの出場しませんでした。そのため、この試合はマニアックに戦術的なところをチェックしていました。レスターは4-3-3の表記でしたが、実際はウイングのオルブライトンとマディソンは半分以上が守備で、前にバーディー一人だけが残ることになります。

そのため、同じく4-3-3と表記されたチェルシーが圧倒的に攻める展開が続きます。FWの真ん中を持ち場とする、フランス代表FWジルーがベンチスタートだったので、この位置には左ウイングが定位置のアザールが起用されていました。もっとも、ドリブラーのアザールにとって、クロスを頭で受けるのは本来の役割ではなく、アザールには引いてボールを受けてもいいという自由度が与えられていました。

この日はレスターGKシュマイケルが好調でした。スピードあるチェルシーのアタッカーのウイリアンやペドロが裏へ抜ける形もありましたが、シュマイケルが止めたことで試合を0-0のまま後半に折り返すことになります。それでも、オルブライトンが押し込まれてはレスターの勝機は少ないと感じていましたが、レスターは展開を見て、SBのリカルド(右)とチルウェル(左)が上がって来られる機動力を持っていました。

得点はリカルドからでした。リカルドがチェルシーDFに仕掛けて、一人抜いてから中央にいたマディソンに出すと、マディソンから絶妙なスルーパスが出ました。これを追いかけたバーディーがダイレクトで蹴り込んで1-0とし、レスターとしては勝つとすればこれしかない形を作ることに成功します。これで、ホームでは負けられないチェルシーはジルーを投入して中央のFWに置き、アザールを普段の左ウイングにして勝負してきます。

それでも、最後の決定的なアロンソのシュートが左ポストを叩くなど、チェルシーにはほんの少しの運が味方してくれませんでした。試合はそのまま1-0でレスターの勝利に終わりました。チェルシーとしては悔しい敗戦でしょう。あと少し、あそこで頑張れていたらなど、細かいところが選手たちの頭に去来するような試合だったと思います。
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彩湖散歩

2018-12-30 17:31:12 | 埼玉
強風が吹きすさぶ、寒い一日でしたが、写真の彩湖まで散歩に出かけていました。冬の彩湖は、木々も冬枯れし、寂しさも感じますが、この周回コースを自転車やマラソンで元気に駆け抜ける人たちの姿を見てきました。今日は見るだけでしたが、自分も体調が良ければ、また彩湖を走ってみたいものです。















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榎本哲也、J3富山完全移籍

2018-12-29 16:02:54 | 浦和レッズ
浦和関連のストーブリーグ情報では、GK榎本哲也選手のJ3カターレ富山への完全移籍もあります。榎本哲也は浦和に不動の守護神の西川周作がいることは承知で横浜FMから移籍してきたので、出番は少なかったですが、榎本哲也が出たから不安だと感じた記憶はなかったです。ACLの消化試合、アウェイのブリスベン(豪州)戦や、ホームの浦項(韓国)戦で出ていた記憶です。

榎本哲也は、横浜FMで長年、榎本達也と正GKを争っていました。この両者は拮抗した関係でしたが、榎本達也が神戸に去ったことで正GKとなり、横浜FMでは活躍していた印象です。その後台頭してきた、現在の横浜FMの正GK飯倉とのポジション争いでしたが、浦和に移籍した決断には驚いた記憶です。移籍の決め手が条件面なのか、指導体制なのかは不明ですが、西川周作のサブGKに榎本哲也がいるというのは安心感がありました。

もっとも、今季は負傷がちで、ベンチに入った機会は大きく減少しました。サブGKが福島ということになると、榎本哲也は35歳という年齢もあって来季のことは考えたようで、J3のカターレ富山を新天地に選びました。GKの場合はカテゴリーよりは出場機会を求めるケースもあるので、富山では正GK候補という誘いだったのかもしれません。

それ以外では、今季浦和からJ2山口にレンタル移籍していた、FWオナイウ阿道はJ1の大分に再度レンタル移籍することになりました。山口では活躍していたと聞きます。ついにJ1のピッチに戻ってくることになり、活躍すればJリーグタイムなどでも目にするでしょう。楽しみにしています。

札幌にレンタル移籍していた駒井は、そのまま札幌に完全移籍することになりました。右のアウトサイドは平川忠亮が引退しており一人即戦力が欲しいと思っていましたが、駒井の復帰の可能性はこれでなくなりました。ミシャがいる札幌ではキーマンと聞くので、今後も札幌で活躍しそうです。頑張って欲しいです。
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別所沼公園トレーニング2018年末

2018-12-29 15:35:15 | 他スポーツ
年末は桜環境センターが休館中なので、別所沼公園までトレーニングに行ってきました。昨日までの天気予報では寒風吹きすさぶという情報でしたが、外に出てみると風もなくトレーニング日和でした。私の場合、行きの道中はゆっくり歩いてウオーミングアップの代わりにして、カメラ片手に写真も撮り、別所沼公園に着いてからタイムを狙う練習をします。

もっとも、この寒い時期は、体がなかなか温まらないです。そのため、最初の1kmはウオーミングアップと割り切ってペースを抑え、次の周回からペースを上げることにしました。今の桜環境センターのランニングマシンでの練習が9.8km/h(km6分7秒)なので、それくらいのペースが目標でしたが、安定してそのペースは刻むことができました。

今回、課題を挙げるとするなら、メンタルのコントロールです。4km過ぎから精神的に苦しくなり、あと何周できるかと心が折れかけていました。ペース的にはあまり落ちていないので、もっと我慢できたはずで、そのあたりは普段5kmを超える練習ができていないことによる精神的な準備不足が考えられます。レースでは10km走れるのですから、体は耐えられるはずなので、練習では10kmを当たり前にするのはこれからに残された課題です。

それでも、買ったばかりのケレメ製のインナーシャツなど、新しいものへのテストは大丈夫でした。この寒い時期でも、暖かい桜環境センター(室内トレーニング)と同じように汗もかけたので、桜環境センターが休みの間に体力を落とさないように、走る習慣をつけていけるようにできればと思います。

S→1km 6:37
1→2km 6:11
2→3km 6:07
3→4km 6:12
4→5km 6:10
5→6km 6:15
6→7km 6:13
total 43:47

















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押し込まれて苦戦(12/29浦和L対日テレ)

2018-12-29 14:49:49 | レディース
皇后杯準決勝、浦和レッズレディース(以下浦和)対日テレをテレビ観戦していました。日テレはなでしこリーグ優勝チームで、皇后杯で三冠を賭けるという最強チームです。浦和としては押し込まれることは覚悟で、若手主体で動ける選手を起用し、必死で日テレの攻撃を遅らせるのがゲームプランだったように感じます。

しかし、日テレは選手のテクニックが日本トップクラスで、サイドへどんどんいいボールを配給されてしまいます。そのため、浦和は4-4-2で後ろ2ラインをコンパクトに保ち、サイドハーフの大熊や吉良は仕事の半分以上が守備と明確に割り切ってきました。いくら日テレでも、浦和の守備が二人いれば、バックパスを選択することも多くなります。

また、2トップの一角の高橋はなも、守備を助ける動きを多く見せていました。浦和は日テレに時間を決めて高い位置から取りに行くのが攻撃面の狙いで、思惑通り取れてシュートに行った場面もありました。それでも、日テレの攻撃の際のセカンドボールの回収がうまく行っておらず、中盤で取られて2次攻撃、3次攻撃を浴びる場面が見られた印象は受けます。特に、右MFの大熊のところは日テレに狙われていました。

そういう日テレ優位で進んだ試合ですが、長い時間0-0が続けば日テレが焦ってくることも期待できたでしょう。浦和としては相手に点を取られた時間が最悪だったと思います。前半43分、ゴール前でつながれて、FW田中美南が放った至近距離のシュートが浦和ゴールを破り、痛すぎる1点ビハインドを負うことになります。

これで、浦和は無理を承知で前から取りに行くしかなくなります。延長戦になったら苦しいでしょうが、それでも2トップの菅澤や高橋はなが一瞬でも空けば可能性がある場面も作れます。それでも、日テレは守備でも洗練されているところを見せ、柴田のシュートの場面では得意ではない左足で打たせようとするなど、浦和の可能性を少しでも下げようとしてきました。

最後、高橋はなのシュートがクロスバーをヒットした決定機もありましたが、勝てそうな気はしなかったゲームです。スピード型の安藤や清家を入れていたらという思いもありますが、無理をする必要のない日テレは自陣を固めているのでチャンスはなかったでしょう。実力差を感じざるを得ない、0-1というスコア以上の差を感じた試合でした。
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小笠原満男、現役引退

2018-12-28 21:31:10 | 他チーム
他チームネタですが、一つの時代が終わったと感じた引退がありました。鹿島MF小笠原満男選手の現役引退です。小笠原は今季で39歳になり、今季は少しずつ出番が減ってきた印象もありますが、それでも埼スタの浦和戦には出ており、先日のクラブW杯でも途中出場しており突然で驚いた引退です。その小笠原の思い出を書きます。

小笠原は岩手県の大船渡高校から鹿島に入ってきました。高校時代の学ラン姿がサッカーマガジンに乗るほどの注目選手でしたが、彼がスターダムにのし上がったのは1999年のワールドユースでした。当時、小野伸二がトップ下、小笠原がボランチだった黄金コンビで、U-20日本代表を世界で準優勝まで導いた大きな原動力になりました。

A代表に定着したのはジーコ監督時代です。もっとも、当時の小笠原は不遇な立場でした。国内組で行われる試合では必ずスタメンだったものの、本番のW杯予選では中田英寿、中村俊輔ら海外組が戻ってくるため、常に判で押したようにベンチに追いやられるという立場でした。同様に不遇だった選手に遠藤保仁もいて、当時小笠原と遠藤保仁はどんな思いで代表に合流しているのだろうと思ったほどです。

小笠原のゴールで印象的なのは、2005年の親善試合、フィンランド戦(エコパ)での超ロングシュートです。誰もがシュートを予測していなかった、センターサークル内から意表を突いて打ったロングシュートが決まって、日本代表は2-0でこの試合を勝利します。そんな、常に相手が考えないことをやる姿勢は、ジーコイズムの後継者という印象も持っています。

海外挑戦も、イタリアのメッシーナで叶えました。子供の教育問題もあって海外で過ごした時間は長くなかったですが、セリエAがどんなものか知っておいたことは、その後39歳までプレーできた理由の一つでしょう。その後は鹿島に戻り、攻撃的MFだったポジションをアンカー気味に下げて、長く鹿島の中盤に君臨しました。

鹿島にとって、浦和やG大阪が達成したACLのタイトルは、長年の悲願でした。その夢を達成した今は、やるべきことはやったという思いなのかもしれません。敵ですが本当にいい選手でした。きっと彼のことは忘れないと思います。
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ユベントス対インテル

2018-12-27 16:40:13 | ワールドサッカー
今日は休みを取ったので、セリエAのユベントス対インテルの映像を見ていました。ユベントスは今季首位と好調で、1トップのイグアインの不在をロナウドとマンジュキッチで埋めている印象です。ロナウドがユベントスでどういう役割をしているかは注目ポイントでした。ロナウドは左FWと表記されますが、守備の際はマンジュキッチが守備をして、ロナウドは守備に関してはある程度免除されています。

それでも、ロナウドの持っている個人技はユベントスにとっては使いたい武器で、インテルDFに対して個人技で仕掛け、マンジュキッチの頭に合わせるのがユベントスの一つの狙いでした。4-3-3のユベントスですが、守備に回るときは変形の4-4-2のオプションも持っており、マンジュキッチかディバラがMFのラインに引きます。

また、写真に撮ることができたユベントスMF、ベンタンクールのプレーも見どころでした。彼は埼スタのウルグアイ代表戦では前半で退きあまり印象はなかったですが、21歳の若さでW杯でもプレーできた以上何か持っているはずです。彼のプレーを見ていると、姿勢の良さが光ります。受け方が良く、個人技もある程度持っていて、ボールを散らすこともできる、攻撃の起点になることが彼の持ち味です。

対するインテルは、4-3-3でしたが、真ん中にいるイカルディにほとんどボールを入れられませんでした。イカルディの持っているシュート力は一人でチームを救えるほどのポテンシャルがありますが、サイドのペリシッチやブルサリコまで出せても、そこからのボールがイカルディに合った場面はほとんどなかった印象です。ペリシッチのシュートがポストをヒットした決定機もありましたが、チームとしてイカルディを生かすという意味では狙い通りではなかったでしょう。

インテルとしてもうまく行っていないというのは交代にも表れており、右FWのポリターノを下げてバレーロを入れてトップ下に置き、MFのジョアン・マリオを右MFに配置転換して4-2-3-1にする采配も見せましたが、ついにイカルディは最後まで消されてしまった印象の強い試合になってしまいました。

試合はユベントス左SBのカンセロのクロスが、マンジュキッチの頭に合った1点が決勝点になり、ホームのユベントスが1-0で勝利しました。このマンジュキッチは守備を軸にポジションを奪回したFWで、ロナウドのような世界トップレベルのFWでなくても生きていく道はあると示す選手だと思います。
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