Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

通った縦パス(9/30浦和対柏)

2018-09-30 22:21:05 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。今日の浦和対柏は台風が近づく中行われましたが、3-2で浦和の勝利に終わりました。柏の加藤監督の指揮を見るのが初めてなので、柏の出方からまず見極めました。柏は4-4-2の2ラインコンパクトサッカーで、FWに高さのあるオルンガを置いてパワーサッカーを見せるとともに、DFラインからのロングボールでスピードのある瀬川を走らせる二つのパターンを持っていました。

もっとも、この相手は浦和の3-5-2がはまりやすい相手とも言えます。浦和は、神戸戦で機能した、柏木と長澤を前目に置いて青木がアンカーに入る、3ボランチを継続してきました。柏はトップ下を置かないので、アンカーの青木のところを集中的に狙うことができないので、柏木と長澤がある程度攻撃に力を使えるからです。もちろん、彼ら3ボランチは、役割を入れ替えて柏に狙いにくくすることはできていました。

この試合は内容的には良かったと思います。そう感じた理由は、浦和の縦パスがうまく通っていたからです。2トップに変えたことで、興梠だけでなく武藤も前に残ることが可能になったので、興梠に下がってくる自由を与えることができます。そうやって、興梠を中心に縦パスをうまく足元で収めることによって、チャンスを作るところまでは行っていました。

しかし、先制点は柏に入りました。柏にはクリスティアーノと瀬川というスピード型がいるので、カウンターには要警戒の相手ですが、そのカウンターを機能されてしまいました。この場面ではボールの取られ方が悪かったので、カウンターからマウリシオと槙野の2枚しか残っていない状況を作られてしまいました。瀬川のクロスをオルンガが押し込んで柏が先制します。

それでも、内容は悪くないので浦和としてはこれまでの攻めを続ければいい場面です。38分、武藤が右サイドを抜け出してからのクロスが、柏DFに当たって長澤の足元にこぼれるという運のあるプレーで、長澤がシュートを決めて同点に追いつくと、41分に武藤のプレスに柏DFがミスをして浦和ボールになり、これを受けた興梠が相手GKの上を抜くループシュートで勝ち越して2-1として、内容通りに浦和がリードして折り返します。

後半は雨が強くなり、ピッチコンディションが悪くなる中行われましたが、それについては明日のマニアック分析で追記します。

















































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ブラコビーinお台場

2018-09-30 22:12:30 | 雑記
昨日は雨の中、お台場まで出かけていました。お台場海浜公園の砂浜を歩いてきました。トワエモアの1973年の曲「今は もう秋 誰もいない海」という歌詞が頭に浮かびました。雨が降っていたこともあって、本当に「誰もいない海」でした。そのため、クロサギなど、お台場海浜公園では普段は決して見かけないような風景を楽しんでいました。本来はお台場のランニングコースを走る予定が、雨のためキャンセルになったので、こういう軽い散歩で気分だけでもお台場の雰囲気を味わってきました。

写真の羅列になりますが載せます。





















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堀監督時代の飛躍(青木拓矢)

2018-09-29 11:50:25 | 浦和レッズ
浦和の選手からは、神戸戦で先制ゴールの青木拓矢選手を取り上げます。青木は群馬県の前橋育英高校から、プロ入りは大宮でした。大宮時代は攻撃的なボランチとして背番号6をつけており、アンカーを後ろに残して上がりながら得点に絡むスタイルでした。年間、3点ほどは点も取っていました。

今のアンカーは浦和に来てからのポジションです。ミシャ時代のボランチは柏木と阿部勇樹で、青木はバックアッププレーヤーという位置でしたが、柏木が負傷すると代役の一番手をキープしていました。柏木のようにスルーパス連発とはいかないですが、青木は上背があって守備で効くという特徴があり、押し込まれたときに跳ね返してくれる強さを持っています。

青木がスタメンに定着したのは堀監督時代の4-1-4-1がきっかけです。堀監督になって、阿部勇樹をCBに下げる起用がなされたので、空いたアンカーには青木が最適任となりました。このACLは、押され気味の試合が続いたので、青木のように体を張れる強さを持つ選手は重要な存在で、特に決勝戦で対戦したアルヒラル(サウジアラビア)は非常に強い相手で、耐えて勝った試合になりました。

今季、堀監督が解任された後は布陣が3-6-1に戻りましたが、阿部勇樹を押しのけて青木がボランチに定着しています。青木にとっては、阿部勇樹超えは目標だったでしょうが、ようやく達成した目標です。アンカー気味な役割なので、大宮時代のように攻撃で目立つことは少ないですが、それでも後ろでボールを持ってくれる彼の存在は効いています。

彼のように、監督交代が飛躍のきっかけになる選手は常にいます。いつでも出られる準備をして、思うように出られなかったミシャ時代でも出ればいい仕事をしてきたので、その報酬が今のレギュラー定着なのでしょう。できるだけ長く、浦和のボランチとして活躍して欲しいものです。
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松井稼頭央、現役引退

2018-09-28 22:50:02 | 他スポーツ
今日、西武ライオンズは2位ソフトバンクとの直接対決に勝利し、マジックはついに「1」まで来ました。今日のヒーローは決勝2ランの中村剛也と、14勝目の菊池雄星ですが、彼らは既にネタにしたことがあります。そのため、先日現役引退を発表した、ミスターレオ松井稼頭央選手について取り上げます。

松井はPL学園時代は投手でしたが、西武は3位指名した彼をもともと野手として育てる計画でした。遊びでマウンドに立って投げたら147kmが出たという身体能力を誇る彼にとって、野手も真摯にこなしてくれました。優勝が難しくなった1996年のシーズン終盤、東尾監督はこれまでのレギュラーの田辺(元西武監督)を控えに回して、松井を後半戦で9番遊撃で起用します。

しかし、そこでの成績は2割5分、1本塁打をレギュラーを確約できる成績ではありませんでした。しかし、そのデータを見た東尾監督が、右投手相手の打率が1割台だったことに気づきます。それならば、スイッチヒッターに転向して、右投手相手には足を生かす打撃をすれば、1割台よりはましな成績を残してくれるだろうというのがオフの結論でした。

これが見事に当たりました。松井はキャンプで「特別強化指定選手」に選ばれて猛練習を積み、9番だった打順が1番に上がると、1997年の優勝に大きく貢献してくれました。その年の日米野球で、当時有名だった巨人の松井秀喜と比較され「リトル松井」と呼ばれて全国的な知名度を得ました。足を生かす打撃ですが、四死球を選ぶより思い切って打って出るタイプの1番打者でした。

松井の優れたところは、スイッチヒッターにありがちな「走り打ち」のレベルで満足しなかったことです。左打席でもパワーをつけたいと、試合終了後にも筋トレをこなし、ついには左打席のスイングスピードが右打席にも負けないくらいまで向上させました。その結果、左打席でも本塁打を打てるようになり、3割30本30盗塁のトリプルスリーも達成することができました。

2004年、FAでメジャーリーグのニューヨークメッツに移籍し、その後ロッキーズではワールドシリーズにも出場しました。メジャーで7年プレーしたあと、楽天で日本球界に復帰し、今季西武にコーチ兼任で復帰してきました。彼ほどの偉大な選手が、西武を最後のチームに選んでくれたことに感謝し、できればこのままコーチで残って欲しいと願っています。
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西武ライオンズ、優勝マジック3

2018-09-27 22:26:16 | 他スポーツ
今日は体調不良で会社を休んでいました。体が思うように動かない、苦しい日でしたが、それでもテレビから「西武ライオンズ、M3」という朗報が入ってきました。今年のパリーグの優勝争いは例年になく激しい展開で、首位の西武は勝ち続けるものの、マジック対象チームのソフトバンクが譲らず7連勝を続けてきており、今の時点では西武が勝った分だけしかマジックは減っていませんでした。

今日の西武対ソフトバンクの直接対決の先発投手は、西武が郭俊麟、ソフトバンクがバンデンハークです。先発投手の名前ではソフトバンクが優位に見える対戦ですが、今年の西武は打線が早い回に点を取ってくれます。2回に、2四球とバンデンハークが乱れたところに、森友哉の3ランが出て、3点リードを奪った西武優位に試合は進みます。

しかし、この試合でも、今季の西武が抱える弱点も出てきてしまいました。郭は、4回2/3を2失点で降板しますが、正直言えばそこまで持ってくれただけで上出来です。両チームの中継ぎ投手の勝負になってきましたが、6回表のソフトバンクの攻撃が、一つのターニングポイントになりました。前の回、ピンチをしのいだ小川が一人走者を残して平井に継投します。

この平井が打ち込まれてしまいました。しかも、1死1,2塁のピンチに山川穂高が失策するという痛いプレーが出て、満塁から甲斐に走者一掃の2塁打を浴びて試合は4-5と逆転されます。中継ぎ投手は西武の課題ですが、この試合でも表に出てきてしまいました。

ソフトバンクは石川が6,7回をゼロで抑えて、8回から勝ちパターンの継投に入るべく、加治屋を出してきます。そこからが西武の強みになりました。加治屋が四球と野選で1,2塁となると、秋山翔吾を迎えるにあたって、ソフトバンクは左のワンポイントの嘉弥真を出してきます。その、31試合連続無失点の嘉弥真から、秋山はなんとバックスクリーン直撃の3ラン本塁打を放ち、逆転した西武は9回をヒースが締めて7-5でこの試合を勝利しました。

打たれるけれど、チャンスは必ず作り、しかもそこで結果が出るというのが今季の西武らしい戦いです。このソフトバンク3連戦は西武にとっては「3連敗しない」のがノルマですが、ここまで来たら一気に優勝を狙いたいです。こういう、打線中心のチームが優勝するのは珍しいですが、どこまで打ち続けられるか、ポストシーズンも楽しみにしたいです。

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柏戦プレビュー

2018-09-26 23:00:18 | 浦和レッズ
浦和は今度の日曜日に、ホーム埼玉スタジアムで柏レイソルと対戦します。柏は勝ち点30で16位と降格圏に低迷しており、何が何でも勝ち点3を取ろうと必死の攻防を見せてくるでしょう。浦和も、8位とはいえ勝ち点38で、柏と8点しか差はないのでこちらも早く残留を決めないといけません。

柏の前節はサガン鳥栖戦で、1-1で引き分けています。柏も前回の対戦からは様変わりしており、海外移籍していたDFの鈴木大輔が復帰しており、監督も下平監督から加藤監督に変わっています。今の柏は、GK中村航輔が負傷で離脱しているのが痛く、サブGKの桐畑がゴールマウスを守っています。布陣はおそらく4-3-3で、ケニア人FWオルンガとクリスティアーノ、瀬川の3トップの模様です。

柏といえばトップ下に中川を置いて走らせる4-2-3-1というイメージがありましたが、中川は前節はベンチにも入っておらず、戦い方を変えたことで今は外されているのでしょう。もっとも、クリスティアーノのウイングは非常に効くので、浦和は対面の橋岡が相当苦しい立場に立たされる可能性も考えられます。

浦和は、前節の神戸戦で会心のサッカーを見せました。やはり、柏木がいるといないではサッカーの内容が違う印象を受けます。特に、2点目の興梠のゴールは、決めた興梠自身が「陽介だから(パスが)出てくると思った」と柏木の効果だと認めています。後釜も将来を考えたら育てないといけないでしょうが、まだ今は柏木の時代です。

また、今の浦和はDF陣が好調を維持しています。槙野とマウリシオが安定しており、単純なクロスでは失点しない確信が持てるほどです。もちろん、相手は岩波のところを狙ってくるでしょうが、柏が両サイドのFWにどういう役割を与えるかにも依存します。クロスで勝負するか、スピードで勝負するか、それによって試合展開は変わるでしょう。

イニエスタ効果で満員になった神戸戦とは違って、この柏戦はいつもの埼スタに戻るでしょう。それでも、是非とも行って良かったと思える試合を、浦和には期待したいと思います。
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大相撲秋場所総括

2018-09-25 22:28:11 | 他スポーツ
大相撲秋場所は、横綱白鵬の41回目の優勝に終わりました。全勝優勝と内容も良く、まだまだ角界の第一人者というところを見せた結果だと思います。もちろん、全勝で並んでいたライバル鶴竜の失速で、こういう一方的な結果になったとも言えますが、今場所は上位陣が皆休まないで、しかも好調だったので、その中での優勝は価値があります。

鶴竜はできるだけ全勝でついて行きたかったでしょうが、栃ノ心戦で外四つからつり出された負けが結果的に響きました。横綱と栃ノ心が皆休場明けだった今場所は調整力の勝負でしたが、終盤で失速したところを見るとコンディションを上げきれなかったのでしょう。もちろん、来場所以降の巻き返しができるポテンシャルはあるので、横綱の意地を見せたいです。

今場所を面白くしたのは、大関陣の頑張りでした。特に豪栄道は場所前から好調を伝えられ、稽古場では非常に強かったと聞きますが、結果的に初日の魁聖戦の黒星が大きく響きました。全勝で終盤まで行けば、優勝を狙える実力はあるだけに残念ですが、それでも上位陣が好調な中での12勝は立派だったと思います。

写真の栃ノ心は、先場所途中休場の原因になった、足の親指の靭帯損傷が治っていなかったと聞きます。それでも、せっかく12年かけて上がった大関を、わずか2場所で手放すのは悔しいでしょうから、何とか勝ち越してくれと願う思いでした。9勝6敗の成績を残し、おそらく巡業などには出ないで静養でしょうが、少しはホッとしたと思います。

下位では、出世争いを繰り広げる、幕下にいる朝青龍の甥の豊昇竜(ほうしょうりゅう)と、大鵬の孫の納谷(なや)の争いが注目でした。二人とも初めての幕下は厳しかったようで、3勝3敗同士でこの両者の直接対決が組まれました。豊昇竜が勝って幕下を守り、納谷は三段目に落ちることになりますが、それでも短い時間でここまで来たこの両者のライバル関係はずっと続いていくはずです。

また、琴桜の孫の琴鎌谷(ことかまたに)は幕下15枚目まで来ました。幕下上位は大変な位置なので簡単には突破できないでしょうが、名力士の親戚縁者たちが繰り広げる出世争いには注目していきたいです。琴鎌谷については写真を撮れたので載せます。


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ラグビーCS、NZ対南アフリカ

2018-09-24 12:15:40 | 他スポーツ
昨日、埼玉スタジアムに出かける前に、ラグビーチャンピオンシップのNZ対南アフリカを見ていました。世界一のNZに対し、南アフリカもラグビー強豪で知られ、「スプリングボックス」の愛称も持っています。アパルトヘイト終了後に国際試合に復帰し、1995年のW杯は地元開催で優勝も果たしています。

それでも、選手の質という意味ではNZの方が上の印象は受けました。NZが序盤は優勢に戦い、ラックでうまく圧力をかけてターンオーバーを許しませんでした。NZが、南アフリカが得意としている密集をうまく外してサイドのウイングまで回すと、そのスピードに南アフリカの守備はついていけず、2トライで12-0となったときはNZの勝利を確信したほどです。

しかし、2度目のトライになったときに、絶対的なキックの精度を誇る、NZのSOボーデンバレットがまさかのキックミスをしたことがこの試合を動かすことになります。NZはさすが世界一のチームだけに、浮き球で相手DFの頭上を越すようなパスを送るなどのプレーも見せていましたが、この試合はそのNZの「難しすぎるプレー」に南アフリカがうまくつけこむことができました。

南アフリカが1トライを返した後、NZは相手のタッチキックを利用しようと、クイックスローで試合を再開しようとしてきました。しかし、南アフリカがこれを奪って逆にトライを決めたことで、試合はわからなくなりました。NZはFW戦から何度かトライを決めて追いますが、ボーデンバレットのコンバージョンが6回中4回失敗というまさかの展開で苦しくなります。

また、NZが時折見せる「キックパス」も南アフリカの狙いどころでした。決まると大きな展開ができるビッグプレーですが、これを逆に奪ったことで南アフリカにも流れができて、この試合は南アフリカにとって、敵地ウェリントンでの最多得点という36得点という結果を出し、最後2点リードで終盤戦まで持ち込みます。

NZはタイムキーパーのホーン(80分)が鳴った後、必死で攻めて逆転トライを目指しますが、最後は途中出場のマッケンジーがまさかのノックオンで相手に蹴り出されて試合は34-36で南アフリカの勝利に終わりました。世界最強のNZでも負けることはあるという試合で、細かいミスが出ることと、難しいプレーにつけこむことがその要因だったように思います。
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神戸戦マニアック分析

2018-09-24 11:47:30 | 浦和レッズ
後半、神戸は2点ビハインドを追うべく、最終ラインを高く上げてボール保持率を上げようとしてきました。そのボール保持で、何本かCKを取るなど、浦和に圧力をかける狙いは見て取れました。しかし、そのCKから浦和のカウンターを浴びる場面が多く、多少「無理攻め」な印象は受けました。そのカウンターから、橋岡のクロスを受けた武藤がシュートを狙いますが、一旦DF高橋峻希にボールを取られます。

しかし、高橋がこれをクリアミスして再度武藤に拾われ、そのシュートはGKキム・スンギュが手に当てたもののゴールの中に入り、浦和は決定的といえる3点目を入れることに成功しました。これで、浦和は選手交代をうまく使いながら、ゲームをどうやって終わらせるか考える采配をすることが可能になります。

神戸の攻めも、頼みの綱だったウェリントンのヘディングがなかなかゴールの枠へ飛ばず、ポストプレーヤーの長沢を下げてスピード型の古橋を入れる采配を打ちますが効果はそれほど出ず、浦和がカウンターを何度か機能させる展開が続きます。浦和ベンチが、長澤和輝out阿部勇樹inの交代を準備していたところ、その長澤和輝が柏木のアシストでヘディングシュートまで決めるという、出来過ぎのシナリオまで実現して4-0とし、試合はほぼ決着しました。

これで余裕が出た浦和は、負傷明けの柏木を下げて、大卒新人の柴戸を入れてトップ下に置くという交代を打ちました。柴戸は柏木のようにスルーパス連発というわけにはいきませんでしたが、それでもボールを持てるという長所は出し、浦和が時間を使うという意図を十分に体現することができました。

試合はそのまま4-0で浦和の勝利に終わりました。相手にイニエスタがいなかったという要素はもちろんありましたが、それでも神戸のポゼッションを機能させずに浦和がボールを持って勝利したこの試合は内容も良かったと思います。ここのところ内容が良くない試合が続いていたので、ようやくスッキリした気分になれた試合でした。

























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3-5-2が当たる(9/23浦和対神戸)

2018-09-23 23:07:08 | 浦和レッズ
今日の浦和のホームゲーム、神戸戦は4-0で浦和の勝利に終わりました。5万5千人の大観衆が集まった試合ですが、その多くが楽しみにしていた神戸MFイニエスタはベンチにも入っていませんでした。来れば生写真を狙うつもりでいたので肩透かしを食らいましたが、それならばと割り切って普通のレッズの試合と同様に、レッズを応援することにしました。

試合は最初は神戸が前から守備をしてきました。長沢をCFに置いて、右にウェリントン、左にポドルスキを置いた3トップ気味の入りでしたが、彼らは決して運動量の多さを武器にする選手ではありません。特に、ポドルスキはきっと動きが落ちてくる確信がありました。その通り、ポドルスキはその後、中盤のいろんな位置に下がりだし、ボールをくれと要求するような動作が多くなります。

それでも、長い距離のサイドチェンジを正確に通す、ポドルスキのいいところも出たのですが、浦和もポドルスキ対策はよく考えており、マンツーマンで追うと嫌がってバックパスを出す、取りたいときは二人で追うなどの策を徹底した結果、ポドルスキには仕事をさせなかった印象を受けるほどのいい試合になりました。

もちろん、この試合が内容的にも良かったと思える理由は、浦和側の攻撃が大きいです。浦和はこれまでの3-6-1を手直ししており、FWに武藤を上げて2トップ気味にして、トップ下に柏木を置きました。この布陣変更で、柏木のところでボールが持てるとともに、興梠が下がってきても前に武藤がいるという補完関係がうまく作れました。

その結果、浦和はカウンターでうまく攻撃の形を作れました。宇賀神や橋岡が上がる攻撃パターンも出せるようになり、神戸のポゼッションサッカーに対してロングボールで裏を狙う攻撃も機能していました。それはゴールという結果にも表れ、先制点は長澤から青木に出してからのミドルシュートが決まり、早い時間でリードを奪うと、さらに前半終了間際に柏木のスルーパスから興梠がコースを変えるシュートで2-0と、理想的な折り返しを見せることができました。

神戸はウェリントンと長沢の長身2トップなので、サイドからクロスを放り込みたかったようですが、この日は浦和のDFラインも集中しており、フリーで打たせない約束はうまく行っていました。後半については、明日以降のマニアック分析で補完します。





























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