Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

秋ヶ瀬公園の年納め散歩

2014-12-31 17:11:45 | 埼玉
今日は温かい陽気だったので、軽く荒川河川敷の秋ヶ瀬公園を散歩していました。冬はカメラにするネタはないのではと思いながらも、何かあるかもしれないと思ってコンパクトデジカメを持ち歩いたら、それなりにネタがあったので紹介します。



コンパクトデジカメの望遠レンズ効果で、こういう鳥の写真を撮るのもやりやすくなりました。鳥が気配を察しない距離から撮れるので、このくらいまでなら大きくできます。



田島ヶ原のすすきです。秋の間咲き誇ったすすきも、今は立ち枯れており、1月の草焼きでまったく「無」の更地になります。草焼きの前に来るのはこれが最後かなと思って写真を撮っておきました。



セピア色の芝生に、季節を感じます。春になると、子供連れでにぎわう広場ですが、今は閑散としています。



この紫色の実、なんだかわかりませんが面白かったので撮っておきました。





秋ヶ瀬公園も閑散としています。理由は、冬の間はバーベキューが禁止されているからです。たぶん、草木が乾燥していて燃えやすいからと思いますが、ここまで誰もいないのは、平日に来たのかと勘違いするほどです。



月です。コンパクトデジカメではこの大きさが限界ですが、模様まで見える会心のショットだったので載せます。



蝋梅です。冬の今でも、こうした彩りは探せばあるものですね。
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ゲームメーカー不在でも勝つ(ウエストハム対アーセナル)

2014-12-30 21:40:05 | ワールドサッカー
今日は、午前中の時間を使って、イングランド・プレミアリーグのウエストハム対アーセナルを見ていました。イングランドのリーグ戦は冬休みの小学生に見てもらいたい意図か、年末年始にたくさんの試合を組んでいて、この試合は26日に試合をしてから中1日の連戦でした。そのため、両チームともある程度メンバーを落とすのは仕方ないですが、この試合は見ごたえがありました。

理由は、アーセナルが良くない戦いをしても、それでも勝ってしまうベンゲル監督の手腕です。アーセナルは現在、野戦病院状態の負傷者続出で、ゲームメーカーのエジル、パサーのボランチのウィルシャーが負傷で、1トップのジルーが暴力行為で退場になり3試合出場停止と、普段アーセナルがやりたいサッカーは陣容的に不可能です。

そのため、1トップ3シャドーには、カソルラ(19番)、ウェルベック(23番)、チェンバレン(15番)、サンチェス(17番)と、スピードあるウイングタイプの選手を並べざるを得なくなっていました。そのため、アーセナルはボールをキープできるポイントを失い、ボール支配率でウエストハムより下回るという苦戦を強いられました。

ウエストハムは1部と2部を行ったり来たりしているレベルのチームですが、今季は5位と好調です。その要因としてはJリーグでいえばサガン鳥栖のようなチームづくりです。トップのポストプレーヤー、キャロル(9番)の高さを生かして早めにボールを入れ、こぼれたボールをサコ(15番)が決めるというパターンを確立したところが、今季の好調の理由と思います。

しかし、この日のウエストハムは、何度かあったセットプレーで決定機を外し、アーセナルを突き放せる好機を何度も逃してしまいました。それが、前半終了間際に一時的にあったアーセナルの攻勢で、2番がPKを献上してカソルラに決められて先制されます。さらに、スローインからのパスにチェンバレンが突破し、その折り返しをウェルベックが決めて、格下相手にはセーフティーリードともいえる2点のリードを得ます。

もっともやってはいけなかった、相手にスピードを生かされた展開は、いくらウエストハムが名将アラーダイス監督と言っても、痛恨のミスだったと思います。右からのクロスに8番のヘディングで1点を返し、その後も一方的に押しただけに、そのわずかな時間が悔やまれた試合でした。
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冬の青空

2014-12-30 20:10:43 | 埼玉
今日は別所沼公園に走りに行ってきました。2月末のさいたまシティマラソンまでに3km走れる体を作るのが当面の目標ですが、今日は2kmを11分57秒で走り、まあ最初はこんなものかと満足です。学生時代はもっと走れたとはいえ、今振り返ると「よくこんな弱い体にあれだけ激しい負荷をかけていたな」と思うので、今回は補強運動を多くして疲れにくい体を作ってレースに臨みたいです。写真はメタセコイヤ並木です。季節も冬になり、残る葉はわずかです。
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皇后杯千葉戦マニアック分析

2014-12-29 20:53:03 | レディース
昨日の皇后杯、浦和対千葉戦について生観戦恒例のマニアック分析をつけます。会場の味の素フィールド西が丘(旧西が丘サッカー場)はサッカー専用スタジアムで、選手の指示の声がバックスタンドの私にも聞こえることがあります。その声を拾い集めると面白いもので、後半から途中出場した清家選手は、プレーだけ見ているとスーパーヒロインですが、GK‪池田選手から「清家、周りよく見て」と指示が飛んでいる場面もありました。すごいと言っても、まだ18歳ですから、サッカーのすべてで完成するわけではないというのが、こんな事実からわかります。


その声で印象的だったのは、前半の浦和の内容の悪さは昨日書いた通りですが、それにいち早く気付いたDF高畑選手が、隣にいた左SBの和田選手を呼びます。和田から加藤へ、加藤から吉良へと伝言されて前にまで伝わりましたが、前半の浦和の問題点は確実に存在したことが、この事実からわかります。


和田選手がインタビューで「ラッキーな面はあった」と話すように、千葉FW菅澤選手の不調に救われたとは思いますが、バイタルエリアを相手に制圧され、ミスからカウンターを食った浦和の敗戦はスタンドの私も覚悟するほどでした。その要因には、ボランチ猶本選手の負傷離脱もあります。猶本がいなくなったことで、浦和は本来攻撃的MFの柴田をボランチに回さざるを得なくなり、柴田の攻撃力という持ち味が失われることになります。


それでも、柴田をボランチにして大丈夫と吉田監督が思っているのは、アンカーの岸川選手が信頼されているという証明です。柴田は積極的に前に出るプレーが得意なので、そこでボールを失ってもある程度は岸川が時間を稼いでくれるという信頼がなければできません。しかし、この日の岸川は、その遅らせるプレーができていませんでした。千葉サイドも、岸川のところを狙うゲームプランのようで、ボランチの瀬戸口や川村が岸川の脇のスペースを狙って上がるパターンでチャンスを作っていました。


その結果として、昨日書いたようにバイタルエリアだけは消そうと、岸川の援軍に柴田、堂園、吉良、場合によっては後藤が下がるのもやむなしと判断した結果が、清家の個人技に賭ける手段でした。おそらく、監督としてはやりたいサッカーではないと思いますが、清家がその内容の悪さを個人技で消して、浦和は3-1で千葉に勝ち決勝進出しました。


日テレの選手の技術を考えると、浦和のこの日のサッカーでは勝ち目は薄いのが正直なところですが、ボランチで落ち着かせていつものポゼッションができるよう、残り時間の修正に期待しています。
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堅守速攻が奏功(サウサンプトン対チェルシー)

2014-12-29 17:18:31 | ワールドサッカー
今日はあまりの寒さと雨で外出は控え、家でサウサンプトン対チェルシーのビデオを見ていました。サウサンプトンは吉田麻也が在籍するチームですが、今シーズンはCBロブレン、MFララーナ、FWランバートをリバプールに、MFラミレスをハルに引き抜かれており、前評判はそれほど高くありませんでした。

しかし、彼らの移籍金でそれなりの選手は加入しており、FWのペッレ(19番)がオランダのフェイエノールトから、MFのタディッチ(11番)が同じくオランダのトゥエンテから加入しています。もっとも、今季の4位という好成績は、オランダ人のクーマン監督の手腕のおかげという評判です。その一端でもわかればというのが、この試合を見た動機です。

それは、徹底した堅守速攻のスタイルでした。この試合でも、ボール保持率は39%と劣ったサウサンプトンですが、シュート数はサウサンプトン9本に対し、チェルシーは7本と上回っています。ボールはチェルシーに圧倒的に持たれ、アザール(10番)には何度もそのキレのあるドリブルを披露されているのですが、吉田が置いて行かれた1失点を除くと決定的には崩されませんでした。

退場者も出し、守勢に追われたサウサンプトンが1-1の引き分けという成果を収められたのは、サポータにとっては満足いく結果だったようで、終了のホイッスルと同時に観客は拍手でした。チェルシーのモウリーニョ監督が、なかなか崩せない展開を見て、次々と攻撃的なカードを切っていたので、なおさら引き分けはロシアの大富豪が持つチェルシーに勝たせなかったという思いが出たものと思います。

逆に、チェルシーは中1日という厳しいコンディションを見て、トップ下のオスカルや左SBのアスピリクエタを温存するなど、アウェイのこの試合は100%の力で勝ちに行かなかった事情はあります。それでも、足首の負傷を抱えているアザールが、足にボールが吸い付いているのではと思うほどのドリブルを見せるなど、チェルシーとしては出せる力は出した印象です。

モウリーニョサッカーはどちらかといえば格下チームを工夫で勝たせる方が得意なので、この日のように引いてくる相手は比較的苦手という印象は受けました。それでもリーグ首位と結果を出しているチェルシーは、このサッカーを変える必要はない印象は受けました。
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チェコ黄金時代(カレル・ブリュックナー)

2014-12-29 16:35:18 | ワールドサッカー
典型的オフネタの昔話で、元チェコ代表監督ブリュックナー氏の思い出です。彼が指揮した当時のチェコは強く、2004年欧州選手権4強、2006年ドイツW杯出場、2008年欧州選手権出場と結果を残していました。当時のチェコは、ネドベド、コラー、チェフ、ロシツキー、ポボルスキとスター揃いの豪華メンバーでした。

特に印象に残っているのは、2004年の欧州選手権でオランダと対戦した記憶です。当時、チェコは2点ビハインドを3点取って逆転して決勝トーナメントに進んだのですが、このときの采配が驚異的でした。理由は、オランダのロッベンに崩されていた守備を、逆にマーカーを置かずにパスの出しどころのファンブロンクホルストを消すことで存在感を消したという、奇策が功を奏したことです。

当時、ロッベンに崩されていた、右SBグリゲラをベンチに下げ、中盤の選手を代わりに投入していました。ロッベンの位置にはポボルスキを下げていましたが、本来攻撃的MFのポボルスキはロッベンをマークできるような守備が強い選手ではありません。しかし、右SB不在のまま、プレスを掛け続けて次第に主導権を取り戻し、ついには逆転勝利を収めた采配は、今でも元Jリーガーの解説者が絶賛するほどです。

また、ブリュックナー監督といえば、プレスの掛け具合を意図的に調節して、わざとあまりうまくない選手にボールを持たせた高等戦術も思い出せます。オランダとの対戦でも、取材したライターに「我々が誰にボールを持たせようとしたかわかるか?」と逆質問して、長身であまりうまくないスタムの名前を引き出して、「そうだ、我々はFデブールに後ろからゲームを作らせたくない。それでスタムに蹴らせようとした。」というようなことを語っていました。

当時のチェコは、ウルチカ(小道)と言われたパスと、絶対的エース、コラーの存在で黄金時代でした。コラーもドルトムントでエースストライカーだった一流選手で、こういうタレントが次々出てきた、時代の流れをうまく生かした監督です。今はブリュックナー氏は75歳で、もう監督業はやらないと宣言していますが、私がワールドサッカーにのめり込んでいた当時を思い出す、名監督でした。
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吉田監督の賭け(12/28浦和対千葉)

2014-12-28 22:35:05 | レディース
第二試合の浦和対千葉が、本来の目的です。思えば、今回の4強のチームは、日テレと東京V(名前は違うが事実上同じチーム)を含めると、すべてJリーグの男子のトップチームを持っているチームです。女子専門のサポもいるでしょうが、私のように普段は男子を応援しているサポが女子の応援に乗り込んできたパターンもあります。この試合で、私の今季観戦数は22試合になりました。統計を取り始めた2002年から数えると最少ですが、今年は体の調子が回復してきたので、来年はもっと見られるようにしたいです。

この試合、浦和にとってはスコアの3-1ほど、決して内容のいい試合ではありません。理由はバイタルエリアの攻防戦でした。千葉は菅澤という絶対的なエースを持つチームですが、意外にも菅澤に直接ポストプレーをさせる場面は少なく、くさびのボールを受けるのはトップ下の筏井でした。筏井がボールを受けて、そこからボールを散らして菅澤に合わせるパターンなので、筏井対浦和のアンカー、岸川の対決が焦点と予想していました。

この対決が、ほとんど岸川の負けに終わったことが、内容が良くないと言い切る理由です。何度もショートカウンターを浴びた浦和は、千葉にシュートの嵐を打たれますが、菅澤の不調で何とか前半を0-0で終えます。正直、この試合は負けを覚悟したほどです。これを見た浦和の吉田監督は、右MF斎藤を下げてFWの清家を投入してきます。

清家はスピード型なので、MFに入れるのかと予想していましたが、実際は清家をFW、吉良を右MFに回す配置転換でした。後半の立ち上がりを見ると、次第にこの交代の意図が見えてきました。岸川が良くないとみて、右SBの堂園やMFの吉良、柴田にバイタルエリアをカバーさせ、手薄になる攻撃は清家の個人技で何とかしてもらうという、賭けに近い采配でした。

しかし、その賭けが当たるのですから、サッカーは面白いです。CKで1点を入れたときは、この試合は1-0しか勝つ可能性はないと思っていましたが、清家の個人技がこの日は切れていて、右サイドをドリブルで独走して二人を抜いてみせた個人技のゴールを決める活躍で、ようやくこの試合は勝てそうだと落ち着きました。

3点目のGKからのロングボールをダイレクトで叩いた清家のゴールは、次世代のスターとも感じられたゴールで、もし清家がなでしこジャパンに定着することがあれば、あの試合がきっかけだったと振り返ることになるかもしれません。



吉良選手です。



和田選手です。



千葉の円陣です。



浦和の円陣です。



和田選手です。



和田選手です。



試合後のあいさつです。
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サイドの攻防(12/28日テレ対仙台)

2014-12-28 19:38:37 | レディース
仙台はサイドハーフを高く保った4-4-2、日テレは4-1-4-1の布陣は、両チームともサイド攻撃を意図したものでしょう。事実、チャンスは両チームともサイドからです。ただ、FWがボールを触れた回数には差がありました。

日テレの1トップ、田中美南はU-20女子W杯銅メダルのメンバーですが、意外にも当時は左のウイングでした。しかし、今は相手DFを背負って足元でキープする動きができています。日本女子サッカーの課題はFWで、一番うまい選手がトップ下になる風潮があるので、なかなか1トップの適任者が育たない傾向がありました。田中美南がこの位置をこなせれば、ポスト大儀見の期待もあります。

反対に、仙台の2トップ、浜田と小野はほとんどボールを受けることができませんでした。その理由は日テレのアンカー阪口のポジショニングでしょう。日テレボールは確実に受けて散らし、相手ボールを2トップに通さない役割が、阪口と岩清水でできていました。

こういう展開になれば、日テレのやりたいウイングサッカーにはおあつらえ向きでした。仙台が誇るなでしこジャパン左SB鮫島に対し、右ウイング隅田や右SBの2番が仕掛けて数的優位を作る場面もありました。日テレの先制点はショートカウンターからで、左ウイング長谷川のミドルが決まったものでした。

日テレは皆うまいという印象です。代表やU-20代表で有名な田中美南、阪口、岩清水は当然としても、それ以外の選手も技術がしっかりしていて、仙台の最終ラインに仕掛けていました。最後は仙台DFとGKの連携ミスからのオウンゴールで決定的な2点目が入りましたが、日テレがボールを支配してプレッシャーを掛け続けたからこそのオウンゴールだったと思います。

仙台はセットプレーがチャンスでした。女子サッカーは男子サッカーにありがちなプロフェッショナルファウルこそ少ないですが、女性レフェリーのファウルの判定が厳しいので、FKはよくあります。鮫島がセットプレーで「居残り要員」で最終ラインにいたのは驚きでしたが、FKから6番が頭で合わせた決定機はありました。

これが決まっていれば流れも変わったかもしれませんが、2トップにくさびのパスが入らなかったことと、外国人GKと最終ラインとの連携は課題で、鮫島とGKが試合後に話し合う場面も見られました。



鮫島選手です。



鮫島選手2



試合終了後の、小林弥生選手とチームメイトの抱擁です。



岩清水選手です。
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スコアほどの差はない(マンU対リバプール)

2014-12-27 18:01:05 | ワールドサッカー
会社の御用納めが終わったので、久しぶりにワールドサッカーのビデオを解禁して、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターU(以下マンU)対リバプールのビデオを見ました。マンUは香川真司がドルトムントに去って以来、あまり見なくなりましたが、今季はモイーズ前監督時代にはなかった5連勝をするなど好調ということで、ビデオを確認していました。

話題の新戦力の、ディマリア(→レアル)は負傷欠場、ファルカオ(→モナコ)は途中出場したものの出場時間が短くプレーの印象はなく、選手を変えてマンUが変わったわけではなさそうです。しかし、この試合は世界中からビッグネームを発掘できる、マンUの選手層の底力で3-0で勝った試合です。

NHK-BSのアナウンサーが言うには、5連勝も決して内容は良くなく、前節のサウサンプトン戦はシュート3本で2点取っての2-1勝利でした。モイーズ前監督時代の映像を見て、当ブログで「(能力的には)できるけれどやらせてはいけない」と書いたルーニー(10番)のボランチも試しています。

ただ、ファンハール新監督になって好調な選手をうまくピックアップできているような印象は受けます。この試合は個人能力の高さで勝った試合で、先制点はカウンターからの右アウトサイドのバレンシア(25番)の超人的な個人技で二人をまとめて抜いたプレーから、クロスをルーニーがダイレクトで合わせたもので、2点目は左アウトサイドのヤング(18番)からのクロスがファーサイドのマタ(8番)の頭に合ったものです。

両アウトサイドで2点取ってしまえたあたりは、ファンハールの采配がズバリ的中ですが、正直言えば3-0のスコアほどの内容の差はなく、この試合でもリバプール18本、マンU8本とシュート数では負けているくらいです。それでも、ルーニーはボランチをやりながらも出るべきときは前に出て点に絡む、カウンターのチャンスがあれば最低3枚は走って間に合わせるなど、組織面で整備したところも見られました。

スタメンの1ボランチの布陣では、フェライニ(31番)のパスミスをリバプールに拾われるなど、まだまだ整備すべき課題はありますが、少なくともファンハールが監督になったことで、今年のマンUは違うようだというイメージは持てました。そのあたりは、さすがトータルフットボールの後継者と呼ばれたほどの名監督ではあります。
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浦和関連ストーブリーグ情報

2014-12-26 19:05:02 | 浦和レッズ
サッカーニュースの中では、FC東京DF加賀健一選手の浦和移籍もありました。加賀は磐田、札幌、磐田、FC東京と渡り歩いたセンターバックです。札幌でポジションをつかみ、レンタル元の磐田に戻って活躍した選手です。彼が在籍したチームには4バックのチームが多かったですが、どちらかと言えば対人に強いストッパータイプです。

浦和は坪井を戦力外にしているので、代役のストッパーの補強は必要でした。今季は槙野と森脇の両ストッパーはほぼ全試合に出場しましたが、来季はACLがあるので選手層を厚くする必要がありました。ミシャサッカーのストッパーはSB的な上がりを要求されるので、加賀がどこまでこなせるかは未知数ですが、頭数は揃えた印象です。

鈴木啓太が不整脈、青木が終盤戦で機能しなかったボランチも課題ですが、徳島にレンタル移籍していた小島秀仁を呼び戻します。徳島では11試合出場と、ある程度は実戦経験を積みました。一時、レオシルバ(新潟)獲得の噂もあったように、即戦力のボランチは欲しかったでしょうが、それがかなわないなら、小島の活躍が必要になります。

ミシャも浦和時代によく小島をベンチに入れていましたから、小島の能力は評価していると思います。ちょっとした賭けですが、成功を願っています。

また、FWの阪野豐史選手はJ2栃木にレンタル移籍します。阪野は興梠の骨折後にベンチに入れてもらえなかった事実を見れば、あまりミシャに評価されていなかったでしょう。栃木に完全移籍するくらいの気持ちで行った方がいいと思います。

GK絡みでは、加藤順大が大宮へ、山岸範宏が山形へ完全移籍します。今季の西川周作の加入は浦和のGK陣にとっては大きな事件で、将来のことは必死に考えたでしょう。山岸も加藤も、試合に出られなかった今季でも、トレーニングを怠らなかったことは他の選手も見ています。

その結果、山岸は昇格プレーオフの活躍でJ1を勝ち取り、加藤も大宮が正GKだった北野を戦力外にしているところを見れば、大宮の期待は正GKだと思います。見ている人は見てくれているので、あとは結果を出すだけです。
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