Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

横浜FM戦プレビュー

2016-10-31 22:44:58 | 浦和レッズ
今度の木曜日の文化の日、浦和レッズは今季リーグ戦の最終戦、横浜FM戦です。生観戦を予定されている方は土曜日と間違えないように気を付けてください。浦和は、2ndステージの優勝は決めましたが、まだ年間順位の争いが続いており、この試合に年間1位を賭けて戦うことになります。

対戦相手の横浜FMは、年間順位は9位で優勝とも降格とも関係ない位置です。もっとも、横浜FMには、浦和が比較的苦手にするドリブラーの齋藤学がいます。浦和は攻撃時に4-1-5という前がかりの布陣で攻めますから、後ろは少ない人数で対応することになります。そのDF、遠藤や森脇を、齋藤に個人技でかわされると大きなピンチになります。

また、キュラソー島出身の俊足MF、マルティノスも警戒すべき相手です。彼の以前の所属クラブを見ると、ヘーレンフェーン(オランダ)が目立つ程度で、ハンガリーやルーマニアを渡り歩いた苦労人です。しかし、持ち味のスピードはわかっていても止められない恐れがあり、新潟戦でラファエル・シルバに振り切られた浦和DFとしては要警戒です。

前節の鳥栖戦のスタメンを見ると、中村俊輔はベンチにも入っておらず若手主体です。おなじみのメンバーはGK榎本哲也、DF小林祐三、中澤佑二、FW齋藤学くらいになっています。1stステージは4/10に日産スタジアムで対戦し、0-0の引き分けでした。当時の試合は、横浜FMがあえてサイドを放置して真ん中に選手を集めた策の前に、浦和は攻めきれずにドローに終わっています。

もっとも、当時の試合はACLの強行日程で疲れていた試合でした。今は、年間優勝を目指す浦和は上り調子で、当時とは状況が違うはずです。川崎が敗れれば他力で1位が決まる可能性もありますが、きっと勝って決めてくれるはずと信じて、埼スタに向かおうと思います。
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サウジアラビア対UAE戦レポート

2016-10-30 18:09:30 | ワールドサッカー
今日は体調を崩して家で静養していたので、撮り貯めたワールドサッカーのビデオから、アジア最終予選のサウジアラビア対UAEを見ていました。サウジアラビアがどんなチームか、弱点はあるかという情報を、最終予選のサウジ戦の前に得ておきたかったからです。

これまで、サウジの試合はイラク戦、豪州戦の映像を見ました。そのイメージでは、中盤でつないでくるチームという印象です。まとまっているが決定力不足、そんなイメージを持っていました。しかし、この日のUAE戦は、結果こそ3-0と勝っていますが、サウジには課題の方が表に出た試合でした。

それは、UAEが中盤をコンパクトに保ったプレスの前に、ボールを回すことができなかったからです。ファンマルバイク監督仕込みのパスサッカーを機能させられず、サウジの攻撃はドリブルなどの個人技に賭ける展開を強いられました。たまたま、相手のUAEのプレスが時間とともに機能しなくなり、途中出場のFWファラジのスピードが効いて勝つことはできましたが、これなら日本が中盤から激しく行けば止められる、そんなイメージを持っています。

また、解説の鈴木隆行氏が指摘していましたが、サウジは最終ラインがうまく揃わず、相手のロングボールからの展開でスペースを与えるという弱点も見つかりました。確かに、サウジのSBの位置を見ていると、少し上がった位置でぶらぶらしていることがあります。これでは中盤でボールを奪われると戻りが間に合わないはずで、日本のMFがスピードに乗ってスペースを使えばビッグチャンスになる、そう感じています。

サウジの強みは、試合の終盤に強いことです。このUAE戦も、後半25分まで0-0だった試合を3-0まで持ち込んでいます。おそらく、中東の独特の気候を味方につける術を知っているからでしょう。日本は最終戦で、このサウジとアウェイで対戦するので、そこまで勝負を持ち越すと厳しい展開になるかもしれません。

また、FWも日本が特別な警戒を要するほどのビッグネームはいません。中盤対決なら望むところと、いつもの日本のサッカーを存分に発揮すればきっと勝てる相手だと思います。
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勝利は必然だった(10/29磐田対浦和)

2016-10-30 17:43:31 | 浦和レッズ
昨日、浦和レッズはジュビロ磐田に1-0で勝利し、2ndステージの優勝を決めました。もっとも、選手たちは誰も2ndの優勝には満足しておらず、次の横浜FM戦を勝利して年間1位を取ることに集中しています。CS優勝を今年こそ達成する、そんな覚悟が感じられるのは、サポーターとして嬉しいです。

試合内容ですが、磐田は元イングランド代表の実績がある、FWジェイの使い方が見どころでした。ジェイは自ら仕掛けるタイプでなく、いいボールに反応するタイプなので、磐田がどこからボールを取りに来るかを注目していました。前回の磐田戦で、森脇のバックパスのミスから取られた失点があったので、磐田は普段は引いていながら、GKにバックパスが来ると全力で詰めてきました。

そこはさすが首位の浦和です。磐田のこの狙いに対し、落ち着いてさばいてボールを支配し、圧倒的なボール支配率と、シュート数21対6という内容の差をつけた試合になりました。磐田が、ボランチの上田を時折最終ラインに入れて、5バック気味に守る時間もあるなど、引いた試合でしたが、浦和は前節の新潟戦の教訓を生かしていました。

それは、ボランチの位置に柏木が入ることで、逆サイドへの展開ができるようになっていたことです。もちろん、新潟戦でミスをした森脇も奮起して、使ってくれたミシャの信頼に応えるプレーを見せましたが、この日の浦和は右アウトサイドの駒井にも、左アウトサイドの関根にも、均等にボールが入る狙い通りの展開でした。

駒井のクロスが、なかなか中央に合わないことだけが気がかりでしたが、それでも浦和は興梠のバー直撃のシュート、柏木のポストに当たるFKなど、多くのチャンスを作っていました。相手GKカミンスキーの好守はありましたが、この内容なら勝てるはずという確信は持っていました。

その結果が武藤のゴールになりました。駒井のクロスは少し後ろにそれ、武藤にとっては下がりながらヘディングで合わせるという難しいシュートになりましたが、それを決めてくれるのはさすが武藤です。今日の浦和は、この1点で十分でした。見事に1-0で勝利し、1-0とはいえ完勝だった試合になりました。

川崎も勝利したので、次の横浜FM戦での勝利が、年間1位を自力で決められる条件です。この日の内容を見ていれば、それは問題ないのではと思えますが、試合を見ていないとわからないので、スタンドで是非とも見届けたいと思います。
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サウジアラビアのサッカー

2016-10-28 22:52:16 | ワールドサッカー
そろそろ、日本代表のサウジ戦が近づいてきました。少しずつ気分を盛り上げていこうと思って、対戦相手のサウジアラビアのことを書いてみます。私にとって、サウジアラビアは初の観戦となる相手なのも、盛り上がっている理由です。

サウジアラビアはW杯通算出場4回を誇る強豪です。最高位は1994年アメリカ大会でのベスト16で、当時のエースストライカー、オワイランの50m独走ゴールは今でも語り草です。原油の産出で豊かな国で、サッカーにも巨額の投資を行っている相手です。監督が、オランダ代表でW杯準優勝の実績のあるファンマルバイク氏というところにも表れています。

もっとも、サウジアラビアはここ2大会続けてW杯出場を逃しています。理由はいろいろ考えられます。中東のチームは、ペルシャ湾沿岸諸国の対抗戦、ガルフカップに熱くなりすぎるという問題点があります。ただ熱くなるだけならいいですが、この大会で敗退するとすぐに監督を変えるのはいただけません。

サウジアラビアの監督は目まぐるしく変わるので、日本に来る相手監督がファンマルバイク氏でない可能性もあります。こういう方針が、チームとしての継続性を失わせている、最近のサウジの低迷を見るとそう感じます。

しかし、ここまでの試合を見る限りでは、ファンマルバイク氏はなかなかのチームを作ってきています。今回の日本戦は、お互いの集大成としていいゲームを期待したいです。もちろん、弱点も多少は感じる相手です。

それは、サウジというチームに絶対的なストライカーがいないことです。サウジの資金力を考えると、欧州に渡らなくても十分な収入を確保できるのでしょうが、日本や韓国、豪州の代表選手が欧州リーグに渡って強化を進めてきたことと比べると見劣りすると言わざるを得ません。

また、サウジの首都リヤドは砂漠の真ん中の位置なので、雨の試合をほとんど経験していないという弱みもあります。埼スタで雨が降ると、サポーターの観戦環境としては嫌ですが、それでも試合に勝つのにつながればと、前向きに考えられるかもしれません。
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ファンマルバイク監督

2016-10-27 21:57:18 | ワールドサッカー
今日も残業で、出先でブログの原稿を書かないといけない状況です。そのため、11月に日本代表が対戦する相手、サウジアラビアの代表監督、ファンマルバイク氏について書きます。

ファンマルバイクは、オランダ代表を率いて2010年南アフリカW杯準優勝が最大の実績です。当時は日本代表とも1次リーグの2戦目で対戦して、1-0でオランダの勝利に終わっています。当時のオランダは、4-3-3のシステムで、オランダが誇る高速ウイングのロッベンを活かすサッカーをしていました。オランダというチームが、伝統的にウイングを多く輩出するので、理にかなった戦術と言えます。

また、2001年のフェイエノールト(オランダ)時代に小野伸二を指導した監督という記憶も鮮明です。当時のフェイエノールトは強いチームで、欧州CLこそグループリーグ3位で敗退したものの、そこから「敗者復活」で回れる、当時のUEFAカップを優勝した実績があります。このUEFAカップを、ほぼ主力のボランチとしてプレーした小野伸二は、この活躍でアジア最優秀選手に選ばれました。

当時のフェイエノールトは、1トップにベテランのポストプレーヤーのファンホーイドンクがいたので、彼に合わせるサッカーを目指して4-2-3-1のシステムを採用していました。当時若手だったファン・ペルシがこのシステムではトップ下で出場したこともありました。

サウジアラビアでは、このフェイエノールト時代と同じ4-2-3-1のシステムです。ラインをコンパクトにして、パスがよくつながるところは、さすがファンマルバイクのチームと感じます。ただ、ファンホーイドンクのような強力な1トップはいないようです。日本としては、自分たちと似たようなチームと当たるイメージでしょう。こういう相手に勝つには、岡崎慎司や本田圭佑など、相手にいない個の力が大事になると予想しています。UAE戦のビデオを見ての相手分析は、後で書きます。
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サポーターが勝たせた試合(2008年浦和対アル・カディシア)

2016-10-26 22:40:10 | 浦和レッズ
今日は残業でした。今出先なので、資料を見る必要があるプレビュー記事は明日以降に回し、今日は記憶で書けるネタの昔話です。埼玉スタジアムのサポーターは日本一とよく言われますが、Jリーグの試合では相手が埼玉スタジアムの雰囲気に慣れているようで、なかなか明確な成功例はありません。しかし、この試合だけはサポーターが勝たせたと明確に言い切れる試合があります。

それは、2008年のACL準々決勝のアル・カディシア(クウェート)戦です。この試合はホームアンドアウェイの2戦目で、アウェイの第1戦は2-3で浦和は敗れています。アウェイゴールが2点あるので、浦和は1-0、2-1の勝利なら勝ち抜ける条件でした。

アウェイの第1戦の映像を見る限り、アル・カディシアのホームスタジアムは、改修前の駒場スタジアムと同じくらいでした。アル・カディシアの選手たちは、試合前に埼玉スタジアムの規模に驚いていたようで、スタジアムをバックに手持ちのコンパクトデジカメで記念写真を撮っていました。たぶん、親戚縁者に「これがW杯準決勝の会場だよ」と見せるつもりなのでしょうが、これを見た私は「このスタジアムから一斉にブーイングを浴びせたら効果がありそうだ」と思っていました。

試合は本当にそういう展開になりました。もちろん、戦術的な要因もあります。アル・カディシアは4バックのつもりだったようですが、左SBが極端に上がっていて、右SBがタッチライン際にいたので、CB2枚だけで真ん中の広大なスペースを守る、バランスの悪い布陣でした。

この相手なら、この年に同時起用が機能しなかったことの目立った、エジミウソンと高原の2トップにはおあつらえ向きの相手でした。相手CBの間のスペースで受けることで機能させられるからです。

また、ブーイングを嫌がった相手GKが、キックミスをしたり、ブーイングに耳をふさぐようなジェスチャーをしたりと、アル・カディシアの選手は明らかに埼玉スタジアムの雰囲気を嫌がっていました。これなら勝てると確信した試合は、その通りに2-0で浦和の勝利に終わりました。

こういう試合はサポーターとしては嬉しい試合です。Jリーグの試合でも、相手の監督が「選手が埼玉スタジアムの雰囲気にびびっていた」とコメントすることもあります。最近では、広島戦でウタカがPKを外した成功例もあります。こういう試合があるから、サポーターは大事だと思えますし、われわれもスタジアムに足を運んで良かったと思います。そんな試合、これからも目撃したいですね。
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JKたちの奮闘(U-17リトルなでしこ対共和国)

2016-10-24 22:54:45 | レディース
ヨルダンで開催されていた、U-17女子W杯が金曜日で終わりました。2大会連続の決勝進出で期待された、U-17リトルなでしこは、決勝で0-0からのPK戦の末、朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)に敗れて準優勝に終わりました。その決勝戦、フジテレビが中継してくれたので、CS放送を見られない自分も映像をチェックすることができました。

女子、しかもU-17という理由もあって、パススピードなどはかなりゆっくりしています。それでも、なでしこジャパンがW杯を優勝した際に武器になった、パスを回すサッカーは、今回のリトルなでしこにも継承されていました。もちろん、ただ出すだけでなく、キックフェイントを使って共和国のDFを欺く努力はしており、サイドからMFが上がってくるまではやりたいサッカーができていました。

しかし、共和国もさすが決勝まで来るチームでした。彼女たちの戦術は一貫しており、ベストメンバーを常に変えない采配をしてきます。その戦術は、バイタルエリアに6人を集め、リトルなでしこにスペースを与えない守備の強いサッカーでした。共和国の引くスピードは早く、なでしこのカウンターがなかなか機能しない、難しい展開を強いられました。

今回、注目したのは、浦和レッズレディースのトップチームでプレーするボランチ、長野風花選手でした。大会MVPにも選ばれたキャプテンの彼女は、非常にボールがよく収まる選手です。相手も長野のところは集中的に取りに来ているので、取られたプレーもありますが、トップ下を置かない4-4-2のリトルなでしこでは、長野のボールキープから攻撃が始まることが多いです。

リトルなでしこの攻撃は、長野がキープできるのでサイドハーフまでは面白いようにつながりますが、そこからの折り返しを共和国DFにクリアされる展開が続きました。押していたリトルなでしこも、なかなか好機を決められず、共和国にロングボールからのヘディングシュートでピンチを招いた場面もありました。

試合は、90分の後ですぐにPK戦になり、PK戦5-4で共和国の勝利に終わりました。国際大会の優勝は逃しましたが、今回のリトルなでしこには大いに可能性を感じました。彼女たちが大人のなでしこの主力になってくる5,6年後も、きっとなでしこは強いだろうと、ちょっと誇らしい気分でした。
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新潟戦マニアック分析

2016-10-23 22:01:53 | 浦和レッズ
昨日のミシャ采配、那須の投入はいろんな効果がありました。まず、右DFが上がる森脇でなく、後ろで落ち着かせる遠藤になったことで、ボランチの青木があまり後ろを気にしないで良くなりました。青木が、ボランチの位置に上がって、左サイドの展開を狙えるようになったことで、前半消えていた関根にボールが入り始めました。

この試合は、ゲームメーカーの柏木がベンチ入りしたものの出場しなかったので、普段の浦和の後ろから組み立てるサッカーはやりにくい条件でした。代役の青木は、試合当日にいきなりスタメンを言われたとのことなので、青木を軸に組み立てるサッカーの練習はそれほどはやっていなかったと思われます。

それでも、選手交代一つで、この急造サッカーを機能させたのはミシャの手腕です。また、前半に青木のところを狙って、徹底的につぶしにきていた相手ボランチ、レオシルバの動きが後半は落ちてきました。その結果、後半は新潟のシュートはわずか1本と浦和ペースで試合が展開することになります。

年間1位を守るためには、どうしても勝ちたい浦和は、早めに選手交代のカードを切って勝負してきました。武藤outズラタンin、高木俊幸out李inと、定番になっている前の選手の交代でした。柏木に関しては、練習を見ていた解説者が「足を引きずっているようだ」と言っていたので、試合に出られる状態ではなかったのでしょう。

残留争いの新潟にとっては、勝ち点は1でも大きいので、バイタルエリアに6人を集めて守る戦術でした。こういう相手には、ズラタンの持っている、フィジカルの強さと強引さが必要になってきます。新潟がバイタルエリアに人数を集めたということは、裏を返せばアウトサイドの関根、駒井が空くという意味なので、浦和がボールを支配して攻め続けます。

その結果が、ロスタイムの興梠のゴールです。関根のクロスを、李がスルーして、興梠がアウトサイドでちょっと触った、ぎりぎりのプレーでした。こういう、引き分けそうな試合を勝ちに持っていくのは、強いチームには必要な条件で、浦和にもその強さが備わり始めたのかなと思うと満足です。
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内容の悪かった前半(10/22新潟対浦和)

2016-10-22 23:35:51 | 浦和レッズ
今日の新潟戦、テレビ観戦でした。内容は良くなかった試合でしたが、そういう試合を終了間際の興梠のゴールで勝利できるのは、間違いなく浦和というチームの力だと思います。サポーターとしては「勝って良かった」と安堵しています。

もちろん、このブログはシビアに試合内容にも触れます。前半の浦和は、遠藤のロングパスから興梠がDFラインの裏を取る見事なポジショニングでゴールを決めて、前半7分で先制するいい流れでした。しかし、次第に試合の流れの悪さが出てきます。攻撃が右サイドに偏っていたことと、森脇のバックパスを狙われていたことです。

相手の新潟は、5-3-2で浦和の前5人と数的同数を保って守るやり方でした。このやり方は慣れてきました。浦和としては、こういう相手には無理に前から取り返しに行かないことが重要で、前に出たときにシュートともクロスともつかないプレーで相手に奪われると、新潟の鋭いカウンターが待っています。

新潟も、勝って残留争いを抜け出したい気持ちは強く、カウンターのチャンスには3、4人上げてシュートで終わることを意識していました。そんな新潟の前に、やってはならないプレーだった、森脇のバックパスのミスからラファエル・シルバに独走されて、浦和は同点にされることになります。

これはかなり浦和のバランスを悪くさせることになります。森脇の不調を察したボランチの青木が、森脇の裏のスペースをカバーしようと、DFラインに入ってプレーすることが多くなったからです。浦和の布陣は、ボランチのいない5-0-5のような形になります。この形では、DFラインからボールを引き出せる選手がいなくなってしまうので、逆サイドにボールを振ることができなくなってしまいます。

そのため、前半は左アウトサイドの関根や、左DFの槙野などにほとんど存在感がなく、浦和は右サイドばかりでサッカーをやっているような、良くないと感じた内容になりました。これを見たミシャはハーフタイムに動き、森脇out那須inの交代を打って、遠藤を右DFに、那須を中央のDFに置く采配を見せます。

続きは明日、マニアック分析で。
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ルヴァン杯、浦和に来る

2016-10-22 12:09:48 | 浦和レッズ
今日、浦和の伊勢丹で、写真のルヴァン杯のトロフィーを見かけました。浦和レッズの優勝で、ここに来ることになったトロフィーですから嬉しいですが、優勝の価値はトロフィーではなく、それを作り上げていく過程だと思っています。準々決勝の神戸戦で、相手DF伊野波のフィードをカットしてアシストした、高木俊幸の好プレーから始まっています。

終わってみれば、準々決勝から5戦全勝で成し遂げた優勝、ようやくミシャのスタイルが結果になったという思いです。今日のリーグ戦の新潟戦、楽しみにしたいと思います。
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