Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

鳥栖戦プレビュー

2015-09-30 22:41:16 | 浦和レッズ
今週末、浦和レッズはホーム埼玉スタジアムで、サガン鳥栖と対戦します。昨年は5位と、ACL圏も視界に入れる位置にいた鳥栖ですが、今季は14位で残留争いという厳しい位置にいます。エース豊田が負傷の影響でベンチスタートが多いなど、チーム状態も良くないことが理由と考えられます。

また、鳥栖というチームが精神力を前面に出すチームカラーというのも理由だと思います。鳥栖は、ユン・ジョンファン監督時代に、3部練習で培った体力レベルの高さを売り物にしており、ロスタイムに決勝点が入る試合も数多く見られました。選手自身が「うちはJリーグで一番きつい練習をしている」と自信を持っていたくらいでした。

しかし、そういうチームは、負けるときは大敗する試合もあります。接戦をぎりぎりのところで拾うことで勝ち点を得てきたチームの場合、敗色濃厚になると大量失点することもあるのは、致し方ないのかもしれません。

もっとも、そんなチームカラーは少しずつ変えようとしているようです。以前は「戦術は豊田」と言われたほど、ロングボールを豊田めがけて合わせることもあったチームですが、課題のトップ下に鎌田が台頭して、違ったチームに変わる可能性も持っています。

浦和は、那須が出場停止から戻り、久しぶりに森脇、那須、槙野のいつもの3バックが揃います。鹿島戦で相手に27本シュートを打たれたことを考えると、急造4バックはやめ、いつもの3-6-1に戻すのは必然でしょう。トップ下と1トップが激しいポジション争いで、誰が出るかわからないところも、浦和の強みになっていると思います。

まだ、鳥栖戦に向けた戦術練習の情報は入ってきていませんが、浦和にとっては残り5試合、できるだけチーム状態を上げてCSに出たいところです。もちろん、年間1位もかかっていますし、ここは会心の勝利を収めて自信をつけてくれれば嬉しいです。
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西口文也、現役引退

2015-09-28 22:12:25 | 他スポーツ
今日はCS出場を賭けた天王山、3位西武と4位ロッテの直接対決でした。結果は4-2でロッテの勝利に終わり、ゲーム差は0.5に縮まりました。森の本塁打で一度は逆転しながら、その直後に先発菊池がデスパイネに逆転2ランを打たれるなど、西武にとってはちぐはぐな内容で、平日ながら西武ドームを埋めた満員の観衆には応えられませんでした。

そのため、その試合のことはこれくらいにして、今日引退セレモニーを行った西武の元エース、西口文也投手の思い出を書きます。西口は1994年、立正大からドラフト3位で西武入りしました。入団1年目の森監督にはあまり使われませんでしたが、西口にとっては後任の東尾監督が、チームの若返りを図ったのが追い風になりました。

2年目から先発ローテーションに定着すると、その後は毎年二ケタ勝てる投手として、多くの選手から尊敬を集める存在になりました。今、ボストンレッドソックスの抑え、上原浩治投手も、尊敬する投手に西口の名前を挙げていました。あの当時の西武では、松坂と西口が2大看板として、多くの試合を勝ってくれたことが思い出です。

ストレートはそんなに速い投手ではありませんでしたが、西口の場合はアウトコースを出し入れするスライダーが絶品でした。このボールを、多くの相手選手が見極めることができず空振りするなど、奪三振も多い投手でした。プロ通算182勝を挙げた、西武ライオンズでは東尾に次ぐ勝利数を挙げた投手です。

毎年、ローテーションを当たり前にキープした西口の背中を追いかけた後輩投手は多く、今日の引退セレモニーでロッテの涌井と西武の岸が花束を渡していたのが象徴的です。もっとも、私が西武ドームに通うようになってからは晩年だったので、ストレートの球速が135km前後と落ちてきました。投球術で勝負する投手なので、43歳の今年までプレーできましたが、西武一筋の現役生活だからこそ使ってもらえたとも言えます。

完全試合やノーヒットノーランを間近で逃した痛恨事もありましたが、それでも182勝は驚異的な数字です。何らかの形で、後輩たちにそのノウハウを伝えてくれるように期待したいです。お疲れ様でした。
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少年時代のヒーロー(逆鉾)

2015-09-27 18:19:06 | 他スポーツ
大相撲秋場所で撮ってきた写真から、思い出の関取衆、元関脇逆鉾の井筒親方の写真です。逆鉾は大関になれなかった力士ですが、何度も上位を倒し、難しい地位の関脇を9場所連続で守った当時の新記録を持っていました。その中身は、ほとんどが8勝7敗だったので、大関になれなくて惜しかったというイメージはありませんが、それでも父で師匠の元関脇鶴ヶ嶺のもろ差しの芸を受け継いだ力士でした。

当時、テレビ解説で来ていた鶴ヶ嶺からは「もろ差しになるまでは逆鉾の方がうまいが、私はほとんどきめられなかった。逆鉾はきめられることがあるので、なってからは私の方がうまい。」というコメントをしていました。技能賞最多受賞記録を持つ、伝説の名力士からこのコメントを引き出したということは、逆鉾もよくやったというべきでしょう。

逆鉾の記録はもう一つあり、弟寺尾との兄弟同時関脇です。先に上位に上がり、関脇をキープして弟の成長を待つ形で実現した、当時としては異例の記録でした。のちに、若乃花、貴乃花が兄弟同時横綱という、更新は決して不可能という大記録を作りましたが、弟の相撲は「心配です」とコメントしていた兄逆鉾にとって、輝いた記録です。

もっとも、39歳まで現役だった寺尾とは違って、逆鉾は関脇の場所で肩を痛めて2勝13敗と大きく負け越してからは、急激に衰えて関脇に戻れませんでした。そんな逆鉾の夢を受け継ぐ存在が、今日優勝した弟子の鶴竜です。鶴竜が若い頃、逆鉾は「逆鉾のもろ差しと寺尾の突き押しをミックスした力士に育てたい」と夢を語っていました。

鶴竜は今場所、2度の変化で勝つなど物議をかもしていますが、確かにもろ差しを時折見せるなど、逆鉾の雰囲気は持っています。逆鉾、寺尾の時代より体重が必要ということも理解して、筋肉で増量して140kgの体を作った鶴竜は、今回の優勝で初めて横綱の責任の一つは果たしたでしょう。食糧難の時代は、強い力士を育てると部屋が潤うことを「米櫃」と言っていました。

今は金銭になりましたが、私の少年時代はそんな名残はあり、優勝賞品に「米俵30俵」がありました。そんな時代をちょっと振り返りました。
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西川に救われた勝利(9/26鹿島対浦和)

2015-09-26 20:23:22 | 浦和レッズ
今日の鹿島戦、テレビ観戦しました。結果は2-1で浦和の勝利に終わりました。シュート数では倍以上の差があった劣勢の試合でしたが、こういう試合を拾うとサポーターとしては嬉しいもので、こんな試合を現地で見ていれば格別だっただろうなとは思います。

もっとも、内容が良くなかったことには触れないといけません。前半の浦和は、特に内容の悪さが目につきました。それは、4-1-4-1の浦和のシステムの弱点を鹿島がよく研究していたことが原因でしょう。鹿島サイドが柏木を狙うのを予想していましたが、実際は2列目からの選手の飛び出しを狙わせるゲームプランでした。

確かに、この4-1-4-1の布陣の弱点は、DFラインの前のスペースをケアするのが柏木一人なので、関根か高木俊幸が帰陣しないと、鹿島の左サイドの突破に対して森脇一人で守ることになってしまうことです。相手の先制点はまさにその形で、カイオに左サイドを突破されてからのマイナスのクロスを遠藤が押し込んだものです。

すぐに浦和も反撃し、武藤のスルーパスに宇賀神が抜け出し、折り返しに高木俊幸が詰めて同点にします。その後が、一方的な鹿島ペースでした。次々と突破されてシュートを打たれますが、GK西川がファインセーブを連発します。相手FWダヴィも金崎も、何度もチャンスがありましたが、西川が止めておいたことで、前半シュート数11-3という試合を同点で後半に折り返します。

ミシャも、前半の出来の悪さは不満だったようで、梅崎、高木俊幸out、ズラタン、青木inという采配を見せます。普段やり慣れている3-6-1に戻すもので、これで孤立無援だった柏木に青木が援軍につき、消えていた興梠もトップ下というポジションでボールに触れるようになりました。これで、鹿島のライン裏への飛び出しにマークをつけやすくなった浦和は、宇賀神のクロスを相手GK曽ヶ端がファンブルするという千載一遇の好機に、興梠がワンタッチで押し込んで2-1と勝ち越します。

ここまで獅子奮迅の活躍だった西川も、金崎のミドルをCKにしたくないと無理に取りに行ったプレーをダヴィに拾われるというミスもしていますが、ダヴィのシュートは外れ、シュート数で大差のついた内容の良くない試合ではあるものの、敵地で貴重な勝ち点3を得ることができました。カシマスタジアムは長年の鬼門だったので、勝つというのは快感でした。
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白いウルフ(益荒雄)

2015-09-26 13:44:29 | 他スポーツ
先日、生観戦した大相撲秋場所では、写真の元関脇益荒雄(ますらお)の阿武松(おおのまつ)親方がチケットをもぎっていたのが嬉しい発見でした。私が「白いウルフ、懐かしいです」と声をかけると、親方は「覚えてくれていてありがとうございます」と答えてくれました。益荒雄は四股名のかっこよさだけでなく、相撲振りでも、当時少年だった私にとってはヒーローでした。

益荒雄といえば、昭和61年春場所の大活躍が忘れられません。当時、益荒雄は上位に挑戦するのは初めての場所でした。こういう、若い力士が上がってくると、上位陣は稽古相手にして研究するのが常ですが、益荒雄は110kg前後の軽量力士という理由もあって、恐れるに足らずと上位陣は稽古相手にすらしていませんでした。

その無警戒の隙を突いて、益荒雄は初日に横綱双羽黒を破ると、本家ウルフの千代の富士にも勝つなど、横綱大関総なめの活躍で10勝5敗と勝ち越し、殊勲賞を受賞します。相撲振りは差してからの速攻です。当時、少年だった私は、右を差したか左を差したかは覚えていませんが、立ち合いで差してからの一気の寄りは、相手が知らなければ面白いように決まります。

その活躍で、故郷の福岡県田川郡糸田町では、愛称を募集して、「白いウルフ」に決定しました。こういう、機敏さとスピードを武器にするタイプには動物の愛称がつくことが多く、若島津は「南海の黒豹」、千代の富士はご存知「ウルフ」、古くは栃錦が「マムシ」でした。この益荒雄の活躍で、糸田町が昔筑豊炭田で栄えた地域だと調べました。

もっとも、この活躍で土俵を沸かせましたが、その後は巨漢力士に無理に変化で勝ちに行ったのがたたり、膝を痛めて長く活躍することはできませんでした。親方になったときにどんな力士を育てたいか聞かれると、真っ先に「けがをしない力士を育てたい」とコメントしていました。

益荒雄は夫人が元プロゴルファーです。スポーツを知っている人がおかみさんというのは、きっと部屋の運営にも役立っているはずで、阿武松部屋から力士が育つよう期待しています。
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鹿島戦プレビュー

2015-09-26 09:21:34 | 浦和レッズ
仕事が忙しく、当日になってしまいましたが、今日の3時の鹿島戦のプレビュー記事です。この試合はJリーグの行方を左右する重要な試合になります。CS進出にはどうしても2ndステージを優勝したい鹿島と、CSの組み合わせが有利になる年間1位を確実にしたい浦和の、どちらが目標を達成するかの試合になります。

浦和はDFの中心選手、那須が出場停止です。埼玉新聞によれば、右から森脇、阿部、槙野、宇賀神の急造4バックで臨むことが予想されています。前回の清水戦がこの手でうまく行ったので、二匹目のどじょうを狙うのではと考えるのは自然な発想です。もっとも、この布陣を清水戦で披露してしまった以上、鹿島も何か対策を立ててくることは間違いありません。

その対策として考えられるのは、4-1-4-1のアンカーに、守備力がそれほど強くない柏木がいるところでしょう。4-1-4-1はアンカーを狙うのは、相手の攻略法として常套手段です。清水戦では武藤が下がってきて柏木をフォローしていましたが、相手がサイドハーフの遠藤やカイオを内に寄せて柏木を狙う可能性はあると踏んでいます。

鹿島は、今季の前半戦は低迷して、山雅戦の敗戦後に三冠も達成した名将、トニーニョ・セレーゾを電撃解任しました。あの名将がこんな形で鹿島を去るとは衝撃的でしたが、後任の石井監督が見事にチームを立て直し、就任後は7勝1敗で2ndステージ優勝を視野に入れています。2ndステージを制し、CSに出ることができれば、鹿島は伝統的に短期決戦には強いので、年間優勝の可能性は出ます。

ジョルジーニョ、トニーニョ・セレーゾが進めた、若手への切り替えは成果を出し始めており、土居、カイオ、赤崎、昌子ら若手が育ってきました。まだ、鹿島といえば本山、小笠原のイメージが残っている私ですが、今の鹿島は若いチームです。

カシマスタジアムで行われる、この一戦はJリーグで最も盛り上がるカードだけに、満員に近い入りになると思います。私も、テレビ観戦ではありますが、じっくりと見届け、観戦記はアップしたいと思います。
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今日の別所沼公園

2015-09-23 20:24:59 | 埼玉
今日はシルバーウイークの締めくくりとして、別所沼公園までトレーニングに行っていました。ペースはとても自慢できるものではないkm8分前後ですが、暑さで動きが落ちている状態を考えると、それでも6km弱走ったことは我ながら評価しています。目標の11月の戸田マラソンの10kmに備え、少しずつ距離を延ばしていく、第一歩は踏み出せたと思います。

こういう遅いペースで走っていると、男性には一瞬で抜かれ、女性や老人に抜かれたりもします。昔の私なら変に意識してペースを無理に上げていたかもしれませんが、今は自分の体と相談することを考えるようになったので、誰に抜かれても気にしなくなりました。もちろん、このペースのまま戸田マラソンに出るつもりはないので、これから少しずつペースの方も上げていくつもりです。

写真をいろいろ撮ってきたので載せます。少しずつですが、秋の感じが漂ってきています。











家庭菜園にあった、赤唐辛子です。



赤とんぼです。





バラです。バラは秋でも咲き、「浦和レッズ公式ローズ」の看板がありました。









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状態戻る(メヒア)

2015-09-23 20:05:39 | 他スポーツ
今日はスカパーの無料放送を活用して、西武対オリックスを最初から最後までテレビ観戦していました。試合は先発野上が5回途中で降板するなど苦しい展開だった西武が、メヒアの2本のホームランで追い付いて逆転した勝利でした。そのヒーロー、メヒアを取り上げます。

メヒアはベネズエラ出身で、メジャー経験なし、最高が3Aだった選手です。その3Aで30本塁打の成績から、元西武で現在ヘッドハンターになっていたオーティズの紹介で日本にやってきました。メヒアが日本向きと判断された理由は、おそらく変化球を本塁打できることでしょう。日本野球の変化球の多さという特殊性から、ストレートを力で持っていくメジャーリーガーより、変化球を打てるバッターの方が成功するという、西武とオーティズの読みは当たった格好です。

昔はトニー・フェルナンデスや現役メジャーリーガーを高年俸で引き抜いたこともある西武ですが、今は実用重視で最初からはあまり高い年俸を払わなくなっています。メヒアも、3Aからの加入、しかもDHか1塁しか守れないという守備面のハンデを考えると、最初の年俸は2千万円ほどだったでしょう。去年、途中加入で空席だったDHに入り、34本塁打を放って、途中加入で史上初のホームラン王になりました。年俸もこれで億の単位には上がったことでしょう。

しかし、今季は彼の力で持っていくバッティングスタイルが裏目に出て、ボール球を強引に振りまわす悪い癖が開幕から出ていました。打率が2割ちょうどくらいを行き来していた彼の出来には、ベンチはおそらく不満だったと思いますが、去年の本塁打王の実績を考えて、田辺監督はずいぶん我慢して使っていました。

その成果が出始めたのは9月に入ってからです。今日の2本のホームランは、レフトスタンド中段とバックスクリーンです。力任せに何でもレフトに持っていくのではなく、センターにも打てるという、彼なりの修正でこういうホームランが出たのでしょう。これで2割4分、27本塁打、もちろんこれで満足しては困る成績ですが、我慢して使ったベンチの期待にはある程度応えたと思います。
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西武対オリックス・マニアック分析

2015-09-23 18:28:28 | 他スポーツ
昨日の西武対オリックス、いくつか気付いたので備忘録を兼ねて書いておきます。まずはセーブを挙げた増田ですが、彼の場合防御率こそ良くないですが、登板数(68)、ホールド数(39)ともリーグトップの中継ぎです。防御率(3点台半ば)が悪い理由は明白で、負けている試合で投げると気分が乗らずに打ち込まれて大量失点するからですが、「中継ぎの場合、防御率より成功数を重視したい」という解説者の松沼雅之氏のコメントもあります。

NTT西日本でも抑えだった増田は、ドラフト1位ですが最初から中継ぎになるつもりで西武に入団してきたと思います。入団からしばらく、ストレートの切れが社会人時代に戻らず二軍でしたが、今年は常時145kmを安定して超え、彼にとっては念願の「シーズンフル稼働」を達成しました。メジャーでは中継ぎは1イニングしか投げない代わりに70試合に投げてもらうという起用ですが、彼はメジャー並みのタフさは身に着けた一年になったことでしょう。





先発の菊池雄星は、勢いで抑える投手なので、ある程度四球は許してやり、球の力で凡打を打たせればいいという考えでいいと思います。彼の好不調を見抜くポイントは変化球でストライクを取れるかどうかです。スライダーやカーブを投げる彼ですが、それがボールになれば見送られてストレートに絞られてしまいます。昨日は、すべてではないにしてもいいところには決まっていたので、まあまあと感じました。5回で交代した理由はマメがつぶれたからと聞きます。

重要な追加点になった浅村の本塁打は、狙っていなかったのが逆に良かったかもしれません。たまに、ホームランを狙うと大きな空振りをする浅村ですが、相手先発山田のストレートが逆球になったのと、ストレートのタイミングで待っていたのが一致したからでしょう。

永江のエラーだけは余計でした。守備固めで出ている永江の場合、エラーは即二軍行きを言い渡されてもおかしくありません。打つ方は佐藤にまったく当たりそうもない空振り三振だったので、守備だけは何とかしてほしいですが。







森がインハイのストレートでのけぞる瞬間の写真です。森のバッティングフォームを撮ろうとして、偶然当たったショットです。



























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豪華リレー見られる(9/22西武対オリックス)

2015-09-22 22:20:06 | 他スポーツ
この試合は、西武先発が今季8勝の菊池雄星、オリックスが今季0勝の山田でした。オリックスとしては、山田には5回くらいを投げてもらい、継投に持ち込んで接戦を拾えればという試合です。事実、山田のコントロールは安定していませんでした。たまに、ストレートが外角一杯に決まって三振を取ることはありましたが、明らかにボールとわかる球が各打者に1球はあり、1回裏は秋山の中前打の後、2四球で満塁というピンチを自ら招いています。

ここで森が三振して、山田を早い回で降ろすチャンスを逃したことが、このゲームが簡単には進まない理由になりました。西武先発菊池雄星は、球速こそ150km出ていましたが、コントロールは今一つで、本人も「調子はあまり良くない」と認めていました。ただ、三振を奪えないなら、打たせて取ると割り切ったようで、5回を2安打無失点と結果はきっちり出しました。

ポイントは5回裏の西武の攻撃でした。西武がメヒアのタイムリーで1-0と先制していましたが、山田が予定の5回を、1点で投げ切ればオリックスにとってはほぼ狙い通りです。なんとか、5回裏で最低1点、できれば2点を期待していましたが、5番浅村が期待以上の3ラン本塁打を放って、西武は4-0とセーフティーリードを得て山田をマウンドから降ろしました。

この場面、スポーツニュースで確認すると、捕手山崎がアウトコースに構えたボールが、逆球になってインコースの低めに行っています。浅村は本塁打を打つつもりはなく、まあいい当たりにはなったくらいの感覚だったようですが、レフトに伸びて本塁打になりました。

この後が、この試合の面白さになりました。西武は明日の試合を終えると、二日間空いて3連戦という日程です。必然的にローテーション投手は余るということになり、菊池がマメをつぶしたことで出てきたリリーフは、先発要員の牧田でした。牧田を出した以上、最低2イニングは投げて欲しいという期待だったと思いますが、7回に守備固めで遊撃に入った永江のまさかのエラーでピンチを招き、走者二人を残して高橋朋己をリリーフに送らざるを得なくなりました。

高橋朋己は、タイムリーと遊ゴロで2点を失い、オリックスに希望を与えてしまう2点差に迫られてしまいます。その後は、急遽2イニングとなった増田が締めて西武が5-2で勝利しました。先発投手が二人と、勝ちパターンの継投の高橋、増田が見られたという意味ではいい試合でしたが、西武としてはすべて意図通り運んだ試合ではなかったと感じました。

































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