Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

名古屋戦プレビュー

2012-11-30 19:56:08 | 浦和レッズ
明日、浦和はリーグ最終戦で、名古屋とホーム埼玉スタジアムで対戦します。浦和にとっては名古屋は相性の悪い相手で、浦和が弱かった時代に大量の負け越しがあって今でも五分に戻せていません。前々節の広島戦でホームで久しぶりに勝利の快感を味わえたので、この快感をもう一度と期待しています。

ACL出場権の3位に入るためには名古屋戦の勝利のほかに他力が必要という厳しい状況ですが、たとえACLには出られなくても勝利の味は格別なので、勝って欲しいという気持ちはいつも通りにスタジアムに乗り込みます。

浦和関連では二つ、いいニュースがあります。一つはここ2試合を負傷欠場していた柏木が、控え組とはいえミニゲームに出場したので、復帰の可能性があります。代役で2シャドーに入っていた梅崎も2試合連続ゴールと好調ですが、柏木が2シャドーに入ればキープ力とセットプレーのキックという武器があります。

もう一つはドイツのケルンからレンタルで浦和に在籍している槙野を、完全移籍で獲得するという話がドイツ紙に載ったことです。今の浦和にとって槙野は欠かせない戦力なので、来期以降も浦和にいて欲しいとは思っていましたが、借りている浦和は弱い立場なので、1部復帰にはどうしても槙野が欲しいとケルンに言われてしまうとどうしようもありませんでした。

まだこの話はクラブの正式発表ではないので、どんでん返しもあるかもしれませんが、契約が半年残っているので、浦和は完全移籍なら移籍金を払わないといけません。それでも槙野が欲しいという浦和側の気持ちは嬉しいです。

名古屋はケネディの負傷で闘莉王をFWで使う可能性があります。闘莉王にとっては点を取って古巣浦和を見返したいという気持ちはあるはずで、ゴール前のパワープレーは要注意です。スタメン発表はDFでも、闘莉王の場合流れの中でも点が取れるので警戒すべき相手です。

ただ、闘莉王はヘディングこそ強いですが、足元でポストプレーをするのは苦手です。浦和のDFはそういう得意でないプレーを出させるように守る必要があります。闘莉王がパワーで押し切るか、浦和DFの知略が勝つかはこのゲームのポイントでしょう。
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ポポ戦力外

2012-11-29 18:43:58 | 浦和レッズ
浦和はブラジル人FWポポと来期の契約を結ばないと発表しました。ポポは今期神戸から浦和に移籍してきて、リーグ戦では21試合出場3得点でした。たぶん34歳という年齢がネックになったと思いますが、地味ながら目立たないところで働いてくれた選手なので残念です。

ポポの日本でのキャリアは長く、柏、神戸に在籍して浦和は3チーム目でした。もともとはMFで、Jリーグでは二桁得点の経験はありません。ポポの名前が最初に印象に残ったのは柏時代で、フランサが守備をしない穴を懸命に埋めていた運動量は地味ながら光るものがありました。

神戸時代は左足の強烈なFKで浦和を破るゴールも決めています。ミシャのシステムで言えば2シャドーが一番向いている選手で、どれだけピッチを走り回ってくれるか、開幕前は楽しみにしていました。事実、いいところなく敗れた開幕戦の広島戦で、一番体が切れていたのはポポでした。

ポポはマルシオと同郷で、子供の頃からお互いのことを知っていた仲です。遠い日本の地で再会できたのは精神的に落ち着ける効果があったと思います。しかし、ポジション的な絡みではポポにとってはマルシオと同じチームになったのは不運でした。

マルシオが負傷で出遅れた開幕直後はポポのMF起用は選択肢の一つでしたが、マルシオが負傷から戻ってきて得点を量産し始めると、ポポは不慣れな1トップに回されます。動き回るのが売り物の小柄なポポにキープを要求するのは酷で、どうしてもサイドに流れてしまうので、原口にポジションを奪われてしまいました。

それでも、腐ることなく黙々と練習を続け、サブ組の練習試合では点も取っていたので、もっと出番を与えられてもいい選手だと思います。リーグ戦の柏戦、天皇杯の讃岐戦でロスタイムに点を取ってくれたので、契約延長は五分五分くらいと思っていましたが、新しい外国人選手のあてがあるのでしょう。

ポポのゴールで一番印象的なのは3月の川崎戦でのヘディングシュートです。身長は170cmに満たないポポでもやり方次第ではヘディングで点を取れることを証明したゴールで、相手が追い付けない速いクロスを送った梅崎も光りましたが、ポポも動きながら頭に当ててコースをうまく変えた会心のゴールだと思います。

ポポは筋肉質の体で心肺機能も高いので、まだまだ現役は続けられそうだと思います。カテゴリーは下がるかもしれませんが、どこかのチームで活躍することを願っています。
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九州場所6連覇(白鵬)

2012-11-28 16:51:42 | 他スポーツ
大相撲九州場所は白鵬の優勝に終わりました。涼しい九州場所は比較的荒れにくく、横綱が優勝することが多い場所です。かつての大横綱、千代の富士も九州場所は得意にしていました。今場所も白鵬が九州場所6連覇という順当勝ちで、貴乃花の優勝回数22回を破る23回目の優勝を決めました。

今場所は新横綱日馬富士の相撲に注目が集まりましたが、大関時代の2場所連続全勝優勝は正直できすぎの感はありました。ただ、大関時代なら不問に付されたはずの9勝6敗が横綱審議委員会で厳しく指摘されてしまうのは横綱の厳しさで、来場所こそ優勝争いに絡んで汚名返上をしないといけなくなりました。

白鵬はそういう厳しい地位の横綱を当たり前のように務めている驚異的な存在です。3場所連続で優勝を逃しただけで話題に上るほど勝つのが当たり前の白鵬の強さを感じます。土俵入りの形も日馬富士とは比べものにならないほどうまく、不知火型の下から両手を引き上げる力感はさすが大横綱です。

白鵬は63連勝もあり、既に歴史に名を刻む大横綱ですが、年齢もまだ27歳と若く、故障がほとんどないので、まだまだこれから記録を作って欲しいです。白鵬の好不調は下半身の安定感を見ればだいたいわかります。

今場所は琴欧洲に左前みつを引かれ、横から攻められて唯一の黒星を喫していますが、それ以外は土俵際に詰まっての逆転のような危ない相撲はありませんでした。白鵬は無理に太ると動きが鈍くなるという理由で体重をほぼ一定にキープしていて、立ち合いで変化されても対応が効きます。

白鵬はモンゴル相撲の経験はありますが、ある程度完成していた朝青龍と違って、来日したときは体重が67kgしかなく、とても強くなるような力士には見えなかったそうです。宮城野親方が受け入れなければ相撲界には入門できませんでした。

しかし、そんな力士に柏戸や大鵬のように一時代を築いて欲しいという願いを込めて白鵬と名付けた期待には既に十分応えました。白鵬は昔の相撲界のこともよく勉強していて、日本人以上に日本人らしい横綱だと思います。
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防御率1点台(大野豊)

2012-11-28 11:32:39 | 他スポーツ
今日も体調不良で会社を休んでおり、こんな時間の更新です。私の少年時代、スポーツ中継といえば巨人戦の時代でしたが、広島ファンの友人がいたこともあって少年時代のスターといえば広島カープの大野豊投手でした。大野はリトルリーグの経験がなく、高校も軟式野球部で、広島入団もテストで入ったドラフト外の無名選手でした。

大野といえば、腕を大きく下にかざして勢いをつけて投げる、村田兆治を左にしたような本格派です。ただ、左投手の宿命で、最初に一軍に定着したときは対左打者の中継ぎでした。先発になったのは1984年の10勝が最初でしたが、大野と聞いて一番思い出すのは1988年の沢村賞です。

この年はカープ打線が不振で、大野が好投しても見殺しになった試合もあり、勝ち数こそ13勝でしたが、防御率1.70という驚異的な数字を出します。当時は打高投低の時代で、阪神が1985年に優勝したときはチーム防御率4点台でしたし、防御率1位のタイトルも2点台半ばくらいで受賞することができました。

そんな時代の1点台ですから、今年の新人王、広島カープの野村祐輔の1点台より価値はあると思います。私も先発投手が1点台の防御率を出すのは信じられなかったほどで、大野のこのときの1点台は素直に尊敬できました。

大野といえば、典型的なアスリート型の選手だったことも記憶にあります。野球選手の中にはメタボ体型で野球以外はできないような選手もいますが、大野は投手ながら打率2割5分を超え、内野安打を稼ぐこともできる俊足で身体能力の高さが売り物の選手でした。引退した後も現役時代とあまり変わらない体型を維持しており、運動することが好きなのだろうと感じます。

大野は43歳まで現役で、FA制度ができた年にはメジャーからもオファーが届いた事実があります。年齢的に全盛期を過ぎていると断りましたが、野茂がメジャーで通用する前から日本球界には潜在的にはいい選手がいると、メジャー側もよく調べているなと感心しました。

大野は今は広島の投手コーチです。FA宣言しないで広島に残ったことで幹部候補生になったとも言えるので、あまりFA宣言してメジャーを目指すのはどうかと考えることもあります。
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会心のカウンター(サウサンプトン対ニューカッスル)

2012-11-27 17:31:51 | ワールドサッカー
今日は大腸内視鏡検査による腹痛で会社を休んでいるので、こんな時間に更新しています。今年は2度も入院しているので、有給が足りなくなるピンチなのですが、あと今年度は4ヶ月あるので危ないです。

そのため、何もしないよりはましと、イングランドプレミアリーグのサウサンプトン対ニューカッスルという試合を英語で一部聞いていました。英語だとスポーツ中継のような早口の実況はどうしても100%は理解できませんから、次第に聞いていると疲れてきて、全部は聞けませんでした。

それでも、サッカーの専門用語は基本的にイングランドから「輸入」しているらしいというのがこの中継でわかりました。サイドから上げるボールをクロスと呼んだり、ペナルティエリアをボックスと言ったり、1対1で向かい合うのをマッチアップというのは全て日本でも用いられている言葉です。

ただ、英語に夢中になると試合展開を追えなくなってしまうので、途中から実況を日本語に戻して試合に集中しました。この試合はサウサンプトンにとっては会心の試合だったようです。前節のクインーズパーク戦で辛うじて最下位を脱出したもののまだ降格圏の19位にいるサウサンプトンにとっては、12位ニューカッスルは格上のチームです。

ニューカッスルは攻撃の際、左サイドの戻りが遅れる課題があったので、そこを速いカウンターで何度もえぐり、しっかり先制点も取れた前半はしてやったりだっとと思います。さすがにニューカッスルベンチも気が付いて、左MFのファーガソンを交代させて3ボランチ気味にして左サイドをカバーさせますが、後半も今度は違った形でのカウンターを機能させたのがサウサンプトンでした。

サウサンプトンのMFの走り方を見て、思い出したのはトルシエジャパン時代に流行りの言葉だった「ウェーブの動き」というものです。まっすぐ走れば相手DFに付いてこられるが、少し弧を描くように曲がって走れば相手DFの意表を突くことができるというのが当時のトルシエの教えでした。

この走りでニューカッスルDFを翻弄したサウサンプトンは、最後は左サイドを深くえぐって、速いクロスをGKがファンブルしたところをラミレスが押し込んで2-0とし、会心の勝利を挙げることができました。代表選手は吉田くらいのサウサンプトンも、戦い方次第ではこれだけの動きができるんだと、監督は誇りに思っているでしょう。

逆にニューカッスルはFWに個人技があるので、その個人技に頼りすぎてしまいました。2トップはセネガル代表のデンバ・バとシセという、高さもスピードもある二人でしたが、ロングボールを放り込むプレーが目立ち、後ろのフォローもなく孤立してしまいました。デンバ・バはリーグ2位の8得点を挙げているFWですから、たぶんこれが実力ではないのでしょうが、欧州リーグ圏も狙えるニューカッスルにしては痛恨の黒星だったことと思います。
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戸田(へだ)マラソンの思い出

2012-11-27 15:06:20 | 雑記
晩秋の恒例行事の河口湖マラソンは、今年から富士山マラソンと名前を変え、なでしこジャパンの佐々木監督や元マラソン選手の有森裕子さんなど豪華ゲストを呼んでいました。弟がこのマラソンを4時間半で完走して、私も昔ですがマラソン完走の経験があるので、これからは兄弟でマラソンの話もできると思います。

私の初マラソンは1994年の伊豆戸田(へだ)マラソンです。このマラソンは標高差200mという激しいアップダウンのあるコースで、ある有名マラソン選手が「このコースは走りたくない」と言ったという逸話があります。

私は登り坂を走らないとタイムが出ないオリエンテーリングをやっていたので、逆に山岳レースの方が力が出るとレース前は強気でいました。1kmを5分で走れば3時間半くらいで完走できるのだから、これくらいのペースなら練習通りなのでいつでも走れると計算していました。

この戸田マラソンは、前半登り、後半下りというコースでした。比較的余力のある前半に登りが集中しているのは私にとっては好材料で、登りを我慢しきればあとは勢いで下ってくればいいというレースプランでした。

それでも、土の上を走るオリエンテーリングは舗装道路を走ることは少ないので、当時は硬い舗装道路だけで40km以上を走るのは初めての経験でした。どこかで下半身にダメージが来るかもしれないと思って、可能な範囲で意図的に道の脇の土の上を選んで走っていました。

その作戦は成功したと思っていました。30km過ぎてもペースは落ちず、雨の降る悪コンディションでも予想以上に走れていました。これならいけると好感触を持って、35kmの距離表示を過ぎました。

しかし、そこから先が試練でした。戸田マラソンの最後は平坦な湾沿いのコースでした。箱根駅伝で山下りの6区を走る選手が、平坦になる箱根湯本の先でよくブレーキを起こすという話を思い出しました。下りが終わって平坦になると登りのように感じるという苦しさと、35km過ぎの内臓機能の低下で最後の数kmはペースも落ちて苦しみました。

それでも、当時は人生で一番体力のあった時期だったので粘りが効いて、3時間57分というタイムで完走できました。フルマラソンを3時間台で走れたのは人生の財産になると思って、何でもやってやるんだとギラギラしていた若い頃の思い出です。
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桜の紅葉

2012-11-26 19:26:59 | 浦和レッズ
11月も終わりになってくると、桜の紅葉が次第に散ってきます。こんな晩秋の季節に思い出すのは1999年の浦和の残留争いの日々です。今でこそ浦和の本拠地は巨大な埼玉スタジアムで街からは遠く離れていますが、当時の本拠地は駒場スタジアムで、浦和駅を降りてから片道20分、市街地を歩いて行きました。

住宅の並ぶ市街地にちょっと異彩を放っていた場所が本太氷川神社でした。浦和の表土の地層は関東ローム層と呼ばれる赤土で、宅地化が進んだ現在はむき出しになっている場所は神社の境内くらいです。そんな赤土の薄暗い本太氷川神社に、浦和のJ1残留を祈願して賽銭を初めて入れたのが崖っぷちの一戦の市原(現千葉)戦でした。

この市原戦はJリーグの歴史にも残る一戦になりました。当時の市原は長身FWのバロンの頭を狙うサッカーでした。浦和は上背では劣るCB路木がバロンに付きました。ヘディングでは負けることを覚悟して、セカンドボールを粘り強く拾うサッカーで試合は終盤まできましたが、最後に福田がゴールを決めて1-0で浦和が勝利します。

この勝利で残留の望みをつないだ浦和は、平塚(現湘南)に勝ち、東京Vに引き分けて最終戦の広島戦を迎えます。このときに見た桜の紅葉はすっかり散り、市原戦からたった10日しか経っていないのが信じられないほど枝を露出していました。今度も頼むと、また神社に賽銭を入れて残留を祈願しました。

この当時から私は試合展開をノートにメモしていましたが、この残留争いで駒場のスタンドにいることは浦和サポの代表と思っていました。なんとしても浦和をJ1に残さなければいけないという思いで、この残留決戦はノートを取っていません。

そのため、この広島戦は細かいことは覚えていません。ただ、ベンチに入っていた3人のFWが大柴、盛田、福田というメンバーだったのに、12得点と結果を出していた福田の投入が後半も終わり近い時間だったことは今でも采配ミスだったという思いは残っています。

結局、この試合は0-0で90分を終え、降格が決まった延長戦という空しい展開になりました。NACK5のラジオ中継を聞いていた私は情報が入っていたので、私のリアクションで降格を知った方がいれば申し訳ないです。福田がVゴールで試合を終わらせ、池田ロボが抱きつきに行って振り払われたのは皆さんご存知の通りです。
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あってはならない(11/24鳥栖対浦和)

2012-11-25 18:01:16 | 浦和レッズ
鳥栖のスタメンを聞いたとき、左SBが本職の磯崎ではなく、本来攻撃的MFの金民友だったのには驚きました。これなら鳥栖が浦和の右アウトサイドの平川を消すことは難しく、平川次第で勝てる試合だろうと思っていました。

確かに平川は何度もフリーになり、クロスは上がっていました。しかし、浦和は真ん中が強いチームではないので、なかなか点になりそうな場面にはなりませんでした。こういう膠着状態になるとDFラインから上がって行ける槙野の出場停止は痛く、浜田にそれを期待するのは酷ですがせめて前半を0-0で折り返して欲しいと期待していました。

しかし、先制点の取られ方が悪かったと思います。守備のリスクを承知で金民友を起用しているのは、もちろんそこから攻撃したいからです。金民友の低いクロスに浜田が豊田のマークを離して失点したのは痛く、鳥栖のホームの強さを痛感して前半を折り返します。

浜田、山田暢久、坪井の3バックだとフィードのできる選手が山田暢久しかいないという課題があります。ミシャが後半頭から坪井に替えて本来SBの野田を3バックに入れたのは攻撃力が欲しかったからだと思います。浜田を下げる手もあったと思いますが、高さで豊田と競り合うことを期待して残したと思います。

結果的には、このミシャ采配がミスでした。せっかく梅崎のゴールで同点に追い付きながら、サイドからのクロスに対し浜田の頭でのクリアがミスになり、相手MF野田の足元にこぼれてしまっては打つ手なしでした。こういう直接失点につながるミスはあってはならないことで、浜田のこれからのキャリアにも影響が出るかもしれません。

スピラノビッチを放出してCBの層が薄くなっている今は浜田にとってはチャンスだったと思いますが、フィンケ時代の最終戦の神戸戦のミスと同様のミスを繰り返してしまったのは痛恨事だったでしょう。

これでACL出場には最終戦の名古屋戦に勝ち、しかも他力待ちと苦しくなりました。ACLに出ると未知の相手が埼玉スタジアムに来る楽しみがあるのですが、それは難しくなりました。それでも、前年はぎりぎりで残留したチームがここまで来たことにはミシャに対する感謝はあります。来季はミシャサッカーに必要な選手を補強して、是非とも優勝を争って欲しいと思います。
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古墳

2012-11-25 14:19:10 | 埼玉
家の近所にある古墳です。若い頃は単なる丘と思ってまったく気に留めていませんでしたが、父が散歩で案内してくれて古墳とわかりました。古墳の上に植わっている桜が紅葉してきて、秋の深まりを感じます。
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大相撲九州場所終盤戦

2012-11-23 20:27:53 | 他スポーツ
一年納めの九州場所ですが、ここ5年は白鵬が連続して優勝しています。かつての大横綱、千代の富士も九州場所は得意にしていて、荒れにくく本命が勝つ可能性が高い伝統は続いています。暑くなくコンディション調整が比較的やりやすいのが理由ではと思っています。

話題は新横綱の日馬富士に集まりましたが、序盤戦こそ1敗で追走していましたが、終盤戦に失速しました。今場所は横綱土俵入りをいろいろなところでやっていたため、稽古量の絶対値が足りないという師匠の伊勢ヶ浜親方の指摘も受けています。終盤戦でスタミナ切れしたのは稽古量の可能性はありますが、今までうまく行きすぎていた感もあり、二場所連続の全勝優勝のようにはいかないでしょう。

白鵬は昨日、安定感の象徴である年間最多勝を6年連続で受賞しました。この横綱は下位相手に滅法強く、豪栄道や栃煌山といった実力のある力士にも対戦成績で圧倒しています。相星決戦や決定戦など大事なところで負けることが多いので、今年1回しか優勝していないのが信じられません。今日の時点で1敗は白鵬一人で、2敗は既におらず3敗も旭天鵬一人なので、明日白鵬が勝つか旭天鵬が負ければ優勝が決まります。

大関陣は把瑠都が負傷で大関陥落が決定し、琴欧州は辛くもかど番を脱出しましたが、琴奨菊は残り2戦を連敗すると陥落という厳しい状況です。稀勢の里が何とか二桁勝利をコンスタントに挙げていますが、ここから横綱を狙うのは厳しい状態が続いています。日馬富士が横綱になるまでは大関が6人という、史上初の豪華番付でしたが、お互いが潰しあうのでいつまでもは続きません。

下位の力士では妙義龍は残念ながら負け越しましたが、前頭2枚目の松鳳山が勝ち越しを決め、新三役が濃厚です。松鳳山は勝つときの豪快な突き押しが美しく、この相撲を続けて欲しいと思っていましたが今場所は開花の場所になったようです。二桁勝った旭天鵬もベテラン健在の活躍で、来場所は横綱大関と当たる位置に来るでしょう。

先場所、期待の力士に挙げていた新入幕の常幸龍は、幕内が最初の壁になったようで苦戦しています。十両力士が入幕すると、幕内の力士は立ち合いがうまいと言うことが多く、常幸龍も下で見せていた驚異的なスピード出世は一時ストップのようです。あと二日、九州のファンにいい相撲を見せてくれるよう、期待しています。
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