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満塁本塁打通算22本(中村剛也)

2021-08-22 21:56:39 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、1回表に出た中村剛也の満塁本塁打の4点リードを、オリックスに2点を返されたものの岸の3ランで突き放し、10-2という完勝を収めることができました。この満塁本塁打で、自身が持つプロ通算満塁本塁打の最多記録を22本に伸ばした、今日の試合でも4番に入っていた中村剛也選手を取り上げます。

中村剛也は2001年、ドラフト2位でライオンズに入団してきました。同期生の栗山とは、同じ関西の出身ということもあり、新幹線で一緒に上京した仲です。この当時、中村が富士山の美しさに感動して新幹線の窓から写真を撮っていたことが、栗山が「中村との思い出は?」と聞かれたときに未だにネタになっています。愛称のおかわり君は、二軍時代の寮で大量にご飯をおかわりしたことからついたものです。

高卒2年目から一軍で出番を得た中村ですが、ブレイクは2005年でした。当時、交流戦でフェルナンデスを押しのけて三塁手で起用され、交流戦期間中に12本塁打を放って大きくアピールします。当時から、メタボ体型の割には足が速く、三塁手の守備でも穴とは言われない能力がありました。指名打者でなく三塁手で起用できたことが、中村の長い現役生活の要因の一つでしょう。

中村は現役選手で最多となる、6回の本塁打王の実績があり、通算本塁打も400本を超えています。今のライオンズでは、山川や森といったスイングスピードの速い選手が続々と現れていますが、中村の場合は何がすごくて本塁打を打てるかの、わかりやすいノウハウは見つからず、傍目からは軽く打っているかのように見えます。本塁打を打つ能力に関しては天才的と言われ、外野に飛球を飛ばせれば半分は本塁打になるほどです。

本人は、ヒーローインタビューでは「打てて良かったです」などとそっけない答え方をするので、インタビューアー泣かせの選手です。その本塁打を打てる秘訣は本人の口からは聞けなそうですが、田辺前監督が「中村の打ち方は全身をバランス良く使える」と証言しており、技術で本塁打を打ってきた選手だろうと想像できます。

満塁本塁打の通算記録は、あの王貞治氏(15本)を上回っており、本人にとっては勲章の一つでしょう。これからは通算本塁打を積んでいきたいところで、次第に偉大な本塁打記録を残した先人に名前が出てきています。37歳と大ベテランですが、西武に残っている限り悪い扱いはされないはずで、これからも現役を納得いくまで続けて欲しい偉大な選手です。

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2 コメント

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Unknown (leonkalu)
2021-08-26 10:39:17
 今年のライオンズどうしたのかしらネ💦なんだか寂しいわ。コロナ禍で活気がないけど応援していま〜す。
Bクラス (kobby)
2021-08-29 13:49:46
leonkaluさん:

今季のライオンズはBクラスに低迷して寂しいです。高橋光成、松本、今井以外でなかなか勝てないことと、打線が優勝したときほどの勢いがないですね。

プロスポーツは半分は勝たないと面白くないですが、西武ドームに行ったときはレポートを投稿しますね。

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