Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

今年一年を振り返る

2013-12-31 21:51:27 | 雑記
これが今年最後の投稿です。今年一年はどんな年だったかと思えば、ずっと病気との闘いだった苦しい日々がようやく終わりそうという手ごたえをつかんだ年だと思います。二つ、重い病を抱えていましたが、一つはほぼ治り、もう一つも定期的な点滴治療で症状を抑えられて今は平和です。

良くないこともいろいろありましたが、それでも筋トレや散歩などの運動習慣ができ、減少していた体重も筋肉をつけて戻すことができました。現在72kg(身長176cm)ですが、決して悪い増え方ではないと自信を持っています。以前はオリエンテーリングをやっていて走ることを日常生活にしていましたが、それをやめて以来、メタボ状態や激やせなど不健康な状態が続いたので、ようやく求める肉体を得られたのかなと思っています。

スポーツ観戦については、今年は今までになくワールドサッカーのビデオをたくさん見ました。全試合ブログ化に挑戦し、写真の形で両チームのフォーメーションを載せることができました。今までは名前だけ覚えて満足していましたが、今年はプレーの特徴を覚えることができました。ブラジルW杯は楽しみにしています。

生観戦はサッカーは27試合と、ようやくここ数年の減少傾向が止まりました。ACLの浦和戦を埼スタで生で見られなかったのは残念でしたが、リーグ戦のホームゲームはほとんど見ることができました。生観戦恒例の「マニアック分析」を安定して書けるようになったのも今年の成果だと思います。

今年の特徴は、大相撲3日間、プロ野球5試合と他のスポーツをよく見たことです。特に大相撲は国技館に足を運んだ結果、栃ノ心、佐渡ヶ嶽親方(元琴の若)、二子山親方(元雅山)の写真を撮影することができました。プロ野球は田中マー君の投球を生で見たのが大きな収穫だったと思います。

来年も元気でスポーツを見たりやったりして、自分はスポーツとともにあるという一年にできたらと思っています。今年一年、ブログを愛読してくださり、ありがとうございました。
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イメージでくくれない(マンチェスターC対リバプール)

2013-12-31 21:33:18 | ワールドサッカー
今日はプレミアリーグの上位対決、マンチェスターC(以下シティ)対リバプール(シティホーム)を見ていました。シティにはスペイン代表MFシルバ(21番)、リバプールにはウルグアイ代表FWスアレス(7番)というワールドクラスがいる対決で、今季は久しぶりにリバプールが上位にいる理由で楽しみにしていました。

この両チームは、シティがポゼッション、リバプールがカウンターのイメージがありました。しかし、この試合はそのイメージでは単純にくくれるものではないという試合になりました。シティにもカウンターがあり、リバプールにもテクニックでパスをつなぐ展開はあったからです。

最終スコアは2-1でシティの勝利に終わりましたが、シティの2点はCKからのコンパニー(4番)のヘディングと、カウンターをネグレド(9番)がGKの頭上を越して入れたものです。逆にリバプールも、スアレスが獅子奮迅の活躍でした。スアレスといえばスピード型FWで、カウンターでスターリッジと2枚走るイメージでしたが、実はスアレスはゲームメーカーとしても機能することがわかりました。

ローマFWトッティとも似ていますが、1トップのスアレスは下がってきてボールを受けても、自在なテクニックで決定的なスルーパスを出す芸当も持っています。スアレスが持てば出てくると、スターリング(31番)やヘンダーソン(14番)といった若手が信じて走るサッカーは好感が持てます。

対するシティは、シルバが存在感を見せました。さばくプレーもドリブルで仕掛けることもできる強力なMFで、上背こそ低いですがその安定した球さばきは日本のサッカー少年には是非ともお手本にして欲しい選手です。もちろん、ゲームメーカーとしてのスルーパスもこの日は冴えていて、シティにはカウンターもあるとアピールした試合にもなりました。

蛇足ながら、シルバは日本人に良く似た風貌の「イケメン」で、W杯にも出てくる可能性がある選手です。是非、女性ファンの皆様、NHK-BSのシティの試合をチェックしてみてください。
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天皇杯準決勝マニアック分析

2013-12-30 17:18:57 | 他チーム
FC東京の3バックは、普段やっていない戦術ですが、広島もミシャシステムを受け継ぐチームで攻撃時の4-1-5をやってくるので、その「5」に対して数的同数を保つ考えは理解できます。FC東京は慎重策で前半は0-0で折り返すのがゲームプランだったようです。攻撃的MFの長谷川、東がかなりサイドに開いて、広島が戻りきれないタイミングで彼ら二人を使おうという意図が見られました。

浦和で実感したのでイメージできますが、確かに4-1-5ではいつまでもは守りきれません。広島はやむを得ず、左アウトサイドのファン・ソッコや右アウトサイドのミキッチを帰陣させざるを得ず、思うようにボールを回せない展開になります。また、広島が誇る2シャドーの石原、高萩もFC東京の守備に消されました。

特に高萩はFKくらいしか印象に残らないほどで、FC東京がボランチとCBでブロックを作ると、2シャドーを消すことは可能という印象を受けました。使うとしたらミキッチから一発で佐藤寿人に合わせるしかなさそうだという展開になります。

ただ、佐藤寿人は本人いわく「いいボールをくれる仲間」のおかげで機能する選手です。ボールをいい位置で受ければ決定的な仕事をしてくれますが、2シャドーが機能しない昨日のような展開は佐藤寿人にとって厳しい試合でした。アバウトに前に蹴って機能する選手ではないので、ある程度前でつなげないと生きない印象は受けました。

また、こういう中立観戦のときは、ライバルチームの戦力分析ができる貴重な機会です。広島の4-1-5のときに、どちらが最終ラインに入ってどちらが前に残るかは今までチェックしていませんでした。結論は後ろに森崎和幸、前に青山という関係です。この日はFC東京が引き気味で青山まではボールを持てる展開だったので、青山次第で試合が動く可能性はありましたが、残念ながら青山が打開するには至りませんでした。

こういう0-0で膠着して、PK戦の可能性がある試合の運び方は難しいという印象は受けました。選手交代も延長戦を想定して遅めにしましたし、無理に攻めに出ず最悪PK戦やむなしという戦い方も致し方なしなのでしょう。中立観戦だったのでゴールが見たかったですが、ちょっと残念でした。
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映画「東京オリンピック」

2013-12-30 16:45:35 | 他スポーツ
今日、NHK-BSプレミアムで昭和39年の東京オリンピック記録映画を見ました。今とは時代が違いますから、体操競技の技やマラソンのタイムなどは現在に比べればレベルが違うのは仕方ないところです。それでも、スポーツ世界一を賭けたアスリートの情熱は時代が違っても輝きを放っています。

私は1994年の浦和対横浜F戦(伸康焼香ポーズの試合)で初めて国立のスタンドに座ってから、たぶん現在に至るまで100回近くは国立のスタンドに座っています。一番の興味は東京五輪時代の国立競技場の姿でした。当時、ラバーのトラックを整備する技術はなく、国立のトラックは赤土が入れられていました。

そのため、雨が降ったときの競技は悲惨なもので、選手が泥にまみれないよう、スポンジで懸命に水溜りを除去する、涙ぐましい努力もなされています。ラバーのトラックは時代の要請だったと、私のようにラバーのトラックが当たり前の時代を生きる人にとっては昔に思いを馳せます。

ただ、今も国立競技場にある、風神雷神図や屋根、国旗掲揚ポール、照明塔などは現在と変わっていません。当時は建物に美しさを考える余裕がなかった高度成長期だったので、コンクリート打ちっぱなしの無骨な姿だったのは時代を感じますが、もうすぐ取り壊される国立競技場を記憶に刻む、いい機会になりました。

また、当時の選手村で出される食事などはこんな機会でもなければ見られません。パスタや鶏肉のソテー、グリーンサラダなどは現在と変わっておらず、アスリートだからこそおいしいものを食べさせようとした当時の東京五輪の「おもてなし」は感じます。

マラソンでは銅メダルに輝いた円谷選手の激走が見られました。当時のコースは甲州街道を調布市まで行って折り返すもので、新宿駅の今の南口のあたりにものすごい人が出ていた映像を見ました。電車も中央線101系や京王線の緑色の電車など、年代ものの懐かしい映像です。

当時のテレビ局の映像には、トップを走っていたアベベ選手のものしか中継車で映せず、2位で長く走った円谷選手の映像は残念ながらほとんど残っていないと聞いたことがあります。しかし、今回の記録映画には折り返しを3位グループで通過する円谷選手や、終盤戦で銀メダルのヒートリー選手をわずかにリードした姿も見ることができました。

その後、4年後のメキシコ五輪を前に調子が上がらなかった円谷選手は、衝撃の自殺をしてしまいました。当時、日本のために走れと、個人に必要以上にプレッシャーを掛けてしまったことは歴史の教訓として反省しなければならないと思います。ソチ五輪に出場する今の選手も、自分のために競技するつもりで大舞台に臨んで欲しいと思います。
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27試合目(12/29FC東京対広島)

2013-12-29 18:50:00 | 他チーム
たぶん、今日の国立競技場が今年最後のサッカー観戦です。今年は27試合を生観戦しました。私のピーク時は50試合を超えたこともあるので、少ない印象ですが、12月に一気に6試合見たので、たくさん見た気分でいます。試合内容は帰宅後にPCで追記します。

以下追記

FC東京は4-2-3-1のイメージですが、今日はチャン・ヒョンスをどこに入れているか確認したところ、リベロの位置で3バックでした。FC東京のポポビッチ監督の、こうした戦術的仕掛けは浦和戦でもやったことがあります。広島もミシャ戦術を受け継ぐ、浦和と似ているチームなので、3バックにした方が広島のアウトサイドをマークしやすいという慎重策です。

ポゼッションだけなら広島が支配していましたが、3バックにすると右アウトサイドのミキッチが太田にぴったり付かれます。何度もドリブルで仕掛けましたが、太田がタッチライン際で守っているのでなかなか勝てませんでした。太田は攻撃的な選手なので、そこを狙えばと最初は思っていましたが、圧倒的な身体能力を誇るミキッチでも勝てない展開で、試合は膠着状態になりました。

浦和戦でも、相手が引いてきたときは阿部勇樹と那須でパス交換をする、苦しいポゼッションが起こりますが、今回も千葉と森崎和幸の名前がよく登場する、広島にとっては苦しい展開になりました。ただ、広島も3-6-1、FC東京も3-6-1というこの形は見慣れているので、どうすれば打開できるかもある程度想像ができます。

それはボランチを上げることで、FC東京は高橋、広島は青山がどうゲームを作っていけるかの勝負を予想していました。しかし、両チームとも決定機にはなかなか至らず、どこかでどちらのチームが仕掛けるかの勝負と予想していましたが、結局両チームともバランスが崩れず、試合は0-0でPK戦にもつれ込む展開になりました。

そのPK戦では広島が先に二人失敗しますが、GK西川が2度止めてサドンデスに持ち込み、最後は6人目でFC東京の石川が失敗して広島の勝利に終わりました。この試合の結果、二つの大会の出場チームが確定しました。ACLは、広島が勝っても横浜FMが勝ってもACL出場権を得たチームになるので、リーグ戦4位のC大阪にACL出場権が転がり込んできました。また、ゼロックススーパーカップも広島対横浜FMで決定です。結構重要なPK戦だったのですね。
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岡崎朋美、現役引退

2013-12-29 18:40:54 | 他スポーツ
最近のスポーツニュースでは、長野五輪銅メダルのスピードスケート選手、岡崎朋美の現役引退が目を引きました。今回の日本選手権で4位以内に入ればソチ五輪代表の可能性がありましたが、岡崎は6位に終わり代表の目がなくなったのが引退の理由です。

岡崎は42歳で、過去には椎間板ヘルニアを患い、腰を手術したスケート選手の前例が当時はないという逆境を経験します。しかし、岡崎はそれなら自分が第1号になると誓って地道なトレーニングを積み、奇跡の五輪出場を果たしたエピソードを今でも思い出します。

また、長野五輪銅メダルのときは「朋美スマイル」で日本を沸かせました。外国の男子選手が憧れたり、オランダにファンクラブができた美人ぶりも有名です。このときはスポーツキャスターなどの誘いもありましたが、「自分は田舎者だから華やかな世界には興味がない」と断り、現役続行を選びました。

今回は42歳という年齢に出産からの復帰という、これもまた前例のないことに挑戦しました。出産当時は強化選手から外れていましたが、椎間板ヘルニアからも復帰したという執念で、またスケートを滑れる体に戻してきたのは、結果こそ良くなかったとはいえ称えたいと思います。

私は長野五輪で岡崎が銅メダルを取った女子500mを生で見ました。スピードスケートの生観戦はこのとき一度きりですが、この競技で日本人がメダル争いに絡めるのはコーナーワークで勝負できるからだと思います。スピードスケートは時速60kmと、競馬の馬並みのスピードが出ます。

長野五輪の会場、エムウェーブに足を踏み入れた印象は、(改修前の)駒場スタジアムくらいというものでした。つまり、陸上トラック並みの曲率を競馬の馬並みのスピードで走るわけで、馬にそんなことをさせたら故障してしまいます。

人間だから、その曲率を回れるトレーニングが可能なので、スケート選手が驚異的な太ももをしているのは遠心力に打ち勝つためです。昨日見た岡崎の足もそんな足をしていました。42歳でここまでできるのは、様々な世界のアスリートに勇気を与えたはずです。
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野田紘史、長崎移籍

2013-12-28 21:42:42 | 浦和レッズ
浦和を戦力外になったDF野田紘史選手が、来季からJ2のV・ファーレン長崎に完全移籍することが発表になりました。彼は浦和でこそポジションを取るには至りませんでしたが、J2の岡山にレンタル移籍したときに左SBのポジションを手にした経験があるので、J2の長崎ならレギュラー候補の一角になると思います。

野田は福岡県久留米市の出身で、九州は地元なので土地勘はあると思います。利き足は左で、左SB、CBが可能な選手です。適性は3バックのアウトサイドよりは4バックのSBタイプで、ドリブルなどの攻撃力よりは無難にパスをつなぐプレーの方を得意にしています。浦和が3バックのミシャ体制が続くことになったので、4バックのチームに行った方がいいという判断も、今回の戦力外の理由と思います。

また、左アウトサイドの宇賀神の一本立ちも、野田放出の理由と思います。以前、宇賀神のプレーが安定していなかったときは、ベンチの野田は貴重な「保険」でした。しかし、今季宇賀神と野田を交代させる場面はなく、宇賀神を代えるとすれば攻撃に出るときの梅崎というパターンが定着したのも、野田放出の理由と思います。

今回、山田暢久、永田拓也、野田紘史と守備の選手を多く放出しているので、浦和は後ろのバックアッパーを補強する必要があります。ボランチは青木を獲得しましたが、左アウトサイドの専門家は一人いると思います。誰を取るか、フロントの判断を待ちたいと思います。

野田の思い出は、ペトロ前監督時代の柏戦(国立)で、不調の宇賀神に代わって途中出場した試合です。浦和での得点はナビスコ杯の1点のみで、生では見ていないのでゴールの思い出はありませんが、ゲームを落ち着かせるプレーは得意だった印象があります。長崎でもその安定感で、チームに落ち着きを与えられる選手として活躍して欲しいと思います。
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別所沼公園

2013-12-28 19:24:21 | 埼玉
今日は近所の別所沼公園まで、散歩と軽いトレーニングに行っていました。さいたまシティマラソンの3kmに出場予定なので、オリエンテーリングの現役時代トレーニングをした、この沼沿いの1kmのコースを走りました。まだ、今は一周だけという低いレベルですが、こういうものは積み重ねなので、少しずつ距離を伸ばして行くつもりでいます。年末年始はずっと家にいるので、走ることを頑張るかなと思います。

写真は別所沼公園の名物、メタセコイヤ並木です。冬の入り口の季節に、赤茶けた紅葉を見せるのですが、この冬将軍の到来で、葉を落とし冬化粧です。
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天皇杯準決勝プレビュー

2013-12-27 21:28:08 | 他チーム
浦和敗退で、中立観戦になりますが、天皇杯の準決勝は見るつもりでいます。もちろん、浦和ほど情報は持っていないので、そのクラブのサポを満足させるレベルではありませんが、天皇杯準決勝のプレビュー記事を知っている範囲で書いてみます。

横浜国際競技場(日産スタジアム)では横浜FM対鳥栖というカードです。このカードの決着は中村俊輔次第と思っています。退団するマルキーニョスは準々決勝の大分戦にベンチ入りもしていなかったので出ないと思いますが、それでも代役の1トップ藤田も実績ある選手で、中村俊輔次第で生きる能力はあると思います。

横浜FMのいいときは、ボランチの富澤と中町が献身的にボールを奪って、シンプルに中村俊輔に預けることでこの司令塔を攻撃に専念させることができています。中村俊輔はうまくポジションを取って相手のマークを外すことはできると思いますから、そこにいいボールを配給できるかの勝負と予想します。

逆に鳥栖は運動量で横浜FMを上回りたいです。川崎戦で見せた延長戦のカウンターのように、とにかく相手より一人多く走ればいいという展開は鳥栖は得意にしています。豊田というJ1でも屈指のレベルのFWを持つ以上、相手より走って豊田を生かす展開にできれば勝機はあると思います。

国立競技場はFC東京対広島というカードです。このカードで楽しみなのは、今大会を最後に引退するFC東京FWルーカスのプレーです。うまさも運動量も持っているルーカスの引退は惜しいですが、2年前の天皇杯のタイトルはまさに彼の貢献です。見るのは最後のチャンスなので、彼がどんな選手か記憶に刻めたらと思っています。

広島はJリーグとの2冠がかかります。今年の広島は佐藤寿人だけではないというチームになっており、トップ下から飛び出すセカンドストライカーの石原は確実に今季ブレイクしました。大宮時代から持っている能力は高かったですが、大宮ではFWに外国人を補強されて思うように出場機会を得られませんでした。

広島の森保監督の戦術はミシャサッカーを受け継いでいます。そのため、浦和と似ているアウトサイドのミキッチが4バックのFC東京にはマークしにくいというストロングポイントを出したいでしょう。ミキッチが目立つか、ルーカスが目立つかは見ものです。

追記:ルーカスは足を骨折していて、天皇杯の残り試合には出ません。失礼致しました。
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欧州CL疲れ?(ニュルンベルク対シャルケ)

2013-12-27 18:17:11 | ワールドサッカー
ドイツ、ブンデスリーガの日本人対決、ニュルンベルク対シャルケを見ました。ニュルンベルクの長谷部、清武、シャルケの内田は全員スタメンフル出場と、日本人が活躍しているところを見るという意味では悪くない試合のように見えますが、実際はシャルケの動きが信じられないほど鈍く、ニュルンベルクも決定力不足でスコアレスドローと、正直面白い試合ではなかった印象です。

試合前の順位はシャルケは6位、ニュルンベルクは降格圏の17位でした。シャルケがアウェイとはいえ圧倒するのではとの予想は覆されます。ブンデスリーガはセリエAやプレミアとは違って、バイエルンを例外として世界中からワールドクラスの代表選手を集めているほどのレベルではない印象で、選手を知らないのもあまり楽しめなかった理由かもしれません。

それでも、戦術的に機能して、狙い通りに戦っていることがわかれば、ある程度以上ならレベルに関係なく楽しめます。この試合はシャルケの1トップがほとんど目立たず、サポートするはずのペルー代表MFファルファン(17番)もドリブルが足についておらず、内田(22番)が目立つ展開にはできませんでした。欧州CLで疲れてベストコンディションでないと言われても仕方ない出来です。

試合を支配していたのは、下位に沈むニュルンベルクでした。17番(フランツ)をアンカーに置いて、ボランチとトップ下を出たり入ったりする役割が長谷部(15番)と清武(13番)と、戦術的にはニュルンベルクの方が整理されていました。清武も長谷部も、前線にうまく出すスルーパスは狙っていて、チャンスはニュルンベルクに何度もありました。

しかし、ニュルンベルクは10分け6敗という成績で、開幕後16試合勝ちなしという泥沼で苦しんでいるチームです。そんなチーム状態はトップの11番(ギンチェク)や18番(ドロリッチ)が決定機を外すという微妙な心理状態に反映されてしまいました。シャルケが良くない試合なので、この試合は勝っておきたかったニュルンベルクですが、試合は痛恨の0-0決着になりました。

それでも、ニュルンベルクは全試合の半分以上を引き分けに持ち込めるのですから、決して弱いチームではないことはこの試合でも示されました。あとはこの冬の移籍市場でどう動くか、冬が厳しく1月に試合ができないドイツの特性を生かして欲しいと思います。
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