Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

坪井慶介の記憶

2018-08-30 22:28:55 | 他チーム
今日はネタがないので、現在J2のレノファ山口に在籍するDF、坪井慶介選手の思い出です。坪井といえば、2006年ドイツW杯の日本代表で、日本にはあまりいないタイプだったスピード型のCBとしてジーコ監督に重用されたのが最も大きな思い出です。もっとも、せっかくの本大会も、豪州戦で足をつって途中交代という苦い思い出もあったでしょう。

坪井は、2002年にユニバーシアード金メダルの実績を買われ、福岡大から浦和に入団しています。当時はオランダに移籍した小野伸二の移籍金を使って、次世代の才能を集めていた時期で、坪井は当時のオフト監督が3バックマンツーマンの守備を採用するにあたって、足が速くどこまでも相手FWを追い回せるDFを探していたのにうまくマッチしました。

このプロ1年目は坪井が輝いた年で、フル出場して1枚もイエローカードをもらわなかったことが評価されて、新人王とフェアプレー個人賞を受賞して全国区に名乗りを挙げます。もっとも、坪井はこれだけのスピードがありながら、攻撃力はあまりなく、得点は2003年の駒場のG大阪戦で決めた1点だけという「守備の人」です。坪井がオーバーラップすると、ウイングのような切れ味があるのでスタンドは沸きますが、大抵横にいる鈴木啓太に短いパスを出して終わりというのがいつものパターンでした。

坪井が輝いた年は、ACL優勝に貢献した2007年も印象的です。当時は3バックの右ストッパーに入り、全北のマグノ、城南一和のイタマルなど外国人の長身FWと対峙していました。上背では勝てなくても、体をうまくつけて相手のバランスを崩す守りで、消耗戦になっていたACLを最後まで耐え抜く原動力になりました。この活躍で、世界はレッズで目指すと決め、当時では異例の「代表引退」宣言もしています。

しかし、その疲労で翌2008年にパフォーマンスを落とし、2011年のゼリコ・ペトロヴィッチ監督はついにスタメンから外すなど、浦和では輝きを失いかけていました。2014年に浦和を退団した後は、湘南、山口と渡り歩いていますが、39歳の今でも現役というのは素晴らしいです。

浦和にとっては功労者なので、引退後も何らかの形で浦和とかかわって欲しいと思っています。
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ウルグアイ代表

2018-08-29 22:46:25 | ワールドサッカー
今年10月に埼スタで行われる、日本代表の国際親善試合の対戦相手が、南米の強豪ウルグアイ代表に決まりました。これは楽しみです。ウルグアイは毎回、W杯予選では苦しむものの、本大会ではベスト8以上を十分に狙えるチームに仕上げてきます。今回のロシアW杯でも、優勝したフランスにこそ敗れたものの8強の活躍でした。

日本代表も、森保監督になって相当の世代交代がなされると思いますが、ウルグアイも同じでしょう。これまでのウルグアイを支えてきた、GKムスレラ、DFゴディン、FWスアレス、カバーニといったあたりが、どれだけ新しい代表チームに残るかは未知数です。それでも、ウルグアイの戦い方は、毎回同じようなスタイルを貫いています。

それは、序盤は引き気味に入ってカウンターを狙い、そのカウンターで点が取れないと本気を出して攻撃的に戦うというものです。これまで、日本代表とは、ザッケローニ監督時代の2013年、アギーレ監督時代の2014年に対戦していますが、どちらの試合でもウルグアイを本気にさせることはできず、早い時間のカウンターで失点して守りを固められて敗れています。

そんなチームでも予選は安定して勝てないというのは、南米予選の厳しさが理由です。南米予選は、エクアドルやボリビアなどの高地もあり、ブラジルやアルゼンチンとも敵地で対戦します。南米諸国は、19世紀に戦争を仕掛けあって領土を取り合った関係なので、今でも仲は悪く、相手チームに嫌がらせをすることも辞さないチームが多いです。

そのため、ウルグアイの立場では、日本という相手チームにいい環境を用意してくれる相手は歓迎なのでしょう。そんな強豪チームが、5年間で3回も来日してくれる幸運に感謝して、可能なら埼スタのスタンドに座って熱戦を見届けたいです。
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C大阪戦プレビュー

2018-08-28 22:13:21 | 浦和レッズ
浦和は今度の土曜日に、ホーム埼玉スタジアムでセレッソ大阪(C大阪)と対戦します。浦和の前節名古屋戦は最悪の内容で、相手のエースストライカーのジョーに対してなすすべなくハットトリックを決められる惨敗でした。天皇杯を重要な試合とみて、本気で取りに行ったことがチーム全体の疲労感につながったとも言えます。

今度の試合は、久しぶりに水曜日に試合がなく、ある程度コンディションを調整して試合に臨むことができます。また、この試合が終われば、次の週は代表休みで休息できる選手もいます。ここは名古屋戦のことは忘れて、今のチーム状態を上げてC大阪と対峙して欲しいものです。

C大阪は、前節ホームのヤンマースタジアム長居で広島と対戦し、0-1で敗れています。ディフェンディングチャンピオンだった天皇杯で、J2の甲府に敗れて連覇を逃すなど、チーム状態は下降気味です。C大阪というチームは、カップ戦では思い切ってメンバーを落とす采配を見せるので、チーム全体の疲労感という意味ではいくぶんましですが、浦和としてはここで叩いておきたい相手です。

C大阪の広島戦のスタメンは、GKキム・ジンヒョン、DF松田、木本、ヨニッチ、丸橋、ボランチに山口とソウザ、MFに清武とオスマル、FWに杉本と高木俊幸です。もっとも、高木俊幸をウイングに置く4-3-3の可能性もあるので、この試合は立ち上がりのC大阪の出方に気を付けたいです。高木俊幸はご存知元浦和で、前節のアウェイ戦では浦和相手にゴールを決める「リベンジ」も達成しています。

C大阪といえば、4-4-2で中盤をコンパクトに保つサッカーというイメージがありますが、今年はACLとの並行日程の影響で昨年ほどはコンディションが良くない印象を受けます。現在は勝ち点36の6位と、昨年ルヴァン杯と天皇杯の2冠を達成した実績と比べると結果が出ていないと言えます。

浦和としては、3位の可能性はわずかに残りますが、次第にACL圏は遠くなっています。それを狙うためには大きな連勝が要ります。そのきっかけがこの試合になるよう、スタンドから見守りたいと思います。
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アーセナル対マンチェスターシティ前半

2018-08-27 22:13:29 | ワールドサッカー
今週はACL準々決勝のために空けてある水曜日なので、延期になった一部の試合を除きJ1の公式戦はありません。そのため、穴埋めネタで、ビデオに入れておいたプレミアリーグ開幕戦、アーセナル対マンチェスターシティ(以下シティ)を取り上げます。

まだ、どの選手がどのチームにいるかなどは頭を整理し切れていませんが、シティは昨年、勝ち点100という圧倒的な強さで優勝しています。イングランド代表FWスターリング、アルゼンチン代表FWアグエロが有名ですが、今年の移籍の目玉はレスターから獲得した右MFのマレズのようです。そう感じた理由は、シティがマレズにボールを集めてからの突破を狙っていたからです。

アーセナルの左SBは20歳の若手、メイトランド=ナイルズでした。ここがこの試合では、アーセナルの弱点になってしまいました。マレズのところでボールが落ち着くので、クロスが上がってくるのを信じてスターリングやアグエロが待つことができますし、右SBウォーカーがマレズを追い越して上がっていく動きもできました。メイトランド=ナイルズはなすすべもなく崩され、ついには負傷で無念の前半途中交代という散々な日になってしまいました。

アーセナルは今季、22年もの長きにわたってチームを率いてきたベンゲル前監督が退任し、後任に元PSG監督のスペイン人、エメリ監督が就任しています。エメリ監督は最終ラインを高く保ってからの速攻をやりたかったように見えましたが、この日は1トップのスピードスター、オバメヤンにいい形でボールを入れることができませんでした。

その結果、スターリングに左から中に入ってくるドリブルに、ボランチのグエンドゥジが対応できず、バイタルエリアからのシュートでシティが1点を先制しました。アーセナルはMFのエジル、ラムジーまではボールを入れられるものの、攻めの枚数が足りずラストパスが通らない苦しい展開を強いられます。

後半はビデオを見ている時間ができれば、あとで追記します。
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ジョーに振り切られる(8/26名古屋対浦和)

2018-08-26 20:46:36 | 浦和レッズ
今日のリーグ戦、名古屋対浦和は1-4という浦和の惨敗に終わりました。この試合の敗因は、相手FWジョーへの対策の失敗でした。ジョーといえばヘディングでのゴールが多いので、ポストプレーヤーに対するような守り方を浦和は考えていたようです。しかし、この試合を見てしまうと、相手が一枚も二枚も上だったと感じざるを得ません。

先制点こそ、オウンゴールで幸先よく浦和に入りますが、その後マウリシオのトラップミスを拾われた宮原のドリブルをマウリシオ自身が倒してPKとなり、これをジョーが蹴り、一旦はGK西川が止めたものの跳ね返りを玉田に押し込まれて1-1の同点になります。ここまでは、浦和の事前のゲームプランとは大きな誤差はなかったと思います。

しかし、槙野とガブリエル・シャビエルの接触プレーから取られた名古屋ボールのFKが、この試合を大きく左右することになります。この場面、ジョーの頭を狙うのは浦和DFは皆わかっていたでしょう。ジョーに付いていたのは岩波でしたが、高さのみならず強さでもジョーに完敗し、岩波の遥か上からヘディングを叩き付けられて浦和ゴールを破られて1-2とされます。

このゴールで浦和のリズムが狂いました。前半は、不利ながらもカウンターを機能させて流れも作っていましたが、後半になると前線の運動量が落ち、うまく行かなくなって焦り始めたファブリシオが強引にシュートを狙うなどボールが回らなくなりました。省エネサッカーを目指して欲しいとは言っても、それができるのはリードするか同点のときだけです。負けている以上、無理に追って消耗する、悪い流れに浦和は巻き込まれてしまいました。

また、追い打ちをかけるように、名古屋が途中から出した特別指定選手の相馬が機能していました。浦和にとってはデータのない選手だったのは間違いなく、この相馬に右サイドの橋岡が振り切られるようになります。その相馬のクロスから、槙野のマークを振り切っていたジョーに追加点を入れられ、その後もさらに1点を追加されて1-4になって試合は終わりました。

ジョーについては、高さだけでなくスピードも持っていました。槙野をマンツーマンでつけるような、特別な対策も必要だったかもしれません。かなり今夜は寝苦しい夜になりそうな惨敗でした。
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ラグビーCS豪州対NZ

2018-08-26 16:07:17 | 他スポーツ
南半球で行われている、ラグビーの4か国対抗戦(チャンピオンシップ)の豪州対NZのビデオを見ました。この試合を見ようと思った理由は、10月にこの両チームが来日して試合を行う「ブレディスロー杯」のチケットを持っているからです。もちろん、これほどの高レベルの試合ですから、いきなり見ても楽しめるとは思いますが、事前に情報を入れておけばもっと楽しめるでしょう。

まずは、NZのSO、ボーデン・バレット選手からチェックしました。彼は世界最高のSOで、スーパーラグビーMVPのチーフスSO、ダミアン・マッケンジーをサブに追いやるほどの選手です。彼は、まず捕ってから投げるまでの速さが素晴らしいです。まるで壁に当てたかのように、一瞬でボールが動くので、注意していないとバレットがさばいたとわからないほどです。

また、そのパスの軌道も、味方が取りやすいように体の正面に向かうような回転をかけており、キャッチミスなどをしないような細かい配慮もなされています。SHスミスもいいボールを出していますが、この能力があるからマッケンジーがベンチというのも納得でした。最初の10分を見て「これはサンウルブズは勝負にならない」と感じたほど、ボール回しのスピードに違いを感じます。

この試合は、豪州優位にスタートしました。豪州の良さは相手のボールを奪う「ジャッカル」で、一歩間違えればラックで手を使う「ハンド」の反則を取られますが、タックルで相手を倒した後のボールを回収したり、NZボールのラインアウトを一瞬のハンドリングで奪ったりと、接点の強さはさすが世界でも有数の強豪です。

これに対し、NZの強さはターンオーバーからの速攻です。相手のちょっとしたミスを突くのがうまく、特に先ほど話題にしたバレットがパスミスを蹴って、サッカーで言うところの「ドリブル」を見せてそのままトライにつなげるようなスーパープレーも出ました。WTBの個人技で、豪州の守備を外すプレーから何度もビッグチャンスを生みました。

試合は13-36でNZの勝利に終わりました。この試合で感じたのは、「FWの豪州、バックスのNZ」がどうやら両チームの強さのようです。マッケンジーも途中からCTBに入ってトライにつながるボール回しをしていました。次の、NZホームの第二戦も見て、ブレディスロー杯前の楽しみにしたいですね。
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ヤングなでしこ、U-20女子W杯優勝

2018-08-25 14:49:13 | レディース
今朝、サッカー界から大きなニュースがありました。フランスでU-20女子W杯を戦っていた「ヤングなでしこ」(U-20女子日本代表)が決勝戦でスペインと対戦して3-1で勝利し、見事優勝を果たしました。試合は、フジテレビで夜中に生中継があったので、ビデオで試合内容を確認しました。

スペインとは、1次リーグで対戦して0-1で敗れています。その苦戦の原因も、この決勝戦にも表れており、女子スペイン代表にもバルセロナのような「ティキ・タカ(ボールを回すサッカー)」のノウハウが備わっていました。スペインはサイドを使うと明確にプランを立てており、そこから折り返してバイタルエリアを使ってからのロングシュートで主導権を握りました。

GKスタンボー華が、2度決定的なシュートを止めていなければ、前半で決着をつけられたかもしれない、なでしこの劣勢でした。しかし、なでしこが国際大会で結果を出すときは、大抵試合をこなしていくうちに相手のスピードに慣れてきて、対応しながら相手の弱点を突けたときです。この試合もそのような展開になりました。

スペインの4-3-3は、バイタルエリアに残っているMFがアンカーの1枚になることが多く、バイタルエリアが使えるという弱点がありました。そこを、右MFに入っていた宮澤ひなたが、遠目から思い切ってシュートを狙うと、GKコルの上を抜けて前半38分といういい時間でなでしこに先制点が入ります。この試合の場合、あまりSBを上げたりはせず、空いているスペースの取り合いのような試合になりました。

後半はFW同士のコンビネーションが冴え、植木のスルーパスを受けた宝田のゴールで2-0と安全圏に広げると、さらにバイタルエリアに上がってきていたボランチの長野のシュートで3-0とし、相手に1点を返されたものの3-1で逃げ切って、見事優勝を果たすことができました。U-20女子W杯の優勝は初めてで、これから下の世代でなでしこのトップチームが強くなる兆しを感じます。

また、浦和サポとしては、監督が元浦和DFの池田太氏というのも嬉しいです。選手としては1年間レギュラーの経験もなかった選手ですが、浦和のいろんなカテゴリーで指導者としての経験を積んでいました。そういう頭脳が世界で勝つことは、浦和の良さも見せたようで嬉しいです。
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守られての苦戦(8/22天皇杯浦和対東京V)

2018-08-25 14:30:56 | 浦和レッズ
ようやく、水曜日に行われた天皇杯浦和対東京Vのビデオを見ました。浦和はこの天皇杯東京V戦を勝負の試合とみて、可能な限りベストなメンバーを投入しましたが、相手の東京VはJ1昇格の方を優先し、J2のリーグ戦とはスタメン全員を入れ替えてきました。単純に、それだから浦和有利と割り切れないのがサッカーの難しいところで、東京Vは自陣にうまく2ラインを引いて、浦和のボール回しを後ろに限定させる手できました。

普段、リーグ戦でサブのメンバーの東京Vは、予想以上にコンディションが良く、自陣に2ラインを引きながら速い攻撃でチャンスを作りました。浦和がアウトサイドを上げて縦の展開を狙うタイミングが東京Vにとってはチャンスで、そのパスを拾ってからの速攻で、李栄直がポストに当たるシュートを放つなどチャンスを作って優位に試合を進めます。

こういうサッカーが相手のときは、あえてプレッシャーのきつい2ラインの中でボールを回さないと相手は消耗してくれません。浦和にとって、その役割はファブリシオでした。ファブリシオは暑さの影響で運動量こそ少なかったですが、ボールを持てる技術はさすがで、フリーでヘディングシュートを放つなど一定の役割は果たしました。オリベイラ監督が、相手が攻めてくる左サイドに武藤を回し、ファブリシオを右に持ってくることで守備を補強した「援軍」もありました。

後半、浦和は時間帯によっては5-4-1で自陣に引くことも見せました。それだけ、この暑さの中の試合はきついという意味でしょう。東京Vにわざとボールを持たせてから速攻を狙うなどのオプションを見せながら、その中でアウトサイドを使った攻めを見せるなど、後半になってようやく流れを戻すことに成功します。

先制点は浦和でした。岩波のサイドチェンジのボールから興梠が頭で落とし、そこをファブリシオが詰めて1-0とします。形は何であれ、点を取っておけば5-4-1のオプションも効いてきます。東京Vも、エースストライカーのドウグラス・ヴィエイラを途中から投入するなど勝利への執念も見せましたが、うまく時間を使った浦和が1-0で逃げ切って準々決勝進出を決めました。

この試合は勝ったことが最も大きいですが、次に良いのは5-4-1が様になっていたことです。浦和といえど、この暑さの中で全試合主導権を握って勝つのは無理なので、そういうオプションを相手によっては使って、勝ち点を粘り強く拾うサッカーを見せて欲しいと思います。
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田中達也の記憶

2018-08-24 22:19:25 | 他チーム
知人経由で、現在J2のアルビレックス新潟に所属するFW、田中達也選手の写真が手に入りました。写真が手に入るとネタにするのが定番の当ブログなので、浦和レッズに長く在籍した田中達也選手の思い出を書きます。田中達也は、高校サッカーの名門、帝京高校で1年生からレギュラーのFWでした。エリートなのかと思いましたが、実際は帝京高校入学時には「100人中80番目の選手」から這い上がったと聞きます。

彼の才能は浦和在籍1年目から発揮されました。当時、浦和にいた名ゲームメーカーの小野伸二と最も感覚が合っていた印象が強いです。2001年5月の磐田戦、試合は0-2で負けましたが、途中出場の田中達也が小野伸二がパスが出しやすいような体の向きを徹底してボールをうまく引き出していた印象は今でも強烈です。小野伸二がオランダに移籍する最終戦で、田中達也が2得点を決めて花道を飾っています。

もっとも、田中達也はユース代表時代は候補に入ったこともないという遅咲きでした。そういう才能が浦和で育ったことは、浦和の環境は彼にとってきっと良かったのだろうと思います。1年目はサテライトの川越でサイン対応をしていた姿も覚えていますが、彼にとって本格的なブレイクは2003年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)での活躍です。

当時、田中達也はエメルソンと2トップを組んでいました。このときに、エメルソンの良さをうまく盗んだようで、枠が見えたら打つ、ドリブルは点を取るために見せるなど、エメルソンのノウハウを身に着けました。その結果、雨の降る国立競技場で、鹿島アントラーズを4-0で破って浦和にとっての初タイトルを得た、このときの彼がベストだったと思います。

もっとも、彼にも弱点はありました。それは1トップに向いていないことです。横にいるFWと連携を見せて点を取るタイプの彼にとって、キープやポストプレーを要求される1トップというのは苦手な役割でした。2012年にミシャ監督が就任して、戦術が3-6-1に固定されると、1トップに不向きだった彼は出番を失い、アルビレックス新潟に移籍することになります。

しかし、それから6年経った今でも現役なのは素晴らしいです。新潟では試合に出るためにMFもこなしたと聞きます。もともと、プロ意識の高さは武器だったので、それを新潟の若い選手にも伝えているのだろうと想像しています。
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夏の桜環境センター

2018-08-23 21:45:18 | 埼玉
今日はブログを書く元気が出ないので、先週末にトレーニングに出かけていた桜環境センター絡みの写真を載せます。今年の夏は非常に暑かったので、週末を迎えてもトレーニングを行う元気が出なかったこともあります。何とか、先週末はトレーニングをやりたいという気持ちが戻り、ランニングマシン30分間を休みながらですがこなせました。この状態なので、秋のレースは9/22の彩湖ベジタブルマラソンを予定していましたが、1か月で10kmを走れる状態に持っていけないので、ベジタブルマラソンは回避して体づくりです。

写真の羅列になりますが載せます。


ツユクサです。














アベリアです。


ミンミンゼミです。
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