バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

FATS DOMINOさんありがとう。

2017-10-26 | 音楽
昨夜遅く、お客様がバタバタっと帰り洗い物を済ませた深夜0時前。
手が空いてスマートフォンでインターネットを開くと飛び込んできたファッツ・ドミノの訃報。
うわ…。となりつつも詳細を追う。
明らかになってまだ時間が経っていないようで情報が少ない。Wikipediaも存命中の人物になっている。
でも誤報ではないようだ。

世の中的にはチャック・ベリー、リトル・リチャード、ボ・ディドリーと並ぶ黒人のロックンロールオリジネイターの一人として認識されているファッツ。
僕にとってはニューオーリンズ音楽の楽しさ、奥深さを教えてくれた偉人の一人だ。御年89歳。あのカトリーナの際には死亡説?らしきものも出たものの、その後逃げ遅れた自宅から船で救出される様子がニュース写真で流れ安堵したものでした。あれから17年。大往生の部類に入るのかもしれませんが、やっぱり寂しい。
ひと懐っこい風貌に、親しみやすい楽曲。素晴らしいピアノ、バンドサウンド。たくさんのメジャー大ヒット曲。ニューオーリンズ音楽の魅力を世界中にわかりやすく伝えた人でもあります。
その後閉店までのバイユーにはファッツさんが大きな音で流れたのでした。

個人的には97年にニューオーリンズで運良く観ることができた時の姿が思い出されます。
あの時点でも半ば引退状態で、登場した時の大歓声。ピアノを押してステージを移動し始めた時の会場の興奮は忘れられません。



※写真は全て私撮影。ものすごく久しぶりに引っ張り出しました。しかしファッツさんの服の色が記憶とは違う!!(笑)自分の記憶って全くあてにありません。記録ってあったほうがいいのかないほうがいいのか…

こうして書いていてふと思い出しました!
80年代終盤のある日、下北沢ストンプで昼間にKと二人で『LA LA』を練習したことを。
とても鮮明に。

ありがとうファッツ・ドミノ。

伊藤耕さん、遠藤賢司さん、亀渕友香さんと短期間に続いて気持ちの切り替えが難しいですが。

あまりに月並みなんだけど。
音楽を楽しんでいきたいと思います。

亀渕友香さんとGAS

2017-10-26 | 音楽


『BACK STAGE』

素晴らしい歌、楽曲。そして演奏。
名盤です…。

このレコードとの出会いは15年以上前。
オキナワのローリーさんがこのアルバムから何曲もライブで取り上げていることがきっかけでした。

名曲群…オリジナルを聴いてみると
良いのは曲だけじゃなかった。

藤井裕さん、石田長生さん。音楽は残る。