戦争反対。

戦争を報じる新聞、ラジオ、インターネット、そしてテレビ。避けていたテレビをつけると首都キエフが危機に瀕していると。
「戦う」と悲壮な決意を表面していた世界ヘビー級チャンピオンで現キエフ市長のビタリ・クリチコはどうしているだろう…。弟の同じくヘビー級世界王者ウラジミール・クリチコも行動を共にしているという。現役の世界のスーパースター、ワシル・ロマチェンコは国外に居るとのことだが、現ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシクは国内に留まっているようだ。バンタム級世界王者として活躍し、来日もしたウラジミール・シドレンコはどうしているのか…。
チェルノブイリ原発が占拠され人質を取られている？

聞くだけで不安と怒りと恐怖が湧き上がってくる。
ただでさえじわじわと弱っているであろう精神を蝕んでくる。弱ってる場合ではないのに。

いろんなメディアでロシア各地で危険を顧みず、恐怖と闘いながら「戦争反対」の声をあげる人々の姿を目にする。
今のロシアの国内政治状況、言論の自由状態は、
そしてウクライナの受難は、
この世界で暮らす我々全てにあてはまる問題です。

直接武器を持つ訳じゃない奴らが指導し個人の存在、尊厳を脅かす最低最悪の行為。

戦争反対。

エル・モカンボ！

エル・モカンボ！！！
僕が近年のアーカイブ物に背を向けてきたのは
高価であるということのみならず
心の底から欲するもの以外はできれば正規版を大切にしたいという思いからでした（ブートはそれなりに愛でてきたという不条理はありつつも😅）。
オーバーダブや諸々の処理が施された音源を小耳に挟みつつも（好意で聴かせてもらったりしつつも）
ずっとエルモカンボ公演の完全版音源＆映像だけを待っていました
（ブートだけでは物足りなかった）。
エルモカンボサイドに撃ち抜かれてから40年ちょい。
25×5で映像の存在を知ってからは30数年。
長くアーカイブものに踏み込むことのなかった彼らが怒涛の取り組みを始めた時、前述のように複雑な気持ちながら
「これはいつかエルモカンボも？」という気持ちがよぎりました。
そしてアーカイブシリーズが進んでゆくにつれ
「これはエルモカンボまで辿り着くのかも…」
と胸に興奮の火種のようなものが芽生えました。

遂に夢が叶うのか？？