昨日はバイユーが準備段階で関わらせていただいた『吾妻光良セッション』に行ってまいりました。会場は日本を代表するライヴハウス、ルーツミュージックに関しては"日本一の"と言っても過言ではない老舗、高円寺の次郎吉/JIROKICHI。
吾妻光良さん、牧裕さん、岡地曙裕さん、早崎詩生さんという豪華絢爛なメンバー(管楽器なしのスウィンギン・バッパーズではないですか!)にフロントマン・ゲストとして沖縄よりローリー氏を迎えるというスペシャルライヴだったのですが、昨日も触れましたように残念ながら怪我のためこの日も不参加となってしまいました。…まぁこればっかりは仕方ないと雨の中、バイユーでもお馴染みのローリーファンの方々の姿もちらほらと見うけられました。感謝であります。
雨の中並んでとびきり若い番号の整理券を獲得したバイユーのお客様ふたりYウジさんとSトウさんは早い入場を生かしてベストポジションを確保しているようです…。それがなんと会場の一番後ろ、PA卓の前の壁際のテーブル席なのです。「なんでこんな奥まったところ、しかも一番後ろにいるの!?」と尋ねたのですが、笑顔で挨拶を返して来ます。「いい場所なんで…」。しかし!一歩下がってその席を見返せば、確かにステージに向かって右の角度の強いサイドであり、そのうえ立見の人の頭もあり決して観易くはないのですが…それを上回る好条件。なんといっても卓の前!スピーカーは良い角度にあり音響はバッチリ。そしてYウジさんの右肩の横にはビールの自動販売機があり、Sトウさんの左手後方にはトイレが間近に!!そして寄りかかれる壁。そうです、飲んで聴くにはこれ以上はない、まさにベストな場所だったのであります。流石バイユーのお客様!頼もしい限りであります。とても感心したので携帯で二人の飲む姿を撮影したのですが(ブログ掲載許可もいただきました)…。なんのミスか???携帯に写真が残っておりませんでした。モデルをお願いしたお二人には大変失礼いたしましたと言うしかございません。ごめんね。
さて本番。ステージからMCがあったように「実はこの4人だけで演るのは極めて珍しい!もしかして初めてじゃぁないか?」というなかなかにレアなライヴであり、馴染みのメンバーによるゆったり感とそして慣れないシチュエーション?故のスリルを楽しむことができました。そして特別な新ゲストを呼ばなかったかわりに~吾妻さん曰く「遠く沖縄に対して、最も(吾妻家の)近くから呼んだ」バッパーズとは昔馴染みの『Shine-A- Lites/シャイナライツ』小安田憲司さんが途中から参加、セッション的な色も見せてくれました。シャイナライツは昔(本当に昔)は好きで時々観に行っていたので久しぶりに小安田さんの歌が聴けて満足でした。
~小安田さんといえば…そういえば自分は遠~く昔にこのジロキチで『シャイナライツ』と一緒にライヴをさせて貰ったことがあったのでした!久々の再会に開演前少々昔話となりました。今も活動を続ける『シャイナライツ』、是非バイユーでも演っていただきたいのでそれについてもしっかりとお願いしておきました。ご期待下さい。~
後半になると吾妻さんのギターも(おニュー!の特注品。とにかく色、カタチ、光沢、、、ルックスが最高にかっこいい!!)更に炸裂し満員のお客さんも大いに盛り上がり、狭いスペースで立ち上がり踊り出す人も現れるほど。昨日までの炎天下から一転、外は肌寒く急に梅雨らしくなった日曜の夜は少~し蒸し暑くなって更けていったのでありました。
残念ながら今回は実現しなかったローリーさんとの共演は、この夜の出演者さんたちの意向として「延期」ということであります。もちろん、離れた土地に暮らす多忙なミュージシャンたちのスケジュールを調整して実現するのには少し時間がかかるかもしれませんが、必ず機会があるものと信じて楽しみに待ちたいと思います。
一緒に演るときっと凄いことになるはず!
そしてなによりローリー・クックさんの一日も早い全快を願います。
写真は1部と2部のインターバルの様子。そしてジロキチのお月様です。