バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

中央線下りが高架化

2007-06-30 | ニュース
「開かずの踏切り」を多く抱えるJR中央線、三鷹~立川間の高架化工事。遠い先のことのように思っていたのに、いよいよ今日夕方から切り替え工事が始まり、ひと足先に下り線のみ高架を電車が走るようになるとのこと。開業を待つ駅を写してみました。地上が上り線だけになると踏み切りの時間も短くなることでしょう。この先、上りも高架化され踏み切りがなくなったら、都下の風景も別世界になるなぁ~と感慨深いものがあります。
でも、大がかりな切り替え工事に伴う混乱がありそうな気も…などと自転車&バス族なのに気にしていたりもするわけなのです。

太陽が思ったよりも優しかったので午前中から庭の草むしりをして、大量に頂いた夏野菜でラタトゥイユを作ってひと息いれながら世の動きをチェックする午後でありました。勿論、今夜も通常営業です。070623


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ビザールでござーる

2007-06-29 | うんちく・小ネタ
ビザールにはめっぽう弱い。人と違うものに興味がある、持ちたいという幼児性ゆえか?
ギターなんてカタログ?を見ていると幸せな気分になってくる。でもビザールモノで昔から一番ココロ惹かれるのは「飲料」。カップ麺やレトルトにも弱かったけど(そもそもビザールっていうのか?)やっぱり飲料。
「ティーソーダ」にハマったのはいつだったか?そして一瞬でお気に入りリスト入りしたものの、その瞬間に「ああ、すぐに廃盤になりそうだ(なくなりそう)」と思わせてくれた清涼飲料水の数々。近年では「カテキンアイソトニック」なーんていう身体に良いのか悪いのかわからないモノに熱中した夏もありました。「アジアンティー」も忽然と消えたな。
ビールもそうだよなー。好きじゃなかったけど「ジアス」なんて飲んだ瞬間に「コレは消える!」とドキドキしたものでしたし、16、7年前にサントリーが出した国産初の缶エールビールが消えた時は虚しさを覚えたもんだ。CMは布施博だったと思う。時代だなあ。
というようにこれらはメーカーのメジャーマイナーを問わず出現し、そして気づいたときにはもう消えはじめているということも多い。缶やペットボトルを収集するような趣味がないのですべてがうろ覚えではありますが。特に夏はビザール飲料好きには油断のならない季節なのであります。

そこで少し前に久しぶりに発見!買って飲んで写真も撮っていたのですが…友人のブログに先に紹介されてしまっているのを発見。流石!と唸りながらも「ああー早く載せとけば良かった」と嘆いたりしていたわけです。
でも時間が経つにつれ、せっかく写真も撮ったんだし。なにより早くしないと消えてしまう!と思い返しやっぱり紹介することとしました。

では、どうぞ!『ペプシ アイス・キューカンバ』です。
キューカンバ、きゅうりです。透明、いや緑色のコーラ。
味?ですか??
ビザールという括りで紹介しているのに何言ってるんですかね?ペットボトル飲料1本、そんなに高いもんじゃぁありません。是非買ってご自分でお試し下さい。
え?味??
キューリですよ!キューリ!!
ちなみにバイユーでのお取り扱いはございません。070615_181601

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JIROKICHIでの吾妻光良セッション

2007-06-25 | ライヴ報告
昨日はバイユーが準備段階で関わらせていただいた『吾妻光良セッション』に行ってまいりました。会場は日本を代表するライヴハウス、ルーツミュージックに関しては"日本一の"と言っても過言ではない老舗、高円寺の次郎吉/JIROKICHI。
吾妻光良さん、牧裕さん、岡地曙裕さん、早崎詩生さんという豪華絢爛なメンバー(管楽器なしのスウィンギン・バッパーズではないですか!)にフロントマン・ゲストとして沖縄よりローリー氏を迎えるというスペシャルライヴだったのですが、昨日も触れましたように残念ながら怪我のためこの日も不参加となってしまいました。…まぁこればっかりは仕方ないと雨の中、バイユーでもお馴染みのローリーファンの方々の姿もちらほらと見うけられました。感謝であります。
雨の中並んでとびきり若い番号の整理券を獲得したバイユーのお客様ふたりYウジさんとSトウさんは早い入場を生かしてベストポジションを確保しているようです…。それがなんと会場の一番後ろ、PA卓の前の壁際のテーブル席なのです。「なんでこんな奥まったところ、しかも一番後ろにいるの!?」と尋ねたのですが、笑顔で挨拶を返して来ます。「いい場所なんで…」。しかし!一歩下がってその席を見返せば、確かにステージに向かって右の角度の強いサイドであり、そのうえ立見の人の頭もあり決して観易くはないのですが…それを上回る好条件。なんといっても卓の前!スピーカーは良い角度にあり音響はバッチリ。そしてYウジさんの右肩の横にはビールの自動販売機があり、Sトウさんの左手後方にはトイレが間近に!!そして寄りかかれる壁。そうです、飲んで聴くにはこれ以上はない、まさにベストな場所だったのであります。流石バイユーのお客様!頼もしい限りであります。とても感心したので携帯で二人の飲む姿を撮影したのですが(ブログ掲載許可もいただきました)…。なんのミスか???携帯に写真が残っておりませんでした。モデルをお願いしたお二人には大変失礼いたしましたと言うしかございません。ごめんね。
さて本番。ステージからMCがあったように「実はこの4人だけで演るのは極めて珍しい!もしかして初めてじゃぁないか?」というなかなかにレアなライヴであり、馴染みのメンバーによるゆったり感とそして慣れないシチュエーション?故のスリルを楽しむことができました。そして特別な新ゲストを呼ばなかったかわりに~吾妻さん曰く「遠く沖縄に対して、最も(吾妻家の)近くから呼んだ」バッパーズとは昔馴染みの『Shine-A- Lites/シャイナライツ』小安田憲司さんが途中から参加、セッション的な色も見せてくれました。シャイナライツは昔(本当に昔)は好きで時々観に行っていたので久しぶりに小安田さんの歌が聴けて満足でした。

~小安田さんといえば…そういえば自分は遠~く昔にこのジロキチで『シャイナライツ』と一緒にライヴをさせて貰ったことがあったのでした!久々の再会に開演前少々昔話となりました。今も活動を続ける『シャイナライツ』、是非バイユーでも演っていただきたいのでそれについてもしっかりとお願いしておきました。ご期待下さい。~

後半になると吾妻さんのギターも(おニュー!の特注品。とにかく色、カタチ、光沢、、、ルックスが最高にかっこいい!!)更に炸裂し満員のお客さんも大いに盛り上がり、狭いスペースで立ち上がり踊り出す人も現れるほど。昨日までの炎天下から一転、外は肌寒く急に梅雨らしくなった日曜の夜は少~し蒸し暑くなって更けていったのでありました。


残念ながら今回は実現しなかったローリーさんとの共演は、この夜の出演者さんたちの意向として「延期」ということであります。もちろん、離れた土地に暮らす多忙なミュージシャンたちのスケジュールを調整して実現するのには少し時間がかかるかもしれませんが、必ず機会があるものと信じて楽しみに待ちたいと思います。
一緒に演るときっと凄いことになるはず!

そしてなによりローリー・クックさんの一日も早い全快を願います。

写真は1部と2部のインターバルの様子。そしてジロキチのお月様です。07_624_4
07_624_5


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6・23慰霊の日。

2007-06-24 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の昼前、新宿ネイキッドロフトで行なわれる『琉球魂 6・23沖縄慰霊の日LIVE』に向かう為に炎天下!の五日市街道に出て歩いて駅に向かっていた。昨夜、愛車を三鷹に置いて帰って来たので仕方がない…。と、目の前の信号に駅行きのバスが停車した。バス停からは発進して少し走っている。!…駄目かなぁと思いながらも軽く駆け寄ってお願いしてみるとなんと乗せてくれた。最近のバス事情の中では満点に近い。し・か・し、よく見ると若い運転手氏は明らかに嫌そ~うなカオで渋々ドアを開けている。そしてその動作がいかにも面倒くさそうだ。笑顔が足りない。減点対象。差引したら30点かな。笑顔の得点は高いのだ。

さてライヴ。当初の予定では佐渡山豊さんをメインにサポートギタリスト&シンガーとしてバイユー3大ミュージシャンの一人、ローリーさんが出演することになっていたが直前になって怪我の為、出演不可能となるという残念な非常事態となっていた…。暑さにフラフラしながら会場に着いてみると!その穴を埋めるべく玉城まさゆきさんが出演することになっていた。これは心強い。
午後2時からスタートしたライヴは制作者と出演者の気持ちを反映したコッテリと濃ゆい内容で、その上量もたっぷり。なんと3時間強!の魂のこもった熱演となりました。大満足、お腹いっぱいです。
自分はバイユーがあるため昼の部3時間だけで新宿を去ることになりましたが、この後更に?濃厚な夜の部が行われたことは各方面から報告が来ております。通して聴いた方は熱気でクラクラだったことでしょう。

さて、昨日6月23日は沖縄慰霊の日。沖縄では公休日であります。この6・23の存在を知らないという人もいるのではないかと思う。…と書いている自分だって昔々から知っていたというわけではない。学校では教わらず、社会に出てから知ったのだ。
6月23日は沖縄で第2次世界大戦の日本の組織的戦闘(沖縄地上戦)が終決した日です。同じ国家、といいながらも何故か沖縄以外では大きく語られることのないこの日は、終戦、広島・長崎原爆投下と並んで我々が知っておくべき、記憶しておくべき日付であります。
ライヴ『琉球魂・新宿』は東京でこの日付を知らしめるという意味だけでも開催意義がしっかりとあったと思う。その上、会場に足を運んだ方々には出演者、制作者から更なるメッセージが届けられた。それらには作り物ではないリアリティが感じられた。(恥ずかしながら勉強になったことも多々ありました)
そして困難さも予想された、音楽を聴かせる「ライヴ」としてのあり方と映像等を使って見せるメッセージとの繊細なバランスも"制作者の情熱と出演者のミュージシャンとしての力量"でしっかりととれていたと思う。

プロデューサー・上江洲氏や関係者の方々にはお疲れさまでしたとお伝えしたいです。
真夏のような一日でした!
琉球魂 -RYUKYUDAMASII-http://ryukyudamasii.com/


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いつものAで

2007-06-23 | 酒と食事
昨夜は高知から、実家在住の身内が1名来バイユー(当ブログの高知諜報部員でもある。以下、諜報部員)。 閉店後、諜報部員を連れて三鷹深夜屈指の癒しスポットであるハードボイルド酒場『A』にくりだした。
三鷹のワイルドサイド、一瞬たりとも気の抜けないタフな一角、ニューハーフバーに軒を並べて『A』はある。 その佇まい、なんと表現すればいいのだろう。フィリップ・マーロウの世界そのままとでも言おうか…。
今夜は連れがいるからであろう、すすめられるままテーブル席に座らせて頂くことにする。
座ってビールを飲んで一息…。やはり、ここは良い。圧倒的に良い。何が良いって賢人・Mキさんも言っていたが、奇をてらうことなく至ってマットウな酒場であるところがどうしょうもなく良い。ちょうどいい場所にまっとうな酒場。これってなかなか素晴らしいことなのだ。この寛ぎ感。日々のほんの僅かな疲れや、深夜であるということさえもいつしか忘れてしまう。店を仕切る御夫婦の接客もさりげなくて心地よい。
諜報部員はこの店の白眉、『厚揚げ』の神々しい姿に興奮して写真を撮るなど賑やかしい…果たしてこのハードな癒しを理解しているのかいないのか。。。
しかし、注文を受けてから豆腐を揚げてくれるこの店の厚揚げは本当に素晴らしい。餃子も良い。時にはラーメンも良い。
気持ち良く酔って外に出ると雨は上がっていたが、オートライト3段変速の愛車は置いて帰ることにする。了

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ロニー・レインの映画を

2007-06-22 | 映画
先日、吉祥寺のバウスシアターにロニー・レインの生涯を描いたドキュメンタリー映画『ロニー』を観に行ってきました。先に渋谷で上映をしていたのですが、バイユーでTマイさんから「終わったらバウスに来る」との事前情報を得て待っておりました。なんといっても地元、そのうえバウスのライヴ用PAシステムで上映されるのですから!はやる気持ちを抑えて上映開始を待ちわびていたのであります。日程決定後はバイユーにチラシとでっかいポスターも届けられ、渋谷で観た人たちの感想も聞こえてくるなどいやがうえにも盛り上がります。
当日、久しぶりのバウス大ホール?はやっぱり良かったです。ここ数年入口外の小さいところでしか観てなかったので尚更です。この前ここで観たのは10年以上前の『THE LAST WALTZ』だったような気がします。武蔵野市民失格です。
さて!馴染みの方々と一緒に観た『ロニー』。満足しました。そりゃぁいろいろ言いはじめたら感想や意見はあるんだけど、ロニー・レインという個性と才能に溢れた素晴らしいミュージシャンの歩みをゆっくりと観ることのできる素敵な時間でありました。劇場用映画!という大掛かりな手触りよりも丁寧な音楽ドキュメンタリーという趣きでした。音楽好きの方には是非観て、終始一貫していたロニーのミュージシャンとしてのあり方に接して欲しいと思います。そしてやっぱりバウスで観て良かったなと思いました。これからは時々は足を運ぶように心掛けます。
…と書きながら。。。バウスでの上映は今日までです!!ギリギリのお薦めでごめんなさい。早く書くべきでした~。お時間ある方は今夜!その後は是非バイユーへ(笑)
沖縄や岡山、京都、広島、大阪、神戸の方は近々上映があるようなので是非足をお運び下さい(読んでくれている人はいるのかな)。http://ronnie-love.com/index.htmJpg033


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梅雨明け?の週末・催し2種盛り その2 古道具編

2007-06-20 | ライヴ報告
LIVE2連発の週末、日曜日は"三鷹のグレイトフルデッド"こと『古道具(FulDawg)』。
流石地元での支持が高いとの噂通り、バイユーは超満員。道具ヘッズの熱気に溢れていました。~ギターとマンドリンをフロントマンにBluegrassからDawg Musicまでルーツミュージックを幅広く操る~彼らの演奏は、まだ明るい夏の午後7時にスタートして計3ステージ!!熱く、そして時にはユルい熱演をた~っぷりと繰り広げてくれました。兎に角、カラダに訴えかけてくる音楽。アップテンポのナンバーが連打される時など熱でグルグル、振り回されそうでした。つめかけたお客さんたちもお腹いっぱい大満足だったことでしょう。
気候と演奏、両方の熱気でバイユーはビールというビールが全て完売。3ステージ目には皆さんに大変申し訳ないこととなってしまいました。ご来場の皆様に改めてここにお詫び申し上げます。
普段からバイユーをご利用いただいている地元のホシ「古道具」。これからもよろしくお願いいたします!という真夏のような夜でありました。ありがとう古道具さん。07617


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梅雨明け?の週末・催し2種盛り その1 ベンビー編

2007-06-19 | ライヴ報告
土曜日に開催されました沖縄の若手お笑い集団「オリジンコーポレーション」所属のピン芸人「ベンビー」の東京出張ライヴ、盛況のうちに終了いたしました。
御本人との打ち合わせの結果、マイク不使用で行われたバイユーショウ。ステージ(台)もなく狭い店内、ともすれば客席との境も曖昧な状況の中でしっかりとお笑いLIVE!という場をつくりあげてしまったのには流石!と思わされました。声も隅々まで響き渡り、マイクがない分ライヴ感が増していたようにさえ思えたくらいです。そしてやはり今が旬の人気芸人さん、面白かった!有能な従業員・近田(fromはいからさん)とともに働きながらも沢山笑わせてもらいました。ふたりで閉店後「今日は得したなあ(笑)」と語り合ったものでした。
ん?どんなだったのー?という未見の方々!オリジンのサイトhttp://origin.uruma.jp/でいろいろと観ることができますので、是非!

遠く三鷹まで駆けつけて下さったファンの方々、お笑いLIVEらしくない空間だったかもしれませんがくつろいで楽しんでいただけたのなら幸いです。ありがとうございました。
そしていろいろとお世話になった広報・Tモちゃん、不便な中活躍していただいたマネージャー・Aラカキさん。そしてそして気持ちよく演っていただいた(感謝)ベンビーさん。本当にありがとうございました。
打ち上げも賑やかで楽しかったです。泡盛飲みたい気持ちを抑えてました。

そう、なんていうか初夏らしい気持ちの良い夜でした。
また会いましょう!Photo_39
Photo_40


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本日土曜日はバイユーで沖縄のお笑いを♪

2007-06-16 | イヴェント案内
本日、6月16日土曜日はバイユーにてお笑いのLIVEが開催されます。沖縄で大人気の若手お笑い集団「オリジンコーポレーション」(現在東京で活動する人気コンビ「キャン×キャン」もオリジンの卒業生) から、トップクラスの実力と人気を誇るピン芸人「ベンビー」の東京出張ライヴ・東京西部(都下)編がバイユーで公演されるのです。

以下に主催者さんよりの宣伝文を…

★ウチナーヤマトグチを駆使したユニークな語り口で、沖縄のオジィ、ヤンキー、 まじめな先生、セミ、クワガタ、幽霊、台風(?!)など、ありとあらゆる人物や生き物に扮するネタを披露し、大爆笑を巻き起こします。彼が出演中の沖縄・タイフーンFMで放送されている大人気番組「オリジンアワー」はPodcastingでも大人気。「沖縄の外でも観たい!」というファンの声に応えての出張ライヴ。既に大ファンという方は勿論、知らなかった方は「いきなりの生体験」というくらい贅沢なものはありません!お待ちしております。♪

箆柄暦Presents
オリジン “出張” お笑いタイフーン第4号・ベンビー編  
出演:ベンビー
開場18:00/開演19:00 前売1500円/当日1800円

既にカンカン照り。今日の武蔵野も暑い夜となりそうです。Jpg032


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つッ!

2007-06-15 | ある日の出来事

梅雨明けぇ~?      
今日は陽射しがキツかった。

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…二郎さん。

2007-06-13 | ボクシング
プロボクシング、元WBA&WBC世界J.バンタム級(今のS.フライ級)チャンピオン渡辺二郎氏が逮捕された。
つい先程インターネット上でそのニュースを目にしたばかりだ。

日本の生んだ最も偉大な世界王者の一人。
しかし、実をいうと僕は彼のファンではなかった。どちらかといえばアンチに近かったと思う。現役中の渡辺氏が特別憎らしい言動をしていたというわけではないのだが…少年期の自分は、ブラウン管を通して目にする彼の態度や佇まいに今ひとつ好感が持てず、世界タイトルマッチではすべて日本の選手を応援するのがあたりまえだった時代に「(かすかに)そろそろ負ければいいのに」と思ってテレビを観ていた。そして「ふーん。なんなや、また勝ったがか…」と勝利を確認するとチャンネルを切るということを繰り返していた。たった今、思い出したのだけれど日本人対決で勝間選手と戦った時は熱心に勝間選手を応援していたような記憶があるし、アンチ渡辺だったのは間違いない。でもそれって今思い返せば凄いこと。渡辺二郎とはある意味希有な存在であったということなんだろう。
しかし彼は強かった。素晴らしいタイミングと強打。そして容易には決定打を許さない攻防一体の技術。「負けちゃえ」という少年の八つ当たりにも似た感情を不敵な(憎たらしく見えてた…と思う)笑みを見せながら、いとも容易くはねつけてみせた。事実上のタイトル統一も果たし、韓国での防衛も果たすなど無敵、を感じさせた。
自分にとって一番印象深いのは彼が通算10度守った世界タイトルを失うことになった最後の試合、メキシコのヒルベルト・ローマンとの一戦。田舎の高校生には全く理解不能な、お互いに殆ど有効打らしい有効打がないままにせめぎあい続ける攻防12ラウンド。濃密で消化不良なフルラウンドを経た後、テレビの前で???マークの僕を置き去りに「負けたのかどうかもわからないまま」僅差の判定で渡辺二郎は世界タイトルを失った。決して打ちあわない、というわけではなく「せめぎあい」という言葉しか浮かばない攻防が繰り広げられどちらが展開を支配しているのかもわからないままに試合が終わってしまった。ただ、たった今見た試合が恐ろしくハイレベルのものであったらしいことは漠然とわかった。渡辺二郎はこのまま引退することとなり、長らく「早ようヤラレたらえいに」と思っていたチャンピオンははっきりと打ちのめされ、やりこめられるということのないままリングを去っていってしまった。僅かな差でタイトルを奪ったローマンは4年に渡って王座に君臨、通算11度の防衛を果たす名王者となり、この試合は僕にとってボクシングの奥深さを教えてくれた試合として強く印象に残ったのでした。

渡辺vsローマン戦を、昔よりはほんの少しは肥えたであろう眼で再度観てみたいと思っていた。数年前の拳銃絡みの逮捕による重罪での服役うを経て、更正(復権?)を目指していた矢先の今回の事件。詳細は知らないのでこの件について評することはできないが、CS等での再放送はまた遠のいたなーと思う。

そこら中に元世界チャンピオンのいるアメリカ等と違って日本ではその希少価値ゆえか、引退後もプライドを保って第二の人生の荒波を耐える人が多く「元世界王者の転落」という話を耳にすることは少ない。スキャンダラスに伝えられることがあっても重大ではないことがほとんどだ。しかし渡辺二郎氏は違う…。

彼は引退届けを提出したり、引退式をしないままにリングを去っていた。最後の試合から6年の時を経た1992年、大阪城ホールで辰吉丈一郎vsビクトル・ラバナレス第1戦の試合前に時期外れの引退セレモニーが行われた。僕は客席で、偶然とはいえ彼の引退式に立ち会っているのが不思議な気分だった。元チャンピオンが拍手の中、リングに上がった。客席のあちこちから声が飛ぶ。「二郎さーん!」「じろさーん!」。決して「ワタナベー」ではなく「二郎」さんなのだった。自分にとっては二郎さんといえば(さん、が問題)坂上しか思い浮かばない…。
高知の田舎の中学生、高校生には愛されてはいなかったが、地元大阪では愛されている匂いを感じたものでした。

…二郎さん、頼むよ。

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初鰹宴

2007-06-11 | 酒と食事
昨日は休日営業。恒例の鰹宴を催しました。高知より直送の初鰹をたっぷりといただき土佐の酒を飲む、というバイユーの初夏を彩る宴で(初鰹は2回目)賑やかな夜となりました。
写真は乾杯前に皿鉢いっぱいの(2皿!!プラス中皿多数!)鰹のタタキを携帯でパチリ、という1枚です。皿鉢の大きさを示すためにさし出されたタバコが粋であります。今年の初鰹も素晴らしい出来で、若干不漁気味との話でしたが地元・高知でもすっきりしているのに味わい深くなかなか!と好評のようです。美味しかった!バイユーの御贔屓・久礼の田中さん、今年も良い仕事ぶりです。そして今年はなんといってもニンニクが素晴らしかった!!いやぁー瑞々しい薬味って最高ですねぇ。。。参加者の皆さん、においは大丈夫でしたかぁ??

これまで通り(3回開催しました)、通常営業中に店頭でのお誘いを中心にというシステムにさせていただいております為、参加できなかった方々には申し訳ないのですが…次の機会には是非!ということも含め、宴後報告&写真でお裾分け?をすることにいたしました。
もう1枚の写真は、翌日(今日)残り物に火を入れて(タレや薬味ごと)お茶漬けに…の図であります。見た目は美しくありませんが素ン晴らしく美味でありました。070611_115101070611_161001


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マチケンLIVE!

2007-06-10 | ライヴ報告
いや~満足しました。サイコーでしたね。バイユーで初めてのマチケンLIVE。雨模様の天気ながら盛況のうちに第1回を終えることができました。御来場いただいた方々、ありがとうございました。やっぱりあのワン&オンリーの声ですね。オリジナルもカヴァーも更には日本語も英語も区別がつかなくなるくらいに色の濃い歌声。みなさん満足頂けたのではないのでしょうか?町田さんも楽しんでくれたのか、後半(2部、B面?)は特にたっぷりと演って下さいました。
ヴァン・モリスン2連発から始まったマチケンショー、個人的には解説つきで歌われた『流木ボクシング』にまたもガツンとやられました。解説を聞いて理解するという類いの曲ではなさそうですが…そうかーブルースナンバーだったんだぁ~。という感銘を受けました。熱いアンコールにも応えてくれて大満足です。
終演後は渋谷のKワトロから駆けつけてくれた?某ミュージシャンさんとの魂の邂逅?があり(初対面でもなんでもないのですが)新たな展開について密談、密約が交わされた模様。なんだか面白くなりそうな予感です。
町田謙介さんはソロ、新展開?それぞれのカタチで、近く再登場の予定です。今回見逃した方は次回に是非。そして未だ未体験、という方には強くお薦めいたします。

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本日土曜日は町田謙介ライヴです。

2007-06-09 | イヴェント案内
本日6月9日(土)は、お待たせしました!の町田謙介ライヴです。前回はチェリーボーイズで御出演頂きましたが、ソロではバイユー初登場となります。
とにかくウタゴコロに溢れていて手触りはシャープ!ブルースをルーツにしながらも最初っからその枠を飛び出しているグレイトな存在です。ラテンからソウル更には懐かしの歌謡曲的味わいさえも醸し出す"ふところの深さ"とそれを全部自分色に染めてしまう個性、あの独特の声が魅力です。私もファンであります!楽しみです。
未体験の方は是非バイユーでハマって下さい。御来場お待ちしております。

今夜は来た方がイイヨー♪

開店 19:00/開演 20:00  ライヴチャージ 1500円となっております。1st


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佐井重昭氏のデヴューアルバム

2007-06-07 | 音楽
73歳のジャズピアニスト佐井重昭さんのアルバムを一足先に聴くことができた。中央線沿線のクラブ、ライヴハウスでの活動で知っている人は知っている佐井さん。吾妻光良さん&牧裕さん&岡地曙裕さんというfromスウィンギンバッパーズのトリオを従えてのライヴはジャズファン以外にも好評のようである。
長いキャリアを誇る彼が定年退職後に上記メンバーで活動を活発化してから録りだめてきた演奏からセレクトしてこの度、デヴューアルバムが発売されることになったのだ。
この作品を手にして、まず特筆すべきは若かりし頃の御本人のニューヨークでの1コマを記録したジャケット写真に注目!コレがなかなかに味わい深い古い映画のような1枚で、佐井氏が60年代初頭のニューヨークに於いてジャズシーンをはじめとして様々な交流をしてきたということを物語る見飽きないジャケットとなっている。
演奏はなんというか、ジャズピアノを語る言葉の持ち合わせが少なくて悲しいのだけれど…頭に浮かんだのは「粋」って言葉。小粋でもいいかな。押しつけがましくなくて、わきまえた歌心というか、最近のジャズピアノではあまり聴かれないタイプの演奏だと思う。古くさいという人もいるのかもしれないけれど、"古くさい"という概念自体のない自分のような人間にとってはなんだか心地良く。胸躍る演奏がつまっています。
ぼかぁ~どっちかっていうとアノ80年代独特の音(録音&アレンジ)の方がずっとずっと古くさくて陳腐に感じるけどねー♪牧裕さんのベースはライナーの座談会によると苦労したと語っているが、ピアノに寄り添い心地良いビート感を醸し出していて素晴らしき好演。岡地さんのドラムスも同様。時々「ここは少しドカドカッとやりたいのかなー」と思ったりするところもあるが終始「ピアノの歌」を支えている。そう、小粋な演奏だ。吾妻光良さんのギターは、ジャズマナーで演奏しているもののジャズでも次第に自分のフィールドの中でのジャズに突入していっており、このグループの大きなアクセントとなっている。ギターソロの入りなんて思わずクスリと笑ってしまうところも。でもその一色が加わることによって、料理にもうひと味加えたようなコクがあらわれおそらくバイユーにいらっしゃってくださっている方の耳には楽しさが増していることだと思う。昨夜閉店後ゆっくり聴いていたのだが、ヘンな癒しやB.G.M的な感じではなく"音楽と向き合いつつ和む"ことのできる1枚だ。梅雨のジトジトした季節をほんの少し爽やかにしてくれる良い音源です。でも劇薬ではないので、嘘でも過度に癒されたい方やお手軽な爽やかさをお求めの方にはあんまりお薦めしません。気にかかった方は~バイユーで試聴して、気にいったら是非!ご購入いただければ幸いです。
御存知の方も多いかと思いますが、佐井重昭さんは吾妻光良さんの実叔父であります。このアルバムでも最後に1曲のみ吾妻さんの歌も聴くことができます。歌のバックのピアノがまた粋なのです。Photo_34


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