バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

秋の昼夜共に不思議

2008-10-05 | ある日の出来事

少し気温が上がった昨日、気持ちの良い秋晴れの中を自転車で三鷹に向かって走っていました。午後1時過ぎくらい、場所は玉川上水端。左手に浄水場を見ながら自動車的には逆一通(一方通行)の真っ直ぐな道を抜けて、三鷹駅前に向かって一直線の道路。左側は住宅街で右側は玉川上水。そんなところをスーっと走っていると何やら騒がしい。
虫の声?通り過ぎつつ「~んぅ。蝉かぁ」。セミ!?思わず自転車を止めて引き返してしまいました。確かに蝉だ。必死に鳴いてる。081004_2 ここ数日気温が急激に下がって孵化出来なかったサナギが、今日というチャンンスを逃さず地上に出て来たのでしょうか?騒がしい木の下でお仕事休憩中の方と目が合ったので「セミ、ですよね?」と声をかけると。「そうだねー最後のセミかな?」とのこと。夏の聞き納めの秋蝉でした。10月の蝉、驚きました。

夜になりバイユーは恒例秋の宴、戻り鰹会。従業員Kサハラの頼もしい働きも有り、滞りなく終了。深夜2時少し前、三鷹駅の北口西側。JRの線路を大きな道路がくぐっている交差点。土地勘のある人には婆娑羅の前、西に渡ると高円。南に渡るとバイユーのお友達!レゾナンスワークスビル(当ブログカテゴリ健康法師「穏やかでソウルフルな整体」参照)と言っておきましょう。そこで信号待ちしていたら。左前方の空に突如不思議な物体が…。最初は暗がりから飛行機かヘリコプターがぬっと現れたのかと思いました。白青い大きな球体。それがぬぬぬぅっと右に向かって動きゆるゆると速度をあげて最後はスゥっと右の夜空に流れていってしまいました。「あ」っという間ではなく、「ん?なんだアレ。でっかいな。動いてる…流れ星!?願い事しなきゃ。あああ流れた!」というくらいの時間はあったのでした。しばし呆然。「…いやあ、でっかい流れ星見たなあ…。昔、佐渡島で見たでっかい流れ星より大っきかったなぁ」としばし反芻した後、自転車を再び西へと走らせていると…。武蔵境に近い路上で、気になる人影を追い越しました。今日何度目かの「??」。はっと振り返るとKサハラ父ことMサルさんでした。歩いてKガネイまで帰宅中とのこと。元気やね~。気をつけて下さいね。という会話をしていると、ナントさっきの流れ星の話に。同じ角度で空を見ながら歩いていた我々は、同じモノをしっかりと目撃していたのでした。見てない人に「こんなの見たよー」と話すのと違い、なんといっても当事者同士、確認作業。熱く盛り上がったのでした。
Mサルさん曰く「アレは流れ星なんかじゃない!あんな流れ星があるか??ないよ」。うーん。そう、それは確かにそうなのですが、なんとも言い様がありません。実は自分でも「流れ星」と思い込もうとしながら頭の中に小さな不思議マークが点滅していたのではありました。Mサルさんは10年ほど前の佐渡島の海辺で見た不思議な物体以来の体験だとコーフンしております。

…実は彼がそれを目撃したとき、海を背にMサルさんと向かい合って立っていたのは僕でありました。そして前述の佐渡のでっかい流れ星。野外で飲みながら夜空を眺めていた時…僕とMサルさん、そしてまだ小学生だった従業員Kサハラ嬢も一緒だったのでした。
不・思・議。