三日坊主日記

本を読んだり、映画を見たり、宗教を考えたり、死刑や厳罰化を危惧したり。

佐野洋子『みちこのダラダラ日記』

2005年09月08日 | 

娘の机に『みちこのダラダラ日記』という本があった。
小学校の図書館から借りたのだろう。
作者が佐野洋子なので読んでみた。

みちこは小学校3年生。
お医者さんごっこをするつもりでパンツを下げたり、ケンカしていたお父さんとお母さんがなぜか翌朝には仲良くなったり、おにいちゃん(6年生)に毛が生えたり、ちょっといやらしくてドキドキする。
兄にひいきする母親への見方が鋭く、さすが佐野洋子と思う。
みちこが6年生になった時のダラダラ日記を読んでみたいものだ。

佐野洋子は1938年生まれ。
この本は1996年発行。
つまり、58歳のころにこの本を書いたわけだ。
その年で子供の心の動きをこれほどまでに生き生き描くことができるとは。

ちなみに私の次男は1987年生まれだから、みちこと同い年。
そうか…、と思った。

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