今年創立31年目を迎えた「鳩の森愛の詩保育園」、山形山農場での農業研修も体験農業から始まって実習へと深化し、私たちに大きな力を与えてくれています。
当会設立以来の会員でもある園長の瀬沼さんが無認可保育園から立ち上げ、いまでは保育園も4園と学童保育所も運営する大きな社会福祉法人になりました。
瀬沼さんの信条でもある「食はいのち」を日々の保育や学び、給食にも実践し、20年近く全有連の有機米や野菜を給食に取り入れて下さっています。
恒例となった「山形食育の旅」今回は実習に重点を置くということで、朝7時出発、バスの旅7時間をかけて、午後2時到着。早速米山から約1時間、講話と日程を聞き畑へと。講話では宮澤賢治やレイチェルカーソンなど自然の中で感性を磨いた人たちを挙げ「自然に学び感動する心を養って下さい」と語りかけました。
日程の1日目は旅の疲れを考慮して楽しい収穫作業を。ニラ、夕顔、カボチャなど。
台風一過、青空も見える秋空の下、都会と違う自然の山里で思う存分深呼吸です。
翌日は5班に分かれてそれぞれ大事な作業を。1班堆肥ふり、2班は草取り、3班草刈り、4班植樹、5班マルチはがし、それぞれ適した性格が添えられていて楽しい班分けになりました。 朝食後のたっぷり2時間、仕事を終えて帰ってくる若者たちのさわやかな顔、輝く瞳。迎える私たちにとっても学びと感動の二日間でした。
※山形山OBの3人も指導につきました。