寒さ厳しい冬だからこそ野菜はぎゅっと甘みを増します。雪の中に埋けられた大根や白菜も勿論ですが、寒中に育つほうれん草や小松菜が一段と美味しいです。その葉物を作ってくれているのが茨城の坂下農園さん。
山形が雪に埋もれているこの時期、茨城県石岡から送られてくる野菜たちに大いに助けられています。
坂下農園さんとのお付き合いは四年前、端境の野菜を分けてもらったことからでした。北海道で有機農業の推進に力を尽くしてきた坂下さん夫妻が、それまでの職を投げ打ち思い切って茨城で新規就農したのが15年前。仲間と組合を結成し広大な休耕地を借りうけました。
厳しい国の基準をクリアし、いまでは全面積有機JAS栽培しています。晴耕雨読では生計のたつ農業はできない。雨の日も風の日も休みなく働きます。 外国からの研修生も6名受け入れやっと成りたつというのが日本の農業の現実です。
北海道時代から親交のあった農協の協力もあり、市場にも出荷する坂下さんたちの基準はシビアです。有機だからの甘えは許されません。
昨年11月には働き手の研修生2名「いなくなってしまった」とぼう然としていましたが、今年は次男が加わってくれたことで未来の展望も開けてきたようです。
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