ようやく豪雪から解放され、陽の光とどく春になります。
雪国山形はまだ雪マークの日もありますが、日中の気温は8度にも上ります。雪も溶け出し、地中で春を待っていたフキノトウも顔を出し始めます。
米山は無農薬大豆で作った自社製「ご褒美納豆」がお気に入りで、これにフキノトウを刻んで入れたらどうだろう、と早くも春の山菜の出番を待ち望んでいるようです。
道の駅やスーパーの店先にも山菜が出回り、寒い雪の日に「春」を眺めつつ本当の春を待っていました。
春本番、全有連の野菜BOXにも春が届きます。3月はウルイが登場。ウルイはユリ科のオオバギボウシの仲間です。根元がほんのり緑色、春を感じさせてうれしいですね。さっと湯がいてお浸しに。クルミをすってクルミ和え、辛子醤油もいけます。暖かい三浦半島からは父娘で農業する三富さんの春キャベツが入荷。これは生のキャベツをさっと塩でもみオリーブオイルで、いかがですか。
またこの時期にしか味わえない甘い新玉ねぎも熊本の大矢野有機さんから入荷です。
春の大根は豪雪と強風に耐えた山形庄内の阿部さんと栃木産直さん。
食卓に彩を添えるベビーリーフはフェニクス、ブロッコリーは静岡の深川さん、葉レタスは岩手の葛西さん。セロリも鹿児島、愛知からと、それぞれ安全安心を託された生産者さんから入荷予定です。
豪雪、時ならぬ強風に翻弄された2022年、この春はコロナも鎮まり穏やかでありますように。
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