一年の米作りを総括し、活動報告する稲作連合会の総会で米山があいさつに立ち、「日本食ブームと言われ輸出拡大しているが、家庭の中の消費は苦戦している。これを打破していくには、美味しく食べる提案と美味しい米を作ることです」と述べ、さらに努力してパンやパスタに負けない米の魅力を作っていこうと呼びかけました。 昨年は猛暑の影響を受けて収量を減らし苦戦した生産者たち。山形庄内で合鴨米を作る堀さんのところでは . . . 本文を読む
3.11、あの未曾有の大震災から8年、次第に薄れかけていく辛く悲しい記憶が再び呼び起こされる日になります。県内各地で追悼・復興の祈りが捧げられ、山形会場では東日本大震災追悼・復興祈念事業「3.11 キャンドルナイト」が執り行われました。会場設営時に降り続いた冷たい雨も16時には上がりキャンドル作りが始まりました。丁寧に密ろうキャンドル作りに列をなす多くの方々。18時に点灯されて浮かび上がったのは . . . 本文を読む
暖冬で明けた2019年、1月4日の初荷便も地元生産者の雪下野菜やリンゴなどが届けられ、一年のスタートが切られました。まだお正月のおとそ気分も抜けない家庭からスタッフ全員が出勤し、配送センターいっぱいに並べられた箱に納めました。雪の中を大根や白菜、長ネギなどを掘り出してくれた生産者や受け取ってくださる会員さんへ感謝の思いもいっしょに詰め込みました。 1月第一週、通常に戻った配送センター . . . 本文を読む
大規模な豪雪であけた2018年、北陸豪雪、福井豪雪と非情な雪の被害が伝えられる中、山形でも近年にない大雪となりました。冬の間早めの剪定を急ぐ果樹園や、雪下野菜を供給する大根、白菜、キャベツの生産者は難作業となりました。高齢の生産者は「この仕事は今年でもう終わりにするか」と凍った雪をかき分けながら思ったそうです。 雨の降らない6月、猛暑の7月~8月にも苦しみました。 災害も相次ぎました。6月18日 . . . 本文を読む
恒例となった行事はずっと続けたい、との思いがかなって今年も思い出の地で集いが開かれました。主催者合わせて9名と少数でしたが、お会いしたいお顔がそろいました。 この地で対話集会が開かれたのが20年ほど前、多くの会員さんと交流し学び合ってきました。生産者の日々の暮らしや農業にかける思いを聞き、毎回1時間程の講演も催しました。 環境問題に取り組む伊庭みか子さんからは「アジアの農民の苦しい現状 . . . 本文を読む
猛暑と干ばつだった山形。15日~16日にかけて前線が停滞し、庄内地方を中心に100ミリ以上の大雨が降りました。鶴岡でだだちゃ豆を作る阿部さんの畑では一部が冠水し、これからの被害が心配です。ただし、全体で捉えてみると「恵みの雨」となりました。なにしろ、これまでの高温と水不足で、目で見てわかるほどの影響があったのです。 長ネギは葉先が焼け、生育はストップしたまま、水が好きな里芋は背丈が1/3程度。茄 . . . 本文を読む
この週末、毎年恒例の横浜の鳩の森愛の詩保育園さんの食と農の研修会「山形食育の旅」が行われました。保育に携わる先生、職員の方、そのお子さんなど合わせて40名。ウエルカムドリンクは生産者五十嵐さんの自家製トマトジュースでおもてなし。早速、代表米山を囲んで座学が始まります。事前に食や農業についての質問を受け、それに米山が答える形で話が進みます。 安心な食品の選び方、野菜の育て方、保存方法、種子法廃止、 . . . 本文を読む
年に一度、この時ばかりは山形がもっとも輝くサクランボの季節。全有連のイベントも早々に予約終了しました。 一昨年初参加されて鈴なりのサクランボに魅了された奈良の日野さんが、今年は大阪の娘さんを誘って前日の22日に来村されました。 せっかくの山形だからと名所や話題の施設を調べ周遊されて来村されました。この日は黒川紀章が設計した初めての公共施設、寒河江市役所を見学されてきました。 . . . 本文を読む
初めて開いた「名古屋で会いましょう」は、名古屋市在住の方々と少人数ではありましたが、じっくりとお話をお聞きすることができました。 会場となった愛知県長久手市にある「ゴジカラ村」は、約1万坪の雑木林の中に幼稚園、託児所、ケアハウスや看護福祉専門学校があります。大きな古民家では幼い子どもやお年寄りがいっしょに遊ぶ、教育と福祉の理想郷です。 その中の小さな古民家をお借りして「食はいのち」を語り合いまし . . . 本文を読む
春のランチ会は名古屋と決めて、まだ一度も開いていない名古屋を会場に「食はいのち」を語る会を催しました。名古屋には30年余も全有連の野菜と付き合ってくださった方々がいらして一度お会いしたい、が念願でした。「料理メモ」の田中さんも名古屋在住で、田中さんを中心にお料理とお話しを楽しむ企画が実現しました。 参加者は4名と少ないながら、だからこそ皆さんが歩んでこられた食と健康についてじっくりお話を伺うこと . . . 本文を読む