今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

NZ旅行記 クィーンズタウン2日目スキー場到着

2008-08-17 23:27:17 | ニュージーランド

「もう7時だよ。朝ご飯食べる時間なくなっちゃうよ」と小野さんに言われ、「あっ、やば」と目を覚ました。素早く頭の中で時間の計算をしながらも、動ぜずにのったりベッドから起き上がった。小野さんがそわそわと忙しく動き回っている様子を目で追いながらも至ってマイペースな私。この性格のせいで今までの人生損してきたのか得してきたのか?よく回りの人から、「慌てているところを見たことがない」とか「動じない」と言われるけど、これでも結構小心者なんですよ。最近になって、この性格はどうやら父親譲りらしいことを知った。父もウルトラ動じない性格だったらしい。うーん、血のつながりって深いな。

スキーウェアを着たままで朝食を食べに行こうとしている私を小野さんが怪訝な目で見た。「だってスキーリゾートなんだし、いいじゃん」と強気でレストランに行ったら、やはりスキーウェアを着ている客はいなかった。そんなことを気にする間もなく、一人時間と戦って、朝食をかけ込んで慌しくコーヒーを飲んだ。あー、もう少し早く起きればよかったと反省。

スキー場に行くバスをホテルのロビーで待った。目指すスキー場は「コロネットピーク」という所。バスで30分ぐらいのところで、クィーンズタウンからは一番近くて手頃な場所らしい。バスは1時間間隔で運行しているが、私達は気合を入れて朝一番早い8時20分発のバスに乗ることにした。

大型バスはほぼ満席状態で出発した。バスに乗り合わせたスキー客を見ると、私達に比べてかなり薄着な人が多いのに気付いた。ニュージーランドのスキー場の天候がどういうものか全く予想できない私達は、寒さ対策万全で臨んだが、客観的に見てどう考えても着込みすぎ。バスの中ですでに暑くなってきた。悔しいけどちょっとダサいぞ、私達。

クィーンズタウンの街では雪を見ることはできないが、バスで15分も走ったら雪山が目の前に見えてきた。いよいよスキーだ、本当にスキーやるんだと気持ちが高まってきた。

     

バスを降りて建物の中に入るとそこは一大レンタル場になっていた。レンタル料金を前払いして、申込書に必要事項を書いて出すと、流れ作業的に板と靴が出てきた。靴のサイズを合せると板と靴の微調整が手際よく行われ、全く無駄がない。ここまで完璧にオーガナイズされたレンタル場は初めて。小野さんは10年振りのスキーなので、スキー板が短くなっていることに何度も何度も驚いていた。

一日リフト券を買ったら、変な針金がついてきた。針金にリフト券を張り合わせて、ジャッケットのジッパーの金具に引っ掛けるシステムらしい。私のデサントのスキージャケットは袖口にリフト券を入れるポケットがついてるのだが、このニュージーランドのシステムには無用の長物であることが分った。リフト券ってお国柄が出るものなんですね。それにしてもリフト券もレンタル料も高い!一日リフト券4000円、一日レンタル7000円は日本と変わらない値段。

天気は曇りのち晴れ、時々快晴!風もないし雪も降ってないし絶好のコンディション。板を担いで外に出たら、ゲレンデの歓声が飛び込んできた。

つづく



最新の画像もっと見る

コメントを投稿