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今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

アメリカ ダラス3

2012-07-21 15:12:06 | アメリカ

ダラスに来て3日目の今日は何をしているかというと、インタビューのお手伝いをしています。テキサス大学のザキドフ教授のアシスタントを採用するインタビュー。オンラインで申し込みがあった36名の候補者の履歴書をチェックして、電話で連絡を取って、インタビューの時間を設定して…、ということをやっています。一応人事のプロなので、採用活動は日本ではやったことはあるけれど、アメリカで、それもテキサス大学でこれをやることになるとは思ってもみなかった。こんなところで経験が役に立つなんてね。

インタビューそのものに参加するつもりはなかったんだけど、行きがかり上、私もオブザーバーとして参加することになりました。履歴書でいいと思った女性が部屋に入ってきた姿を見てビックリ。なぜかっていうと、派手なワンピースを着た大柄な黒人女性だったから。島国の日本に住んでいると、肌の色が違う人が来るなんて考えもしないけど、アメリカだとこういうことが普通に起こるんですね。

ビックリ~!

その上、ホモサイエンスの研究を、ホモセクシャルの研究だと思っていたという発言には目がテン。何でもオープンなアメリカらしい。日本だったらバッテン印が3つぐらいつきそうだけど、アメリカの場合は、オープンで飾らないところがいいという評価になり、マイナス点にはならず。何でもズバズバハキハキ言っちゃったほうがいいってことらしいけど、実直な日本人には???

もう一人の候補者のロシア人は、「今日はカザフスタンのXX記念日だから、クッキーを焼いてきたの」と言って、クッキーを持ってきたのにもビックリ。友達の大学の研究所にでも遊びに行くような感覚。

日本の場合は、フォーマルに堅苦しく行うのが常だけど、もう少しフレンドリーな雰囲気作りを考えたほうがいいのかもしれませんね。学習しました。

そんな面接を行ったザキドフ教授の部屋はこんな感じ。

 

 

ナノテクノロジーを研究していて、何度説明してもらっても、科学音痴な私にはよくわからないのですが、とにかく微細な研究をやっているようです。

そんなザキドフ教授が覚えている数少ない日本語の中でお気に入りの表現は

「亭主元気で留守がいい」

「釣った魚にエサはやらない」

「1号さん、2号さん、3号さん」

う~ん、科学者の頭の中はどうなっているのでしょうか?謎だ。


アメリカ ダラス2

2012-07-20 02:34:37 | アメリカ

テキサスの日中の暑さは言葉では表せないぐらいの灼熱状態で、ダラスの暑い日は本当に暑いです。日本の紫外線なんて、比較にならないぐらいの強さ。日本で過保護に直射日光から避けてきたのは、何の意味があったのかというぐらいすごい状態。数時間外にいるだけで、日本の一夏分の紫外線を浴びたことになりそう。

そんな暑い日中にテキサスの人は何をやっているかというと、巨大なフィットネスセンターに行って、ジムで汗を流したりプールで遊んだりしているのです。すべてが巨大なアメリカは、フィットネスマシーンの数も常識を超えた数。数百台もあろうかと思えるほどのランニングマシーンがずら~っと並んでいて、アジザの弟のダンテの姿を探すのも至難の業。ようやく見っけた。

 

そして屋外プールはリゾートホテルのプールのような充実設備で、しかも24時間営業だというからビックリです。昼でも夜でも朝でもいつでもひと泳ぎが可能で、うらやましい限り。

 

アサド君も泳ぎに挑戦。そしてプールで泳いだ後は家に帰って、大人も子供も昼寝。日が一番高い2時から4時ぐらいまでは、家にいて昼寝が一番というダラスの優雅な普通の一日を楽しみました。これぞアメリカンライフって感じ。


アメリカ ダラス1

2012-07-20 01:54:32 | アメリカ

最後の目的地、ダラスにとうとう到着しました。

ダラスは愛知県岡崎市にある国立分子研究所に科学者として派遣されて数年間滞在していた、ザキドフさんファミリーの住んでいる街で、家族ぐるみのお付き合いを続けてかれこれ20数年。お互いに行ったり来たりのお付き合いをしていて、ダラスにある自宅には8年ぶりの再訪問。今回は突然の私の訪問にもかかわらず、こころよく受け入れてくれたので、6日間の滞在が実現しました。

そんな彼らが住んでいる家はここです。まさしくアメリカンドリームの実現そのもので、ベットルームだけで7つぐらいあるお屋敷で、うさぎ小屋に住んでいる日本人にとってはうらやましい限りの大豪邸。周りの環境も美しく整然と整えられていて、繰り返し言うけど羨ましい。

 

 

ザキドフさんの娘のアジザとは一橋大学留学時代や、日本語を勉強に来ていた時代に何度も日本で会っているけれど、ここダラスで会うのは数年ぶり。会っていない間に、アジザはペン大からオックスフォードに留学してMBAを取得し、ロンドンのUBSでアナリストになり、同じウズベク出身の旦那さんと出会って結婚してカザフスタンに住んで、現地の東京三菱銀行で働き、今は1歳半のアサド君のお母さんでもあるというスーパーレディ。その上、超美人。アジザの躍進劇にはいつもビックリ仰天。子供の頃に「アジザ銀行を作るのが夢」と言っていたけど、そんな日も遠くないのかも。

そんなザキドフファミリーとの再会の写真がこれです。

 

ザキドフファミリーの今や王様として君臨している1歳半のアサド君、超かわいい!

旅行記はまだ続きます

 

 


アメリカ ボストン4

2012-07-18 15:49:53 | アメリカ

ボストン最終日は、3人のボストン通に教えてもらったことを一通りこなしました。とりあえず、諸先輩方の意見は素直に聞くことにしているので、「あそこに行ったほうがいいよ~」という情報は、「オッケー、じゃ行ってくるよ」とフットワーク軽く動き回るので、教えるほうも張り合いがあるというものだと思うのですが、どうでしょうか?

さて3人の事情通が教えてくれたミッションとは、ダックツアーに乗って市内観光をし、プルデンシャルタワーの50階のスカイウォークからボストン市内の眺めを見て、ボストンと公共図書館に行き、旧州議事堂(Old state house)に行って中に入り、気持ち悪くなるかどうかを体験して(ここはボストン大虐殺のあったところ)、クインシーマーケットに行ってブレッドボールのクラムチャウダーを食べて、サミュエルアダムスというボストンの地ビールを飲んで帰ってくること。おまけに、ロングフェロー橋のうんちくも調べろというお題ももらっちゃった。

そして見事やり遂げました!

まずは水陸両用のバスで行くダックツアー。ラッパが2回なると乗客は「クワックワッ」と鳴くことを強要されます。

 

プルデンシャルタワーからの眺め、ボストンと言えばレッドソックス。球場もよく見えました

 

図書館では雨宿りがてら、休憩

そして小野さんお勧めの、旧議事堂。確かに入り口から入るといきなり古い衣類なのか古い紙なのか、きつい匂いに一瞬頭がクラクラ。小野さんが言うように、ここには何か良くないものが潜んでいそうです。大虐殺の霊が潜んでいるのかも。

 

そしてクインシーマーケットで食べたブレッドボールのクラムチャウダーとサミュエルアダムスの至極の一杯。

  

きれいにまとめました!我ながら、この行動力と計画力は素晴らしい!

そうそう、ロングフェロー橋のうんちくですが、橋の形がソルトアンドペッパーの入れ物に似ているので、そう呼ばれているということが正解でいいでしょうか?

次はダラス編をお楽しみに


アメリカ ボストン3

2012-07-17 23:07:24 | アメリカ

ボストンと言えば、ニューイングランドの美しい街並みの風景と匹敵するものが、チャールズ川沿いの公園から見た景色ですよね。ベンチでぼーっとするのもよし、ジョギングや犬の散歩もよし、何もしない時間をこういう場所で過ごせたら贅沢だな~と思いながら、夕方前の景色をぼーっと眺めてみました。

 

 

 

 


アメリカ ボストン2

2012-07-16 17:04:27 | アメリカ

今日は、現役ハーバード大生にケンブリッジを案内してもらいました。

ツアーの案内人は、ハーミッド君とその彼女のカミラさん。ハーミッド君は脳神経科学を専攻するドクターで、カミラさんは法律を志している若きエリートカップルなのです。それもウズベクシタン出身。ウズベクシタンからハーバードで医学を勉強している学生は、後にも先にもハーミッド君一人で、どんだけ優秀なんだ(怖っ)っていうぐらい優秀な彼に、ハーバードの歴史から、おいしいスイーツのお店までくまなく教えてもらいました。ハーミッド君とは8年ぐらい前にダラスで会った時以来の再会。8年前と比べると、全身からハーバードのドクターの風格を感じました(ほんと?)

ところで皆さん、最初に言っておきますが、一言でケンブリッジと言っても、それはかなり広いのであって、ハーバードの構内を一周してからMIT(マサチューセッツ工科大学)まで歩いて、そのままハーバードブリッジを渡ってバックベイと呼ばれる私が泊まっているホテルのエリアまで全工程を徒歩で行うというのは、普通はあまりやらないことなのです。旅行前にボストンをよく知っている友人に、「ハーバードとMITって歩ける距離なの?」と聞いたら、「歩いたことない。いつも電車で行っていた」と言っていたので、きっと私が全部歩いた!って言ったらビックリするはず。

ゆえに、マジ疲れ。若きエリートは頭脳だけじゃなくて体力も半端じゃないんですね。

まずはハーバードヤードと呼ばれる緑が美しい構内から。ハーバード大学の名前はJohn Harvard の名前にちなんでつけられたのだが、この人は創設者でも何でもなくて、多額の寄付をした人だったらしいです。その上銅像は実物じゃなくて、当時のハーバード大のイケメン学生をモデルにしたものらしい。John Harvardの資料が残されていないからと言って、イケメン学生をモデルに銅像作っちゃうなんて、相当いい加減ですよね(笑)

   

そしてハーバード図書館。構内は美術館のように美しかったです。観光客は図書館には入れないんだけど、そこは現役ハーバード大生の強み。水戸黄門の印籠のように、学生証を提示すると、入り口の怖そうなおばさんの表情が一転。さすが!

  

そしてこっそり法学部のaddmission office の中にある裁判所(法廷の実習用のもの)にもしのびこませてもらいました。歴史の重みをヒシヒシ。

 

そしてケンブリッジから歩いて歩いてまたまた歩いて、MITに到着。ロジャーズビルディングと呼ばれている巨大な建物の前で、ポーズ。MITの構内からはチャールズ川と反対岸が見えます。It's great!

 

「あの橋を渡って帰ろう!」と言われ、まだ歩くのか(涙)とげんなりしてしまった私。ここまで来たし、この際だ、ハーバードブリッジだって何だって渡りましょう!はるかかなたに見える、あのビルがいっぱい立っているあたりが私が泊まっているホテルのエリア。あそこまで帰るのです。

 

到着!電車に乗った場合は、指をさしている区間を移動したことになるので、こっからここまで歩きました!

ボストン走破終了!お疲れ様でした

ハーミッド君、カミラさん、1日案内してくれてありがとう!この後でカミラさんはバスと電車を乗り継いで10時間かけて、彼女が今住んでいるワシントンDCまで帰るのです。2週間毎に、カミラさんはハーミッドに会いにボストンまで来ているらしい。愛し合う若きエリート同志、いいですね~。そんな貴重な1日をケンブリッジ歩きに付き合っていただき、本当に感謝です。

次回は東京に来てください。皇居前から新宿だろうがどこだろうが、歩いてお連れします。いや、やっぱり地下鉄かも。

 


アメリカ ボストン1

2012-07-15 15:50:51 | アメリカ

今回の旅行中、唯一初めていく場所がボストン。ボストンに行ったことのある友人は、皆口をそろえて、「いい場所よ~」と言うので、一度行ってみたいとずっと思っていたところ、念願かなってボストンに行くことができました。

ボストンが好きな人に、「何がいいの?」と聞くと、「何がってさぁ、街とかさ、景色とかさ、とにかくいいのよ」と、要領を得ない回答しか返ってこないので、「だからさあ、何があるの?」と聞いても、「う~ん、特に何にもない」、「何にもないのに何でいいの?」「う~ん、なんかさぁ、いいのよ」と、堂々巡りで、何がいいのか謎だったのですが、来てみて実感することができました。なるほど、ここはいい街です。

何がって、だから、とにかくいいのです(笑)

  

  

 

 

ランダムに歩いた街の写真を羅列してみましたが、古いレンガ造りの家や、ガス灯や、石畳の路地が本当にきれいです。どこを歩いても、芸術作品のような街並みにうっとり。その上公園もたくさんあり、チャールズ川から反対岸を眺める景色も最高にきれいです。日中の暑さは半端じゃなく、日本よりも暑いぐらいですが、夕方から夜にかけての風の気持ちの良さと言ったら、もう極楽極楽。オープンテラスのバーでの最高の1杯が楽しめます。

ニューヨークのような激しい街から来ると、街の落ち着きにホッとさせられます。ニューヨークはエキサイティングな街で、次々予定をこなしていかないといけないようなプレッシャーを感じ続け、ひたすら走り回ってしまったけど、ボストンは何もしなくても、その空間にいるだけで満足できてしまう街です。

最初からここに来るべきだったのかもしれません。ニューヨークの魔力に引っかかってしまった(笑)

実際ここでは、私はおばあさんのようにゆっくりゆっくり、ニューヨークの半分のスピードで歩いています。実はあまりにも歩きすぎて、早く歩けなくなってしまったという事情もあるのですが。。。 ニューヨークでは回りの人の歩くスピードに合わせないといけなかったけど、ここボストンではゆっくり歩いても全然平気。

ところで閑話休題

ノースエンドという、イタリアンレストランなどが立ち並ぶおしゃれな街を歩いていたら、1軒だけ突然人でごった返している店を見つけました。さっきからMike's Pastry という青字の白いボックスを持った人をあっちでもこっちでも見かけていたのですが、正体はここでした。

 

店内もすごいけど、店の外でも写真を撮ったり、食べ始めたり、公園へ行けばベンチであっちでもこっちでも食べているし、これはやはりチェックしなければと思い、列に並んで買うことにしました。何を買ったらいいのか分からないので、私の前に並んでいた、10歳ぐらいの女の子に、「何がお勧め?」って聞いたら、「私は、プレーンリコッタと、チョコレートモスを買うわ」と言ったので、プレーンリコッタ?何だそれは?と思いながらも、同じものを買ってみました。

 

揚げたパイ生地のようなものの中に、クリームがこれでもかというぐらい詰まっている代物で、ボリューム感にびっくり。う~ん、何がボストンっ子たちをここまで狂喜させるのか、日本人には分からず。クリームの上品な甘さが魅力なのでしょうか?確かにカップルで同じものを買った男性がクリームをなめて、「人気の理由が分かったよ」って彼女に言っていたので、クリームに秘密がありそうですが、それにしても量が多すぎ。控えめっていう感覚はないのでしょうか?

スイーツと言えば、NYでもボストンでもカップケーキとパンケーキが大人気のようでした。Guzalも、おいしいパンケーキのお店リストを持っていて、パンケーキのお店を食べ歩くことが、ファッションになっているみたいな感じ。

 

甘いものはどこに行っても大人気ですね~。


アメリカ ニューヨーク7

2012-07-14 15:36:33 | アメリカ

前回のブログはNYガールズナイトの話で終わっちゃったけど、飲んだくれているだけありません。ニューヨークは昼も夜もイベント盛りだくさん。残り2日間でどこまでできるか?テーマは、『のんびり、ゆったり、エンジョイニューヨーク生活』だったんだけど、ニューヨークはのんびりさせてくれない街でした。

それでは駆け足でNYハイライトのご紹介。

NYに行った人は誰もが一度は上っている、ロックフェラーセンターのTOP OF THE ROCK から見るエンパイヤーステートビルディングとNYの街並みの景色です。ここは屋外から景色を見ることができるので、開放感が最高。ずっと見ていたい景色でした。

 

 

そしてTOP OF THE ROCK からもよく見えた、セントラルパーク。シアトルに住むりかちゃんからは、「自転車を借りてパーク内を走ったら?」とアドバイスされたけど、日中の暑さは尋常ではなく、その上体力的にも、もう限界だったので、少し涼しくなってからゆっくり歩いて半周しました。どこを切り取っても映画のシーンで見たことがあるような景色。高層ビル群と公園のコントラストが、セントラルパークですよね~。観光客で来る限りは、ここでのんびりというのは、夢のまた夢になっちゃうのかな~。

 

そしてジョンレノンを偲んで、オノヨーコさんが作ったモザイクと、その前でクラッシックを演奏していたストリートミュージシャンです。

 

ニューヨークは公園で緑に触れているだけでなく、芸術にも親しまなければいけないので忙しいです。Guzalのお父さんも言っていたけど、暑い日中は涼しい美術館で過ごすのが一番、ということで、MOMA美術館に行ってきました。この日は8時まで開園していたので、日中はゆ~~~っくり鑑賞。そして6時半からは Sculpture garden でフリーのコンサートが開催されました。こういうのは贅沢ですよね~。

 

忘れちゃいけないのが、ミュージカルとジャスのライブ。ブロードウェイのミュージカルは何を見ようかさんざん悩んだけど、大枚はたいて、やっぱり王道のLion King を見ることにしました。ストーリーはジャングル大帝レオみたいな感じなんだけど、舞台装置と衣装の豪華さとこだわりは一見の価値ありだし、エンディングは感動します(涙)。そしてブロードウェイ沿いの劇場から見た、タイムススクエア。上から見ても、すごい人です。

 

最後は北欧の旅でご一緒させてもらったキアラさんお勧めのジャズバー、バードランドに行ってきました。ジャズに詳しいわけでもないのに、大胆にもNYのジャズバーに一人で行って、キアラさんのお知り合いのマネージャさんとツーショット写真も撮りました。

 

自分で書いていても、お腹一杯になってきました。

要するに私はニューヨークに来てからちっとも休んでいなかったのです。仕事でも5日働いたら2日は休むのに、7日間動きっぱなし。これ以上ニューヨークにいたら、もうだめ、体壊しそう…、という絶妙のタイミングで今朝ボストンに来て、ボストンで命の洗濯をしています。何をやってんだか(笑)

ところで私が夜遊びをして帰ってくるといつも出迎えてくれたのがペチーズ。「Hi ペチーズ、what are you doing?  You are so cute!」ってlisa が、毎日繰り返していたのを、私もおうむ返しみたいにまねて、癒してもらっていたペチーズとも今朝お別れをしました(涙)

アパートホテルのシステムを使って、Lisa の部屋に滞在できたのは本当にラッキー。あっという間の時間だったけど、ニューヨークに住んでいるlisa の生活を垣間見ることができたし、私がダウンタウンの真ん中で迷うことなくあっちやこっちに行けたのも、Lisa にいろいろ相談できたから。タクシーのドライバーが行先を理解してくれなかった時も、lisa に電話して、トライバーと直接話してもらって、「あんた、変なところに連れて行ったら承知しないわよ!」と怒鳴りつけてくれたし、防犯用ビデオに映った黒人の泥棒の映像を二人で見てドキドキしたのもいい思い出。もちろんガールズトークもね。

アパートホテルは最初は不安があったけど、いいオーナーの物件に巡り合えれば、ホテルでは味わえないライブ感を味わうことができます。Lisa, 本当にありがとう!

それでは明日からはボストン編をお楽しみに。

 


アメリカ ニューヨーク6

2012-07-13 00:37:36 | アメリカ

Sex and the City は私のお気に入りのドラマで、NYで生活しているリアルなアメリカ人女性の生活を垣間見ることができて、共感できたり、エッ?と思ったりしながら、結構はまっていた時期があったのだが、昨晩はSex and the City の疑似体験ができましたよ

朝はLisa と近くのおいしいベーグル屋さんにベーグルとアイスコーヒーを買いに行って、NY式ブレックファーストを体験。ベーグルの種類だけでなく、中に挟むクリームもいろいろな種類があって、さすがはベーグル先進国。

そして夜はLisaのお勧めの近所にある、おいしいサングリアのあるお店に連れて行ってもらって、リアルニューヨークライフを体験。ここは知る人ぞ知るお店で、まだ雑誌にも掲載されていないので、あまり人に教えたくないお店らしい。

店内のインテリアはこんな感じ。アンティークの家具や内装のデザインが凝っていて、お店の前にはマリア像のようなものがあり、宗教のテイストをいろいろなところにちりばめていて、こういう古新しい感覚がNYでは人気なのかもしれない。

 

サングリアを入れるカップもかわいいガラスのカップ。そしてコーナーにはトライアングル型のテーブルが置いてあって、椅子は横並びになっていた。この配置は日本ではあまり見かけたことがないけど、カップルで来るんだったら、これはvery good idea.

 

そしてお酒を飲みながらlisaが話すことが、これまたsex and the city のドラマにあったようなうそのような本当の話。アパートの地下に泥棒が入り、その泥棒が扇風機のファンや壊れたバッテリーや金属系のものを盗んでいくところを防犯用カメラで撮って、それを6年前に別れた元ボーイフレンドの警察官を通じて警察に届け出たら、突然6年間会っていなかった元ボーイフレンドが、今日Yuko が出かけている間に、、アパートの部屋の前に現れて、いきなりキスしようとしようとしたのよ~。もうびっくりで、信じられる?6年間会っていなかったのよ。あいつはやりたいだけなのよ。だって私は3か月後にはドイツに行っちゃうから、後腐れないでしょ~」 

う~ん、こういう時サマンサだったら、「いいじゃない、やっちゃいなさいよ」っていうのだろうか?ミランダだったら?なんて想像しながら、泥棒は出るし、元彼も出るし、その上同じアパートの25歳のイケメンにはまっているようで、バーの店員を見ながら、「あの白いシャツの人が私の好み。25歳にイケメン君もあんな感じなのよ~」と自由を謳歌している感じ。

アメリカは自由でいいなぁ~

ところでこんなガールズトークをしていたバーの店内はこんな感じ。ガンガンに音楽が鳴り響き、怪しさ200%の店内だったんだけど、カクテルのおいしさは格別でした。

 

そして酔っぱらった私たちはお店の前でポーズ。

 

ニューヨークライフエンジョイしています。

 


アメリカ ニューヨーク5

2012-07-11 16:10:41 | アメリカ

7月10日(火)

どうも私の辞書にニューヨークでのんびりするという言葉はないのかもしれない。それともニューヨークという町に、忙しくさせられているのか?とにかく歩いて歩いて、夜になると足がパンパンになって筋肉痛になるぐらい今日も歩きました。

まずはアパートから2nd Ave まで歩いて、バス停からローカルのバスに乗り、バッテリーパークに向かいました。アパート暮らしも3日目になってくると、慣れたもので、地下鉄だけでなくバスも制することができました(エッヘン) そしてバッテリーパークからフェリーに乗って自由の女神を見に行きました。何に驚いたかって、とにかく観光客の多さです。ニューヨークの人口の半分ぐらいは観光客じゃないかと思えるほど。経済は悪くなっているはずなのに、観光客でカモフラージュされてしまって、ますます活気づいているように見えるぐらいです。

余談ですが、街を歩いていて、観光客に2回道を尋ねられました(苦笑)。というか、どっからどう見ても観光客の私をなぜ選ぶ??? と思ったのですが、それだけ観光客が多くて、地元の人を捕まえるほうが難しいのかもしれません。ロックフェラーセンターでも、「アイススケート場はどこにあるの?」とドイツ人っぽい人に聞かれ、「夏場はないんですよ~」と教えてあげました(笑)。

そんなことはさておき、フォリーの乗船率は200%ぐらい?

 

そして見えてきました。自由の女神。松明を持っている筋肉質な腕がいいですよね。自由を勝ち取った!という力強さが感じられます。私も旅行をしている一瞬だけど、自由を勝ち取りました!

 

自由の女神から見るマンハッタンのビル群は、そのものがデザインになっています。やっぱりニューヨークのビルは古いものと新しいものが見事にマッチしていてきれいです。

 

そして建設中のワールドトレードセンター。とにかくでかくて、下から見上げるとクラクラします。

  

ネットで予約して、厳重なセキュリティーをクリアして、9.11メモリアルパークの中にも入ってみました。

 

以前のワールドトレードセンターの後は、2つの大きなプールになっていて、そのプールの周りに事故で命を落とした人の名前が刻まれていました。とにかく巨大なプールで水が滝のように流れ出ていて、犠牲者の魂を慰めているかのようでしたが、やはりここは悲しい場所でした。興味本位で覗くべきところではないのでしょうね。ご冥福をお祈りいたします。

そして本日最後のイベント。オフブロードウェイのミュージカルに行ってきました。tktという、当日のチケットを安売りしている窓口に行って、Jerry Orbach Theaterでやっている The Fantasticks というミュージカルのチケットを買って、コメディーミュージカルに挑戦してみました。オフシアターは100人も入ればいっぱいになってしまうぐらいの狭いステージで、俳優が目の前で歌って踊ってショーを繰り広げる臨場感は一見の価値ありです。若手の俳優の動きも良かったけど、熟年の剥げた爺さん二人が繰り広げる踊りと歌は良かったです。笑いは間が命と言われますが、やっぱり英語のトークにも間は存在していました。絶妙な駆け引きと、年齢不詳な軽やかな身のこなしは、さすがブロードウェイのプロだと思いました。

ところで本当に理解できたの?とお思いでしょうが、それはやはり芸術を理解するには文化的な背景や笑いのツボを押さえておかないと難しいし、英語力も必要です。控えめに言って6~7割ぐらいかな~と思っていたら、一緒にエレベーターに乗り合わせた白人(何人か分からない)の男の子が、「半分も分からなかったよ」と言っていたのを聞いて、「な~んだ、白人だってこんなレベルなんだ」、恐るるに足らずでした。

さて明日は何をしようかな?