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今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

アメリカ ニューヨーク4

2012-07-10 11:53:12 | アメリカ

7月9日(月)

今日も晴天。Lisaがペチーズとの朝の散歩から帰ってきて、「Yuko、今日は昨日よりも涼しくていい天気よ~」と教えてくれた。それならばと思い、「ワールドトレードセンターに行って、それからフェリーでリバティーアイランドまで行って自由の女神を見ようと思うんだけど」と相談したら、「それならネットで予約したほうがいいから、あたしがやってあげるわ」とチャチャッとパソコンを立ち上げて予約を始めてくれた。。こういうところも、アパートホテルに泊まる大きなメリット。一番安い方法や、家からバスに乗る方法も教えてくれる。

しかし残念ながら本日の予約は取れなくて、明日行くことに変更することになった。「じゃあ、今日はどうしようかな~」と考えていたら、「ここから歩いてソーホーに行くといいわよ。おしゃれなお店がたくさんあってすっごく楽しいから。私はNYで一番好きなところよ」と教えてくれて、急遽ソーホーやリトルイタリーと言われている界隈に行くことにした。

ところでどうやっていくかというと、徒歩で行くのだが、地図よりも確実なのがiPhone のGoogle map.  まさかアメリカでこんなに活躍してくれるとは思ってもみなかったけど、Google map は今や私のmy best friend.  これさえあればどこにだって行ける。Googleの実力に脱帽!

そしてソーホーから見た、明日行く予定の工事中のワールドトレードセンター。

さて昨日から地下鉄だって乗りこなしている私は、ソーホーから地下鉄に乗って次のお目当てである5番街にあるApple Shop に行った。

 

今回旅行する前に、「海外でブログを書くんだったら、Macbook Air が最適」と元の会社の部長さんが教えてくれて、「確かにそうだよな、軽いし、iPad だとキーボードがないので書き込みに苦労するし、どうしようかな~」と思っていたのだが、何せ買い物に行く時間もないぐらい忙しかったので、敢え無く断念。でもその後に、「買うんだったら、アメリカで買ったほうが安いんじゃないの」と言われ、

そうだ!その手があった!アメリカで買えばいいんだ!

素直な私はその気になりやすいので、一目散に行ってきました。

さすがはニューヨーク5番街。アップルストアの混雑ぶりは想像をはるかに超えていました。一体ここで1日何台のパソコンが売れているのだろうか?

アメリカで買ってちゃんと日本語変換ができるかどうかが心配だったんだけど、何のことはない、あっという間に日本語仕様に変換できることが分かりました。さすがはアップル。
値段も日本より20%ぐらい安いし、ここまで来たんだから買うっきゃない!即決!てなわけで、11インチをお買い上げしました。

「今すぐ日本語仕様に変換したいんだけど」と相談し、イケメンのルーカス君がついてくれて、自分の写真を取り込んだり、名前、ID、パスワードなどの設定を一緒にやって、日本語仕様に変換して、ついでに1年間のone on one トレーニングの申し込みもやって、ニューヨーク5番街生まれのMacbook Air の誕生と相成りました。パンパカパーン!

 

川崎のBIC カメラで買わなくて良かった~。

明日も元気に活動します!


アメリカ ニューヨーク3

2012-07-09 14:14:05 | アメリカ

7月8日(日)

最初の2晩だけ泊まったエジソンホテルはロケーションが最高で、タイムズスクエアまで歩いて30秒のところに位置していた。よって朝のタイムズスクエアだってひょいって行けちゃう。朝の静けさは渋谷のスクランブル交差点と同じで、祭りの後をお掃除の人がせっせと片づけ、まだ活動が始まっていないけだるい朝の雰囲気が漂っていた。夜と比較してみてください。

  

朝で人が少なくてもネオンサインだけは、24時間活動しっぱなし。大型スクリーンに何と写真を撮っている私が映し出されていました。It's COOL!

そして今日のハイライトは何と言っても、アパートホテルへの移動です。アパートホテルとは、オーナーが普通に住んでいる部屋の1室を貸してもらうシステムのこと。ゲストハウスとかシェアルームとも言うけど、見事にシステム化されたビジネスになっていることに驚きました。シアトルの友人が教えてくれたairbnbというサイト http://www.airbnb.com/rooms/86208 で見つけた部屋がこれ!オーナーのLisaさんに、自分が何者で何の目的のために滞在したいかを伝え、携帯電話が繋がるかどうかのverification check を経て、facebook のアカウントを使って人物確認をしたりして、Lisa さんから「泊まっていいわよ」という確認をもらうと、晴れて契約成立になるのである。

 

全くの赤の他人の家に数日間滞在するってどんな感じなんだろう…?と期待と不安でウェストビレッジにあるLisaのアパートを訪ねてみると、アパートの前でLisa が待っていてくれて、お部屋に入るとペチーズという犬が迎えてくれた。ホスピタリティーにあふれる人で、お部屋もきちんと整えてくれていて、タオルやニューヨークの情報や地図も用意してあった。「冷蔵庫のものは自由に使ってね、キッチンも自由に使っていいのよ、ジュースもフルーツもチーズも何でもあるわよ、バスルームはこっち、シャンプーとか石鹸も使ってね」と、自宅にいるような気安さを演出してくれる。

ファーイーストの日本から来た、素性の分からない日本人を、「いらっしゃ~い、待ってたわ~」と言って泊めてくれるその懐の深さは、できそうで中々できないことかもしれないけど、Lisaは「お金になるし、楽しいし、世界中のいろいろな人と友達になれるのよ~」と楽しんでいる様子。私の前はオーストラリア人が泊まっていたらしい。

グザレと街に出て、帰ってきたら、「お帰りなさい、ワイン飲む?」と言われて、買ってきたピザをキッチンで食べて、ワインを飲んで、あっという間に友達になった感じ。

今日から13日まではここでLisaと一緒に暮らすことになるわけで、考えてみれば不思議な話です。1週間前はネット上でバーチャルで見ていたこの部屋に今いて、それまで何の接点もなかったLisaの部屋でいきなり暮らしているなんてね。ネットの世界は無限の広がりを感じます。実際、このビジネスには可能性がありそう。Lisaも1年前から始めたらしいが、急成長しているのを実感しているようだった。facebookを使って人物照会するアイディアも画期的。これからはfacebook のアカウントがその人の信用を表すことになってくるのかも。

グザレはワシントンDCに帰ってしまったので、明日からは一人だ!と思っていたのですが、Lisaとペチーズという強い味方が出来ました。

明日も元気に活動します!

 


アメリカ ニューヨーク2

2012-07-08 12:57:57 | アメリカ

7月7日(土)

無事にスーツケースは届き、朝食はホテルの隣にあるお店でエッグマフィンとフルーツを買って簡単に済ませて、グザレからの連絡を待った。今日はグザレとグザレの両親のタンジェラさんとイリアさんに会うのである。

イリアさんは今から20年以上前に、愛知県岡崎市にある分子学研究所にウズベクシタンから派遣されていた科学者で、家族で岡崎市に数年間住んでいたのである。グザレは子供の頃に暮らした日本に対しての興味が高じて、2年前に上智大学に留学もした、日本大好きアメリカンガール。クザレとは2年ぶり、タンジェラさんとイリアさんに会うのは、多分16年ぶり。

期待は高まるばかり。。。。。

携帯メールにグザレから連絡が来た!「I'm downstairs!」
「キャー、来た来た」、興奮を抑えながら1階のロビーに行き、グザレと会った!

「キャー、Guzal!」
「キャー、Yuko san」

ハグハグ

その次に出た私の一声、
「エッ、Guzal 痩せた?」

日本にいたときは、はち切れそうなエネルギーを体全体から感じていたのだが、目の前にいるGuzalはほっそりして、スタイル抜群。聞けば、日本にいるときに20ポンド太って、アメリカに帰ってきて17ポンド痩せたらしい。日本で太るってどういうこと?と聞いてみると、日本の食べ物が美味しすぎて、いつも食べ過ぎていて太ったらしい。アメリカに帰ったら、忙しくて食事をゆっくりとる時間がなく、クイックで適当なものを食べていたら自然と痩せたらしい。う~ん、そんなこともあるのかな?逆の話はよく聞くけどね。

そしてグザレの両親とも無事に再会を果たし、お父さんの運転する車で、メトロポリタンミュージアムに向かった。

 

入り口は恐ろしいほどに人が多く、ウィークエンド、観光シーズン、外が37度で灼熱状態という3つの要因が重なって、人であふれかえっていたが、美術館内はこれまた恐ろしく広いので、人波を避けて絵を見るという苦行は避けることができた。科学者のお父さんは、古い時代のものから順番に見て、だんだん近代に向かって見る側の意識を変えていくのが好きなようで、ルノアールからいきなりピカソに行こうとしたら、「そっちじゃない、そこはまだ早すぎるから、こっちだ」と連れ戻された(笑)

館内は自由に写真も撮れるので、こんなこともオッケー。

  

その後はイタリアンレストランにディナーに行き、夕暮れのセントラルパークをお散歩。

 

 

時差ボケしてる暇のない第1日目でした。ニューヨークはやること満載です。


アメリカ ニューヨーク1

2012-07-07 14:52:45 | アメリカ

2012年7月6日(金) 

東京の自宅を金曜日の2時前に出てから、約21時間後のNY時間午後11時ごろに、とりあえずNYに到着しましたので、まずは本当にNYに着いたことを証明する、第一報写真をどうぞ!

 

  

これは宿泊先のホテルから1ブロック先のタイムススクエア界隈の写真です。Friday Night だからということもあって、人、人、人、人、どこまで行っても人だらけの上にネオンギラギラ。落ち着くところがないというのは、こういう場所を言うのでしょうか。とにかくすごっ!

21時間前は、商店街に最後の買い物に行って、自宅で時計とにらめっこしながらパッキングをしていたのがウソのようです。

とうとう来ちゃいましたよ、ニューヨーク。

というのは、つい2週間前まではアメリカに行くことなんて、まだ検討していなかったからです。それが転職の話が具体的になるにつれて、3週間ぐらいのブレイクが取れることになり、「せっかくの機会だし、マイレージを使ってアメリカ行ってみようかな~」なんて軽い気持ちでマイレージに電話をかけたら、7月6日のフライトしか取れないことがわかり、急遽決行の日が7月6日になってしまいました。

もちろん母親には報告も相談もなし。

「あのね、お母さん、今の会社を退職することになって、次の会社が7月後半からで、それで来週からアメリカ行ってくるわ」

「………(沈黙)」

この無計画な行動力は母親譲りなので、母も特に驚くこともなく、「あっそう、あらいいわね~」と門出を祝ってくれた(笑)

それにしても会社を辞めてから今日までの1週間はめまぐるしく忙しく働きました。仕事辞めたら普通はのんびりできるはずなのに、旅行の準備と転職の準備と3週間家を空けることによって発生するであろう雑務(マンションの理事会の仕事とか)をすべてTO DO List に書いて、ひとつずつ消し込んで、すべての準備が整ったのが、成田エクスプレスに乗る30分前。

あ~疲れた。何でこんなに大変なことをやっているんだろう…、と自分の無計画さに半ばあきれながらも、「絶対にやり遂げる!私だったらできる!」と自己暗示をかけてがんばりました。というか、遊びに行くのに、自分に挑戦する必要もないのですが、本来はね。

しかしニューヨークは厳しかった。

まずはロスでの入国審査。昔、乗り継ぎ便に間に合わなかったという苦い経験があるだけに、ロスは鬼門だったのだが、今回も同様に入国審査に恐ろしく時間がかかった。係員に誘導されてファストパスで潜り抜け、乗り継ぎ便のゲートに向かったら、もうすでに搭乗が始まっていた。ギリギリセーフ。

でもここで時間をロスしてしまったために、私のスーツケースがニューアークに届かなかった(涙)。調べてもらったら、次の便で到着することになっていると言われ、その時点でスーツケースなしの一晩が確定。翌日ホテルまで運んでくれることになったが、下着もないし、洗面道具もないし、何とも中途半端な一晩を過ごす羽目に…。

その上空港から乗った黒人ドライバーのタクシーが最悪。早い話、ぼったくられた。これを読んだ皆様、「あ~あ、やっちゃったよ、観光気分で平和ボケしているから、そういうことになるんだよ」と思ったでしょ。はい、その通りです。平和ボケしていました。これだけ海外に行っていても、実はタクシーでぼったくられた経験がなかったので、いつの間にか空港で正規のところに止まっているタクシーは安全と思い込んでいた自分を反省しました。

最悪!

通常は70ドルぐらいのところを、150ドル取られました。しかも白紙のレシートを渡して、「ここに自分で150ドルと書いて、そこの角のオフィスに行って申請すれば60ドルキャッシュバックがある」、と訳の分からないことを言われる始末。私も馬鹿じゃないので、「こんなブランクのフォームを持って行って、何で60ドル返ってくるのか」と問いただしたら、いい加減に日付とか金額とかをでたらめに書いてよこした上に、車のナンバーまででたらめだった。絶対ぼったくられているという確信はあったけど、こんなところで粘って命を落とすよりは…、と思ってニューヨークの洗礼を受け入れることにしました。

あ~、悔しい!初日からこれじゃ先が思いやられるけど、でもこれによってニューヨークで生きるということの心構えができました。

明日からは誰も信じないぞ~!

そんなわけで、いろいろありましたが、とりあえず無事ですのでご安心ください。では夜も更けてきたので(時差ボケで全然眠くないのですが)そろそろ休もうと思います。

おやすみなさい