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今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

茶箱手前

2014-06-15 10:00:36 | 茶道ときもの

日曜日の朝の新しい過ごし方

金曜日に習った茶箱のお点前の練習をクラッシック音楽を聴きながら、自宅でやってみました。

自分で言うのもなんですが、「なんて優雅な、日曜日の朝!」

順番がかなり怪しいですが、思い出しつつ何とかなりましたが、猛練習が必要です。

ところでこの茶箱は、母親がやっているフリーマーケットに出品されたものを購入させてもらったものです。

出品者は茶道を長年嗜んでいた方で、すでに他界され、ご遺族の方でお茶をたしなむ人がいなかったのと、
その方の妹さんが母がやっている活動に深く共感されて、無償で提供してくださったものです。

練習に励んで、大切に使わせていただきます。


春のお茶事 in 刈谷

2014-03-26 02:23:41 | 茶道ときもの

友人の泉ちゃんが春のお茶事に招待してくれました。

二人だけのお茶事という超贅沢バージョンです。

私の実家帰省に合わせて前の日から準備してくれたもので、その心配りに、感謝感謝です。

ご飯をほとんど作らなくなってしまってから早10年の月日が経ってしまい、
出汁を取って、煮たり焼いたり、こぶでしめたり なんていうスーパーウルトラ技が
できてしまう泉ちゃんをマジで尊敬。

全部美味しかったです。ありがとう!

   

 

食事の後は、自宅のお茶室で濃茶と薄茶を頂きました。

泉ちゃんの濃茶の後に、私も薄茶点前をやらせてもらいました。

お稽古の時とは違う気楽さが楽しかった~。自宅に茶室がある贅沢、ウラヤマシイ。

私もいつかはお茶室を持ちたいものです。どこに作ろうかな?やっぱ京都かな?(妄想)


初釜2014年

2014-02-03 01:31:02 | 茶道ときもの

速川先生のご自宅で行われる初釜に参加しました。

初釜の亭主は美知子さま、根津の区民会館で一緒にお稽古をして、同じ釜の飯を
食っていたはずの美知子さんが、めきめき才能と頭角を現し、大出世です。

優雅なお点前にみとれました。

そして、茶名が宗夕(そうせき)さんに決まったそうです。

おめでとうございます!これからも精進してくださいね。私もがんばります!

  

      

速川先生の茶室(小間)は何度見ても素敵です。この度リフォームでお化粧直しをしたらしく、
更に洗礼されて、風格漂う雰囲気になっていました。

お庭も見事。梅の花が一輪二輪開いて、出迎えてくれました。


国立能楽堂

2013-11-18 02:14:33 | 茶道ときもの

この気品あふれるライトアップは、国立能楽堂です。

先週は、古典芸能に触れる 週でした。

まずは、国立能楽堂で行われた、地唄舞。

出演されていたのは、出雲蓉 さんという方。

失礼ながら、お茶の先生のご主人の笛を聴きに来たので、
それ以外の情報はほとんどゼロ。
誰が舞うのか、全く知らずに来てみたら(すみません)、「あれっ、女性だ」
と初めて分かった次第でして。。。

古典芸能にもいろいろあるんですね。

日本の伝統芸能である舞踏は相当に難しいものであることは
素人の私にだって分かるのであって、この舞台のためにどれぐらい練習するんだろう…
なんて考えてしまいました。

狐と狸の舞だったのですが、狸のしぐさが可愛らしくて、人間に化けた狸に見えました。


日本びいき

2013-06-19 23:38:32 | 茶道ときもの

ちょうど一年前、スウェーデンのストックホルムでお茶会をやった時にお会いしたマリアさんが日本にやってきました。

彼女はストックホルムの茶室に着物を着て現れ、着物を着るスウェーデン人がいるとは思ってもみなかったので、ビックリ、感心しましたが、
彼女の日本好きは本当に筋金入りで、日本に旅行に来る時も着物持参で、当然お茶会は着物で参加です。

当日の雨模様が心配で、早々に着物を着るのをあきらめてしまった私とは大違い。ちゃんと雨コートも持参されていました。偉いな~。

 

でもどうしてここまでやれるんだろう?よその国の文化に、ここまでこだわれるって、ただ好きっていうこと以上の何かがありそう。
観光客として、ただ見て楽しむのではなく、なりきっちゃっているところがすごいです。

日本ファンをがっかりさせないように、日本はいつまでもいい国だなと思ってもらえる国でいつづけてもらいたいですよね。

安倍さん、よろしく!


美術館巡り

2013-02-24 21:52:25 | 茶道ときもの

Bunkamura と根津美術館をはしごして、「白隠展」と「遠州・不昧の美意識(茶道具展)」の両方を見てきました。

まずは「白隠展

お釈迦様も観音様も達磨も布袋も、白隠の手にかかると、すべてがユーモラスなキャラクターに変身してしまいます。
江戸時代中期にこのユーモアのセンスは当時としては相当ぶっ飛んでいたのでは?
禅僧として、80余年の生涯を通じて大量の書画を描いたようですが、この独自の世界観は面白いです。

そして根津美術館

 

根津美術館は、もちろんそのコレクションはすばらしくて、知的好奇心を満足させてくれるのですが、
そのコレクションと匹敵するぐらい、美術館の建物とお庭が素晴らしいところです。

入場料1000円払って、一日ゆっくり過ごすという週末の過ごし方も楽しそうです。


初釜、初お茶事、初相伝

2013-01-28 00:32:54 | 茶道ときもの

初物づくしのお茶会に参加してきました。

まだお店も街も活動を始めていない休日の朝、開始時間よりも少し早めに到着すると、速川先生のご自宅は
すでにきれいに打ち水がされて、客を迎える準備が整っていました。

 

  

つくばいで手を清め、小間に入って、まず最初は相伝が始まりました。相伝とは、お免状の授与式のようなものです。
2名の方が相伝を受ける、おめでたい式を見学させてもらいました。

その後で初釜、そしてお茶事と続き、延々と朝9時から夕方5時まで続きました。

お茶会は時間の流れが非日常です。一杯のお茶を頂くのに炭を入れ、火を起こし、お湯を沸かし、お菓子を頂き、
お茶を頂き、お道具を拝見させていただき、それから食事が始まります。

メインイベントがずっと続き、亭主も客も真剣勝負です。もてなす方ともてなされる方の緊張感を、
お釜の煮え立つ音が程よく解きほぐしてくれます。

 

 

400年続く日本の伝統文化に触れる貴重な一日となりました。


壷中泉

2012-03-04 23:35:39 | 茶道ときもの

友人が自宅の庭を改築しているというので、訪れてみました。

工事を請け負っている庭デザイナーさんの命名で、「壷中泉」という庭になるそうです。

下記は友人から教えてもらった、壷中の由来

壺中日月長(こちゅう じつげつながし)    『後漢書』
  「壺中」というのは、壺中の世界のことで、ごく限られた、小さな世界のことです。
  それはまた「壺中の天地」という言葉もありますように、別天地、仙境でもあります。  
  「日月長し」とは、非常におだやかな、のんびりとした時間がいつまでも流れているということで、
   この句は、壺のような小さな世界でも、平和に日が送れるという意味です。
  
  『後漢書』には、費長房という人が、壺公と呼ばれた薬売りの老人の持つ壺の中に入り込んだところ、
   中には立派な宮殿があり、費長房はそこで様々な歓待を受けて戻ってきます。
 
 
  すると、わずか十日ほどだと思っていたのが、実は十数年たっていた、という物語が紹介されています。
 
 
  それが「壺中日月長」ということなのですが、この「壺中」は必ずしも空間的な意味ではなく、
  時空を超越した心の別天地をさすのです。          主婦の友社 茶の湯禅語便利帳より 

浦島太郎のような話ですが、時空を超越した心の別天地を私も持ちたいものです。

さて、友人宅にはお庭だけでなく、立派なお茶室、「珠玉庵」もあって、お茶でおもてなしを受けました。

 

お菓子は春をイメージしたかわいらしい取り合わせです。三河地方には いがまんじゅう という名物のお菓子があって、
ひな祭りには必ずこのおまんじゅうを食べます。黄色とピンクの色のついた米粒がのっているのがそれです。

お庭を見せてもらい、お茶とお菓子で優雅なリラックスタイムを楽しませてもらいました。


お稽古は八ヶ岳で

2011-11-12 23:48:06 | 茶道ときもの

八ヶ岳にお茶のお稽古でやってきました。もちろんお茶のお稽古が目的ですが、せっかく八ヶ岳に行くんだから楽しまなきゃ損ということで1.5日たっぷり楽しんできました。

宿泊は、ダイアモンド八ヶ岳美術館ソサエティという会員制のリゾートホテルです。豪華なホテルで夕食と朝食がついて、1万円。温泉大浴場でリラックスして、洋食の夕食を楽しんだ上に、部屋で整体マッサージまで受けてしまいました。豪華3点セット。あー、極楽極楽

  

 

さて翌日はメインのお茶のお稽古。

グリーンピアという施設は厚生年金の保養所のことですが、グリーンヒルという施設もあることをご存知ですか?

グリーンヒル八ヶ岳は八ヶ岳、南アルプスを望む超豪華施設で、新宿区民の保養所だというからビックリです。新宿区民じゃないけど、「こんなところにこんな豪華な施設、いいわけ?」と言うのが正直な感想。

お茶室まで完備してあって、お道具も貸してくれて半日600円。う~ん、年間どれぐらいの利用があるのか知らないけど、600円の賃料で維持は大丈夫なのでしょうか?税金の無駄遣いが叫ばれている昨今、この施設の行く末が心配ですが、とはいえ、おかげさまで紅葉が楽しめて空気のきれいな八ヶ岳の麓でお茶のお稽古をすることができました。新宿区さん、ありがとう。

さてお茶のお稽古の次は清泉寮でソフトクリーム。20代の頃に清泉寮で、ソフトクリームを食べたのは何年前だっけ?昔食べた懐かしの味をもう一度と思ったのですが、残念ながら昔の感動が蘇ってこなかった。もはや味を楽しむというより、清泉寮に来たらソフトクリームというイベントになってしまっていて、バス旅行の客は、バスを降りたら切符を持って真っ先にソフトクリームに並ぶらしい。

 

お昼は「よう」という手打ちそばのお店で、おそばをいただきました。先生が「きれいなおそばね」と言ったのを聞き、おそばに「きれい」っていう単語を使ったことがなかったのですが、このおそばは確かに「きれい」っていう言葉がピッタリ。味もグッドで大満足。

 

そして小淵沢を代表するものと言えば、リゾナーレ。バブル崩壊で経営が行き詰った会員制ホテルを星野リゾートが引き継いで、再生させたホテルです。この日はピーマン通りにいろいろな露店が並んでいて、美味しいパンやジャムやりんごのワイン煮を買いました。

 

さて、肝心の紅葉。写真がない理由は実は天気が悪かったのです(がっかり)。霧の中から雰囲気は十分に感じることができたのですが、写真を撮るような景色にめぐり合えなくて残念。お楽しみは来年に持ち越しですね。


21世紀お茶事

2011-08-28 18:20:35 | 茶道ときもの

昨日スーパーで、20世紀プリンと21世紀プリンを売っているのを見て、先週ひろみさんの自宅で行われたお茶事を「21世紀お茶事」と名づけることにしました。

20世紀プリンは、昔懐かしい質素な味がして、「そういえば昔のプリンってこんな感じだったわよね~」と郷愁を感じるのですが、味そのものは21世紀のクリーミーな味のほうがオイシイ。当然長い年月をかけて改良が加えられているので、現代人には21世紀。

だからお茶事も21世紀風に、マンションのリビングと和室とベランダを使って、工夫すればできるんだということを学ばせてもらいました。

高価なお道具よりも、お気に入りの一品があれば十分亭主のおもてなしの心が伝わります。まさにひろみさんのアイディア満載の、玉手箱のようなお茶事で、忙しい中ここまで準備をしてくれたことに、本当に感謝と感激の1日でした。狭い空間もアイディア次第。熱意があれば何でもできるということを学ばせてもらいました。

基本がしっかりしているから、そこを少し崩して現代風にアレンジしても、本流を外れることなく本質を伝えることができるのだと思います。これはどんな芸術も同じですよね。

私も江戸千家の夏のお手前、氷手前をやらせていただき、お稽古で習ったことを披露する機会を得ましたが、実は冷や汗もの。。。お手前の出来はさておき、水で点てるお茶のおいしさをわかってもらえて良かったです。冷や汗かかなくてもいいように、もっとお稽古しなきゃ。