サイエンスジョーク -笑えたあなたは理系脳

2013-03-26 15:15:00 | 日記

小谷太郎著   亜紀書房刊

本書の内容を端的に推察できる、ジョークをひとつ挙げる。書評家の池澤夏樹氏も取り上げているいるけれど、少しバージョンを変えて。
エンジニアと物理学者と数学者がスコットランドを旅していた。3人は車窓から牧場に黒い羊がいるのを見つけた。そこで、①「スコットランドには黒い羊が少なくても一匹いる!」、②「スコットランドの羊は黒い!」、③「スコットランドには少なくとも片面が黒い羊が一匹いる!」と言ったそうだが、さて誰がどれを言っただろうか?(解答は文末)。本書はこのような科学者や科学の理論をネタにしたジョークを集めたもので、なかなか笑える。
これを酒席で披露すれば、アナタを見る目が変わること請け合い。もちろん、ジョークの後には解説があるので、種明かしには困らない。ただし、老婆心ながら付け加えると、解説は出来れば自家薬籠中のものとすること。そうしないと、アナタがジョークのネタになってしまう怖れがあります。まっ、笑いを取るにもそれなりの努力が必要ということですが……。
(解答 ①物理学者 ②エンジニア ③数学者)