王室の秘密は女王陛下のハンドバッグにあり

2011-05-12 17:01:12 | 日記
フィル・ダンビェール、アシュレイ・ウォルトン著  RSVP刊

女王陛下といえば、もちろんイギリスの女王、エリザベス2世のことである。一言で言えば、本書はイギリスの王室のスキャンダル本である。あとがきによると、女性にとってハンドバックの中はシークレットスペースなのだそうである。その中を見ればその人の人格、趣味、私生活まで分かってしまう。そう言えば、私もカミさんのハンドバッグの中なぞ見たこともないが……。
それはともかくとして、なぜ私がこの本を読んでしまったか。それが分からない。この手の話題については、週刊誌すら読まない私なのに。そこで、じっくりと自問自答してみた。結論は。私も結構ミーハーなのだ。認めたくはないのだが……。
まっ、スキャンダル自身はどこの国の王室にでもありそうなことなのだが、スケールが違う。さすが世界で一番金持ちな王室なだけのことはある。とくに女王陛下のハンドバックの話はとても面白い。
ところで、二世の母、エリザベス一世の名前が「エリザベス・バウエス・=ライオン」だってこと知っていました?さすが、二十世紀をまるまる生きた(1900年生まれ、2002年没)人にふさわしい名前だと思いました。というか、名前負けしていないのがなんとも素晴らしい。