ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

アンリ・カルティエ=ブレッソン

2007-07-12 17:55:15 | Weblog
フランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004)の展覧会が
東京国立近代美術館で開かれ、見に行った。
休日で、山に行こうとしたが、天気が崩れそうなので、
写真展を見に行くことにした。
ところが、いざ電車に乗ろうとすると、今朝の地震の影響で一時間以上
も遅れていて、待つ。しかもやっと乗って動き出したと思ったら
のろのろ運転である。急いで持っていった新聞も昨日のであった。
そのおかげで、電車の中では、普段は速い電車で通り過ぎってしまって
いるであろう外の風景をゆっくり眺めることが出来た。
こんなとこに花がいっぱい咲いているとか、保育園で遊んでいる子ども達の姿や
電車から眺めた人の動きや町並み、接近している家の様子などもボーっと眺めていた。
本題のアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真展は、
本当に日常の光景をうまく写していると思った。
また、世界中を旅して、それぞれの文化や風土の違い、同じ国でも
庶民と富裕層の違う光景、時代を経た光景などやいろいろな角度からとらえ、
映し出している。
深みのある膨大な写真の展示があり、見てまわるだけでも結構時間がかかった。
ガンジーの葬儀や中華人民共和国の誕生などの多くの歴史的な転換点にも
立ち会っていて、報道写真家としても活躍している。
日常の中での光景を「決定的瞬間」としてとらえた写真家でもある。
美術館のレストランでビールを飲んで、遅い昼食を食べたら、
帰りの電車で居眠り、乗り過ごしてしまった。今日はついていない。

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