ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

三ツ峠

2011-05-26 15:31:03 | 山歩き
三ツ峠登山口から三ツ峠に登った。コースは開運山、御巣鷹山の三ツ峠にのぼり、茶臼山、大幡山を経由して、下りは清八林道を歩いた。新緑がまぶしかった。今回は森林浴がしたいのもあったので、ちょうどよかった。登山口から登りはじめると、自衛隊の方たちに会った。訓練で歩いているのかな。一時間ぐらいで三ツ峠山荘に到着。開運山山頂では誰もいなかった。平日なので人は少ないのかなと思った。富士山は春霞で、くっきりとまではいかなかったが、眺めることが出来た。帰りは、河口湖にある温泉「天水」に立ち寄る。

「ドクトルジバゴ」と「岳」

2011-05-07 21:50:32 | 映画
 府中の映画館で、午前中に「ドクトルジバゴ」を見て、午後に、今日からロードショーが始まった「岳」を見た。
 「ドクトルジバゴ」は、デビッドリーン監督によるロシア革命に運命を翻弄される男女の愛と苦悩を描いた大作。3時間を越える時間であったが、この時間と共に映像を通して大いなるうねりの中で翻弄される姿が描かれる。映像の中で、血はよく流れており、血にも色々あって、血が一つのテーマにもなっていると思われる。物語同様、この原作も苦難の道を歩んだようである。1958年のノーベル文学賞は、原作者であるパステルナークが受賞することになったが、ロシア革命を批判する反革命文学者とみなされていたので、ソビエトから受賞の事態を強要されていたのである。受賞すればそのまま亡命ということになり、やむなくパステルナークは受賞を辞退した。キャストととしては、「ダーリング」でアカデミー主演女優小を受賞したジュリー・クリスティの美しさは魅力的である。また、ジバゴの妻役のジェラルディン・チャップリンはチャップリンの娘である。また、全編に流れる名曲「ラーラのテーマ」は、よかった。
「岳」は石塚真一の人気コミックの実写映画化。山岳救助ボランティアの主人公三歩とヒロインの新人山岳救助隊員久美を中心に、北アルプスで起こる事故に立ち向かう姿を描く。ちょっとありえないかなと思われる場面もみられ、突っ込みどころがいくつかあったが、原作が漫画で、あまり考えすぎない方が良いとも思った。穂高に入れる4月末までは他の山で撮影していたというが、山の映像は素晴らしい。人間ドラマとしても上手く出来ている。山のよさが伝わってくるようだ。久しぶりに映画を一日に2本も見た。