ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

ダイハード4.0

2007-07-29 07:54:16 | Weblog
ダイハード4.0はとにかく面白くて、楽しめた映画である。
デジタルによって制御されている全米の都市機能を襲うサイバー・テロ組織の野望に立ち向かっていくのは“運の悪い” ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)である。緊急事態のなかで、これまでも危機を救ってきたが、再び事件解決に乗り出す。独立記念日の前日に事件が起こったり、9.11テロとの関連もにおわせたり、事件の引き金になったのは若い才能を見逃した政府とNSAの姿勢も描いていて、社会的関連も盛り込んでいる。しかし、実際に起こりかねない状況だし、あそこまで描いたら、類似の事件を起こすのも出てくるのではないかと余計なことを心配したりもした。
とにかく、カーアクション満載のアクション映画ではあるが、アナログ人間のジョンマクレーン刑事がオジサンながら、味がある。52歳のブルース・ウィルスがしまった肉体とスキンヘッドで登場し、過激なアクションをこなしているが、それだけではない。ハッカー役のジャスティン・ロングとの掛け合いも面白い。また、別れた妻との間にもうけた娘とはコミュニケーションが成り立っていなかったが、一方で、親子の深い愛情と絆も描かれている。世のおじさんたちもジェネレーションギャップやコミュニケーションギャップを乗り越えて、がんばらなければと元気をもらった気もした。

キャンプ

2007-07-28 09:11:21 | Weblog
25日~27日まで2泊3日で、白州にある篠沢大滝にキャンプに行った。
子どもは11人である。1日目に精進ヶ滝まで、沢沿いを歩いた。
はしごや橋があって、変化のあるコースである。
川遊びは子ども達は大喜びで、夜は、キャンプファイヤーや肝試し、
花火などで楽しんだ。3日目は、片づけがすんだら、尾白の湯「ベルガ」に入ってきた。新しい温泉で、広いし、八ヶ岳などを見ながら、入ることが出来て、気持ちの良い温泉であった。

八王子城山から影信山

2007-07-24 19:06:34 | Weblog
 八王子城山(北高尾)から影信山に登って来た。仕事の関係で午後2時まで戻らなければならないので、急いだ。最近、飲みすぎ、食べすぎで体がなまってしまい、ちょっとまずい状態なので、少しでも汗をかこうとして、でかけた。八王子城跡の周辺の道は人がすくなく、歴史も感じながら歩けて、さくっと山歩きをするにはよい。
 八王子城は、十六世紀後半、北条氏照が築城した山城。標高466メートルの山を有効に生かした戦国時代の山城である。しかし、1590年(天正18年)6月23日,天下統一を目指す豊臣秀吉の 軍勢,上杉景勝・前田利家・真田昌幸らの連合軍1万5千に攻められ,1日で落城している。当時,城主の氏照以下家臣は小田原本城に行っていて,八王子城内には,城代や一部の家臣のみで、わずかの将兵の他,農民・婦女子など約1000人が城内に立て籠ったに過ぎなかった。豊臣連合軍は力攻めによる殲滅作戦を展開,城内の婦女子は自刃し,御主殿の滝に身を投げて,滝は血に染まったと言い伝えられている。写真は慰霊碑である。結局、戦国時代で容赦がなかったこの戦いは、小田原開城のきっかけとなり、豊臣秀吉の天下統一の大きな足がかりとなっている。
現在では直下に首都圏中央連絡自動車道の「八王子城跡トンネル」が通っている。御主殿の滝も工事のため、枯れたといわれている。
小下沢から影信山のジグザグの登りは、油断して、なぜか作業道みたいなところに出て、迷ったが、結構登り甲斐があって、気に入っている。影信山頂では、午後の予定が気になったので、急いで下りて、11時40分小仏発高尾行きのバスに間に合った。

憑神

2007-07-19 14:51:48 | Weblog
憑神を見た。1999年に浅田次郎原作、降旗康男監督。
時は幕末、下級武士の別所彦四郎(妻夫木聡)が災いの神に取り付かれ奮闘する。災いの神は貧乏神・伊勢屋(西田敏行)、疫病神・九頭龍(赤井英和)、死神・おつや(森迫永依)の憑神様だった。豪華な出演者である。西田敏行はさすがうまい演技で笑わせてもらった。妻夫木聡とちび丸子ちゃんとの掛け合いは一番盛り上がるところだが、ちょっと物足りなかったかな。それにしても幕末にからめたストーリー、歴史に残る大物も出てきたりしている。いずれにしても、変革期における時代の中で、憑神を通して、生き方や「死」とは何かを問いかけているように思われた。題材としてはとても面白いし、原作も読んでみたくなる。しかし、最後のシーンはちょっとあれ?と思った。

アンリ・カルティエ=ブレッソン

2007-07-12 17:55:15 | Weblog
フランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004)の展覧会が
東京国立近代美術館で開かれ、見に行った。
休日で、山に行こうとしたが、天気が崩れそうなので、
写真展を見に行くことにした。
ところが、いざ電車に乗ろうとすると、今朝の地震の影響で一時間以上
も遅れていて、待つ。しかもやっと乗って動き出したと思ったら
のろのろ運転である。急いで持っていった新聞も昨日のであった。
そのおかげで、電車の中では、普段は速い電車で通り過ぎってしまって
いるであろう外の風景をゆっくり眺めることが出来た。
こんなとこに花がいっぱい咲いているとか、保育園で遊んでいる子ども達の姿や
電車から眺めた人の動きや町並み、接近している家の様子などもボーっと眺めていた。
本題のアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真展は、
本当に日常の光景をうまく写していると思った。
また、世界中を旅して、それぞれの文化や風土の違い、同じ国でも
庶民と富裕層の違う光景、時代を経た光景などやいろいろな角度からとらえ、
映し出している。
深みのある膨大な写真の展示があり、見てまわるだけでも結構時間がかかった。
ガンジーの葬儀や中華人民共和国の誕生などの多くの歴史的な転換点にも
立ち会っていて、報道写真家としても活躍している。
日常の中での光景を「決定的瞬間」としてとらえた写真家でもある。
美術館のレストランでビールを飲んで、遅い昼食を食べたら、
帰りの電車で居眠り、乗り過ごしてしまった。今日はついていない。

ゾディアック

2007-07-09 10:28:08 | Weblog
ゾディアックをみた。
1968年から70年代前半にかけて、アメリカで実際におきた
未解決の劇場型連続殺人事件を描いた映画である。
実際、証人と証拠、目撃者もたくさんあり、疑わしい容疑者はいるが、
何故か、迷宮入りをしている。
犯人は、犯行声明を新聞社などに送りつけてきて、
自らをゾディアックと名乗った。
新聞に掲載させた暗号文も送られ、全米の話題となるが、その一方で
犯人の自己顕示性からメディアも振り回され、捜査を撹乱させたこと
にもつながった。確かに警察の初動捜査の問題もあったと思う。
メディアにのってしまうことのおそろしさや病んだアメリカを描いているようにも
思えた。摸倣犯も現れてきた。
この殺人事件自体は、アメリカの中ではそんなに目立った大きな事件ではないが、
メディアにのせて、全米に広がっていき、劇場型といわれるゆえんでもある。
実行もされなかったが、スクールバスの子ども襲撃の犯行予告なども、
全米を震撼させた
そして、この事件を追って行く中で、事件にとりつかれのめりこんでいき、
“人生を狂わされた男たち”の生き様や家族までも描いた作品となっている。

この映画は「特ダネ」でもおすぎが絶賛をしていた。


城山から高尾山

2007-07-05 19:21:05 | Weblog
職場の山仲間のもんちゃんと尾瀬に行く予定をしていたが、
組合の会議が午前中に入り、いけなくなってしまった。
しかし、代わりにはならないが、あきらめきれなくなり、
どこか山に登りたくなり、午後、我が家から手近にいける
高尾方面に向かった。小仏のバス停から、小仏峠に至る道は
まだ歩いていないと思い、その道を歩き、城山に登った。
城山からは高尾山経由で、稲荷山コースを歩き高尾山口に出た。
展望はかすみながらも、富士山や丹沢の山などが見えた。
高尾山頂は、山の表示板があって、丹沢の山々などの
同定がしやすかった。
城山の山頂で、ビールを飲もうとしたら、店が閉まっていて残念。
影信山の店は土日だけ開いているが、城山は平日でもあいていると思っ
たのだが、閉まっているとは珍しい。
しかし、やっぱり、山の中を歩くと気持ちがよい。