ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

景信山

2011-03-27 21:39:28 | 山歩き
景信山から城山を歩いた。休みではあったが、最初、山に行くつもりがなかったので、朝、のんびり過ごしていた。けど、何となく外に出て、山に行きたくなってしまった。ふらっといけるのが高尾山周辺の山である。今回は時間もあまりないので、電車で行けて、近場で、短い時間で登れるということで、高尾まで電車で行く。高尾から小仏までバス。45分ぐらい歩いて景信山山頂である。ふきのとうとしいたけの天ぷらは、美味しかった。なめこ汁も頼んだ。震災の影響か、いつもより景信山の賑わいはなかった。城山にも足を延ばしたが、ここも人は少なめであった。色々なところに人出が少なくなっている気がする。それでも、日影林道を下りてきて、日影沢近くでは、団体で人が多くて、早春の花を愛でていた。ヨゴレ猫の目やアオイスミレ、アズマイチゲ、ユリワサビなどの早春の花々が咲いていた。途中では梅が見ごろで、アブラチャンも見ごろで、春が確実に近づいているのを感じた。この時期だから、贅沢をしているという気がして、こうして歩けることはありがたいなと思った。

東日本大震災

2011-03-17 12:11:23 | Weblog
3月11日、地震発生時、私は勤務中であった。めまいがしたので、いよいよ心臓等の異常が来たのかと思ったが、職場の職員たちが外に集まっていたので、すぐに地震であることがわかった。職員たちはすぐに、いる子ども達の安全確保に動きながら、しばらく広場で待機をした。東北地方を中心とした大地震が起こっていたのである。都内では電車が動かなくなり、遠くに通学している高校生が帰ってこれない状況にもなっていた。巨大な津波にも襲われ、壊滅的な被害を生じた地域も多い。また、福島第一原子力発電所は、火災や水蒸気発生が続き、危険な状況にもなっている。すさまじい規模の地震となり、甚大な被害が生じている。とにかく、被災された方々の安全で、安心した生活が一刻も早く過ごせるようにと願う。
 地震発生後は、都内でもスーパーに行くとレジにたくさんの人が行列を作り、品物がカップめんやパン、電池などの防災用品などがなくなってきている。被災地に物資がないのに、物のある東京で、あおられて、纏め買いすることはどうなのかと疑問に感じてしまう。ガソリンスタンドも行列が出来ている。何かあれば車で動くこともあるかなと思うが、救援物資の輸送や地震の地域にガソリンが必要な状況であることを考えると、しばらくは車に乗ることも控えようかなとも思った。。また、計画停電も始まり、東電の計画停電は、全体を5つに区画して、それぞれ1日に3時間ずつ送電を止めている。停電情報に振り回されている感もあるが、このぐらいの不便は我慢をしなければならないと思う。
 それでも、海外からは日本に対し賞賛の声もある。スーパーやガソリンスタンドでは物資が少なくなっても行列ができていて、暴れ回る人がいないってことにびっくりしている。電車が止まり駅に人がたまり、その中でも、階段に座っている人たちが歩くスペースをきちんと空けて座っていることに対して、中国では空けて座るなんてかんがえられないという報道が流れている。日本は底力があり、確実に復興に向けて動き出している。

中沢山

2011-03-11 09:14:02 | 山歩き
「山と渓谷」2月号に載っていた津久井湖畔の中沢山のコースを登ってみた。このコースを歩いてみたいと思ったのは、展望があって、橋本駅からバスでいけるということと、出来れば尾崎咢堂記念館にも寄ってみたいと思ったからである。
橋本駅から上中沢行きのバスの本数が少ないため、三ヶ木行きのバスに乗って、城山高校前で下りて、歩き出した。樹林帯に入っていくと、くしゃみの連発。花粉症の症状が出た。花粉が舞っているのだ。まだ今年は症状として軽かったので、油断をしていたのだが、やはりきつい。峰の薬師境内には、姿三四郎の決闘の場の石碑があった。ここからの展望は良くて、津久井湖、城山、横浜ランドマーク、都心のビル、スカイツリーなども見えた。くしゃみをしながら歩き続けて、三沢峠、西山峠を通過して、見晴台に到着。見晴台では、花粉症対策で眼鏡とマスクをして、完全防備をしている人たちが座っていて、後から来た人も、花粉症がひどくて、完全防備で座っていた人たちにマスクをもらっていたりした。そのぐらいこの時期は花粉がひどいらしい。ただ、ここの展望は良くて、南側が開かれている。眼下に津久井湖、正面に丹沢山塊、大室山の背後に富士山が望めた。その先の中沢山頂に登る。階段を登ったところにあって、木々に囲まれ、菩薩像は立っていたが、展望はあまりない。山頂から戻って、三井水源林の標識の方に下りて、ジグザグに下っていった。展望の良い名手橋を渡り、尾崎行雄の記念館に寄って、奈良井からバスに乗り、橋本に戻った。津久井町の新道にあるバス停は三井行きのバス停で、橋本駅行きのバス停は旧道にある。とにかく、今回は花粉のあるところに突入していったという感じがして、帰ってからも、鼻水は出るわ、目が痒いは、くしゃみが出るわで、きつい。今年の花粉の量は昨年の10倍とも言われ、既に昨年の分をこえていて、これからも大変そうである。展望と記念館は楽しめて、交通が公共機関利用なので、気楽であったが、花粉症は悩ましかった。