ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

高尾山の紅葉

2010-11-19 09:55:32 | 山歩き
紅葉を見に、高尾山に登った。コースは一号路を歩き、高尾山頂に登り、城山まで足を延ばした。一号路は、高尾山の表参道で、石畳の道が続く。下りは日影沢林道で、ここもほとんどアスファルトである。高尾山は近年、人気が高くて、しかも紅葉のこの時期の休日は大変混雑する。平日に休みがとれて、天気も持ちそうであるということで、高尾山に繰り出した。しかし、平日にも関わらず、人が多い。これでは休日の天気のいい日はどうなるのだろうと思った。それにしても人気がでてきているためか、願叶輪潜など新しいスポットが出来たり、テレビで紹介された天狗焼きなどの店に行列が出来たりしていた。
 今回、紅葉の見ごろのパンフレットを見ながら、歩いた。金比羅台の黄葉も綺麗であった。また、権現茶屋の正面を上がっていくと有喜苑があり、奥に仏舎利塔がある。近年、紅葉の名所にもなっていて、紅葉は綺麗である。それでもここはまだあまり知られていないためか、人は少なかった。石仏の後にアジサイも咲いていて、アジサイと紅葉のセットという珍しい光景もあった。権現茶屋で天狗ラーメンを食べる。てんぐとは10の具が入っているのもかけているようである。薬王院の護摩炊きにちなんだ黒ごまスープが特徴のラーメンである。天狗茶屋は「ごま料理」専門店でもあるようで、ごまが付いてきて、摩り下ろして食べた。5月にテレビの「もしもツアーズ」に紹介されて、人気が出たようである。入口にその時の写真が紹介されていた。薬王院の紅葉はまだ早かったようである。高尾山頂もいつもながら人でいっぱいである。
 高尾山から城山に向かって歩くと、人はどっと少なくなる。城山近くで雨が降り出し、城山に行くかどうか迷ったが、せっかく来たのだからと登った。途中で下りる人もいた。城山はやはり人は少なかった。雨が降っていて、下もぬかるんでくるかなと思って、小仏峠に行かないで、アスファルトの道である日影沢林道を下っていく。そうすると、下に行くにつれて、同じように途中下山をしたのか、傘をさして下っている人が多い。日影沢のバス停は行列が出来ていて、バスが来ると、やっと乗れたが、乗れなかった人もいて、次のバスを待つことになった人もいる。帰りの電車も八王子市内が停電になり、電車の遅れもあった。平日でも人が多かったが、高尾山の紅葉を愛でることが出来た。


鳳来寺山

2010-11-07 11:39:04 | 山歩き
 母は、足の調子が悪くて、再度入院をして、手術をした。足のボルトをつないでいた骨が壊死をしていて、人工股関節を入れたのである。そのため、愛知の病院に見舞いに行ってきた。父もちょうど命日であったので、墓参りもしてきた。帰りに鳳来寺山に登る。
 豊川インターから鳳来寺山駐車場に7時半頃着く。そこで、支度をして歩き始める。駐車場から表参道への道脇には松尾芭蕉など著名な俳人の歌と像などがあった。登山口からのコースは、表参道の全部で1425段の階段を登り、鳳来寺本堂に到着、本堂から時計回りで、鳳来寺、天狗岩、東照宮と周回して、本堂に戻った。奥の院の隣の岩からは展望が広がっていた。鳳来寺山頂は樹林に囲まれていて、展望はなし。そこから5分くらいで瑠璃山に到着するはずだったが、地図がなかったので、見落とした。この瑠璃山が鳳来寺山の最高点であったので、残念。天狗岩を探しながら歩いていったが、途中で大きい岩はあったが、そこを通り過ぎて、天狗岩という案内板があったが、どれが天狗岩かわからない。そこにいた人に聞いてもわからず。東照宮は日光、久能山と共に日本三東照宮のひとつに数えられるそうだ。パークウェイで来た人たちも登ってきているので、結構人が多かった。鳳来寺本堂に戻ると、ここも人で賑わっていて、もみじまつり開幕式も行われていた。下りは馬の背経由でいけそうだったので、行ってみる。途中、道が崩れているところもあった。帰りは自然科学博物館に寄り、豊川インターから東名高速に乗る。途中、事故渋滞の中、帰路に着く。鳳来寺山は、2000万年前火山活動によって噴出した流紋岩、松脂岩、凝灰岩などで構成されているとのこと。その後の地殻変動と風化侵食作用により、険しい山塊で山岳修験の霊山といわれている。見所はたくさんあるが、東京に戻らなければならないことが気になり、あまりゆっくりは出来なかった。

三方分山からパノラマ台

2010-11-04 10:11:03 | 山歩き
精進湖バス停近くの湖岸の駐車場に車を停めて、三方分山からパノラマ台を歩いた。
三方分山(さんぽうぶんざん)の頂上は樹林帯になっており、富士山方向がわずかに切り開かれていた。ところどころで木々が色づいて、紅葉がきれいであった。途中、木々の間から左手に富士山、右手に南アルプスが見えたりした。パノラマ台は富士河口湖町と身延町にまたがる標高1325mの景勝地である。広く台形に切り開かれた展望台からは左手に精進湖や三方分山、更に視線を遠くへ移すと西湖や河口湖までも見ることができ、それぞれの湖の海抜が違うので、段々に水面が見える。そして御坂山塊の山々と遠く大菩薩の嶺もみえる。正面には青木ヶ原樹海や富士山、右手に本栖湖や竜ヶ岳を見渡せ、ここでは、山中湖を除く富士五湖を一望できるのである。ここから眺められる富士山と大室山が重なって見える風景が「子抱き富士」と言われている。三方分山では、誰も会わなかったが、眺望のよいパノラマ台はハイキングコースとして人気が高く、パノラマ台やそこからの下りはさすがに家族連れやグループも含めて、多くの人と会った。天気もよくて、富士山の眺望を楽しむことが出来、帰りの温泉「ゆらり」でも富士山を見ながら、疲れを癒した。