ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

百倉山から扇山

2009-02-22 17:10:46 | 山歩き
中央線沿線の山に登った。猿橋駅で降りて百倉山(1003m)から扇山(1138m)まで歩き、鳥沢駅まで下りる。猿橋駅からバスも出ているようだが、時間が合わないので、ぼちぼち歩き、中央高速道路の下をくぐったあたりから、百倉山が正面に見える。左側には岩殿山もよく見える。天気もよかったので、百倉山と扇山山頂は秀麗富嶽十二景のなっているように、富士山が綺麗。百倉山からは高川山や倉岳山など中央線を挟んで南側の山もよく見える。扇山に行く途中で猿橋に下りようと思ったが、百倉山までは足の調子もよかったので、扇山まで足を延ばす。しかし、百倉山から急な下りを調子よくどんどん飛ばしていくと、今回も左足がだんだん痛くなってきた。扇山からは相模湖方面もよく見えた。個人的には富士山方向は百倉山のほうが開けているように感じた。扇山で休憩をした後、足が少し硬くなったような感じで、鳥沢までの下りはゆっくり歩き、コースタイムより時間がかかった。特に梨の木平からの舗装された道が長く感じられた。
今年は暖冬のせいか、雪が全然なかった。関東は前日に結構冷え込んだので、山は少し雪が降ったかなと期待したが、残念。ちょっと足の具合が気にはなったが、無事歩くことが出来てよかった。

ベンジャミンバトン

2009-02-08 18:41:17 | 映画
ベンジャミン・バトンはF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をデヴィッド・フィンチャーが映画化している。第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。主人公のベンジャミン・バトンを演じるのはブラッド・ピット。共演はケイト・ブランシェット。ブラッド・ピットの一生を通した演技力は見事だし、ケイト・ブランシェットも年代によって美しさに魅力があって、ダンスまで披露している。二人の豪華な顔合わせである。
ベンジャミン・バトンは老人として生まれ、成長するにしたがって、どんどん若返っていく。次第に明かされる彼の生涯。上映時間167分、つまり2時間47分。内容的には数奇ではあるが、ある意味、盛り上がりに欠けて時間的には長い感じだが、その中に、色々考えながら見ることが出来た。人の一生を描けば、このぐらいの時間は必要になってくるでしょう。若返っていくということは未来があってよいと単純に考えるが、そうでもない感じ。人間は年をとっていくと赤ちゃん帰りをするといわれるが、色々なことを経験して老いていくことにも意味があるかなと思う。だんだん老いが身近に迫ってきている自分自身、どうなっていくのだろうという不安はあるし、壁にぶつかることは多いけど、限られた人生、前向きに生きたい。人生は、ひょんなことから決まってくることが多い。また偶然のかみ合わせで、事故がおきたり、運命が決まったりする。何が起こるかわからないのが人生でもある。そんなことを考えさせられるような映画でもあった。

南高尾

2009-02-04 21:15:02 | 山歩き
休みが取れて、天気が回復してくるという予報で山に行きたくなった。持ち帰りの仕事もたまってはいるが、投げ打って、出かけることにした。それでも手っ取り早い山がいいということで、南高尾にした。今まで、あまり南高尾は歩いていなかったのもある。京王高尾山口から歩くので、自宅を出て、一時間ちょっとで、登山口になる。草戸山から大弛峠を通り、城山に登った。生憎、天気は回復しなくて、ずっと曇ったままであった。相性が悪いのか、このコースはいつも天気がすっきりしない。途中、富士山や丹沢の山々の展望がよいはずだが、見えなかった。登山道自体は、北高尾山陵ほどアップダウンはなくて、歩きやすいが、何故か、途中から左足が痛くなってくる。さすがに城山についてからは、長い距離を歩く気力が失せていた。城山から小仏峠を経て、小仏のバス停に直行した。時間的にぎりぎりだったので、痛い足に鞭打って、半ば走りながらバス停に着いたときにはバスは発車した。手を上げたのだが気づいてくれなかったのかなそれとも乗るとは思わなかったのかな。ショック。次までは一時間待たなければならないので、そのまま、高尾の駅までぼちぼち歩いた。結局歩いても約一時間かかった。途中、梅の花がちらほら咲き始めていた。もう立春である。