ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

無理が出来ない

2011-10-30 10:23:22 | Weblog
思いも寄らなかった膝の痛み。これほどひどくなるとは思ってもいなかった。膝を痛める前は、階段の上り下りが楽しみぐらいだったのだが、こうなると、階段の上り下りが辛い。正座はもちろん、胡坐をかくことも出来ない。私自身、山に登っていたので、膝は丈夫だと思っていたのが、違っていた。膝に負担がかかりすぎて、傷めていたのである。山歩きで、杖も持たなくて登ったり、下りも平気で走るように下ったりしていたのは、今から考えると、負荷が大きかった。日常も足を鍛えるからと、錘を足につけて、仕事や歩いたりしたことも負担になっていたと思う。そこに、今年の6月頃からいきなりジョギングを始めて、仕事前や夜勤明けを含めて、6キロ近く連日走り出して、9月からは10キロを越える距離を走って、痛くても筋肉痛で、鍛えれば足が丈夫になり、痛みも消えるだろうと思っていた。逆に、痛みが快感になっていた面もあって、走り続けた。ところがどっこい、筋肉痛ではなくて、膝自体を痛めていたのである。まさかここまでひどくなるとは思わなかった。結果的には足腰を鍛えているつもりが、傷めていたことになる。日常的には、あまり運動をしていないのに、年を重ねてからのいきなりの運動では、膝への負担は大きかったといえる。自分で招いたのだからしょうがない。これ以上傷めないためには、しばらくは、週に一回、通院をし、安静にするしかない。それにしても山に登っている時はあまり痛くならなかったが、ジョギングを始めたらいきなり痛み出してもいる。使う筋肉も違うだろうし、山で使う足の筋肉はそれなりについていたのもあったかもしれない。また、それだけ、ランニングは足に負荷が大きいのと、私自身、走る姿勢の問題もあると思うし、ストレッチもしないで走り出したり、靴も普段の運動靴で走っていたことなど色々と考えられる。加齢が進んでいるのに無茶をしていたことになる。いずれにしても、無理が出来ない体、これ以上ひざを痛めないために、ジョギングはあきらめるしかない。好きな山に登れるようになって、ぼちぼち、のんびりでも歩けるようになると良い。あまり考えると、段々気分が落ち込んでくるので、自分の体をいたわれということだと思いなおして、しばらくは映画を観たり、温泉や寄席に行ったりして、気分転換をはかりたい


膝の痛み

2011-10-17 11:40:57 | Weblog
あまりにも膝が痛むので、整形外科に通院をした。レントゲンを撮ってもらい、変形性膝関節症であると診断される。写真は、レントゲンで撮った左右の膝の骨。膝の骨が磨り減っていて、一種の老化により進むものであると言われる。変形性膝関節症は調べてみると、簡単に言えば、関節の軟骨が磨り減り、さらに骨が変形し痛みを生じる病気。半月板、軟骨が変性劣化しクッション機能を失った時の症状である。筋力低下、加齢、肥満などのきっかけにより膝関節の機能が低下して、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり、変形や断裂を起こし、多くが炎症による関節液の過剰滞留があり、痛みを伴う病気であるとされている。段々老化現象が現れてきているなと思った。夏からはじめたジョギングで、無理をして、ひざに負担がかかっていた。膝の半月板や軟骨を酷使していたのである。「酷使しすぎです。今はジョギングはやめてください、歩けなくなりますよ」と医師に言われる。ウオーキングはいいということなので、山歩きはいいのかな。怖くて聴けない。12月まではジョギングは無理と言われたので、11月にエントリーをしていた横須賀マラソンは断念せざるを得ない状況になった。残念である。膝に関節液がたまっており、抜いてもらったら、たっぷり出てきた。太い注射なので、細菌が入りやすく、3日間ぐらいは湯船にははいらないようにとのこと。リハビリもしてもらって、これからも注射とリハビリには通ってくださいと言われた。無理が利かない体になっていることも痛感した。

荒船山

2011-10-08 15:55:19 | 山歩き
長野県佐久と群馬県の境に、荒海に横たわる大きな船に見える特異な山容で有名な荒船山は、せり上がる船体の舳先(へさき)にあたる経塚山を主峰として、船尾の艫(とも)岩までの平坦な稜線が南北に1.7kmほど笹原が続き、頂上部は穏やかな道が続いている。艫岩は岩壁が垂直に切れ落ちる。最高地点は経塚山(1,422m)である。
内山峠から艫岩(ともいわ)を目指すコースを歩き、経塚山まで往復した。内山峠駐車場奥の登山口から登りはじめ、すぐにアップダウンとなり、アップダウンを繰り返しながら歩く。艫岩は展望台になっている。浅間山の展望が開けていた。妙義山や軽井沢のゴルフ場も見えた。北アルプスや八ヶ岳は霞んで見えなかった。艫岩は絶壁になっており、真下を覗き込むと怖い。2009年9月、人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼田儀人さんが、この艫岩から滑落して亡くなられている。登山道は艫岩を除き、ほとんど樹間である。艫岩であった方は、73歳で元気である。学生時代に山岳部に入っていて、定年退職をして、100名山を4年で登って、今は気楽にあちこちの山を登っていられるようである。それにしても山に登っている高齢者の方たちは元気である。経塚山でも御一緒になり、話をした。帰りは荒船の湯による。

那須岳

2011-10-04 20:48:55 | 山歩き
職場のレクで、一泊2日で那須に行く。那須サンバレーで泊って、2日目は那須岳に登った。那須岳は、山麓駅からロープウエイに乗り、那須山頂駅で降りてから歩き始めて、茶臼岳山頂に到着。往復した。那須岳とは那須五岳とも言われる三本槍岳・朝日岳・茶臼岳・南月山・黒尾谷岳の総称である。那須岳を代表する茶臼岳は、火の山で側面に無限地獄などの噴気孔を開いて、盛んに噴煙を上げている。火山性の山の影響か、標高2000mに満たない山にしては、森林限界が低く高山帯の様相を呈していた。那須ロープウェイの風景では、紅葉が始まっていて、良かった。那須山頂駅を降りると那須の町々を見下ろすことも出来た。活火山の茶臼岳(1,915m)に向かって砂礫を登っていく。茶臼岳山頂には、那須岳神社の祠がある。山頂の展望は360度の展望を楽しむことが出来るが、雲もどんどんわいてきていた。それでも高山の雰囲気は楽しめた。下り始めると、周りが真っ白になってきて、展望は見えなくなっていたが、雲の中を歩いていると喜んでいる子どももいた。