落語家の柳家小三治師匠が、7日午後8時に亡くなった。
小三治師匠のファンで、寄席や独演会にも通ったりしていたが、
亡くなって、非常に寂しい。最後の高座を聞いたのが、今年の
6月9日、調布で開かれた独演会で、「長短」と「粗忽長屋」だった。
マクラがいつものようにはいかなく、まとまりがなく、さすがに衰えを
感じたが、それでも小三治師匠が話すと、何となくおかしくて笑ってしまう。
以前、朝日新聞に次のような言葉が載る。
後輩たちに小言を言う。
「誰かが評価してくれるだろうと期待してやっている。そんなことより、
自分が何をしたいのかが大事だぞ。噺家としてばっかりじゃないよ。
人間としてそうなんじゃないの」と語る。
大病とも闘う。
「以前の私からすれば、今は負け犬です。剛直に生きようなんていうのは
ないですから、駄目なら駄目なりに、何とか生き抜いてやるさっていうことかな。」
もっともっと高座に上がっている姿を見たかった。非常に残念である。
ご冥福をお祈りします。
小三治師匠のファンで、寄席や独演会にも通ったりしていたが、
亡くなって、非常に寂しい。最後の高座を聞いたのが、今年の
6月9日、調布で開かれた独演会で、「長短」と「粗忽長屋」だった。
マクラがいつものようにはいかなく、まとまりがなく、さすがに衰えを
感じたが、それでも小三治師匠が話すと、何となくおかしくて笑ってしまう。
以前、朝日新聞に次のような言葉が載る。
後輩たちに小言を言う。
「誰かが評価してくれるだろうと期待してやっている。そんなことより、
自分が何をしたいのかが大事だぞ。噺家としてばっかりじゃないよ。
人間としてそうなんじゃないの」と語る。
大病とも闘う。
「以前の私からすれば、今は負け犬です。剛直に生きようなんていうのは
ないですから、駄目なら駄目なりに、何とか生き抜いてやるさっていうことかな。」
もっともっと高座に上がっている姿を見たかった。非常に残念である。
ご冥福をお祈りします。