ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

晩秋の編笠

2008-10-27 09:56:35 | 山歩き
2週続けての編笠山である。今回は違う子ども達5人と大人3人で登った。先週より、観音平周辺から雲海ぐらいまでは一層紅葉が進んでいて、綺麗だった。登り始めて、しばらくして、雨がだんだん降ってきた。上から下りてきた人たちに上は雪が降っていて、吹雪いているよといわれた。山頂まで行かないで撤退かなと思っていたが、何とか雨も止んできて、雪もそれほど降っていなかったので、山頂まで行った。途中で降っていた雨が上では雪であったのかもしれない。途中、南アルプスが雲の下ではあったがみえたが、そこから山頂に向かっていくと、雲の中に入って、ガスに囲まれて、展望が見えなくってしまった。高さ2500m周辺が雲の中であったのである。山頂では雪が舞っていて、風も強くて、寒さでじっとはしていられないような状況だった。手袋がないと手がかじかむ。それでも下りる間際に雲がひいてきたりして、南アルプス方向の景色が見えて、みんなワッーと歓声があがった。下に下りてきて、南アルプスや富士山が見えるところで、カップラーメンを沸かして食べた。だんだん下に下りてくると、寒さも和らぎ、子ども達も元気になる。先週と比べて、一週間で、季節が冬に向けてこれほど進んでいるとは思わなかった。写真は山頂から雲のかかった富士山。

編笠山

2008-10-19 12:05:46 | 山歩き
八ヶ岳の編笠山は、観音平から登ると、比較的、登りやすい。2524mの山である。職場の子ども達に少しでも高い山に連れて行きたいという思いもあって、今回、この山にした。
高速道路の途中で、八ヶ岳がみえて、南の端に先の丸まった円すい形の山がみえて、この山に登るんだと話をした。
天気予報は晴れで、とてもよい天気ではあったが、気温が思ったより高く、風もなく、展望はかすんでいた。それでも山頂では、南アルプスや富士山が見え、赤岳、権現などの八ヶ岳の山が目前に迫るかのように見えた。子ども達も高い山の展望に満足した。頂上でのカップラーメンも美味しいといってうれしそう。登山口の観音平から山頂まで、標高差およそ1000mである。それでも観音平ですでに1570mの地点である。子どもの一人が車酔いをした状態で歩き始める。急に高度を上げていくので、歩き始めはきつくて、その子がお腹が痛いとか頭が痛いとかいっているので、休みながらゆっくり登る。山頂近くで南アルプスの風景を見たら、いい景色だねという。山頂に着くと、みんな満足。下りは体調の悪かった子も元気になり、すたすた歩くようになる。帰りに温泉による。

ハワイアン

2008-10-15 07:46:20 | 観光
妻の両親と、妻の兄弟の3家族で、福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズに行った。ここは、もとは常磐炭鉱が危機的な状況に置かれた中、町おこし事業として起こした常磐ハワイアンセンターである。ここを舞台として描いた映画が、フラガールである。名称「常磐ハワイアンセンター」を「スパリゾートハワイアンズ」に発展的変更を行われてきている。映画「フラガール」が公開されたこともあり、最近では、観光客も増加しているようである。
ここで、温泉に入ったり、フラダンスショーを見たりして、楽しんだ。温泉は、でかい大浴場があったり、「江戸情話 与市」は、江戸時代の雰囲気がある大露天風呂があった。また、次の日は、距離はあったが、妻の両親を連れて、会津若松の鶴ケ城まで観光。途中の高速道路では磐梯山が良く見えた。子ども達は、プールに入ったりする。スパリゾートハワイアンズは、ハワイをモチーフにしているだけあって、雰囲気もかもし出して、浴衣代わりにアロハ風の服を着て過ごす。さすがにダンスは見ごたえがあり、映画「フラガール」の雰囲気をここで味わった。

新真打昇進披露興行

2008-10-06 11:11:11 | 落語
末廣亭10月上席を聴きに行った。
今回は、菊太楼の真打昇進披露興行もあった。開演前に着いたが、日曜日ということもあって、末廣亭には行列があった。しばらく並んで、中に入って、一番前の席も空いていたので座った。後で並んでいた人は、小朝が川柳に交代になっていて、残念がっていた。木久蔵や正蔵もプログラムには入っていたが、他の仕事で忙しいらしく、今回は交代をしていた。さすがに昼の部のトリのいっぺいは聴くことができた。うとうともあったが、最初から夜の部の菊太楼の話が終わる9時過ぎまで寄席で楽しんだ。2階席までいっぱいになるぐらいの満員であった。
円蔵はさすがにその場で、臨機応変に話を展開し、どのネタにしようかと客席に聞いたが、特に返事がなかったので、与太郎の出張ネタを演じていた。さすがにうまい。このネタは夜の部の前座さんも披露をしていた。小朝と交代になっていた川柳ではあるが、なかなかよかった。福田康夫に似ていると自分を紹介したが、自分の方が77才で上なので、向こうがまねをしたとか。「ガーコン」は軍歌やジャズを取り入れた漫談で、代表作とも言われている。いわゆる『歌で綴る太平洋戦史』であり、見事な歌とともに、戦時下の昂揚から段々、戦局が敗戦濃厚となると歌のトーンが落ちていくのを見事に紹介をしていた。ガーコンは、川柳が演じる脱穀機の稼動中の音。自分の書いた本をしきりに宣伝していたので、帰りについ買ってしまった。小円歌は私は始めてで、花がある。19歳の時に「女優にしてやる」と圓歌師匠に“騙されて”入門した事などのネタを披露している。本人曰く日本で、2人しかいない女流三味線漫談家と表現する。楽屋裏のセクハラなども訴えていた。サービスでかっぽれも演じてくれた。
真打昇進襲名口上が夜の部の中入り後にあり、一朝が司会をし、権太楼、文楽、馬風、師匠の円菊、そして、最後に菊太楼があいさつをした。その後も、演目が続き、80歳を越えた円菊は、声はさすがに聞き取りにくかったが、弟子のために一生懸命演じている姿が伝わってきた。最後に菊太楼がトリを努め、汗をかきながら熱演をした。