ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

アラ半

2009-01-26 10:53:23 | 山歩き
ネットの山仲間で昨年、生誕50年を迎えた人が何人かいて、ロッジ山旅に集まろうという話になった。ロッジ山旅のオーナーの長沢さんも含めて、ぜいぜいさん、木曽駒さん、ロビンさん、つばさがそのメンバーである。今回はロビンさんが都合でこれなかった。アラウンド半世紀、勝手に略してアラ半の会である。といいながら、飲み会の口実を作ったようなものである。ぜいぜいさんがせっかく集まるのだからと、年齢に関わらず呼びかけてくれて集まることになった。集まったのはアラ半のメンバーと、監督さん、小林さん親子、熊さん、ふうろさん夫妻、いのせさん、ヒロさん、オーロラさんである。
今回はスノーシューをするというので、この機会に買ってみた。24日に、天女山で、スノーシューをするメンバーは9時に小淵沢に集合。監督さんと私は電車で小淵沢まで行き、そこで熊さんの車に乗り、天女山の登山口に向かう。登山口から天女山までは約30分、天女山から天の河原まで約30分ぐらい歩く。前日に雨が降ったようで雪はどちらかというと固まっていて、スノーシューをはく必要もあまりなかったので、上までつけずに歩いて、天の河原ではいて、雪歩きを楽しんだ。お昼は豚汁。ヒロさんとオーロラさんが食材を用意していただいて作ってくれた。大好評で、とても美味しかった。体が温まってこういうのはありがたい。その日は、ロッジ山旅近くのパノラマ温泉に寄って、ゆっくり入って体を温めてから、ロッジ山旅に到着。5時頃から飲み始める。小林さん親子とふうろさん夫妻も6時過ぎにはスキーをして温泉に入って到着をしたので、みんな集まり、食事となる。乾杯をして、みんなで、酒や高級イチゴなども持ち寄ってきていたので飲み始める。記念にと「シャンパンの王様」ドンペリをもってきていただいていたので、みんな大喜びで大歓声。楽しく飲みながら、語りながら長沢さんも加わって、どんどん時間は過ぎていく。最後は日本人論や世界平和の話も出てきて、話が大きくなる。結局、私が寝たのは深夜の1時頃である。飲み始めてから8時間である。
次の日は、みんな二日酔い気味。リフトを使った比較的楽なコースとなる。いのせさんがバイトをしているサンメドウズスキー場にいくことになった。リフトに乗り、上まで行くと、富士山や南アルプスの展望が開ける。天気がよくて、気持ちがよい。そこからも真教寺尾根の方に少し歩いて、スノーシューを楽しむ。途中、一瞬で私の帽子が飛ばされて、取りに行くハプニングもあった。赤岳もよく見えた。リフトの下り場から上に少し上ると休憩する小屋もあって、そこまではスキー客もこなくて、貸しきり状態。木曽駒さんの手作りの小豆でお汁粉や甘酒、これまた美味しい。下りもスノーシューをつけて、道なき道の雪歩きを楽しんだ。ぜいぜいさんがよく転ぶ。ツボ足のふうろ夫妻はタッタか歩く。オーロラさんはピッケルをもって滑落停止の練習も見せてくれる。この日もパノラマ温泉に寄って、帰りは小林さんに橋本まで車に乗せてもらい、橋本から京王線で帰る。
とにかく二日間、山の仲間と一緒に雪遊びをし、美味しい物を食べ、うまい酒を飲んで、楽しく充実していた。参加の皆さんには大変お世話になりました。


2009年雲取山

2009-01-18 08:54:39 | 山歩き
雲取山に登った。小袖からピストンである。
なかなか冬山に登れないので、トレーニングもかねて、一冬に一度は雲取山に登ることにしている。今年は難しいかなと思っていたが、登れた。
雪は少なかったが、思ったより時間はかかり、体もしんどかった。日ごろの運動不足が如実に現れている。朝早い時間に登り始めたので、会う人は少なかったが、私が始めに登りだして、後から登る人に追い抜かれる。追い抜いた人は私が山頂に着くと、休憩を終えてこれから下るという。それからほどなくして、私より1時間後から登りだした人が登ってきた。さすがに日帰りで登る人たちは早い。下り始めてからは、避難小屋に泊る人や、三条小屋や雲取小屋に泊る人たちが次から次へと登ってきた。
石尾根の展望は開けていて、気持ちがよい。富士山や南アルプスをはじめ大菩薩や飛龍山や丹沢などの山々を眺めながら歩ける。雪も程よくあって気持ちがよい。この時期ならもう少しあってもいいと思う。帰りはのめこいの湯でゆっくり汗を流して帰路につく。

正月二之席

2009-01-12 09:03:45 | 落語
末廣亭、正月二之席である。
連休中なので、混むだろうと予測して、早めに家を出たが、ついたときにはすでに大行列。前日にいただいたチケットを持っていたが、それでもチケットを買う人の列に並ばなければならないので並んで、入ったときはすでに椅子席は埋まっていて、桟敷席。桟敷席でも後ろ側でちょうど通路になりやすいところに座ったので、居心地はあまりよくない。とにかく人いっぱいで始まる前に立ち見ができていた。ふと横を見てみると、カモシカさんがいた。最近体調を崩して、やっと出てこられたような状況とのこと。それにしてもこれだけの人がいて、また隣とは不思議な縁である。カモシカさんは、体調がまだ本調子ではなかったので、昼の部でお帰りになられたが、私は、夜の部のトリをつとめる小三治の落語が聞きたかったので、そのまま最後まで残った。夜の部になるとき、椅子席に移動する際に、人の多さに紛れて、挨拶もそこそこでカモシカさんとは別れた。
子猫の動物の鳴き声の物まねは、うまく特徴をとらえている。動物観察の努力の賜物かなと聞きながら思った。テレビによく出ている花緑も味わいが出ていた。今回は出演者の変更も多く、昼の部の主任が円歌になっていたが、歌司に変更になっていた。夜の部になっても私と同じように小三治目当ての人が多いのか、思ったより人は減らなかった。正月興行なので、出演者も多くて、夜の部は、小三治の時間が少なくなるといけないと遠慮しながら時間を気にして演じている人もいた。時間調整で、ほとんど落語をしなくて、終わった噺家もいた。権太楼の豪華客船に乗ったネタで大爆笑を起こしていた。志ん駒は、師匠志ん生との思い出話で笑いを取っていた。小三治の落語はさすがである。新年の新しい座布団の話から句を披露し、しびれや脂漏性湿疹等を話題にマクラにしていた。話もそうだが、間の取り方も本当にうまく、ひきつけられる。本題のそばを食べるしぐさも本当に食べているようであり、食べる音まで出ていて、思わず拍手が沸き起こっていた。しかも表情の出し方が天下一品。やはり名人芸である。満足して寄席を出る。
二日続けて、寄席通いとなった。今月の初席は落語芸術協会、二之席を落語協会が興行することになっている。両方、聴けたことになる。したがって、小三治は末廣亭では今日が初日であり、初高座であるといわれたのである。二日間で、ネタは同じようなのもでてきたが、それぞれ楽しめた。同じとんとん落ちなんて、3~4回は聴いた。

正月初席

2009-01-10 20:00:41 | 落語
新宿末広亭の正月寄席に行った。
今回は正月初席で、最終日の土曜日とあって、11時開演で、10時40分頃についたのだが、行列ができていた。それでも前から2番目のいい席がとれた。今回は正月寄席なので、一部、二部、三部と分かれていて、全部で60組である。二部の頃になると立ち見でいっぱいである。出演者もみんな持ち時間が短く、急いでいた。前座さんなんかは、時間がないので、あっという間に次の人と交代である。たくさんの人が出て、顔合わせの意味が強い感じである。その中で、昇太や小遊三や歌丸など「笑点」メンバーも出ていた。昇太の紅白や初詣のネタは大爆笑が起きていた。歌丸は古典落語をきちんと披露。米丸や米助も出て、顔ぶれは豪華である。助六は操り人形も自身で踊って、見事であった。夕方になるとビールが飲みたくなり、二部が終わった5時半に寄席を出て、焼き鳥横丁に向かい、うなぎの串焼きでビール。今回の寄席で、10個目の判子がもらえ、末廣亭の印がのった手ぬぐいと一月有効のチケット一枚をいただいた。また、紙切を林家今丸・花が披露し、花さんの舞妓さんの紙切の時に最初に手をあげて、いただけそうになったのだが、前の人が横からもらってしまって、次の時に、今年は丑年だからと切っていただいた牛をいただくことができた。

小仏城山で初日の出

2009-01-01 20:47:25 | 山歩き
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2009年の初日の出を、小仏城山に見に行った。
高尾山口から稲荷山コースを歩き、高尾山頂から小仏城山、景信山と登り、堂所山から北高尾山稜を歩いた。
年末年始は京王線が深夜も運行していて、電車で高尾山口まで行き、4時半頃から歩き始めた。電車も人は多かったが、高尾山口に降りたら、これまたびっくり、人でごった返していた。ケーブルカーにはすごい行列。まだ暗いので、稲荷山コースを歩く人たちもヘッドライトをつけながらである。そして高尾山頂に着くと、これまたびっくり、ものすごい人である。みんな初日出を待っている。階段で座り込んでいる人もいる。これでは身動きも取れないので、トイレもあきらめる。そのまま小仏城山に向かう。小仏城山には6時過ぎに到着。初日の出は6時45分頃になるのに、もうすでにたくさんの人たちがカメラを構えていた。30分ぐらい待っていたら太陽が上がってきて、デジカメで写し始めると、電源バッテリーの調子が悪くて、焦ってしまって、あっという間に太陽は出てしまう。日の出はちょうど横浜のランドマークタワーの方向から上ってきた。反対方向に富士山も良く見えていた。景信山にも登り、堂所山から北高尾山稜である。今回は低山でも、アップダウンの激しいコースである。最近からだが鈍っているので、トレーニングもかねたつもりであったが、正月にこんなことをしていること事態が、自分ながらあきれてしまう。アホである。それでも汗をかいたり、鈍ったからだが動き出しているような感じになり、昨年の暮れに飲みすぎ食べすぎの体が、アルコールも少し抜けているかなと思いながら歩いたりしていた。高尾山は人がすごかったが、さすがに北高尾を歩く人は少ない。途中の道標が城山になっていたので、方向が違うのではないかと思っていたら、誰かが親切に八王子城山と黒ペンで書かれていた。城山といっても二つの城山があるので紛らわしい。富士見台では富士山がくっきりよくみえて、そこで昼食。今回は筑波山もみえて、都心や横浜などのビルや房総半島などが良く見えた。夜景も綺麗であった。昼ごろには下りてきたので、午後は妻の実家に年始の挨拶に行き、おせち料理でビール。消費したカロリーがまた戻ってしまったかな。