ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

清八山から本社ヶ丸山

2009-07-31 11:29:44 | 山歩き
甲州市で、35度という猛暑日に、笹子から清八山、本社ヶ丸へと登った。最近、山に行こうと思ってもなかなか山をしっかり歩けていなかったので、出かけた。中央沿線の山と思って、中央線に乗っていたら、雲はあったが、動いていて、切れている感じで、天気もよくなるかなと思った。先月、本社ヶ丸で天気が悪く、富士山も見えなかったので、今回は見えるかなと淡い期待をもって、笹子まで向かった。笹子から変電所経由で歩き出したが、舗装の林道歩きが長い。舗装が切れて、ショートカットで林道をつなぐ道があるが、そのショートカットの道に入ると、これがまた、高い笹藪などに阻まれて歩きにくい。結局林道に戻った時にそのまま林道歩きをしながら登山道に入っていった。この日は暑くて、汗がだらだら、しかもこの間、風邪で体調不良も続いていて、今回も、バテ気味である。飲み物もいつもならあまり飲まないですむのに、今回はどんどん減っていく。これはもたないかなと思い出す。出来れば、鶴ヶ島屋山まで歩きたかったが、今回はあきらめる。やっと清八山について、Tシャツをぬいで、絞ったら、汗が絞り出る。本社ヶ丸で、お昼を食べていたら、雨がぽつぽつ降り出し、天候不順で、豪雨になったら大変と、早々に下山をしだす。下山途中、雨具を身につけたりしたが、暑くてたまらない。Tシャツは汗びっしょりだし、樹林の中を歩いているので、それほどぬれないため、結局、雨具は脱いで下った。沢沿いで水を補給して、笹子の駅に着く。途中、やはり、笹薮などがぬれていて、ズボンもぬれてしまったりした。下に下りてみると、雨はやんでいたが、やはり結構雨が降ったらしく、路面がぬれていた。とにかく蒸し暑さでまいってしまったが、途中、変電所があったり、清八山から角研山に行く途中に鉄塔があり、その近くがちょうど開けていたり、近くに三ツ峠があったりして、送電線、電波塔などがどのようにつながっているかなど面白そう。今回はよくわからなかったが、調べてみて、つながりがわかってくると、山の同定もしやすいのではないかと思う。展望は今回も富士山はみえなくて、いまいちであったが、何とか山を歩けて、満足したし、山は歩いていると何かと発見もあったりして、面白い。今回は全コースで会ったのは一人だけであった。

夏のキャンプ

2009-07-29 09:32:30 | 山歩き
夏の行事で、2泊3日のキャンプに行った。一日目に、西沢渓谷まで行き、一周を歩く。雨が降った後なので、滝や沢に水量があって、下見で行ったときより迫力はあった。今回は2,3年生15名の付き添いで、子ども達は約10キロメートルの距離を結構身軽に歩く。さすがに登りの最後の階段のところはきつかったようで、まだあるのと叫んでいた子もいた。キャンプ場は雁坂トンネルをぬけて、秩父市大滝の入川渓谷夕暮キャンプ場のバンガローに泊る。一日目の夜は肝試しで、子ども達はキャーキャー。2日目は、川遊びをしたり、マスつりをしたりして、釣ったマスは夕食で食べる。夜はキャンプファイアー。川の水は、荒川の上流だけあって、水がきれいだけど、つめたい。川遊びをした後、キャンプ場で用意された土管風呂に入って子ども達は楽しむ。3日目は片づけをして、ほったらかし温泉に入り、帰路に着く。お釜でご飯も炊き、上手く炊きあがり、美味しいご飯を自然の中であじあうことが出来た。天気も企画のある時間は、雨もほとんど降らずに、一通りの行事が出来た。やはり自然はいい。

大須演芸場

2009-07-13 07:44:49 | 落語
名古屋で同窓会が開かれて、ついでに大須演芸場に寄った。東京にいる同窓生と一緒にせっかく名古屋に行くのだからと、話の種に寄ってみたのである。まず、大須観音でお参り。大須の商店街をうろうろ歩いて、名古屋は鳥が有名になっていて、焼き鳥や鶏料理の店がいくつかあった。地鶏料理「なごみどり」で定食を食べてから大須演芸場に入った。
中京地区唯一演芸処とチラシにある。土曜だというのに、人の入りは少ない。東京の末広亭や浅草演芸場とは人の入りが段違いである。少ない客をネタに話をする人もいた。客の数を数えて16人で、まだ今日は多い方だと言われ、最後の方は13人になっていた。こんなに人が少なくて、よくつぶれないなと思う。実際、過去に何度か閉鎖の危機を迎えている。そのたびに奇跡の復活を成し遂げて今に至るとのこと。それでも大須でしか聞けない話や演芸を見ることもできた。落語だけではなく、独楽あり、演歌あり、マジックや演歌シャンソニエや三味線漫談ありで、色々な演芸が楽しめた。一組の持ち時間はおよそ20分で、六組2時間が一公演の標準のようである。みんなほとんど20分ピッタシの時間で演じていた。
チラシにはなかったけど、なごやのバタやん登場。75歳とは思えないくらい元気に見える。このバタやんのことが7/6付けの中日新聞の記事にでていたようである。歌手田端義夫さん(90)の物まねで知られる「なごやのバタやん」こと、川村忠司(ただし)さん(75)は大須演芸場での出演を、食道がんにより今年2月から休止していたが、7月から再び舞台に上がり始めたとのこと。白いスーツと船員帽はおなじみらしい。芸人の世界に飛び込んだのは64歳という年齢になってからであるとのこと。田端義男の物まねをしながら、川村忠司の人生も語っていたように思う。
江戸曲独楽の柳家三亀司は、名前を変えて、二部と三部で、二度見た。二部で、相棒ケンイチとともに腹話術も行ってくれた。三部で独楽(こま)を扇子の縁を伝わせたり、真剣の刃渡りをして、刃先で停まらせるなどを披露してくれた。失敗しながら(これも演技?)、いかにこれが難しいかを説明をしているかのようでもあった。多彩な人である。客の笑いを誘うが調子が合わないのを話芸で楽しんでいるのも面白い。どこまで本気なのかわからなくなったりする。
 三味線漫談のかつら竜鶴、最初入ったときにこの人が演じていて、喋りが面白いとおもっていて、3部でまた、登場。時事ネタも盛り込みながら独特のしゃべり方で噺をしながら三味線を弾く。名古屋にまつわる話題が多かったのも良かった。都都逸は名古屋が出なのである。のんき節をやっていた。はは、のんきだね~。
 立川談志の弟子で、知多郡東浦町出身の立川平林は、名古屋弁で落語をやってくれる。二十四孝って噺の一つを取り上げていた。とにかく名古屋のことを色々な角度から切り込むのがここ、大須なんだと思った。最後にかっぽれを披露。
お客も少なかったが、なかなか味のある演芸が続き、笑わせてもらって、満足した。5時20分に寄席を後にして、同窓会会場に向かった。