ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

塔ノ岳の雪景色

2010-02-21 16:23:33 | 山歩き
最近、山から遠ざかっている感じで、雲取山にでもと思っていたが、朝起きたのが6時過ぎ。日帰りは厳しいと判断して、塔ノ岳にした。土曜日で、天気が良かったので、人も多かった。最近の運動不足と年齢による体力の衰えのためか、ペースは遅い。登りも団体の人たちのペースについていくのでやっとであった。若い人たちはどんどん前に進んでいく。
登りは大倉尾根。登りの途中は雪が溶けて、人もたくさん歩いているので、道がどろどろとなっていて、歩きにくいとこもある。しかも階段は凍っていて滑りやすかった。上のほうは雪が結構あり、木々に雪もついていて、雪景色がなかなか良かった。山頂は、かすみながらも富士山が雲の上に見え、南アルプスとかも見えた。外にいると冷え込んできたので、尊仏山荘に入って、温かいコーヒーを飲んだ。下りは、滑りやすかったので、堀切の家から二俣のほうに下りていった。堀切の家からは人はいなかったが、鹿の管理捕獲で銃を持っていた人たちがところどころに立っていて、発砲の音も聞こえた。帰りは、鶴巻温泉駅で下りて、弘法の里湯に寄って、汗を流す。

たい平の『芝浜』

2010-02-11 12:30:39 | 落語
休みであったが、天気がいまいちなので、寄席に足が向いた。末広亭である。桂三木助の三代目と四代目の追善興行が開かれていた。2月1日から10日までで、ちょうど最終日であった。三代目は古典を得意として「芝浜の三木助」とも言われるぐらいだった。1961年に胃がんで死去し、今年が50回忌。その長男の四代目はタレントとしても活躍したが2001年に自殺した。来年一月で没後10年である。
三代目の孫で四代目のおいにあたる桂三木男も登場した。四代目三木助と親交のあった林家たい平がトリで上った。三木助を偲んで『芝浜』である。20時30分くらいから始めて、21時を10分か15分くらい回りますと言いながら、噺を始め、9時20分近くまで熱演をした。終わると満場の拍手が沸いた。芝浜をここでがっつり聞けるとは思わなくて、うれしかった。余韻に浸りながらビールを飲んで、帰路に着いた。