白馬岳(しろうまだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の後立山連峰にある標高2,932 mの山。杓子(しやくし)岳(2812m),鑓ヶ岳(やりがたけ)(2903m)を合わせて白馬三山という。今回は4人でこの三山を縦走する。猿倉を出発し、白馬大雪渓から登り、白馬三山を縦走し、白馬鑓温泉に下りて、猿倉に到着。紅葉が見ごろを迎えていたが、時期的には花と雪渓のシーズンを過ぎているのか、人が少なく、静かな山歩きが出来た。大雪渓は、ほとんどが土石で埋め尽くされたため、軽アイゼンなしでも歩く事ができた。軽アイゼンを持って行き、雪渓歩きも楽しみにしていたが、残念。白馬岳山頂は天気がよくて、展望を楽しむことが出来た。稜線歩きは、風もなく、暑くもなく、寒くもなく、ちょうど良い感じで、気持ちの良い歩きが出来た。杓子岳への縦走路にはトラバースする道があったが、これから、三山を縦走する機会はないかもしれないので、今回は杓子岳山頂も踏むことにした。鑓ヶ岳を登った後、白馬鑓温泉の方に下り、温泉に入って、猿倉に下りる。猿倉に夕方5時ころに到着。やはり下りの歩きは足への負担を感じながらの歩きになったが、三山を縦走して、鑓温泉にも入って、紅葉も堪能して、充実した山行になった。