東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

最終便搭乗、リムジンバスでワープする

2006-11-12 22:15:00 | JAL
JAL1322便@関空
復路:11月12日(日)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:JAL1322便
羽田空港→新宿  :空港リムジンバス
新宿  →八王子 :中央線快速
運賃:¥780 +¥10,200+¥1,660

昨日は、但馬プチ修行を終えた後、家族と待ちあわせをして、USJへ。夕方には切りあげたが疲れた~。お陰で、風邪が酷くなったようである。時々、咳が続発する。日曜日、少し、ゆっくりと寝かせてもらった位では直らない。

疲れを引きずったまま、今夜には早くも帰京しないといけない。うーん、もう一日休みが欲しいところである。

もう一つ、憂鬱な事がある。

当夜の案内表示先得で一番安いという誘惑に負けて、今宵は、最終便JAL1322便を予約してしまった。バーゲンチケットなら、早い便に空席があれば、振替可能であるが、先得はそれができない(ということに、後で気が付いた)。ちゃんと定時に羽田に着くのだろうか? 中央線最終だけは絶対避けたいのだが。

しかし、しかし、乗客にここまで心配をかけるJALって一体、何だろう。それとも、分かっていながら、値段に釣られて、当便を選択してしまった小生がアホなのか。

おまけに、当夜に限って、機材がB747国際線仕様に変更されている。いわゆる、ジャンボジェット。伊丹乗入れ禁止のアレである。オマケに座席が変更されているときている。

実は、昨夜22時にWEBチェックインしようとして、そのことに気が付いた。座席は中央部の前より。肝心の扉の位置が分からないのだが、とりあえず、もう少し前よりに変更して、いざとなったらダッシュ出られるようとしたが、後ろの方しか空いていない。こんなのアリ??

さて、当夜、関空快速で21時頃、関空入り。

ダメもとでクラスJへのアップグレードを試みるため、空席待ちに入る。カテB-**と書かれた札を貰う。ジャンボジェットは、タダでさえクラスJ(というか昔のファーストクラス)が少ないので、確率は限りなく0に近い。カウンター係員の苦笑いが全てを物語っている。

空席待ちの整理券21時45分頃、搭乗開始に先立って、クラスJ空席待ちのアナウンスが流れる。呼び出されたのは、カテA-**。それでお終い。あぁやっぱり...。

未だにJALから何の通知メールもやって来ないが、小生も10月段階で、既に搭乗回数30回、FLYON10,000に達している。よって、翌々月12月からはクリスタル資格、そして、予定通り行けば来年2月からはサファイヤ資格のはず..。もう少しの辛抱である。悔しさをバネにして?、帰省飛行を続けたい。

JAL1322便はジャンボジェット国際線仕様で運行21時50分に搭乗開始。久々のジャンボジェット搭乗となったが、やはりデカイ。しかし、それよりも驚いた事に、最終便にも関わらず、そのでかい機体は、次から次へと止め処もなくやってくる乗客を吸い込み、座席が見事に埋まっていく。小生の回りもびっしりである。

唯一、幸いだったのは、変更された座席が中央扉に比較的近いことであった。加えて、国際線仕様のためか、座り心地は大変良い。体を沈めても、お尻が痛くならないのは流石である。

出発5分前になっても、乗客の流れは止まない。この調子だと、出発は遅れるな。と思った矢先、

”K*W*N*M*様、K*W*N*M*様おられませんか?”、”K*W*N*M*様、K*W*N*M*様おられませんか?”と係員が人捜しに奔走している。

そして、案の定、22時10分になると、”出発時刻にはなりましたが、まだご搭乗になっておられないお客様が居られますので、大変恐れ入りますが、いま暫くお待ち下さい”という、定型句が放送される。

どうせ、2回に1回くらいは必ず放送するのだから、一々、CAさんが肉声で放送せずに、ボタンを押すだけで流れる自動放送にしておいたらどうか?>JALさん。

遅刻したのが、”K*W*N*M*様”かどうかは分からないが、仮にKとしておく。

Kさん。あなたのお陰で、中央線最終電車での帰宅がほぼ確定した。風邪も引いており、それだけは避けたかった。

今宵の翼はJAL1322便である。少し高くても、一つ前のJAL1320便にしておけば良かった。

当機は約5分遅れて出発。たった5分、されど5分である。この5分が小生にとっては、帰宅が25時15分になるか、25時45分になるかの分水嶺。小生だけではない。中央線沿線の乗客は、皆、30分の差が付くのである。

離陸後フテ寝をする。フテ寝をしていたら、本当に眠ってしまい、ドリンクサービスの気配で起きてしまった。本能である。のどが乾いているので、お茶を貰っておく。

そこからは、うつらうつらしながら憂鬱な時間を過ごす。時計は既に23時を回っている。

23時15分着陸。おや、思ったよりと早いではないか! これだと、定刻に到着できる!?
と一瞬期待したのだが、ジャンボジェットは、大きな機体をくねらせながら羽田空港内をゆっくり、ゆっくり進む。

23時25分、やっとのことで到着する。今宵は、どうやら、予定通り南ウィングに着いたらしい。少しフライング気味であるが、前の乗客に続いて、ドアの所まで速やかに進む。

時計を見ながら、イライラしてドアを見つめる。この分では、29分のモノレールは無理。諦めた。幸い、南に着いたことから、次なる目標35分発の新宿行き最終空港バスに焦点を絞ることにした。これとて、チケットを購入しないといけないから、油断は出来ない。

23時27分、ようやくドアが開く。機外に出て、券売機までダッシュしてきっぷを購入。そして、なんとかバスの列に並ぶ。予定通り南タミに着いたので、走る距離が短かく、それほど息は切らしていない。あと、4分もある。これだけ余裕があるのなら、並んでいる間にJAL95BUS.comでチケットを買っても良かったか? いや、そういう時に限って、なかなかネットに繋がらなかったり、操作をしくじったりするものである。時間の無いときほど、確実な方法を選択しないと。マイル欲しさにバスに乗れなかったら何をやっていることか分からない。

新宿行きの最終バスは補助席含めて満席。と覚悟していたが、1/4の空席を残して1タミを出発。意外である。

小生の隣りに、サラリーマン風の男性が座った。が、彼は、補助席を出して、そちらの方に移動し、丁度、こんな感じに並んだ。■□■□■

たしかに、■■ □■ や ■□ ■■ と並ぶよりも、3人とも快適に過ごすことができる。進んで補助席を選んだその人はエライ。小生、混雑時に、大人しそうな人の横に座ることがあったが、これからは、見習って進んで補助席に座ろうと思った。

深夜時間帯であっても渋滞に事欠かないのが首都高であるが、今宵は、珍しく流れは早い。気が付くと既に高速を降りていた。間もなく新宿西口である。時刻は24時丁度くらい。これで29分発のモノレールが接続する、東京発24時01分の高尾行き中央線快速(新宿発24時16分)に追いついた。

それなりに混んでいる、日曜夜24時過ぎの新宿駅中央線ホームバス停を降りて、少し早足でJRの改札へ向かう。そして中央線ホームへ。ラッキー、東京発23時48分(新宿発24時05分)一本早い快速に間に合った。つまり、リムジンバスでワープしたので、羽田発23時15分のモノレールに間に合った場合と等価になり、予定よりも早く帰ることができる。

いわば、JAL1322便の5分の遅れを、リムジンバスが10分取り返してくれた訳である。実際、先週のANA976便の時とほぼ同じ時刻に帰宅できた。

もし、Kさんが遅刻しなかったら、JAL1322便は定刻の23時20分に到着し、小生は、決してこの35分のバスには乗らなかったはずである。

Kさん、どうもありがとう。

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