東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

快適でお得な夏の空の旅

2007-07-14 06:40:00 | ANA
AMEXのドリンクサービス@神戸空港 上島珈琲店
往路:7月14日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →神戸空港 :ANA411便
神戸空港 →三宮   :ポートライナー
三ノ宮  →大阪   :新快速近江塩津行き
大阪   →天王寺  :大阪環状線
天王寺  →
運賃:¥1,700+¥10,400+¥320+¥390+¥380

本日より7月の3連休に入る。残念な事に台風が接近してきおり、せっかくの休日も台無しである。

本来なら、JALで帰郷するところなのだが、この3連休、土曜日の朝の大阪方面、月曜日夜の東京方面の先得の設定がされていない。JALにしてみれば、絶好の機会に割引運賃を設定する必要性は無いという判断なのだろうが、何となく足下を見られているような気がして面白くない。

一方のANAもほぼ同様なのだが、JALと違うのは、7月14日の始発、神戸行き411便に限って旅割が設定されていた。

もちろん、即座に予約を入れたのは言うまでも無い。夏の3連休の朝で¥10,400という運賃は、スカイマークを意識しているとは言え、良心的な価格設定である。実際、旅割先行予約の段階で、直ぐに状態になった。

今年も、JALはサファイヤを目指すつもりでいるのだが、月に1、2回はANAを利用しないと、プラチナを取得した意味がなくなってしまう。そこで、7月の3連休、往路はANA411便で帰郷することにした。

空港バスチケットところで、羽田まで始発の空港バスで行くのであるが、従来、ハイウエイバス.コムで予約したチケットを近くのサークルでEdy決済していた。しかし、7月10日からファミリーマート全店でEdyが使えるようになったので、一度、ファミマでチケットを購入してみようかと考えた。

ところが、である。ファミマでEdyは使えるようになったのは大きいが、サークルampmに比べると、制約が非常に大きいことが分かった。
・バスチケットのようなファミポートで出力したチケットの決済には利用不可能
・一度に使えるEdyは2枚まで。

何のことは無い。8月13日まではANAダブルマイルキャンペーンをやっているのだが、物販以外にはファミマの利用価値は無さそうである。結局、今回の空港バスのチケットは今まで通りサークルで発券することに。


土曜日の朝、小雨の中、京王八O子のバス停まで歩いて空港バスに乗車する。

相変わらず空いており快適ではあるが、依然眠ることはできない。今回は、毛布まで用意したのだが、空港まで意識はとぎれることは無かった。こうなったら、次回からは、睡眠薬登場である。

羽田2タミ到着は5時30分。

丁度、自動チェックイン機が動き出した頃で、開いている機械を見つけて即座にチェックして、19番ゲート優先チェクインカウンターへ。優先チェクインカウンターといえども、営業開始は5時40分。まだ、係員は誰も居ない。既に10名ほどの先客が順番待ちをしている。

しかし、一般のカウンター列と比べると人数は少ない。恐らく、3連休であること。しかも、台風の影響で九州方面の欠航が相次いでいることが混んでいる要因であろう。

こんな時こそ、プラチナの本領発揮である。

5時40分少し前にカウンターが開き、一気に処理が始まる。暫く待って、小生の順番に。

ANAご利用券ここで、ANA411便スーパーシートにアップグレードをお願いする。モニターには×と表示されているのだが、通路側なら空席があるとのことで、無事アップグレード完了。アップグレードはANAご利用券1枚を使う。

振り返えると、待ち行列は先ほどの3~4倍以上の長さになっている。やはり、上級会員と言えども、混み合う時期には早めの処理が肝心ということだろう。

ところで、変更した搭乗券には、依然、BRZと表示されている。5月に予約、決済した時点においては、まだブロンズだったので仕方が無いと言えばそれまでだが、再発行するときに、なぜステータスを更新してくれないのか疑問である。

激しく混雑する19番カウンター

混み合う一般の保安検査場を後目に、誰も居ない、専用保安検査場を抜ける。

そして、先日の出張に続き2度目の本館signetへ。
本館signet
signetエントランス

後で、気が付いたのだが、BRZがsignetを利用する時には、スーパーシートでも500マイル減算処理されるはずなのだが、なぜに、フリーパスで通してくれたのだろう??? 見ていないのか???
6時前の空いているsignet、窓側の席を陣取って、ミルク、青汁、おつまみを頂きながら、無線LANを繋いでメールをチェックする。
ドリンクサーバーおつまみとミルク

JALのDPラウンジも良いが、ANAsignetも素敵だと思う。渋くて重厚なDPラウンジに比べて、signetは都会的であか抜けている。
signet
signet

6時20分にsignetを退出し、搭乗ゲート62番へ。
ANA411便@羽田

今朝のANA411便空席が僅かというだけあって乗客が多い。空いている便ならスーパーシートの値打ちは低いが、これだけ混んでいるなら、ご利用券1枚(=3,333マイル)分の値打ちは充分ある。機内食もあるし。
優先搭乗

スターアライアンスゴールドメンバーの優先搭乗で機内に入る。着席すると、JALと違って名前こそ呼ばれることは無いが、CAさんが慇懃丁寧なご挨拶をされ、色々とお世話をしていただける。

それにしても、絶え間なく乗客が、通過していくが、前回、この便に搭乗した時には、こんな事は無かった。やはり3連休である。

当機は、定刻に出発。

普段なら、この時間帯は離陸待ちを強いられるのだが、欠航便が多いせいか今朝は速やかに離陸できた。皮肉なものである。今朝は眠るのを諦めて、新聞を読みふけることにした。が、やはり台風の影響で揺れが気になる。

暫くすると、ベルトサインが消えて、朝食の配膳が開始される。

実のところ、先日の出張時の機内食では、スープ+パンで少し物足りない感じがしたのだが、丁度、本日から切り替わったようで、サンドイッチを中心としたややボリュームのあるもので、充分満足できるものであった。
機内食
お品書き

しかし、赤魚のロースト 野菜添えはどちらかと言うと和風であり、和洋折衷のような感じで、全体のバランスはもうちょっと工夫の余地あり、と言うのが正直な所であった。

トロピカーナのマンゴジュースと食後の珈琲まで頂いて、満腹状態で眠りに就こうとするが、例によって眠りは非常に浅い。どちらかと言うと、目を閉じて考え事をしているのに近い。

降下につれて、左右の揺れが激しくなる。

そして、前回同様、随分と長時間、低空飛行を続けて、神戸空港へ。離陸待ちが無かったことが効いて、定刻より5分程度早く到着。一番最初に降機して、トイレへと急ぐ。
ANA411便@神戸

3ヶ月ぶりの神戸空港である。

出口の所に進入禁止マークが張られていたり、ポートライナー乗り換え口が分かりにくいというのは相変わらず
だが、色々と変化も見られる。

まず、アースクロックの右となりに、巨大な男の子が居て、時計板にお絵かきをしているのが目に付く。
巨大な男の子

次に、ラウンジサービスの全くない神戸空港にAMEXが救いの手をさしのべて、ターミナルビル3Fにある上島珈琲店無料のドリンクサービスを提供。

無料というキーワードに弱い小生は、早速、3Fに上がってAMEXのフリードリンクサービスを享受することにした。
上島珈琲店

上島珈琲店は、一般的なファーストフード店と同様に、カウンターで飲み物を注文し、その場で代金を払って、セルフサービスで席に運ぶシステムを採っている。ル・シエールや新大和とはそこが異なる。

¥500以下のソフトドリンク1杯に限り、搭乗(半)券を提示してAMEXカードを出すと無料サービスの対象となる。因みに、古風なインプリンタをガチャガチャとやって会計処理するのは、ル・シエールや新大和と同様である。

小生は、胡麻ミルク珈琲¥390を所望。後で気が付いたが、大サイズでも¥440なので、どうせなら大サイズをオーダーした方が良かったか。

さて、初体験の胡麻ミルク珈琲であるが、一言で言うと、胡麻とミルク、そして珈琲がこれほど相性が良いとは新鮮な驚きであった。これを見つけだした人は偉い。
胡麻ミルク珈琲

この上島珈琲店、割と繁盛しているようで、空席を見つけるのが少し難しいこともあるかも知れないし、カードラウンジをイメージしていると当てが外れるかもしれないが、今まで神戸空港には何も無かったことを考えると、充分満足できるサービスであると言える。なお、奥の席は喫煙席になっているので、利用時には注意されたい。

店内が混み合ってきたので、程々に店を出て、ポートライナーで三宮へ。時刻は既に8時30分。ANAやスカイマークの到着便で空港入りした乗客は既に目的地に向かって発ってしまったので、ポートライナーはガラガラである。

そこで、少し恥ずかしいが、前面展望を楽しむために先頭座席に陣取ることにした。

雨足が強くなってきたので、残念ながら風景は今ひとつだったが、それでもポートライナーの加速感は充分楽しめる。恥ずかしついでに携帯で動画を記録して遊んでいるうちに、神戸の町並みが見えてきて、三宮に到着。

ここから、爆速新快速で大阪まで、相変わらずの混雑ぶりで、12両も繋いでいるくせに補助席に座る羽目に。でも、補助席にありつけただけまだマシである。


後は、環状線、阪和線を経由して、10時過ぎに帰宅。

快適でお得な夏の空の旅というタイトルとは裏腹に、なぜか眠れなかったのは辛い。よって、台風にかこつけて、本日は大人しくしている予定である。自宅で充分休養しないと身が持ちそうに無い。

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