復路:10月9日(月) →東岸和田:阪和線普通 東岸和田→関西空港:関空快速 関西空港→羽田空港:JAL1322便 羽田空港→浜松町 :東京モノレール 浜松町 →東京 :京浜東北線 東京 →八王子 :中央線快速 運賃:¥780 +¥11,350+¥960
3連休の最終日。東京へ向かう交通機関の混雑は、何時も頭の痛い問題である。
悩んでいるうちに、ANAの羽田行き最終976便は予約が埋まってしまい、今回もJAL1322便で帰京することになった。以前よりは随分マシになったとは言え、JALのことだから5分~10分は到着が遅れる可能性が高い。
そこで、自衛のために、前方席通路側を確保し、羽田到着時に素早く降りることを目論む。
しかし、なぜか、予約時には後方座席しか指定できない。満席に近いためか?
10月から機材はB767に変更されたとはいうものの、後方座席では出遅れること必至である。もちろん、クラスJに空席があればそれに越したことは無いのだが、特割1クラスJは既に■の状態である。空席待ちを入れたとて、ステイタスなぞ何もない小生に廻ってくるはずが無い。
そこで、出発前日22時からOKのWebチェックインに希望を託すことにした。Webチェックイン時に座席の再指定が可能となるからである。
見ると、前方にも多くの指定可能座席が残っている。予定通り、前方席を確保してチェックイン完了!!
さて、今宵の翼は、JAL1322便である。
Webチェックインを済ませていること、どうせ、カードラウンジは閉まっていることから、出発当日は、できるだけ自宅で粘ることにした。実際には、帰京準備でバタバタして、出発が遅くなってしまっただけであるが。
それにしても20時40分まで自宅に居て、その夜の内に帰京できるのは、飛行機ならでは。のぞみだと30分は早く出ないと間に合わない。それでいて大した割引は無いのだから、新幹線は良い商売をしている。
いつものように、最寄り駅から阪和線普通列車、関空快速を乗り継いで関空まで。たった3両の短すぎる編成である。これで折り返した時に、関空からの乗客をうまくさばけるのか?
関空快速は定刻、20時42分に関空に到着。Webチェックインのお陰で、電車を降りたその足で、南ゲートでチェックを受ける。なお、南ゲートはこの時間帯でもゲートを2つ開けているので混雑が無いのは助かる。
Skipサービスと違って、セキュリティチェックで打ち出される紙片が搭乗券を兼ねているので、後々の事を考えて、無くさないようにしないといけない。
チェックを受けて、空港内の写真を2、3枚撮って、24番ゲートに着いた頃、丁度搭乗開始となった。自分でも驚くくらいタイミングが良い。
時刻は21時50分。出発20分も前から搭乗させるのはJALらしくない。でも、意地でも定刻に出発させてやろうという意気込みを感じて嬉しくなってくる。
最初は、ポツリポツリと人が乗ってきたものだから、案外空いているのかなと思っていたが、出発近くになると、結局、搭乗率100%となる。
しかし、2+3+2のB767、しかも前方席ということもあって、狭苦しさは、さほど感じない。それにしても、往路の伊丹便は、ホント、息苦しかった。
22時10分。JAL1322便は、見事、定刻にドアクローズ。これで羽田側でトラブルが無ければ、定刻到着が期待できる。
出発後、機内照明を落とすのはいつも通りである。小生は昼寝済みであるので、機内誌を読み、NHKニュースを聞くことにする。
安倍総理が、今夜、韓国から帰国すると聞いて、羽田空港の様子が少し気にはなった。しかし、もう23時前である。仮に、政府特別機の到着時に影響があったとしても、既に平常に戻っているだろう。
途中、たいした揺れもなく、順調に飛行し、JAL1322便は23時10分頃に羽田C滑走路に着陸した。その後は、例によって、翼の付いた超大型バスに変身して、空港を半周し第1ターミナルに到着。
23時17分。定刻より3分も早い。お見事である。
これで、3週連続の羽田マラソンは回避できた。この時刻だと、23時29分発の快速モノレールに充分間に合う。中央線沿線に帰宅する者にとっては、高尾行きの中央線快速最終に接続する、29分発のモノレールには何としても乗りたい。これを逃すと、八王子到着は30分も遅れてしまう。
モノレール、そして、中央線快速とも余裕で着席でき、また、鉄道もダイヤ通りの運行で、この時間帯にしては意外にも快適に移動できた。これも、JAL1322便が定時運行してくれたお陰である。
単身赴任を始めて、丁度3年が経過したが、今回ほど、こちらの計算通りに事が進んでくれた事は無かったように思う。例外中の例外である。やはり、常々リスクをヘッジし、必要十分な余裕を持って行動することが、大切ということであろう。