東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

上下移動の乗換え試練の旅

2012-04-07 22:45:14 | 新幹線

復路:3月25日(日)      →大阪   :関空/紀州路快速 大阪   →米原   :新快速近江塩津行き 米原   →大垣   :普通大垣行き 大垣   →浜松   :新快速浜松行き 浜松   →静岡   :普通熱海行き 静岡   →新横浜  :ひかり476号 新横浜  →八O子  :横浜線 運賃:青春18きっぷ+¥4,930

青春18きっぷシーズンの日曜日。

今回は、東海道線を乗り継いで帰京する。

旅のスタートは、馴染みの関空紀州路快速から。大阪まで乗り換えなしで行くことができるのでありがたい。

大阪から乗車する新快速。

過去、東海道を米原方面に昼間移動するときには、尼崎まで逆行して、座席確保するのを常としていた

その頃は、昼間の新快速は、8両編成だったため、休日の混み具合は尋常ではなかった。

しかし、今や、新快速は、12両編成である。

よって、朝夕のラッシュ時は別として、尼崎まで逆行せずとも、座席確保は困難ではなくなっている。特に12時前後の新快速は、大阪で結構空席が出る。

そのため、今回は、尼崎まで逆行することなく、普通に大阪から米原方面の新快速に乗車する予定。ただし、今回の旅程では、関空紀州路快速から新快速近江塩津行き(後ろ8両は米原止まり)への乗り換え時間は2分しかない。

それで、大阪到着前に席を立って、扉付近へ移動する。

速やかに、東海道線ホームヘ移動。したつもりだったが、体は尼崎逆行が染み付いているためか、なんと、気づいたら三ノ宮方面5番ホームの階段を駆け上がっていた

止まっている新快速のクロスシートの向きが逆だったので、間違いに気づく。

再び階段を駆け降りて、7番ホームヘ移動。

重たい荷物を持っての上下移動のため、ふくらはぎを痛めてしまった。齢には勝てない。

なんとか、本来の新快速近江塩津行きに乗車して、一息つく。予想通り、比較的空いていた。クロスシートに一人だけ。の箇所が多い。

ほとんど発車間際の乗車であったが、小生の隣も空席。ここで、持参の睡眠薬を服用して、爆睡移動に備える。

しかし、睡眠薬の効果が発現するまで、なぜか時間がかかる。頭はぼんやりしているのだが、意識はある。漸く意識を失ったのは草津手前。そして、彦根で目覚める。体内GPSはきちんと作動している様であった。

長旅に備えて、米原到着前に車内トイレを済ませ、そして下車。

米原での乗り換えは、ホーム対面での乗り換えと跨線橋を渡る乗り換えとが半々だが、今回は、不幸にして跨線橋を渡らないといけなかった

重たい荷物と、痛む足を引きずって、跨線橋を駆け上がり、そして駆け降りて、丁度7番線に入線してきた大垣行きに乗車。

なんとか、座席は確保できたが、試練である。最近では、米原~大垣間、最低でも4両は繋いでいる様なので、それほど慌てなくても良かったのかも知れない。

ほぼ、定員乗車の状態で、列車は定刻に、大垣に向かって出発。

線路際、所々に雪が残っている。近くにスキー場があるのは伊達では無い。

大垣到着。

ここで、新快速浜松行きに乗り換える。

なんとなく悪い予感がしていたが、列車は1番線に到着。やはり、ここでも、跨線橋を渡って5番線の新快速に乗り換えないといけないらしい

ええかげんにしてくれ。

まだ、足の痛みは引いてはいない。

折り返し運転だから仕方が無いのかもしれないが、もう少し、乗客の便を考えて、配線を改良するなどしてほしい。

新快速浜松行きは、6両編成。

ここでも、跨線橋を降りたら、丁度、5番線に列車が入線してきた。見る見るうちに席が埋まっていき、ほぼ100%の乗車率、立ち客ちらほら状態で出発。

まだまだ寝足りないので、再び睡眠薬を服用して、爆睡移動を試みる。

ところが、本日は、なぜか睡眠薬の効果が出ない。

結局、半分眠ったような眠っていないような状態で豊橋まで。それよりも足の痛みが続いている。長時間の乗車は全く苦にはならない小生だが、今回ばかりは、頻繁に姿勢を変えないと辛い。

豊橋を出発してからは、完全に意識を失い。浜松まで熟睡。

この新快速、ひょっとして、後ろ2両を豊橋で切り離すのかと思っていたが、そうでは無かった様である。

浜松では、今度こそ、ホーム対面での乗り換えを期待していたのだが、叶わず

階段を降りて、昇って隣のホームヘ移動。

特に、今回は足が痛いので、ホント、試練である。お年寄りや体の不自由な方の辛さがよくわかった。

車両や人員の運用の都合で運転区分を分けるのは仕方が無いとおもうが、だからといって、乗客に上下移動を伴う乗り換えを強いる姿勢は、...流石、殿様商売のJR東海様である。

浜松から乗車した、熱海行きは、もちろんロングシートであるが、6両編成だったため、それほど混み合っている訳ではない。

袋井まで来ると、そこそこ、空席も目立ってくる。

ロングシートなので、車窓を眺めるのは困難ではあるが、時々、窓の向こうを眺めると、よく言われるほど単調な風景ではない様な気がした。焼津付近では、少しばかり海の景色も見えた。

せっかく、熱海まで行く長距離普通列車ではあるが、エエかげん疲れてくるので、静岡で降りて、後は、新幹線でワープする。

静岡到着後、一旦、改札を出て、夕食を物色する。

この時ばかりと、4月30日期限のJALのクーポンを使って、ビックマックセットを入手。それだけだと物足りないので、東海軒で、駅弁、幕の内弁当¥750も購入した。

新幹線待合室で、とりあえず、ビッグマックを平らげて、駅弁は車内で頂くことにする。

程無く、ひかり476号は入線。

できるだけ空いている場所が良かったので、先頭16号車(喫煙席)を指定していた。

予約段階では、ガラガラのはずだったが、いざ、実際に乗車してみると、結構人口密度は高い。

もっとも、小生が予約していた3列シートにはだれも居なかったので助かった。

早速、弁当を頂く。

昨年の丁度今頃、同じ弁当を食べたが、無難なレベル。ごちそうさまでした。
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弁当を食べた後は、3席使って、横になる。

非常に快適であるが、先程の熟睡が効いて眠れない。

3度目の睡眠薬を服用しても良かったのであるが、副作用が出ると困るので、止めておいた。1時間足らずの乗車で、新横浜到着。やはり、ひかりは速い。ワープするなら、こだまよりもひかりである。

再び青春18きっぷを取り出して、横浜線に乗車する。

幸い横浜線でも座席を確保でき、車内では、紀行文の作成に専念する。

八O子到着は、20時25分。ここから路線バスに乗車して帰宅する。

それにしても、接続列車の乗り換えが別のホーム、すなわち上下移動が必須となっているのは絶対間違っている。と確信した帰京の旅であった。

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