復路:6月11日(日) 鳳 →関西空港:関空快速 関西空港→羽田空港:JAL1320便 羽田空港→浜松町 :東京モノレール 浜松町 →東京 :山手線 東京 →豊田 :中央線各停 豊田 →八王子 :中央線快速 運賃:¥780+¥9,500(バーゲン)+¥960
日曜日の夕方、いつものようにJALのホームページをチェックしていたら、異変に気がついた。
今宵搭乗予定のJAL1320便の予約表示が出ていない。WEBチェックインも不可能。確かに支払いも済んでいるはずなので、何らかのトラブルが疑われた。そこで、早速JALに電話したところ、急遽、機材が変更され、出発時刻も21時35分になったとのこと。
こちらは、必ずしも21時出発にこだわるわけではない。一番困るのは、空港に着いてから予告無く遅れる場合である。今回のように早い段階で告知してくれたおかげで、夕食後自宅でゆっくりとできた。
ただ、本音を言うと、今宵は羽田発22時30分のリムジンバスで快適に八王子に戻ることを期待していたのだが、この願いは儚くも消え去ってしまった。
最寄駅でICOCAをチャージして、いつもより、一本遅い関空快速で関空へ向かう。この快速は正確には関空・紀州路快速で、前5両が関空行き、後3両が和歌山行き、日根野で分割する。関空・紀州路快速は、いつもより、乗客が多く東岸和田でようやく席にありつけた。
日根野到着。ここで分割する。あれっ? 今宵はなぜか乗客が多い。日曜日のこの時間帯、関空方面はガラガラのはずなのに。何か変だなと思っていたら。”この列車は紀州路快速和歌山行きです。関西空港には参りません”と言うアナウンスを聞いて、”ヤバイ!!”列車から飛び出した。
実は、この列車、前5両が和歌山行き後3両が関空行き、小生が乗っていたのは前の車両、危うく和歌山に行ってしまうところだった。危ない、危ない、油断大敵である。小生としたことが日根野発車間際に気がつくなんて。
20時45分関空に到着。チェックインするときに、ダメモトでクラスJへの変更を試みたが、やはりダメ。混み合わないうちにさっさと手荷物検査を済ませる。
最近は、南検査口の方も真面目に2つ開けているようで、比較的空いている。これならわざわざ遠回りをして北検査口(ANA側)に行く必要はなさそうだ。
今宵の翼はJAL1320便である。
遅延と表示された案内を仰ぎ見ると、相変わらず26番スポットという端の方からの搭乗である。
機材は鶴のマークのB747に変更された。さすがにでかい。1年前、当便に使用されていたMD81とは比べものにならない大きさである。
21時20分搭乗開始。
乗ってみて、改めてびっくり。B747は国際線仕様であった。幸いにも隣のJ席、その隣のK席とも空いており、3席占有して超快適、クラスJは無理だったが、それ以上の値打ちがあったかもしれない。でもやっぱり、昔のスーパーシートに乗ってみたかった。
結局、出発は21時45分となった。
途中、一度大きな揺れがあったが、その後はいたって平和。22時45分に羽田到着。18番という遠い所に到着したので、急ぎ足でモノレール駅に向かう。いつも思うのだが、動く歩道の真ん中をゆっくりと歩くのはやめてくれ。抜かそうにも抜かせない。
いつものように、休日限定のモノレール&山手線内割引きっぷをICOCAで購入し、23時ジャストの快速モノレールに辛うじて間に合う。そして、京浜東北線、中央線と乗り継いで、25時前に八王子に到着。乗り越し精算もICOCAで行う。
その後、疲れていたのでタクシーを使って東京宅へ向かう。なんとか25時過ぎには到着できた。
このように、なかなか定時運行の機会が巡ってこないJAL1320便であるが、それでも昨年と比べると、JALの対応はずいぶん改善された。小生がいつも言っているように、乗客にとっては、遅れた時の社交辞令、”...遅れましたことをお詫び申し上げます...”など聞きたくもない。それよりも、正確な情報を如何に速やかに伝達できるかが、顧客満足度を向上させるキーポイントである。遅れることが事前に分かっているのなら、対処方法も色々と検討できるのだから。