東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

年末の東海道B級?グルメの旅

2010-12-29 07:22:00 | 列車

おべんとう冬@崎陽軒往路:12月29日(水) 八O子  →新横浜  :横浜線普通 新横浜  →静岡   :ひかり461号 静岡   →浜松   :普通浜松行き 浜松   →大垣   :新快速大垣行き 大垣   →米原   :普通米原行き 米原   →大阪   :新快速姫路行き 大阪   →     :関空/紀州路快速 運賃:¥4,930+青春18きっぷ1回分
昨日で仕事納め。今年最後の帰郷の旅。

例年なら、納会の後、ムーンライトながらを目指して、東京駅へ急ぐ所であるが、ファンクルで当選したロイヤルホストで朝食バイキングの後、帰京の旅に出る予定をしていたので、翌朝、在来線で西へ向かうことにしていた。

ファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムであり、小生は度々利用している。本来¥1,000くらいする朝食バイキングが60%オフすなわち¥400程度で済ませることができるので、非常にお得である。ちなみに写真は、10月に訪問したときのもの。

ファンくるの登録は、以下のバナーから可能。
fancrew


納会の後、直ぐに眠って朝の3時頃に起床。年末の疲れのためか、胃の調子が今一である。こんな事では朝食バイキングどころでは無い。

予定が狂った。

胃薬を服用して、暫く、ベッドで横になる。

回復を待って、計画を組み直して出発するが、体調が悪い時には、朝食バイキングは止めておいた方が無難である。残念だが仕方が無い。

朝一番の路線バスに乗車して、JR八O子駅に到着したのは、6時10分頃。ここで、6時13分発の横浜線に乗車して、新横浜で降りる。

帰省ラッシュのこの朝、待合室は立錐の余地も無い。

朝食バイキングは諦めたが、狙っていた駅弁があった。

それは、崎陽軒のおべんとう冬

¥640という良心的な価格と、何よりも、ヘルシーで非常に美味しい。サイズ的にも朝食に最適である。

目的の品を購入後、寒いのを覚悟で、ホームのベンチで過ごす。

ここも人が一杯である。到着するのぞみは、どの列車もほぼ満席の様子。考えてみると、2003年にスタートした単身赴任生活で、新幹線を使って年末帰郷するのは今回が初めてである。従って、年末の混雑する新幹線の様子も、今の今まで知らないでいた。

定刻に、ひかり461号は到着。今回も、エクスプレス予約で隣りが空いている席をなんとか探しだして予約したのだが、果たして隣は居るのか居ないのか?

航空機と違って、ドアクローズしても、他の車両から移動してくる人も居るので、結果は直ぐには分からないが、どうやら、2席占有に成功した模様である。

回りを見ると、3人掛け含めて殆どの座席が埋まっているので、ラッキーであった。乗車時間はたった44分ではあるが、隣が居ると、落ち着いて駅弁を食べづらいのも、事実である。

早速、おべんとう冬の包みを開ける。

こじんまりとまとまった、おかずの種類が豊富であり、その一つ一つが非常に美味しい。胃の調子が悪いことなど、つい忘れて、直ぐに平らげてしまった。

なお、崎陽軒の弁当だけあって、シウマイが2つ入っている。和風の弁当には異彩ではあるが、不思議とマッチしている。ちなみに、崎陽軒のシウマイは以下のURLから購入可能である。
〈横浜〉崎陽軒・シウマイ(6箱入)

〈横浜〉崎陽軒・シウマイ(6箱入)

価格:3,200円(税込、送料別)



朝食を済ませると、やがて、右手に富士山が見えだしてくる。残念ながら、頂は雲に隠れているのだが、車窓から雄大な姿を楽しむ事ができた。

暫く微睡んでいると、静岡に到着。44分はあっという間であった。

このまま、新幹線に乗って新大阪まで行けば快適なのだが、予算の関係もあって、ここで在来線に乗り換える。

次に乗車する普通浜松行きは、三島始発の列車なので、既に多くの乗客が居たが、静岡で降りる人も多く、なんとか着席できた。と言っても、立ち客もそこそこ居る。

窓から入る日差しを避けるため、アイマスクをして、眠りに入ろうとする。

もう少しで眠りに入れそうになった頃に、終点浜松到着。

次に乗車する新快速大垣行きまで、10分以上も時間があったので、ここで、売店を物色するが、あまり、良さそうな物は無い。

ここから本格的に眠って移動するためにも、何か軽く食べておこうと思って隅々まで調べていると、味噌カツサンドなるものを発見して、購入した。当たりか外れかは食べてみないと分からない。

やがて列車がやってきて乗り込む。8両編成ということもあって、浜松出発時の乗車率は30~40%程度で非常に空いている。

発車後、景色を見ながら、先程の味噌カツサンドを食べながら睡眠薬を服用する。

駅の売店で購入した¥240の味噌カツサンド、結果は当たりであった。

カツサンドと言えば、ソースと辛子と相場が決まっているが、味噌ソースとの相性も抜群に良くて美味しい。恐らく中京圏以外では入手は困難かと思いきや、楽天で類似商品が通販で購入できることが分かった。



晴れた旅の日、景色を眺めながら至福の時を過ごす。そして、豊橋を過ぎたあたりから、意識を失う...。

気が付くと、岐阜に到着していた。姿勢が悪かったためか、首が痛い。

恐らく、大垣バトルは無いと思ったが、トイレを兼ねて、前方車両に移動しておく。

定刻11時46分に大垣到着。やはり、ダッシュする人は誰も居ない。次の米原方面の列車は、1番線から12時11分発なので、かなり時間を持て余してしまう。

改札の外に出ても、何も無いのは先刻承知だったので、1番線の乗車位置に並ぶことにした。

次の米原行きは、4両編成らしい。乗車位置①から④で並んで待つようにとのアナウンスが流れる。並んで待つのは苦痛ではないのであるが、なんせ、ホームが寒いのが辛い。

待って待って12時過ぎに、漸く米原行きが入線してきた。乗車率は50%くらいで、意外な感じがしたが、暫くすると謎が解けた。

間もなく、3番線に豊橋始発の新快速大垣行きが入ってきた。扉が空くと、皆、一目散に跨線橋を目指してダッシュする姿が目に入った。そして、小生が乗車している米原行きに駆け込んでくる。徐々に席が埋まっていき、そのうち立ち客が出る始末。

つまり、この12時11分発の米原行きは、名古屋方面からの新快速2本に接続しているのであった。つまり、大垣での接続時間が短い場合には、やはり、大垣バトルになってしまう様である。

米原で降りて、ホーム向かい側に停車している新快速姫路行きに乗り換える。

昼間、大阪近辺では、常に混雑している新快速ではあるが、米原ではガラガラである。発車後、再び、睡眠薬を服用して、車窓を眺めながら眠りに入る。

野洲付近で記憶を失ったが、目覚めた時に、三ノ宮付近まで寝過ごした様な気がしたものだから慌てて駅名標を確認したら、まだ高槻だった。

ここからはボンヤリと過ごして、大阪で降りる。

年末で人が多いのに加えて、ターミナル工事が急ピッチで進められており、雑然とした様子に輪をかけている。しかし、この空気に触れるとなぜか安堵感を覚えるのは不思議である。

環状線ホーム、1番線に立って考えた。

東京宅を発ってから既に8時間以上経過、B級グルメを楽しみながら、静岡から在来線を乗り継いで大阪まで。

流石に毎週毎週、こんな事は出来ないが、青春18きっぷのシーズンで、ムーンライトながらに少し飽きたときには、こんな帰郷の旅があっても悪くはない。

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