東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

身勝手な輩

2005-09-09 23:43:00 | ムーンライトながら
往路:9月9日(金)
八王子→東京 :中央特快
東京 →名古屋:ムーンライトながら
名古屋→鶴橋 :難波行き特急
運賃:青春18切符1回分+¥4,550


夏の青春18きっぷシーズンも明日で終了する。私の切符も残すところ、あと1回分のみとなった。今回の帰省で綺麗に使い切ることになる。

  今宵の宿はムーンライトながらである。

週末にしては非常に珍しく、定刻に発車する。やはり、指定席は満席とのアナウンスが流れている。9月に入り、乗客の年齢層は週を追って、高くなっているような気がする。周りを見回しても、学生らしき人物は見あたらない。

しかし、18きっぷのシーズンは、相変わらず、低レベルの乗客が多いようだ。
前のおっさんが、煙草を吸いだした。”おえ、ここ、禁煙席やで”と注意してやる。

隣の兄ちゃんが、センターアームをはみ出して、肘を伸ばす。普通なら、押し返せば引っ込めるが、頑として動かないので、”もうちょっと、ひじを引っ込めて”と口に出して抗議する。

名古屋で有人改札を出るときに、ながらから降りた婆軍団が、改札の流れを遮断して、駅員と何か、やり合っている。後ろには、長い18きっぷ改札の列ができている。こっちは、乗り換えを急いでいる。改札を出たい乗客が他にも多数いる。”おえ、通したれや”と罵声をあびせる。

と、まぁ、こんな感じである。なんと身勝手な輩が多いことか。

物怖じしていては、18きっぷシーズンのムーンライトながらには乗れない。私も、普段とは一変して、貧しそうな服装をし、ガラの悪そうな大阪のおっさんを装うことにしている。

18きっぷやムーンライトながらを無責任に勧める書物やWEBサイトも多いが、これが現実である。安い分、リスクがあることを十分覚悟してかかるべきである。私も、この組み合わせを利用して、1年以上経過し、20回くらい乗車したが、旅行一回につき、平均して一度は不愉快な思いをしている。だから、安易に人には勧めない。

さて、話は、先に飛んだが、今宵は、幸いにも検札が早かった。おかげで平塚あたりで夢路に入ったようである。恐らく、小田原では大混雑があっただろうが、私は知らない。目覚めると西小坂井という、豊橋の次の駅に到着するところであった。やはり、周りには立ち客が大勢いる。

しばらく、ウトウトして、名古屋で降りる。そのときの事情は先ほど述べた通りである。

今朝は、東大阪市の実家に立ち寄るため、名古屋発6時30分の特急で鶴橋まで向かう。次回の帰省に備えてビスタカードも購入する。そして、いつものように、空いている特急で、2席使って本格的に眠る。降りたたみ椅子と、空気枕を2つ登場させて簡易ベッドを作ったので、非常に快適である。

大阪府に入って目が覚めた。あたりを見回すと、知らない間に、結構な乗車率となっていた。ちょっと顰蹙を買っていたかもしれないと、ガラの悪そうな大阪のおっさんのまま、大阪入りした自分を反省した。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PR