ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

歩きながらの煙草は危険!

2011-09-30 00:27:17 | 足漕ぎ車椅子COGY(コギー)関連
昨日は、ゆうやは意欲的に足漕ぎ車椅子Profhand(プロファンド)に乗りました。

学校から帰ってきてから駅まで乗ったのですが、途中、大通りを渡りました。
駅の改札に行くために、大通りの手前と、渡った向こう側と両方にエレベーターがあります。
ゆうやは、大通りを渡った方のエレベーター前まで頑張りました。

そしてそのエレベーター前で、ヘルパーさんに通常の車椅子に乗り換えさせて頂きました。
帰りは私が足漕ぎ車椅子に乗ります。

ちょうど涼しい風が頬を撫で、気分爽快でペダルを回しました。
ところが大通りを渡ろうとした時です。

ぷ~んとタバコの臭いが漂って来ました。
ふと見ると、少し前を歩いている男性が歩きながら煙草を吸っていました。

けしから~ん!

たばこの煙は、風に乗ってどんどんこちらに流れてきます。
灰まで飛んでくるではありませんか。

私は、足漕ぎ車椅子のペダルを回す速度を上げました。

けれども、そうそうスピードが出るわけでもありません。
私は、かなりペダルを速く回し、大通りの真ん中あたりで、やっとその男性を追い越すことができました。

やれやれ~。
これで、煙と灰の被害に遭わずに済みます。

気を抜くとすぐに追い越されそうだったので、私は家までペダル回転の速度を落としませんでした。
私が足漕ぎ車椅子に乗っている姿を誰かが見たら、足の回転が速すぎて笑うかもしれないな、と思いました。

自分で自分の姿を想像してもふっと笑ってしまいました。

しかしながら、道で歩きながら煙草を吸う人に心底腹が立ちました。
車椅子に乗っていたら、煙草の火がちょうど顔に当たるのです。
ゆうや達障害者がこのような目に遭うことを考えると、歩き煙草禁止条例などの対策を願います。

喫煙者は煙草を吸って気分転換になるかもしれないけれど、まわりの人は大迷惑です。
健常者は、嫌ならその場からすっと立ち去ることができるけれども、障害者はそうはいきません。

私は、煙を外にまき散らさない喫煙者用ヘルメットのようなものができたら、障害者も安心して街に出られるのになあ、なんて思いました。


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給食も放射性物質検査を始めました

2011-09-29 00:37:54 | 地震・防災関連
ゆうやの通う特別支援学校では、毎日給食が出されます。

この度、2学期から学校給食で使用する食品の放射性物質検査、いわゆるモニタリング検査を行われることになったそうです。
これは、学校給食の食材への放射性物質に関する保護者の関心が高いため、保護者の不安を払拭するために検査が実施されるとのことです。

実際に検査をする食品は、牛肉、豚肉、鶏肉、青果物、魚介類などです。
これまでに、出荷制限等があった県などを対象に検査をするそうです。

検査項目は、放射性ヨウ素と放射性セシウム(134と137)です。

結果は、市のホームページと財団法人大阪市学校給食協会のホームページで公表されるそうです。

私はこのお知らせが書かれたプリントを頂いたとき、正直驚きました。
関西の学校で、このような放射性物質検査をするとは思ってもみませんでした。
自分の生活の中で放射性物質を意識することがなかったからです。

ゆうやも私も、頻繁にCT検査を受けています。
もう、ほんとにしょっちゅうです。
放射線をかなり浴びています。

私などは、癌治療で放射性ヨウ素を体内に入れました。

放射性物質を食品といっしょに体内に入れてしまった場合の処置として、蒸留水を大量に飲んでいます。
ゆうやも最近お水を飲めるようになったので、ゆうやも蒸留水を飲んでいます。

ちなみに肺に入った放射性物質はなかなか取り除くことができないので、マスクで対策をするしかないようです。

学校給食で放射性物質検査が始まりましたが、家庭ではそこまで対応できません。
我が家では、もっぱら蒸留水の飲用で放射性物質への対応としたいと思います。



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18歳の誕生日を迎えて

2011-09-28 00:55:34 | 日記


昨日は、ゆうやの誕生日でした。

誕生日ケーキのろうそくを吹き消したいと、ゆうやから希望がありました。
私は、ゆうやの好きな「らねっと」さんのキャラメルチーズケーキをラウンドで予約しておきました。
ケーキカットをしなくてもいいように、あらかじめカットしておいてくださいとお願いしました。

昨日の夕方、私は歩いて「らねっと」さんに行きました。
自転車だとガタガタ揺れて、ケーキが台無しになってしまうと思ったからです。

「らねっと」さんは、「Happy Birthday ゆうやくん」と、クレープを台紙にしてチョコレートで書いてくださっていました。
私は、そっとケーキを受け取り、慎重に家へ持ち帰りました。

夕食には、ゆうやの好きなサーモンを用意しました。

夕食後、いよいよ誕生日ケーキの登場です。
ちょうど入浴介助に、ケアステーションの社長さんが来てくださっていました。
ゆうやは、ケアステーションからバースデーカードを頂きました。

ゆうやは18歳になるので、ろうそくは18本立てたいところですが、ゆうやにとって火を吹き消すことは結構難しいので、5本だけゆうや側に立てました。
社長さんがろうそくに火をつけてくださいました。
照明を消して、皆で「ハッピーバースデー トゥ ユー♪」を歌いました。

ゆうやは、一生懸命「ふ~ふ~。」と息を吹きかけ、なんとか自力でろうそくの火を全部消すことができました。
その後ケーキを食べることになったのですが、ゆうやは喜びすぎてなかなか食べ始めることができませんでした。

隣でにこにこ笑っているゆうやは、今日で18歳になります。
私は、ゆうやが誕生した時のことを思い出していました。

「ゆうや、ゆうやは生まれてすぐに救急車に乗ったんだけど、覚えている?」
「う~ん。覚えていません。」

ああ、ゆうやは忘れたのですね。
私は少しほっとしました。
ゆうやは、小さい頃、お腹の中の記憶もあったので、救急車で運ばれたことやひとりぼっちで辛かった入院生活のことなども覚えているのではないかと思ったのです。
誕生して18年の間に、新しい情報が沢山入ってきて古い情報が消えていったのですね。
これも成長している証だと思いました。

さあ、この1年は特別支援学校卒業や事業所への通所、新しい出会いなど、変化がいっぱいです。
おおいに楽しんでいきましょうね。


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新幹線に乗るために

2011-09-27 00:05:59 | バリアフリー関連
昨日は、特別支援学校へ修学旅行説明会に行ってきました。

修学旅行についてのパンフレットには、行き先や行程が書かれていました。
新幹線の座席についての頁は、空白でした。
新幹線の団体予約は、1ヶ月前からでないとできないそうです。
修学旅行までまだ1ヶ月以上あるので、まだ予約がとれていないのですが、多分とれるであろうという想定で話が進められました。

先生方は、生徒に「さくら」や「みずほ」に乗せてあげようと思ってくださったのですが、「さくら」や「みずほ」には着替えなどができる個室がないそうです。
その上、団体予約を受け付けていないそうなのです。
それで、ゆうや達は「のぞみ」に乗ることになりました。

「のぞみ」には車椅子スペースのすぐ近くに身体障害者用のお手洗いと、個室があるそうです。
障害の程度が重い生徒は、おむつ交換が必要になります。
やはり個室は必須です。

「のぞみ」が駅に停車する時間は3分だそうです。
その3分の間に、ゆうやたち生徒を含め、全乗客が乗車しなければなりません。
ぐずぐずしていたら、乗れなくなってしまいます。

先生方はあらかじめホームで、すぐに乗れる準備を整えられるそうです。
そうは言っても、ゆうやは立つこともできませんから、乗る前に車椅子をたたんでおくことなどできません。
「のぞみ」が到着してすぐに車椅子から降ろして、座席に座らせ、そして車椅子をたたんで車両に乗せ、荷物も運び込まなければなりません。

短時間に何人もの生徒に対して、そんな早業ができるのでしょうか。

ある特別支援学校で、新幹線に乗せるために保護者もホームで手伝ったそうです。
すると、保護者が降りる前にドアが閉まってしまい、その保護者は次の駅まで行くはめになったそうなのです。

このようなことになってはいけないので、とにかく保護者はホームには来ないでください、とのことでした。
先生方の技で、生徒達を短時間で乗せますとのことでした。

新幹線に乗るだけでも、大変なスピードと重労働が求められるのです。
私は、この話を伺っただけでも、先生方に頭が下がる思いです。

ゆうやは、新幹線に乗れることをとても楽しみにしています。
生徒達のにこにこ笑顔は、先生方の深い愛情に支えられているのでした。



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特別支援学校の修学旅行の準備

2011-09-26 00:03:00 | 日記
ゆうやは高校三年生です。
特別支援学校では、高校3年生で修学旅行へ行きます。

行き先は九州です。
生徒達を新幹線に乗せてあげたいという先生方の思いもあり、ゆうや達は新幹線に乗って九州へ向かうそうです。

新幹線に乗ると言っても、そう簡単なことではありません。
生徒全員が身体不自由なのですから、車椅子の数も相当なものです。

車椅子をとめるスペースの問題があります。
乗車中のトイレの問題もあります。

先生方が介護してくださるのですが、かなり大変だと思われます。

以前、JRに乗っているときにゆうやが車内のトイレを使用しました。
男性2人で介助してもよろめきました。
その時、私は車椅子を担当しました。
走る列車の中でのトイレ介助は、合計3人が必要でした。

介助の負担を減らすために、修学旅行の生徒の荷物や学校からの荷物はあらかじめ宅急便で送るそうです。
今日はどのような荷物をまとめるか、学校で説明会があります。

移動もさることながら、もっとも大変なのは入浴だと思います。
これも先生方が介助してくださいます。
ゆうやもそうですが、座位がとれない生徒も多々いるため、浴室での着替えにマットを用意してくださるそうです。
クッション性があり、尾骨骨折しているゆうやが横になっても痛くないようなタイプのものです。

特別支援学校の修学旅行は、通常の修学旅行よりも荷物がはるかに多いです。
保護者も、かなりの荷物を用意します。
多分、大きなカバンはパンパンになるでしょう。
薬を服用している場合は、もちろん薬も持参します。

修学旅行はもう少し先ですが、私達保護者は準備をはじめています。

どんな修学旅行になるのでしょうか。
ゆうや達が楽しんでくれたらいいな♪と思います。



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