瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
9月27日は、ゆうやの誕生日でした。
ゆうやから「春巻とケーキが食べたい♪」とリクエストされていましたので、誕生日の数日前にケーキの予約をしました。
ゆうやはイチゴのケーキをリクエストしていましたが、今の時期は良いイチゴがないと聞きました。
そこで、ゆうやはイチジクがあまり好きではないので、イチジク抜きのフルーツたっぷりケーキをお願いしました。
また、スポンジが見えるぐらい薄く生クリームを塗り、スポンジとスポンジの間にジャムを薄く塗っていただくようお願いしました。
ゆうやが作業所から帰ってくると、真っ先に「春巻とケーキある?」と確認していました。
夕食時、それはそれは嬉しそうに春巻を食べていました。
夕食後、ケーキに5本ろうそくを立てて火をつけました。
部屋の照明を落としてハッピバースデーの歌を歌いました。
まだ歌っている最中から、ゆうやは「ふ〜ふ〜。」火を消しにかかっていました。
3本まではすぐに消えましたが、あと2本がなかなか消えません。
ケーキの向きを変えてろうそくをゆうやに近づけました。
「ふ〜ふ〜。あれ?消えないね。」
何度か挑戦して、やっと火が消えました。
ケーキはとてもあっさりしていて、美味しかったです。
さて、昨日はゆうやのパパが誕生日だからということで、ホテルに連れて行ってくれました。
ゆうやの目的は、ホテルの駐車場で楽しむこととピラフの持ち帰りです。
駐車場では、ゆうやのパパの車のバックするところをとても喜んで見ていました。
レストランの持ち帰りコーナーでは、ピラフとサラダを買ってもらいました。
ゆうやは物を欲しがりませんので、毎年、プレゼントは食べるものや車に乗ること、となっています。
今年も無事に誕生日を迎えることができました。
この1年、元気に過ごせたらいいなあと思います。
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昨日、ヘルパーさんの体調不良で、夕方のケアがキャンセルになりました。
「ボク、電車に行けないの?」
「ごめんね。家に居てね。」
ゆうやはまず、帰宅してトイレに行きました。
ギックリ腰になってから初めてのトイレ介助でしたが、なんとか無事に介助することができました。
おやつを食べてからラジオを聞いていましたが、退屈そうにしていました。
「ゆうや、一緒に料理をする?」と声をかけると、明るく「する〜♪」と返事が返ってきました。
ゆうやの前のテーブルにまな板を置き、小さなナイフをゆうやの右手に入れました。
「ぎゅっと握ってね。」
私の右手をゆうやの右手に添えて、まずはハムをカットしました。
ナイフを握ってはいるものの、あまり力が入らず、ハムの形は四角形から程遠いものとなりました。
レタスやトマトも切りましたが、ナイフを握る手に力が入らず、切るのに苦労しました。
最後にきゅうりをまな板に置きました。
きゅうりは硬いので難しいかな、と思っていたのですが、きゅうりを切るときにゆうやの手に力が入りました。
ナイフの使い方がわかってきたようで、上手に切ることができました。
きゅうりを半分くらい薄切りにしたあたりで疲れてきた様子で、ゆうやは大きく息をしました。
「もうパソコンする〜。」
ここまでできたら上出来です。
ゆうやが切った野菜やハムを混ぜて、サラダにしました。
「ボク、明日も切りたい♪」と嬉しそうにしていました。
電車に乗りに行けませんでしたが、料理に参加できて良かったです。
さて、今日は何を切りましょうか〜。
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先日、ゆうやは作業所でカレンダー作りをしました。
午前中は皮膚科へ行きましたが、午後からは「カレンダー作りがあるから〜。」と言って張り切って作業所へ行きました。
帰宅してカバンを開けてみると、カレンダーが丸まって入っていました。
広げてみると〜。
なんだかとても楽しそうなカレンダーです。
かわいい動物が並んでいて、クマなどはゆうやみたいです。
幼稚園児が塗ったようなタッチですが、ゆうやなりに一生懸命に取り組んだ様子が伺えます。
彩も明るくて、良かったです。
ゆうやはヘルパーさんに「カレンダー作りました!見てください〜。」と嬉しそうにしていました。
自分でも良くできた、と満足しているようでした。
10月は、このカレンダーを部屋に飾って、明るい気持ちで過ごせそうです。
作業もリハビリも足こぎ車椅子も、しっかり頑張ろうね〜。
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昨日は祝日でしたが、ゆうやは作業所へ行きました。
作業所から帰ってきて開口一番、「鼠蹊部が痛い、痛い〜。」と訴えました。
紙パンツのゴムが食い込んでいるのかなと思っていたのですが、、、。
そうではありませんでした。
入浴後、ヘルパーさんが「ゆうやくんの太ももに水疱ができています。」と教えてくださいました。
長さが2センチほどの細長い水疱が、鼠蹊部近くにできていました。
今年に入ってから細菌感染している部分のすぐ隣です。
これも細菌感染かもしれないと思いました。
とりあえず、水疱が破裂しないようにガーゼ付きテープを貼りました。
今朝は歯科検診を受ける予定でしたが、変更して皮膚科に行くことにしました。
9時前から並んで番号札をもらい、1時間ほど待ちました。
ドクターは「この水疱は、紙パンツで強く擦れてできたと思います。」とおっしゃいました。
水疱に気を取られていましたが、太ももの内側後方に細菌感染して赤くなっている箇所も見つかりました。
水疱にも細菌感染しているところにも、抗生剤入り軟膏を塗ってからガーゼ付きテープを貼ってくださいました。
これから毎日入浴後に、抗生剤入り軟膏を塗ることになりました。
ゆうやは入浴できるかどうか気にしていましたが、「シャワー浴ならいいですよ。」と言って頂きました。
今は、寒い時期でなくて良かったです。
この水疱は作業所でできたと思われますので、作業所の職員さんに「紙パンツをそっと上げ下げしてください。」とお願いしました。
強く擦れるとこんなに水疱ができるものなのですね。
ゆうやは「痛い、痛い。」と言っていて、かわいそうになりました。
介護をする側も大変ですが、される側もなかなか大変なものがあるなあと思いました。
薬を塗って、早く治るといいね。
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昨日、ゆうやはお墓参りに行きました。
「お母さん、腰はどう?お墓参りに行けそう?」
腰痛は随分良くなり、普通に歩けるようになってきましたので、私も一緒に行くことにしました。
車に乗って出発です!
ゆうやは、車でおにぎりを食べてご機嫌でした。
到着してすぐに皆でお墓参りに行きました。
おばあちゃんも車椅子に乗り、ゆうやと2台並んで階段の下から手を合わせました。
おばあちゃんの家に戻ってからも、仏壇の前で皆で手を合わせました。
おばあちゃんは、女の子の人形を抱えていました。
おしゃべりをするその人形は、高齢者の間で今、人気なのだそうです。
お盆の時は、おばあちゃんは情緒不安定な様子でしたが、昨日は笑顔が見られました。
「ゆうや〜♪」と、孫を慈しむいつもの表情でゆうやの手を握ってくれました。
ゆうやも「おばあちゃん、手を握ってくれたね。」と嬉しそうにしていました。
皆でお昼ご飯を食べたりおやつを食べたり、楽しいひとときを過ごしました。
台風の影響で、途中、大雨が降りましたが、帰る頃にちょうど止みました。
車の乗り降りの際に雨が降っていると、おばあちゃんもゆうやも困りますのでとても助かりました。
「お母さん、今日はおばあちゃん、調子良かったね。」
おばあちゃんのことを心配していましたので、ゆうやはちょっと安心したようでした。
「やっぱり、おじいちゃんはいなかったね。写真の中にいたけれどー。」
毎回、ゆうやはおじいちゃんの登場を待っているのでした。
ゆうやがお墓参りに行って、おじいちゃんはきっと喜んでくれていると思うよ。
今回も無事、お墓参りに行くことができて良かったです。
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